日別アーカイブ: 2022年3月9日(水曜日)

今日は「脈の日」― 知っていますか?“心房細動”―

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

ご自身の脈を計られたことがあるでしょうか?
3月9日は「脈の日」また、この1週間を「心房細動週間」と、日本脳卒中協会、日本不整脈心電学会とが共同で定めています。

是非、ご自身の脈を計ってみてください。

✓脈が弱い
✓脈が不規則
✓脈が数えられない
このような特徴のある脈がみられたら「心房細動」かもしれません。

心房細動自体はあまり自覚症状がありません。
多くの方が、ご自身の心房細動に気付いておられないのです。

しかし、心房細動は、脳卒中の一つである脳梗塞のうち、最も重症度が高いといわれている「心原発脳塞栓症(しんげんぱつのうそくせんしょう)」を引き起こす原因となることがわかっています。

脳卒中の約6割が脳梗塞(血管が詰まるタイプ)で、心臓にできた血の塊(血栓 けっせん)が脳や頸の動脈につまることによっておこる脳梗塞(心原性脳塞栓症)は、脳梗塞の2~3割を占めます。
心原性脳塞栓症の原因の75%は心房細動といわれています。

そして、心房細動の患者さんが適切な抗凝固療法(血液を固まりにくくする治療)を受けることで、6割以上の脳梗塞を予防できることが分かっています。

今までは「ワーファリン」という薬剤だけでしたが、2011年以降、新規経口抗凝固薬(NOAC ノアック)とよばれる薬剤が4種類認可されており、それらを使い分けることにより、脳梗塞の予防が一層効果的になっているのです。

しかし、心房細動患者さんの半数は自覚症状が無いといわれています。

症状がなくても脳梗塞の危険性が高いことに変わりはありません。

まずは、ご自身の脈をはかる習慣を持ちましょう。ご心配な場合は、当院循環器科にご相談ください。

 

倉敷平成病院 電話 086-427-1111

■日本脳卒中協会 http://stop-afstroke.jp/

■心房細動週間ウェブサイト http://www.shinbousaidou-week.org/

■日本脳卒中協会 http://www.jsa-web.org/

■日本脳卒中協会:心房細動~心臓が作り出す災いの種~ http://www.jsa-web.org/citizen_event/5141.html

 

心に癒しを

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

まだまだ気温が低く、『今日も寒いね』という会話が聞こえてくる日も多く、気候的に春らしさはあまり感じられませんが、気づけば3月になっています。

家庭によっては、卒業・受験・転勤・就職・入学などの行事や生活の変化に春の訪れを感じている方もいらっしゃるでしょうか。

一月住(い)ぬる 二月逃げる 三月去る と言われる様に、あっという間に月日が経ってしまいますが、過ぎた時間は戻せない為、少しでも時間を大切に有意義に使える事を心がけています。

しかし、現実は私事と仕事の両立に追われ、理想とは程遠い日常生活。それに加え、テレビをつければ暗いニュースが多く、私の日常生活において春を感じられる瞬間はほとんどありません。

しかし、先日、同僚より『河津桜が咲き始めたよ。』との話を聞き、倉敷川の土手へ行って見ると、数輪の濃いピンクの花を咲かせていました。

桜のピンク色には【優しい気持ちを引き出す】などの効果があるそうです。

そして、同日見つけたのが、ケアハウスの中庭に咲いた梅の花。

『可愛い~』

思わず駆け寄り、写真に収めました。

梅の花の香りには【神経が休まり心穏やかになる】という効果があるそうです。

一瞬にして人の心を癒す小さな花の力はすごいですね!

時間に追われ、暗い気持ちに引き込まれる事が多い生活の中、自分の心を癒やし、気持ちをリセットする時間はとても大切であると考えます。

小さな花の力を借りて、心穏やかに過ごせる時間を増やしたいと願いました。

介護士K