介護予防 ―あなたのためのトレーニングをみつけましょう―

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

近年、厚生労働省より介護予防の取り組みを強化する取り組みが増えてきているため、「介護予防」という言葉をよく耳にすると思います。そもそも介護予防とは何を指すのかを説明します。

「介護予防」とは、要介護状態等になることの予防または、要介護状態等の軽減若しくは悪化の防止と言われており、日々の食事を通した栄養の改善、運動機能や口腔機能の向上を目的とした体操などを通じて高齢者が要介護状態へと進まないようにすることを指します。

気付いた時からでも、介護予防に取り組むことにより健康寿命の延伸に繋がります。この健康寿命も重要であり、「健康寿命」とは日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のことを指します。現在岡山県では、健康寿命の延伸のために、第二次健康おかやま21というプロジェクトを行っており、その中でも運動や食生活など栄養面、お口の状態やこころの健康、生活習慣病などさまざまな課題への対策の必要性を取り上げています。ちなみに岡山県の健康寿命は、2014年時点では男性が78.21歳、女性が83.43歳です。全国順位で言いますと男性41位、女性29位という結果です。まだまだ「健康寿命」を引き伸ばすための「介護予防」への取り組みが必要なのではないでしょうか。

からだの機能が悪くなってから「介護予防」への取り組みを検討される方も多いかもしれません。しかし、夫や妻、家族からの支援・介護が必要となる前から、できるだけ早期に始めることがポイントです。

 

そこで我々は、予防医学の視点から様々な専門職と連携して、個々の利用者にとって最適なプログラムを提供させて頂いております。

運動 栄養 休養 評価 の指導を四本柱に、地域の皆様の健やかな生活を支援させて頂きます。介護予防を図るためには、身体機能面だけではなく、栄養状態、口腔機能(飲み込む能力)、認知機能など様々な機能の低下を予防していくことが重要であると考えています。そのためにプリント課題や集団体操はもちろん、専門職による個別リハビリや栄養相談(食事内容など)も行っています。また、音楽や香り(アロマ)を用いて集中力を高めることや、時にはリラックス(休養)できるような環境作りも行っております。さらに、約3ヶ月毎に運動機能や認知機能の評価を行い、適切なプログラムが提供できているか、利用者の身体機能・認知機能が改善されているかを確認させていただいています。

 

次回より、介護予防専門通所リハビリテーションの取り組みや体操などをご紹介していきたいと考えております!乞うご期待!!

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興味のある方はお気軽にご連絡ください^^
086-427-1128(倉敷平成病院 通所リハビリ)

予防リハビリ O.Y