日別アーカイブ: 2021年4月14日(水曜日)

脂肪について

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさん、こんにちは。 昨年から引き続き、コロナウイルスが流行し大変過ごしづらい日々を送っていると思います。 ワクチン接種も始まりましたが、気を抜かず手洗い、うがい、マスク着用を徹底し体調管理に気をつけてください。 さて、コロナウイルスが流行し早1年が経ちました。 私自身も自粛生活を続けていくうちに運動する機会も以前と比べ、減ってきました。 それが原因か分かりませんが、以前と比べるとお腹周りの脂肪が増えたように思えます。 そこで、今回は脂肪について書いていきます。

まず、脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪の2種類があります。 食事などから摂取した糖や脂質などの栄養が消費できずに余ってしまうと、それらは脂肪となって蓄積されます。 そのうち、お腹を中心とした内臓のまわりについた脂肪を「内臓脂肪」、 皮膚のすぐ下や腹筋の外側につく脂肪を「皮下脂肪」といいます。

それぞれの特徴も記しておきます。
①内臓脂肪肥満
・上半身に多く脂肪がつく。
・脂肪がつきやすく、減らしやすい。
・血圧、血糖、コレステロールなど複数の健康リスクを抱えやすい。
・男性に多い肥満タイプ。
・閉経後の女性も次第にたまりやすくなる。

②皮下脂肪肥満
・下半身に多く脂肪がつく。
・脂肪が徐々につき、減らしにくい。
・女性に多い肥満タイプ。

また、生きていくために必要な基礎代謝量が身体機能の低下とともに減少されてしまうため、 年齢とともに摂取した栄養を消費しきれなくなり、脂肪がつきやすくなってしまいます。 内臓脂肪はため込む原因になりやすい、食生活や運動などの生活習慣を改善することで 減らしていけることがわかっています。 気になる方は当院でも検査や対策ができますので、ぜひお越しください。

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