日別アーカイブ: 2021年12月13日(月曜日)

ケアセンターショートステイのベッドマットレスについて

皆さんは「褥瘡(じょくそう)」という言葉を聞いたことがありますか?

一般的には、「床ずれ(とこずれ)」と呼ばれているので、こう聞くと、聞いたことがある方もおられるのではないでしょうか。

褥瘡は、皮膚の赤みや内出血から始まり、症状が進むと、水ぶくれができ、ひどい場合には皮下脂肪や骨にまで傷が広がることがあります。特に高齢者に多いとされていて、自力での寝返りが難しい方や、骨が突出しているために、その部分の圧迫が強くなったり、長時間同じ体勢でいると血流が悪化したりすることが原因で褥瘡になりやすいとされています。
また、ベッド上などで体を引きずることも、その摩擦によって褥瘡ができやすくなります。体に合わないマットレスを使用していることで、快適に眠れないだけでなく褥瘡を引き起こしてしまう危険性も潜んでいます。

ケアセンターショートステイでは、褥瘡を予防するためや快適に就寝していただくために、6種類ものベッドマットレスをご用意しています。

かためでほどよいクッション性のあるもの、体重の軽い方でも十分に身体が沈み込み、高い耐圧分散効果が得られるもの、寝返りのうちやすい低反発なマットレス、褥瘡のリスクに対応した褥瘡予防マットレス、介護者の負担を軽減する自動的に体位変換を行ってくれるエアマットレスなどがあります。

状態の変化により、体位変換がしにくくなった方に、自動体位変換エアマットに変更した方や、マットレスを変更したことで仙骨部の褥瘡が治癒したかたもおられます。

体にあったマットレスを使用し、よく眠れたよ、と話してくださる利用者様もおられました。自宅で生活されていて気になった方がいらっしゃいましたら、ぜひショートステイへお気軽にご相談ください。

介護福祉士 T

第56回のぞみの会YouTube動画 第6弾を配信

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

『第56回のぞみの会』の第6弾が本日12月13日(月)先ほどから配信開始となりました。
今回は「体験インタビュー『パーキンソン病の外科治療を受けて』」です。

病を患うことは誰しも思いがけなく、辛いものです。病気によっては完全に克服するというよりはむしろ、それを受容し、共に生きていくという方も多くおられます。そういった方々の病に向き合う心構え、姿勢や治療法等の体験談は、私たちに多大な知恵と勇気を与えてくれます。

今回お話を伺ったのは、今年4月にパーキンソン病のためDBS(脳深部刺激療法)の手術を受けたKさん(60代女性)です。手術を受けて約3か月経ってからの状況を語ってくださいました。(2021年7月 のぞみの会実行委員インタビュアーがお話を伺いました)

主治医の院長先生と牟礼先生も後半にコメントをくださっています。

次回は12月20日(月)、「作品紹介『ギャラリーのぞみ』」の動画配信を予定しています。どうぞお楽しみに。

第56回のぞみの会実行委員