通所リハビリでフロアでは、様々な専門的なリハビリプログラムを提供しています。今回はその中で、新しいプログラムとしてはじめた音読プログラムを紹介したと思います。音読は医師もおすすめしており、さまざまな医学的効果があると言われています。リハビリの効果を簡単に説明すると、
・気持ちが落ち着く…気持ちを落ち着かせる効果のあるセロトニンが、音読をすると多く分泌する。
・やる気が出る…やる気や自制心を司る作用がある脳の前頭葉が刺激できる。
・ストレス解消…大きな声を出すことでストレスホルモンが少なくなるだけでなく、内臓の動きも活性化する。
・脳の活性化…黙読とは違い、音読は声に出して文章を読むことがプラスされる。視覚と聴覚の両方を同時に行うことで、脳の活性化に効果がある。
・誤嚥性肺炎の予防…年齢とともに衰えていく喉の筋肉を自然に鍛えることができる。
というようなたくさんの効果が期待されています。
音読の内容も利用者の方の興味や状態に合わせた内容を提供しています。
当初は、今日はみなさんで音読をします!と伝えると、ぇえー?どうやってするんなぁ?なんなぁー?といでした。初めてのことに対しては、消極的な利用者さんが多いです。
しかしプリントを配ると、あっ、昔読んだことあるわぁ~。懐かしいなぁ~。と言われる方がいて、その声を聞いてか、私にもプリント頂戴っ!と数人の方も参加下さいました。
準備体操が終わって、いよいよ開始。スタッフに続いて、声を出して読んでいって下さいね!初めてのことなのでスタッフも、どの程度で切って読めばいいかなかなか掴めずでしたが、優しい利用者さんはきちんとついてきて下さいました。笑。そして何回か行っていくうちに、皆さん大きな声でそろって声が聞こえてきました。
今では音読しますと伝えると、今日は何の話しなぁ?とご利用の皆さまも楽しみにされている様子です。
使ったプリントは持ち帰りが自由なので、自宅に持ち帰って孫に聞かせてやろうと、自宅でも楽しまれている方もいらっしゃいます。
普段あまり喋らない方も、音読の時間は一緒に読んでくださったり、失語症の方も声を出してくれていたりと、新しく始めたプログラム
でいつもなかなか参加していただけない方が行ってくれていると、やってよかったなと思います。転倒のリスクや認知レベルを考え、なかなか難しいからと、以前は全体での身体を動かすゲームも行っていなかった時期がありましたが、ゲームを笑顔でやっている利用者さんを見ると、私も楽しくなります。
今後も介護士として、より専門的で楽しみながらリハビリになるプログラムを提供しみなさんを笑顔にしていけたら!!と思います。
通所リハビリ K

今月の作品のテーマは「新年の喜び」です。
通所では1時間に5分程度、空気の入れ替えを行っています。12月~3月は、寒さにより換気がおろそかになりやすい為、意識していくため職員に全体通知をおこない、換気の際は、利用者様に必要性を伝えながら行っています。毎トイレ後や食事前の石鹸での手洗いを職員自ら行い、利用者様に声かけを行っています。

今回は、講義・体操・特別企画の3本立てで行いました。初めは、「インフルエンザの基礎知識」について講義がありました。インフルエンザとは呼吸器感染症で、日本では毎年1000万人(10人に1人)が感染しています。インフルエンザの主な症状は突然、38度~40度の高熱がでます。特別な治療がなくとも健康な成人では自然治癒しますが免疫力の低下した高齢者では合併症に注意が必要です。気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こす事もあり、高齢者や乳幼児では命にかかわることもあります。この講義ではインフルエンザを予防するために必要なこと、インフルエンザに罹った後の対応などが分かり易く説明され、みなさん頷きながら熱心に聞かれていました。
また、今回は最後に特別企画として2つのブースを用意させていただきました。1つ目は広島国際大学の先生をお招きし、歩行年齢測定を行いました。特別なカメラで歩行を分析し短時間で現在の歩行状態や歩行年齢が分かるという優れものです。参加いただいた方も熱心に結果に耳を傾け聞いていました。もうひとつのブースでは腰HALという装着することによって運動効果を高めるロボットスーツをつけ運動を行なっていただきました。歩行年齢測定も腰HALのどちらも最先端の器械を使用したリハビリになり、参加された方からは、「時代は進んでいるね」と大変興味をお持ちになられたようでした。

また、一つの作品を作る一連の作業によって身体機能のリハビリ効果を期待でき、意思決定などの思考力の維持につながると言われています。

11月の作品のテーマは『日本の秋』です。







