大雨に備えての災害対策

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

沖縄は梅雨入りし、九州や、岡山も梅雨入り間近となりました。訪問に行っていると紫陽花がどんどんと背を伸ばし、綺麗に咲いている場所もちらほら見かけます。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

梅雨といえば、雨です。みなさんは大雨に備えての災害対策はしていますか?
西日本豪雨から4年が経過し、ここ数年では日本各地で大雨による災害が毎年のように起こっています。そのため災害対策に関して興味を持つ人も増えている一方、実際にどのような対策、準備をしておかないといけないのか分からず、準備が出来ていないという方もおられます。
そこで今回は大雨による災害時の備えについて紹介しようと思います。
気象庁では大雨災害の備えとして、
①家の外の備え
②家の中の備え
③避難場所の確認
と大きく3つが挙げられています。

①家の外の備え
・大雨が降る前、風が強くなる前に窓や雨戸はしっかり鍵を掛け補強しておく
・側溝や排水溝は掃除して水はけを良くしておく
・風で飛ばされそうなものは飛ばないように固定したり家の中に格納する。

②家の中の備え
・非常用品の確認→懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池)、救急薬品、衣類、非常用食品、携帯ボンベ式コンロ、貴重品など
・室内からの安全対策→飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、万一の飛来物の飛込に備えてカーテンやブラインドを下ろしておく
・水の確保→断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する

③避難場所の確認
・学校や公民館など避難場所として指定されている場所への避難経路を確認する→自分の住んでいる地域の災害ハザードマップを確認してみましょう。
・普段から家族で避難場所や連絡方法などを話し合っておく
・非難する時は持ち物を最小限にして両手が使えるようにしておく

この3つが大切です。災害が来る前にしっかりと家族と話し合ったり、準備が大切です。
また、指定避難場所へ行く事だけが避難ではなく、避難とは「難」を「避」ける事です。安全な親戚、知人宅、ホテルや旅館への立ち退き避難など、普段からどのように行動するのかを家族と決めておく必要があります。
屋内での安全確保をする際はハザードマップに記載されている「3つの条件」を確認する必要があります。みなさんハザードマップを確認してみて下さい。
倉敷市のホームページにも絵付きで、詳しい避難についての記載がかかれているので、梅雨に入る前に確認してみてはいかがでしょうか。

最終的には自分の身は自分で守らなければいけません。皆さんも日頃からしっかりと災害対策を行い、必要時はすぐに動けるように準備しておきましょう!

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