6月20日(水)、21日(木)にコンベックス岡山で開催された、介護サービス博覧会に倉敷平成病院(全仁会グループ)としてブースを設け、ケアマネやリハビリ、介護職など多職種のスタッフの協力を得て参加してきました。この会は介護サービス事業者や一般企業など約130事業者が出展し、二日間で約3000人の来場があります。
その中で、我々は、岡山県下初導入施設となった、「倉敷老健のHondaの歩行アシストの体験会」と、「倉敷ニューロモデュレーションセンターについてのアンケート」を実施しました。来場される方の多くは、ケアマネや看護・介護学生が中心でしたが、全仁会グループの強みをしっかりと伝え、最新の治療法については大変興味深く、熱心にメモをとられる方もいました。中には当院の「上利先生に大変お世話になった。お礼の手紙を書きたい」「毎年平成病院さんのブースに来るのが楽しみ。今年はまた新しい取り組みですね」とのお声をいただきました。
来場される方に対して丁寧なコミュニケーションを行うことによって、全仁会グループの魅力を伝え、また私たちも地域の声を聴くことができ、大変貴重な場所となりました。二日間で658名の方がブースへお越し頂きましたが、人と人の繋がりを大切にして、今後も地道に活動をしていきたいと考えています。
渉外課 S
天領祭に参加します!
みなさんこんにちは。
じめじめした天気が続いています。みなさん体調はいかがですか?
さて、私は4月から作業療法士として入職しました新人職員のYです。入職して約3ヶ月が経ち、社会人としての新生活に少しずつ慣れてきたところです。新人作業療法士としては、まだまだ力不足ではありますが、どのようにすればその人がその人らしく生活を送ることが出来るのか考えながらリハビリを行っています。3ヶ月経ち楽しいこともありますが失敗することも多くあります。楽しさを感じた時、作業療法士になるまで日々努力してきたことが報われたと思います。失敗したときは、ヘコんだり不安になりますが、優しい先輩療法士のアドバイスや共に入職した楽しい同期が励ましによって毎日前向きに頑張ることができています。そんな先輩や同期と7月21日の天領祭に参加させていただきます。私は、広島県出身であり、はじめて岡山県のお祭りに参加させていただくため、踊りを覚えることができるかという不安もありますが、共に働くみんなとできるという楽しみがあり当日は思いっきり踊りたいと思っています。是非、天領祭で全仁会の団結力を見に来てください。
もうすぐ暑い夏が来ます。みなさんも体調には気を付け夏に備えましょう。これから患者さんが笑顔で生活できるよう頑張ります。最後まで見て頂きありがとうございました。
リハビリテーション部 作業療法士 Y.Y
上利センター長、パーキンソン病について医療講演のご案内
平成30年度ピースガーデン倉敷 老松保育園お招き交流会 開催報告
今年も6月19日に老松保育園さくら組の園児42名と引率の先生5名を招いたお招き会交流会をピースガーデン倉敷地域交流センターにて開催しました
6月に入ると2階特養のもみじユニットご入居の方々と一緒に、園児に渡すためのおやつを入れる動物カップと、七夕が近いので織姫と彦星のぬいぐるみを2組作成し始めました。『子供たちはいつ来るんかな?早よぉ来りゃええのに』と待ちきれないご様子で、ひとつひとつを丁寧に作ってくださいました。
当日は会場に2~4階をご利用の方々約70名が集合し、『今日は誰が来るん?』などとそわそわされながらさくら組さんの到着を待っていました。
定刻となり、さくら組さんの登場とともに、皆さんの目尻は下がりっぱなしで笑顔が止まりません。園児の歌や手遊びなどに合わせて手拍子をしたり、一緒に体を動かしたりしながら心温まる時間を過ごすことができました。
園長先生のご挨拶から始まり、園児たちの紙人形と歌に合わせた「ペープサート」、しゃぼんだま、むすんでひらいての手遊びと歌を披露してくださいました。最後には園児たちが一人ひとりの傍に来て、じゃんけん遊びと肩たたきをしてくれました。ひ孫のように思われる方も多く、『かわいいなぁ。上手にできたねぇ。』と愛おしそうに手や頭をなでられている。穏やかで楽しい時間を入居者様そしてスタッフ共に共有することができました。
年に一度の交流会ですが、また来年も必ず開催できればと思っています。これからも地域の皆様の力をお借りしながら、皆さんに楽しく笑顔になれる時間を沢山提供していきたいと思います。
ピースガーデン倉敷 特養 ÒT副主任 M
(許可を得て写真を掲載しています)
梅雨入りしましたね!!
こんにちは!!ヘイセイホームヘルプステーション介護タクシーです。
6月に入り、いよいよ 岡山 倉敷 も梅雨入りしましたね。例年より早く梅雨入り宣言がされ、梅雨入りが早いと、梅雨明けも早いのかな、と思いましたが、梅雨明けの予想は例年通りの見込らしいです。残念。梅雨時期は、何かと体調を崩しやすい季節。体調管理に気をつけて梅雨を乗り切りまし
ょう。
雨の日の運転はどんな人でも気を遣います。まして、身体の不自由な方が乗る介護タクシーは安全運行が絶対条件。
悪天候の日には、早めのライト消灯やいつも以上の安全確認をして、 万が一にも事故が起きないようにと心がけています。
タイヤや車両の整備はもちろんのこと、ワイパーやフロントグラスの撥水にも気をつけているドライバーは少なくありません。
強風の日などには、ドアの開け閉めを特に注意し、走行以外の部分でも気を配って介助します。
車椅子の車輪がスリップすることも、思わぬ危険につながります。
介護タクシーの乗務員は、経験や知識からさまざまな予測をして業務にあたっています。
また、送迎中の車内では、ペットの話、お花の話、ご家族の話、または政治の話など、色々な話で楽しい空間ができるよう努めています。
去年の年末、お花の話をしていたら、倉敷市中庄にお住いのご利用者様から、庭に咲いたマリーゴールドの種を頂戴いたしました。
その種を、介護タクシー駐車場横の花壇に蒔いたところ、綺麗な花が咲き、大変いやしてもらっています。
ありがとうございました。
ヘイセイホームヘルプステーション 介護タクシー I
医療ソーシャルワーカー(MSW)をご存じですか?
梅雨に入り、雨天のジメジメと晴れた日の蒸し暑さとでこの時期は体調管理が難しいですね。
適度に休養しながら元気に乗り切りたいものです。
さて私事ですが、この春3度目の異動により倉敷平成病院医療福祉相談室に配属となりました。
新卒で入職して14年になりますが、慣れない業務と久しぶりの新人の緊張感で毎日があっという間に過ぎていきます。
入職当初MSWとして配属され、老健の相談員や支援センターのケアマネージャーと異動し、また病院に戻ってきた形ですが、その間の病院の変化は目を見張る物があり、自己研鑽の毎日です。他部署での経験を活かし、救急から在宅までの橋渡し役として、患者・家族に寄り添えるMSWでありたいと思っています。
みなさんは医療ソーシャルワーカー(MSW)という職種をご存じですか?
当院では各病棟ごとに担当の相談員が配置されています。
入院を機に退院後の生活不安が大きくなったり医療費や生活費の心配、施設入所のご相談や介護保険のことなど、ご本人・ご家族のお困りごとについてご入院された病棟の担当相談員がご相談に応じます。
入院中「誰に相談したらいいかしら」と思われたら、お気軽に各病棟担当MSWにお声かけ下さい。適切な相談窓口のご案内やご利用可能な制度やサービス等について情報提供も致します。安心して入院・退院ができますように一緒に考えていきましょう。
医療福祉相談室 MN
平成30年度第2回老松保育園絵本読み聞かせボランティア報告~世代を超えて、地域とつながる~
6月19日(火)、通所リハビリの方2名と老松保育園の2歳児を対象とした絵本の読み聞かせを行いました。
今回は、Tさん(75歳)とKさん(82歳)のお2人が参加されました。
Tさんが『バスにのって』を読んでくださり、子供たちは真剣にお話を聞いていました。Sさんは『くだものいろいろかくれんぼ』を読んでくださいました。お話の中にたくさんの果物がでてきて、Sさんの「この果物何か分かるかな~?」の問い合わせには、「りんご」「バナナ」「ぶどう」「もも」「メロン」と大きな声で園児たちは答えてくれました。
最後におふたりへ園児からの手作りの首飾りをプレゼントして頂き、「みんなからのプレゼント大事にするね」と、とても喜ばれていました。Tさんから「はじめは緊張していたけど子供たちが喜んでいる姿をみて嬉しく思います。終わって安心しています」とのお言葉を頂きました。
今年度の読み聞かせはあと3回を予定しています。これからもご利用の方と保育園の園児の皆さんと有意義な会となるよう努めてまいります。
※平成30年度は5~9月まで月1回の計5回の開催を予定しています。
※了承を得て写真掲載しています。
倉敷老健 通所リハビリ 介護福祉士 N
笑顔で在宅生活を
梅雨に入り、ジメジメした気候が続いています。
訪問看護ステーションで働きだして、3年目が過ぎようとしています。雨の日に車で運転して利用者さまのご自宅に訪問すると、庭先に紫陽花が咲いているお宅もあり、季節の移ろいを感じています。
私は在宅で療養されている利用者さまのご自宅に伺って、リハビリを提供させていただいています。訪問先で利用者さまやその家族と話をする機会も大切にしています。体の調子や睡眠や食欲、痛みの具合など、病気と共に在宅でできるだけ長く生活するために、必要な情報収集としてお話をさせていただく時間は長くなりがちです。
先日、いつものように訪問させていただいているお宅で、何かの拍子に利用者さまが若かりし日々に熱中していたスポーツや、仲間と過ごした日々の思い出についてお話を聞かせていただく機会がありました。その利用者さまは、普段はベッドの上で過ごされているのですが、昔を懐かしそうに思い出しながら、はっきりとした口調でお話されました。帰り際、ご家族の方から「普段はあまり話す機会がないから...今日は本当によくしゃべってくれました。聞いてくれてありがとうございました」とお礼を言われました。
日々私が病状について話しをしていた方たちの中には、もっと自分自身のことを話すことが必要たったり、それが日々の活力につながったりすることもあるのではないか、と気付かされる出来事でした。
利用者さまの中には経験が豊かで、戦後にどのように生きてきたかであるとか、重い責任を背負って仕事をされていた時代のことであるとか、本当に貴重なお話を聞かせていただくことがあります。人生の先輩である利用者さまから日々大切なことを学んでいる実感があります。
これからも利用者さまとのコミュニケーションの時間を大切にしながら、少しでも長く在宅で笑顔で過ごせるよう、リハビリテーションを提供していきたいと思います。
ヘイセイ訪問看護ステーション K
入職して1年が経ちました
6月に入り雨が多く、梅雨がついに始まったと感じる時期になりました。
この梅雨を越えれば、もうじき暑い夏はやってくるでしょう。
季節の変わり目ですので、体調管理にお気をつけ下さい。
さて、新年度が始まり我が放射線部にも放射線技師が1人、受付が1人入職しました。
2人とも職員にも患者さんにも優しく、丁寧な対応をすることができる方達です。
自分自身も見習うことが多々有り、良い刺激をもらって仕事しています。
私は倉敷平成病院に入職して1年経ちましたが、この1年間はあっという間に過ぎたように感じます。
去年に比べて成長できているのか、部署の役に立っているのかなどと仕事時間外ではふと考えることがありますが、業務中はまだまだ先輩方についていくことに必死な日々が続いています。
そんな1年間で味わった仕事の楽しみや苦しみ、やりがいなどを少しでも多く新入職員に伝えていけたらいいなと思っています。
そして、自分も微力ながらサポートできるように日々、頑張っていきたいと思います。
放射線部 スーパー
抗うつ治療後に現れためまい
40歳代の男性がめまいやふらつきなどを訴え、当鍼灸院に来院されました。8カ月前にストレスから不安感や胸の圧迫感が現れ、心療内科で抗うつ剤の治療を開始しました。5カ月後には症状が落ち着いてきたので減薬し始め、それから2カ月後に症状の再発はないので、すべての薬を止めました。しかし、完全に薬を止めてから1週間後に、めまい、ふらつき、思考力低下などの症状が現れました。この患者さんは抗うつ剤の治療を再開せずに鍼灸治療で症状を改善したいと思って、当鍼灸院を訪れました。
この患者さんには上に述べた症状以外に、腹部に冷感があり、時々下痢をし、右の脈は緊、舌質は暗く、舌苔は薄白、舌面に水分が多い。以上の状況からこの患者さんには、胃腸に水湿と寒邪の停滞があると考えました。
治療は、胃腸の働きを良くして水分代謝を促すツボとして曲池(きょくち)、上廉(じょうれん)、足三里、中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)を取り、冷えに対して三陰交、陰交を取り、頭脳の気血運行を改善するために下関(げかん)、攅竹(さんちく)、百会(ひゃくえ)などのツボを取って鍼灸を行いました。
1回目の治療後の翌日からすべての症状が軽減し、週1間隔、数回治療した後、症状が完全に治まりました。
うつと診断された患者さんですが、胃腸の機能改善を中心に治療した結果、症状は完全に良くなりました。症状だけにとらわれず、体質の判断から治療を施すことの重要性は改めて認識できました。
ヘイセイ鍼灸治療院 MK