日別アーカイブ: 2016年9月3日(土曜日)

「歯科衛生士の認知症対応力向上を目指して-新オレンジプランの視点から-」 平野浩彦歯科医師の記事を読んで

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歯科ブログ今日、日本歯科衛生学会雑誌が自宅に届きました。その中の記事で「歯科衛生士の認知症対応力向上を目指して-新オレンジプランの視点から-」がとても興味深いので紹介させてもらいます。

「2013年に厚労相研究班から、462万人の認知症が存在すると報告がされた。この数は、日本において認知症が特別の疾患ではなく、“身近な病気:common disease”であることを示したとも言える。認知症は75歳以上の後期高齢者になると、その割合が急速に増加することが特徴とされ、90歳を超えると6割以上の人々が認知症であると報告されている。」

と、始まり新オレンジプランの基本理念の説明がされていました。

記事の最後に私たち歯科衛生士に向けて、

「特に歯科衛生士の皆さんは、[認知症の発症予防⇒発症初期⇒急性憎悪時⇒中期⇒人生の最終段階]という、その容態の変化に応じて適時・適切に切れ目なく、その時の容態に対応するスキルを持った職域の一つと筆者は考える。」

と締めくくられていました。

果たして自分にそのようなスキルがあるのか?と考えるとこれからなお一層、勉強に励んで生きたいと思います。

歯科衛生士F