自分に合った自主トレーニングの習慣化

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

皆様、こんにちは!
予防リハビリでは、利用者様が生活の中で運動習慣ができるように、個別リハビリの中で自主トレーニングの提案をしています。先日、ご自宅での運動状況をお伺いした方も、予防リハビリのご利用を開始されるまでは、自宅でテレビや雑誌の記事などを参考に運動をされていました。その方は全身の柔軟性が低く、テレビや雑誌の通りにストレッチをすることが難しい様子でした。そこでリハビリの際に、必要な運動とその方が難しい運動方法を整理し、椅子に座った状態、ベッドで寝た状態でできるストレッチなどを提案しました。それをご自宅で続けてもらった結果、以前より背筋を伸ばした姿勢で歩くことができるようになりました。
ストレッチや筋力をつける為の運動を行おうと思っても、どんな運動をして良いのかや、どの程度の回数を行ったら良いかなど、悩む方は多くいらっしゃいます。予防リハビリでは、そういった方に対しても体の状態を確認し、どんなストレッチや運動を行うといいか提案したり、実際に個別リハビリの中で一緒に練習してもらったりする事で、ご自宅での自主トレーニングとして定着する方が増えています。
コロナ禍になってから外出の頻度が減り、自宅で過ごすなかで体力や筋力の低下を感じるという方も増えているのではないでしょうか。自主トレーニングを行う以外にも、普段の生活の中で工夫できると考えています。例えば、お皿を洗った後に台所で踵上げを行ったり、朝夕の涼しい時間帯で近所の散歩をしたりするだけでも、健康の維持ができます。私はこれからも予防リハビリで利用者様と関わらせてもらう中で、一緒に自主トレーニングを行いながら自宅での運動習慣を定着してもらい、コロナ禍にも負けないように健康の維持を支援していきたいです。

理学療法士 B

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
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