通所リハビリ ユニット1の取り組みのご紹介

通所リハビリテーションには、お体や心の状態に合わせて、
①介護予防に特化したフロア、
②生活や活動の拡大のために主体的なリハビリテーションに取り組むフロア、
③介護負担の軽減を支援するフロア、
④認知機能の低下がある方やそのご家族様に対し、生活行為や心理面のサポートを行うフロア
の4つに分かれています。

その中でも今回は②生活や活動の拡大のために主体的なリハビリテーションに取り組むフロアについて紹介させていただきます。

このフロアはおおよそ100名程度の席をご用意していますが、より状態に合わせた活動が行えるように、2グループに分かれています。
そのうちの1グループが歩行が一人で行え、立って行う運動にも取り組めるグループです。今できている生活動作が継続できることを目標に体操に取り組んでいます。
内容としては、基本的な手足・体幹の運動に加え、生活の中で困る動作を想定した運動を取り入れています。
例えば、「立つときにお尻が上がりにくい」、
「浴槽をまたぐ時に足が上がりにくい」、
「物を取ろうとして足が出ずにころんでしまう」といった場面を想定した運動を取り入れています。
利用者様との会話の中で聞く困ることをヒントに、半年に1回、体操の内容 を変更しています。
リハビリスタッフと行う運動だけでなく、集団で行う体操もより効果のある内容を目指しています。
「前より少し体力が落ちてきたなぁ」、
「病院を退院して、家での生活は何とかできるけどもっと運動をしたい」、
などとお悩みの方、ぜひお気軽にご相談ください。お待ちしています。

通所リハビリ A

コロナ禍のグループホームのぞみの過ごし方 

いよいよ秋も深まり夜寒を覚える頃となりました。昨今の新型コロナウイルスの影響で、「新しい生活様式」と呼ばれる今までとは少し違った生活や対応が求められるなか、グループホームのぞみでは、今も面会禁止とさせていただいています。また、今まで、できていた買い物や外食、理美容の利用といった外出ができなくなりました。グループホームのぞみで生活をされているご利用者の方が心身機能の低下を招くことがないように、日々の感染対策を入念に行いながら、様々な工夫を凝らして楽しく過ごして頂けるよう支援しています。今日はその一部をご紹介します。
踏み台昇降運動:職員が作成したオリジナルの踏み台を使って、みんなで回数を競い合い、時に応援しながら仲良く元気に取り組んでいます。負けず嫌いな方はいつも以上に張り切ったりして回数が増えることもしばしばあります。

自転車漕ぎ:「若いころは自転車に乗ってどこまでも行ったんじゃー!」と昔を思い出しながらペダルをこぐ方やニコニコ笑顔で余裕でこぐ方もおられ様々です。

ちらし寿司作り:「亀の甲より年の功」ということで何も言わずともエビの背わた取りや絹さやのすじ取りをテキパキこなされます。それぞれ役割分担をしてみんなで協力して完成し、おいしく完食しました。

マクドナルドのハンバーガー:天気が良い日には、ハンバーガーを買ってきて、みんなで庭園に出て、大きな口でぱくり!「みんなで食べるとおいしいわ」、「外で食べることは珍しいから気持ちがええなあ」と普段口にしないハンバーガーをおいしく楽しく食べました。

今後もグループホームのぞみではご利用の方々が楽しく生き生きと生活できるよう支援してまいります。

※了承を得て写真掲載しています。

グループホームのぞみ 介護福祉士 N

季節を感じながら

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

気がつけばあんなに暑かった酷暑が過ぎ去り、”実るほど頭を垂れる稲穂かな”の唄が思い返される季節となりました。
最近では稲刈りの香りや、金木犀の香りも漂ってきて秋の深まりを感じます。
ほっとすると同時に夏の疲れが出てくる今日この頃です。

訪問看護では病院の中で働くのとは違い、外に出て車でご自宅を一軒一軒訪問して看護を提供する、いわば外回りの部署です。そのため季節の変化を敏感にキャッチします。
訪問先のお庭では季節の花々やお野菜を大切に育てておられます。そこには、ご利用の方や、ご家族が生活を楽しまれている姿を垣間見ることができます。
時には訪問ケアの合間に畑の野菜の作り方を教えていただいたり、お花が咲いたら、一緒に喜んだりして、まるで実家に帰ったような気持ちになります。

長年にわたりご利用いただいている方が多く、私にとっては本当に家族のように大切なご利用の方やご家族様です。そんな皆様に少しでも快適で、御自身らしくご自宅での療養生活を送ってほしいと願っています。

これからも訪問車に乗って、ご自宅まで季節の話題と元気をお届けしま~す!

訪問看護ステーションS

 

子どものマスクについて

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。
朝晩冷えることが多くなってきましたが、みなさん風邪など引かれていないでしょうか?
例年マスクを着用する人が増え始める時期ですが、今年は新型コロナウィルスの流行の影響もあり街中ほとんどの人がマスクをしていて、していない人を探す方が難しいくらいです。
新型コロナウィルスが流行し始めた頃、私は“子供のマスク着用”について悩んでいました。うちには一歳の子供がいます。一度マスクを着けさせてみたのですが、気持ち悪いのかすぐに外してしまい、外出中ずっと着けさせておくなんて不可能でした。
調べてみると、世界保健機関(WHO)は適切にマスクを使用できないことなどから、5歳以下の子供は必ずしもマスク着用にこだわらなくてよいとしています。また、米国疾病予防管理センター(CDC)は、マスクは呼吸をしにくくさせ呼吸や心臓への負担になる、マスクそのものやおう吐物による窒息のリスクが高まる、顔色や口唇色、表情の変化など、体調異変への気づきが遅れる、などの理由から2歳未満の子供にはマスクを使用させないほうがよいとしています。
この背景には、世界の新型コロナウィルスの小児への感染状況から、子どもが感染することは少なくそのほとんどが同居する家族からの感染であることや子どもの重症例はきわめて少ないことなど、小児への感染拡大の脅威が少ないとわかってきたことが一因としてあるようです。
マスクを正しく、危険なく着用できるようになるまでは無理に着用させず、手洗いなど他の感染対策で子供たちを守ってあげればいいようですね。
感染症を家庭に持ち込まないよう、家族で協力して感染対策を行い、元気に寒い季節を乗り越えましょう。

 放射線部 T.F

予防接種のルールが変わります

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

10月1日から当院でもインフルエンザの予防接種が始まりました(ただし10月中は、当院かかりつけの65歳以上の方が対象)が、予防接種のルールが10月から変更になったことはご存じですか?

予防接種とは、人の免疫の仕組みを利用し、病気の予防に有効であると確認されたワクチンを接種することで、病気に対する抵抗力を高める方法のことです。ワクチンは、感染の原因となるウイルスや細菌をもとに作られています。成分の違いから、大きく「生ワクチン」・「不活化ワクチン」・「トキソイド」に分類されます。

「生ワクチン」は、病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて病原性をなくしたものを原材料として作られるワクチンです。毒性が弱められたウイルスや細菌が体内で増殖して免疫を高めていくので、接種回数は少なくて済みますが、十分な免疫ができるまでに約1か月程度かかります。例)麻疹、風疹、水痘、おたふくかぜ、ロタウイルスなど

「不活化ワクチン」は、病原体となるウイルスや細菌の感染する能力を失わせた(=不活化)ものを原材料として作られます。生ワクチンと比べて生み出される免疫力が弱いため、1回の接種では十分ではなく、何回か追加接種が必要になります(接種回数はワクチンの種類により異なる)。例)季節性インフルエンザ、肺炎球菌、B型肝炎、日本脳炎、ヒブなど

「トキソイド」は、病原体となる細菌が作る毒素だけを取り出し、毒性をなくして作られます。不活化ワクチンと同様、数回接種して免疫をつけます。例)破傷風、ジフテリア

2020年9月末までは、不活化ワクチンの接種後6日以上、生ワクチンの接種後27日以上の間隔をおかなければ、次のワクチン接種を受けることができませんでした。
しかし、これまでに集められた情報や専門家による提言、外国の状況などを検討した上で、2020年10月から異なる種類のワクチンを接種する際の接種間隔のルールが一部変更となりました。下記の3つのルールを守れば、前のワクチン接種からの間隔に関わらず、異なるワクチンの接種を受けることができるようになります。

~3つのルール~
① 注射生ワクチンから次の注射生ワクチンの接種を受けるまでは27日以上の間隔をおく
② 同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合はワクチンごとに決められた間隔を守る
③ 発熱や接種部位の腫脹(はれ)がないこと、体調が良いことを確認し、かかりつけ医に相談の上、接種をうける

薬剤部 N.H
参考:厚生労働省ホームページ

ケアセンターショートステイで敬老会を開催しました

9月15日(火)、敬老会を開催し、職員による「ジェスチャ―ゲーム」と、藤田師長による、「ウクレレ」「フラダンス」の披露がありました。
まず最初に90歳代の5名の方をご紹介し、長寿をお祝いしました。1番ご高齢な方は、98歳になられておられますが、大変お元気にお話ししてくださいました。
次に、職員によるジェスチャーゲームを行いました。「カメさん」「ツルさん」の二つのグループに分かれ、職員のするジェスチャーを答えていただきます。「20問」実施し、タイムを計りました。
まず、カメさんグループ。スラスラと答えられたり、時には分からず、頭をかかえられながらも、「8分38秒」でした。次に、ツルさんグループ。善戦されながらも、時間がかかってしまい、「11分6秒」でした。

次に職員によるウクレレのミニコンサートを行いました。最初の曲「幸せなら、手を叩こう」の時には、ウクレレに合せて皆さんで歌を唄いながら手や足を大きく動かされ、「♪幸せなら、手を叩こう♪」の時に力強く、パチパチと手拍子をされ、足の時は「ドンドン」といつもより力強く手足を動かされている人もいれば、遠慮気味に小さく手足を動かされる方もいました。全5曲でした。

コンサートの後、フラダンスの披露がありました。まず最初に、2曲ほど踊り、その後にフラダンスの指導を行い、皆さんと輪になり、一緒に腕を波のようにユラユラと動かしたり、腕を上に掲げ、お月さまの型にして、月のポーズを作り、思わず笑顔がこぼれるような雰囲気で、皆さんで一緒に楽しく踊りました。会の最後に「楽しかったよ」とお言葉を掛けて頂き、私自身もとてもうれしく思いました。

介護福祉士 S

免疫力を高めよう

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

朝晩、肌寒くなり体調管理が難しい季節に入りました。加えて、新型コロナウいルスやインフルエンザの感染も心配です。そんな心身の疲労を溜めやすいこの時期に、今日は免疫力について学びましょう。

免疫力とは?
私達の体には、身の回りに充満しているウィルスやほこりの有害物質から身を守ってくれる「免疫」機能が備わっています。生活習慣の乱れ、疲労、運動不足、ストレスが蓄積すると、免疫力は低下し、体が重く感じたり、風邪をひきやすくなるなどの異常をきたします。

免疫力を高める為にはどうしたらよいのでしょうか?
・適度な運動
適度な運動は筋力や心肺機能を高め、強い体を作ります。また、血液の循環も活発になるので、代謝がアップし、疲労物質を流してくれます。「やり過ぎない」のがポイントです。
・バランスのよい食事
特にタンパク質やビタミン、ミネラルが不足しないようにバランスよく栄養摂ることがおススメです。食べたり食べなかったり不規則な食事や偏食を続けると腸内環境が乱れ、健全な免疫力を維持できなる事もあります。
・十分な睡眠
睡眠は美容だけでなく、免疫にとっても重要です。1日8時間程度の質の良い睡眠時間を確保することに加えて、就寝、起床時刻が一定なことが理想です。難しければ起床時間を一定にすると体調をコントロールしやすいと言われています。
・ストレスを溜めない
ストレスは免疫力低下の一番の敵です。できるだけストレスを溜めないよう心掛けましょう。予定を入れすぎない、自分のできる事以外は考えない、など工夫しましょう。私は今、断捨離を行い、すっきりした居心地のいい空間づくりを挑んでいます。
・リラックスする
秋の夜長を有効に使って、1日のどこかでリラックスできる時間を作ってみましょう。スマホで時間を潰しがちですが、画面から出る光を就寝前に見ると、目や脳が疲れやすくなるとの報告もあります。照明や香りなど環境にこだわり、ブルーライトはそこそこに、あなたに合った極上のリラックスタイムを探してみて下さい。

継続できれば生活習慣が整い、心身共に健康な生活を手に入れることができるかもしれません。
コロナ禍の今年をきっかけに取り組んでみては如何でしょうか。

糖尿病療養指導士 看護師 H・M

ゆるキャラGP応援ありがとうございました

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

ゆるキャラGPファイナルイヤーとなる2020年の結果が遂に発表されました。
2015年から6年連続のエントリーとなる中、今年はなんと企業・その他部門で142位(1309pt)と、歴代最高順位を記録

応援して下さる地域の方々、そして全仁会職員の熱い結束を感じる結果となりました。
この結果に満足することなく、これからもぜっとくん、そして全仁会が皆様に愛されるよう、職員一同尽力してまいります。

皆様の応援まことにありがとうございました。

秘書・広報課

10月の壁画

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

すっかり秋らしい風が吹き、過ごしやすくなってきましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか?ところで皆様、10月31日は何の日かご存じですか?今ではすっかり定番となったハロウィンです。毎年、ニュースでも仮装パレードなどを取り上げられていますね♪元々ハロウィンは、秋の収穫を祝い悪霊などを追い払う宗教的な意味合いのある行事でしたが、今ではカボチャの中身をくり抜いたジャック・オー・ランタンを飾ったり、子供たちが魔女やお化けの仮装をして近所の家でお菓子をもらったりする風習として残っています。日本でも1990年後半くらいから、若者の間で流行りだしすっかり定着したイベントになっています。
デイサービスドリームでは、毎月季節の壁画作りを、利用者の皆様と一緒に楽しんでいます。「ハロウィンって、何?」「昔はそんなのなかったから知らない。」と言われる方がほとんどで、今回は初めての挑戦です。
まず初めに作ったのが、紙コップを使ったジャック・オー・ランタンです。オレンジ色の画用紙を細く切って紙コップにかぼちゃの形になるように貼っていきます。同じように作ったはずなのですが、出来上がってみると形も大きさもそれぞれ、個性的なジャック・オー・ランタンの完成です。他にも、カラフルなキャンディーやお花、こうもりやおばけ、お城など各パーツが完成です。いつもの飾り付けとは少し変えて、立体的な飾り付けにしました。いつもと違う雰囲気で良い感じ。
こんな感じになりました!

介護福祉士  N

 

第55回のぞみの会だよりー3-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

令和2年10月11日(日)は第55回のぞみの会が開催予定の日でした。
倉敷平成病院、全仁会グループが開催する4本柱(のぞみの会・神経セミナー・看護セミナー・研究発表大会)の中で、最も重要とされている「のぞみの会」は、倉敷平成病院が開院する前から開催され、脳卒中の患者、家族の会としてのルーツを持っています。

毎年4月には開催に向け、全部署から選出された実行委員会が発足し、約半年間準備を進め、当日を迎えます。
しかし皆さんご承知の通り、今年は新型コロナウイルスのため、委員の選出はなされたものの委員会は思うように開催できず、また参加してくださる方の安全確保のため、当初は10月11日に予定していた倉敷市民会館大ホールでの開催を7月に断念しました。

その後の経過をご報告できておらず申し訳ありませんでした。

今年度の「のぞみの会」は形式を変え、冊子と動画にての開催を現在進めています。委員会は小グループでの話し合いと事務局・代表者での少人数で定期的に開催をし、着々と準備を進めております。

「ソーシャルディスタンス」「新しい生活様式」「Web面会」など、昨年にはなかった言葉をいたるところで耳にします。しかし、気持ちは一つ。
こんなときだからこそ、医療従事者である私たち全仁会職員が、患者さん・地域の皆さんへお伝えしなければならないことがあるはず。との思いでいます。

現在動画の撮影をしたり、冊子の編集を進めています。準備が整い次第、発信してまいまりますので、どうぞもうしばらくお待ちください。

第55回のぞみの会実行委員会 案内係