最近テレビやドラマで取り上げられ、以前よりも放射線技師について知ってもらえるようになりました。
放射線技師の仕事はレントゲン、CT、MR、マンモグラフィ、胃透視など様々な分野があり、その各分野ごとに専門の技術や知識を向上させるために認定技師・専門技師の資格があります。
その中の私が以前取得したCT認定技師について少しお話させていただきます。
CT認定技師はX線CT装置の進歩に伴う技術への対応や被ばく線量の管理などの専門性・安全性の担保や、疾患や治療法などに合わせた最適な検査技術を標準化すること、CTに関わる新しい技術の有効性などを評価して、専門スキルを広く一般の医療現場へ普及させるためできました。
資格を取得するためには
- 放射線技師歴5年以上
- X線CT臨床実務経験3年
- 定められた講習会受講
が必要になります。
その条件を満たした後、筆記試験に合格することによってCT認定技師となります。
その後は様々な勉強会に参加し5年ごとに更新が必要となります。
私も資格を取って満足するのではなく、自分の技術・知識の向上、検査を受けられる方が安心してより質の高い検査を行えるよう日々取り組んでいきたいと思っています。
放射線部MK