倉敷老健での認知症への取り組み

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厚生労働省によりますと、2012年には認知症の患者数は約460万人でありましたが、2025年には約700万人にもなると言われております。
現在『これをすれば認知症の進行が止まる』というものはないと言われております。しかし認知症予防という面において有効性が実証されているのが運動です。活動性の低下はアルツハイマー病の危険因子だと指摘されています。
倉敷老健では平日の朝食後に朝の体操を行い、毎日午後からのレクリエーション、その後創作活動と利用者様一人一人に合わせて提供させて頂いています。
また職員の認知症知識の向上のため、研修に参加しています。岡山県社会福祉協議会、岡山県老人福祉協会が主催している認知症介護実践者研修では質の高い認知症介護を行う専門職員を養成する為の研修です。さらに認知症介護実践者研修を修了すると認知症介護実践リーダー研修を受講できます。認知症介護実践リーダー研修ではケアチームにおける指導的立場として実践者の知識・技術・態度を指導する能力及び実践リーダーとしてのチームマネジメントの能力を修得する為の研修です。9日間の講義と4週間の自施設実習を行い実習報告と長丁場の研修です。現在倉敷老健では3名が実践リーダー研修を修了しており、ご利用の方のより良い生活の為リーダーシップを発揮してくれています。
まずは認知症予防に努め、認知症になったとしてもその人らしく、自立した生活が送れるよう職員全員で支援していきます。
倉敷老健 介護福祉士 D