「パーキンソン病を、コーヒーが抑制?」というニュースを見たんだけど、本当かしら?と質問を受けたので調べてみました。
以下日本コーヒー協会ホームページより、
「パーキンソン病患者では中脳にある神経核「黒質」のドパミン神経が変性脱落しています。思った通りに体が動くよう調節しているのが神経伝達物質の「ドパミン」ですが、パーキンソン病になるとドパミン神経が減りドパミンが十分に作られません。車に例えるとアクセルがかからずブレーキが踏みっぱなしになるような状態。
そこでドパミンのもとになる前駆体やドパミンに似た働きをする薬剤を投与する、もしくはドパミンの分解を抑える薬を飲むことが主流です。
コーヒー酸(カフェイン酸)とクロロゲン酸は「カテコール骨格」を持っています。カテコール骨格を持つ物質は細胞を傷つけたりする「フリーラジカル」に電子を与えて安定させる働きがあります。それゆえ抗酸化作用があり神経保護効果をもたらす可能性が高いと言われているのです。」
ドパミンは好きなことをしたり楽しんだり、新しい刺激や初めての感動を得た時に分泌されるそうです。コーヒーを飲むとカフェインが刺激になるのでしょうか、好きだから幸せな気分になるのでしょうか。徐々に研究が進んでいるようです。実際、パーキンソン病患者のカフェイン血中濃度は健康な人のおよそ1/3しかなく、コーヒーを多く飲む人のパーキンソン病発症率は飲まない人に比べ40~50%も低いというデータもあるようです。
カフェイン量を考慮すると目安はコーヒーを1日3~5杯程度、となっていました。とはいえ予防を意識しすぎず、コーヒーを楽しみましょう。
食事面からニューロモデュレーションセンターのサポートができるよう、管理栄養士も頑張っていきます。
倉敷ニューロモデュレーションセンター 管理栄養士 A

11月11日(日)
樹院長が座長を努め、講師は倉敷記念病院脳神経内科安田雄先生、当院の上利崇センター長、理学療法士の山下昌彦科長でした、安田先生はパーキンソン病に対する歴史と薬物治療、日々の生活の注意点について講演されました。上利センター長は脳深部刺激療法(DBS)を踏まえた外科的治療や今月、京都大学にて臨床治験を行ったiPS細胞を用いた神経細胞移植療法について講演しました。山下科長は認知機能向上を目指したパーキンソン病運動の「コグニサイズ」を講演し、会場全員で行いました。最後に個別の相談コーナーを設け終了しました。
した。中には若い方もいて、パーキンソン病に対して興味をもつ方が幅広くいると感じました。
当院でもパーキンソン病外来や倉敷ニューロモデュレーションセンターにて多くの患者さんが来院します。今回の市民公開講座に参加して新しいことを学ぶことができました。今後の仕事に活かしていきたいです。
今回の学会では21か国、230名ほどの方々が参加、日本からは山本隆充先生、平孝臣先生ほか多くの先生方が発表をされ、アジア圏での機能外科の拡がりを感じられたとのことです。
当院では、DBSを全身麻酔、レコーディング無しで実施しております。このことにより手術時間が短縮され侵襲性の低下と、脳のずれが生じにくいため手術精度の向上が期待されます。2017年、上利医師はスウェーデンウメオ大学を視察し、その際に全身麻酔・レコーディング無しの手法を学び、以後当院で実施しています。
手術前は症状が強くて歩くことさえ困難だった患者様が、退院時には歩けるようになったり、痛みが強くて常に苦痛表情を浮かべていた患者様が、退院時には痛みが軽減し笑顔がみられるようになったりと、様々な患者様をみてきました。形は違いますが、それぞれの患者様のニーズに沿ったリハビリを提供出来た時が、何より最高な瞬間です。
また、当院理学療法士科長山下昌彦が、パーキンソン病体操をご紹介いたします。





