高齢化社会を笑顔で共に生きるために

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

9月の世界アルツハイマー月間では今年も各地で認知症の啓発イベントが開催されました。
9月26日、若年性認知症の当事者『おれんじドア』代表の丹野智文さんが笠岡に来られ、一緒に活動されている他の当事者の方々と登壇されました。認知症と診断された直後の間違った知識に希望を失い苦悩した日々や、工夫をしながら今も一緒に働いている社長さんや仲間への感謝、また伴走してくれているパートナーやご家族、支援してくださる方への思いを楽しいグループトークで伝えて下さいました。
認知症は今や国民の大きな課題です。2025年には65歳以上の5人に1人は認知症を発症していると言われており、全ての人が病気に対して正しい知識を持ち、安心して暮らせる社会づくりに日本全体が動いています。皆さんに認知症という病気が身近なものであることを理解していただくために、お勧めの本をご紹介します。文芸春秋出版の丹野智文著『丹野智文笑顔で生きる』が私の一押しです!
NHKのEテレ等で拝見しご存知の方も多いと思いますが、診断から4年余りで丹野さんの活躍は、世界中の認知症当事者やご家族に多大なる勇気と元気と希望を与えています。
今回の出会いに深く感銘し、感謝の気持ちでいっぱいです。

倉敷市老松・中洲高齢者支援センター(地域包括支援センター)   OH!