日別アーカイブ: 2019年1月8日(火曜日)

栄養科通信 vol.137『インフルエンザ予防の食事』

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

昨年11月、12月は比較的暖かったため、風邪を引く方も例年に比べ少ない印象でした。
しかし年末からの寒波の影響により年始からインフルエンザが流行しています。
インフルエンザにかからないために手洗い、うがい、人の多く集まる場所へ出かけるときはマスクをする・・・など基本的なことをしていてもかかってしまった!という方もいらっしゃると思います。
食生活の乱れによる栄養不足、過労、喫煙、ストレスは体力を落とし、ウィルスに対する免疫力を奪い、インフルエンザや風邪を引きやすくします。
栄養バランスのとれた食事、軽い運動などで体力をつけるとともに免疫力の向上が大切です。年末年始の暴飲暴食や運動不足、心当たりがありませんか?
インフルエンザ、風邪予防、またかかった場合早く回復するためにはビタミンの摂取が必須です。

●ビタミンC
ブロッコリー、レンコン、みかんなど冬の食材にはビタミンCが多くふくまれている食材が豊富です。ビタミンCはウィルス感染や寒さへの抵抗力をつけます。
●ビタミンA
ビタミンAを多く含む人参、ほうれん草、春菊を食べることによりウィルスの侵入口となる鼻やのどの粘膜を丈夫にします。
●ビタミンB群
風邪で発熱するとビタミンB群が失われ不足します。豚肉、青魚、海苔などを食べて補いましょう。

忙しい中であれこれと食材を揃えるのはなかなか大変です。これら3つのビタミンを意識して摂取するだけでも免疫力向上につながります。
飲み会やパーティーの料理となると、揚げ物や炭水化物に偏った食事になりがちです。
旬の野菜、果物をしっかり食べてウィルスに負けない体づくりをしましょう!

管理栄養士 S.N