カテゴリー別アーカイブ: 通所リハビリテーション

創作活動のご紹介~通所リハビリより~

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通所リハビリテーションで行っている創作活動をご紹介します。


生け花ですが、毎月第2第4木曜日で行っています。金額は660円です。
生け花の花材は、花屋さんが枝もの、葉物と2種類の花を季節に合わせて選んでくれています。池坊の先生が、花材や花器に合わせてアドバイスをくださり、毎回季節の色々な花等を使って作品作りを楽しまれています。
お花は見た目の彩や、素敵な香りで良い刺激を与え、リラックス効果もあります。

また、一つの作品を作る一連の作業によって身体機能のリハビリ効果を期待でき、意思決定などの思考力の維持につながると言われています。
以前生け花を習われていた頃の思い出話を他利用者と楽しく話され、活き活きとされている姿を見ると、私たちスタッフもいつも元気をもらっています。「日々の、リハビリや体操は大変だけどこの生け花の時間のお陰で頑張れるわ」と笑顔で話されていました。

陶芸ですが、毎月第3金曜日に行っています。金額は1500円です。毎回、季節を感じるような作品、お皿・花瓶・置物等の中からご自分で選ぶことができ、「今回は何にしようかな」と楽しそうに選ばれています。

土を触ることにより、気分転換になり、ストレス解消に繋がり、誰かの為に作っている方も多く、日々の活力・生きがいとなっているようです


指先を使う陶芸は、機能回復に繋がり、脳の活性化に効果があるとされています。
創作活動を通して、少しでも、日々の活力や、ストレス解消でき、落ち着いた時間を過ごせる事へ繋がっていると嬉しいです。

 

 

介護福祉士 I

通所リハビリの共同作品「日本の秋」(令和元年11月)を飾りました

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11月の作品のテーマは『日本の秋』です。
日本といえば富士山、秋といえば紅葉ということで作品は富士山と紅葉の組み合わせになっています。

モミジとイチョウのイメージカラーは赤と黄色ですが、「カラフルの方がかわいい!」という意見がご利用の方からあり、採用することになりました。
カラフルな折り紙でモミジとイチョウとを型取り、ご利用の方同士で協力しながらたくさん作ってくださいました。
富士山もちぎり絵にすることで立体的な作品に仕上がっています。
仕上げの際には、「モミジやイチョウをこんな風に重ねたら綺麗じゃない?」と言いながら
ご利用の方と職員で知恵を出し合い、最高の作品が完成しました!!
『日本の秋』、皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか?

通所リハビリテーション 介護福祉士H

通所リハビリ 将棋・囲碁、カラオケ会のご紹介!

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通所リハビリでは、囲碁・将棋、雑誌スペースが設けられています。ご利用者様が将棋・囲碁などを楽しまれています。こちらのスペースにはTVも置かれており、リラックスできる映像・音楽(川のせせらぎや山の映像)が流されています。そのため、集中して囲碁・将棋に取り組むことができます。他にも雑誌や新聞を読む方、音楽を聴いている方、休憩されている方など様々なご利用者様が過ごしています。

将棋・囲碁スペースは、各フロアの壁を超えての交流の場となっています。将棋・囲碁スペースで出会い、仲良くなっているご利用者様も大勢おられます。将棋・囲碁スペースで交流されている姿を見ていると私たちも嬉しくなります。

また、毎日15時30分より、45分ほどカラオケ会も開催されています。好きな曲を歌うことができ、「カラオケが楽しみでここにきとる」という利用者様もおられます。

カラオケ機器により、自宅では味わえない、キレイで迫力のある音で歌を楽しむことができます。利用者様のお好きな歌を思いっきり歌っている姿や、歌い終わった後の「パチパチパチ」という拍手。とても楽しい空間になっています。

通所リハビリはリハビリだけでなく、将棋・囲碁、カラオケと言った余暇活動の機会も提供しています。楽しんでリハビリができます。

通所リハビリ 介護福祉士 T

通所リハビリの共同作品「秋の味覚」(令和元年10月)を飾りました

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今月の作品のテーマは「秋の味覚」です。

秋の味覚である、リンゴとキノコがデザインされています。
また、今月最後の日はハロウィンということで、かぼちゃとお化けも入っています。
リンゴは立体的にするために3~5枚ほどのカラフルな折り紙を貼り合わせています。
色の組み合わせが作った方によって異なるため、とても個性的な作品になっていますよね!
キノコはご利用の方がそれぞれでデザインしてくださり、素敵な作品になっています。
その一部しかご覧いただけないのが残念ですが…。
リンゴの木や葉っぱをメインに全体の配置は大まかに職員が伝えてご利用の方に協力して貼り付けていただきました。
その時、皆様でのり付けする方や貼り付けする方、全体を見る方などと役割分担して相談しながら取り組まれていました。
通所リハビリテーションをご利用されている皆様が協力して創作された作品は、心温まる作品に仕上がっていると思います。
いかがでしょうか?

通所リハビリテーション 介護福祉士 H

いつまでもお健やかに~令和元年度老松学区敬老会参加報告

令和元年9月8日(日)倉敷市は快晴で最高気温が30度を超す暑い日でした。
この日、全仁会グループの看護師1名、管理栄養士1名、ケアマネジャー1名、事務職員2名、理学療法士2名の計7名で、倉敷労働会館で開催された老松学区敬老会に参加しました。

朝早くから多くの地域の皆様が参加する盛大な会でした。そこで一部場所をお借りして、我々は健康チェックを実施いたしました。身長、体重、血圧、体脂肪を測定し、簡単な健康相談や介護相談に応じました。健康チェックには約30名の方にご参加いただきました。測定後は、病院のパンフレット等を配布し、11月に開催されるのぞみの会のご案内も行いました。

敬老会では、災害対策の講演やダンス・劇などの演芸が催されました。演芸の時間に10分程お時間を頂き、理学療法士2名による健康講座を行わせて頂きました。
健康講座では、日本転倒予防学会が紹介している「ちょいトレ」の一部を紹介し、来場されていた皆様と一緒に「ちょいトレ」を実施しました。ご来場の皆様が熱心に取り組んで下さって大変ありがたかったです。

地域の皆様に貢献する機会を頂き、大変勉強になりました。

倉敷老健通所リハビリ PT K

 

老松学区敬老会には毎年、参加させていただいております。
平成30年度
平成29年度

~世代を超えて、地域とつながる~令和元年度第5回老松保育園絵本読み聞かせボランティア報告

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令和元年9月6日(金)当通所リハビリを利用されている2名の方と老松保育園のばら・すみれ組さんを対象に絵本の読み聞かせボランティアを実施しました。園児24名、園長先生を含む先生6名が参加してくれました。お天気も良く青空の園庭では、運動会の練習をしており、園児たちの元気な姿にパワーをもらいました。
今回は、Mさん(76歳)とNさん(75歳)のお二人が参加されました。Mさんは『へんしんトンネル』の大型絵本を、Nさんは『へびくんのおさんぽ』の大型絵本を読まれました。

『へんしんトンネル』ではトンネルをくぐると違うものに変身します。園児たちは目を輝かせながら絵本にくぎつけでした。ゴリラが変身するときは、「ウホウホ」とゴリラの真似をしている園児もいました。

『へびくんのおさんぽ』の絵本では、表紙を見てすぐに「へびさん」「へびへびー」と興味津々な様子でした。園児たちの真剣に聞いている姿がとても印象的でした。Nさんは、「次はどうなるでしょうか」と園児に問いかけながら読み聞かせを進めました。

読み聞かせが終わると、園児より手作りの首飾りをプレゼントされ、一人ずつ握手をしました。MさんもNさんも「聞いてくれてありがとうね」と話しかけながら楽しいひと時を過ごしました。

通所リハビリに戻られてからも「いい機会でした。しあわせな時間でした」と笑顔いっぱいに話されました。また他のご利用の方々にも手作りの首飾りをみてもらいながら嬉しそうに話をされていました。

老松保育園にご協力いただき、令和元年度は5月から全5回の読み聞かせを実施しました。
保育園での読み聞かせを通し、世代を超えて地域とのつながりを改めて感じました。是非来年度も継続していければと思っています。
老松保育園の方々ありがとうございました。
※了承を得て写真掲載しています。

通所リハビリ 介護福祉士 K

通所リハビリの共同作品「秋のコスモス畑」(令和元年9月)を飾りました

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9月のタイトルは「秋のコスモス畑」です。
きれいなコスモス畑の上にたくさんのトンボが飛んでいます。
コスモスは、1枚の折り紙を縦に8等分して1枚ずつ曲げてからそれを8枚貼り合わせて作成しています。
その真ん中に黄色いお花紙を半分に切ったものを丸めて貼っています。
一つ一つコスモスはそれぞれとっても手が込んでいます!!
また、トンボは絵が得意なご利用の方が描いてくださった絵を切って貼っています。
とてもお上手ですね♪
仕上げの際には、ご利用の方が一緒に配置を考えてくださいました。

通所リハビリステーションをご利用の方が丹精込めて作られた作品です。
その一生懸命さや温かさが皆さまにも伝わると嬉しく思います!

通所リハ 介護福祉士 H

【令和元年度第4回老松保育園絵本読み聞かせボランティア報告~世代を超えて、地域とつながる~】

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令和元年8月8日(木)当通所リハビリを利用されている2名の方と老松保育園のばら・すみれ組さん(年少)20名の園児を対象に絵本の読み聞かせボランティアを実施しました。晴天の空の下、園庭では園児たちが元気いっぱいに水遊びをしていて大変にぎやかでした。

今回はFさん(79歳)とAさん(76歳)のお二人が参加されました。今年度の4回目ということもあり、部屋に入ると、マットの上に座ってすでに準備万端の様子の子どもたちが出迎えてくれました。

Fさんは『えらい えらい』の大型絵本を読まれました。「はくしゅ~!」という台詞に合わせてパチパチと拍手をしてくれる子どもたちに、緊張気味だったFさんの表情や声が明るくなっていく様子が印象的でした。
Aさんは『おべんとくん』の大型絵本を読まれました。おにぎり、ウインナー、卵焼き、と大好きなおかずがお弁当箱に入っていく様子に、子どもたちの目はくぎ付け状態に。お二人とも大きな声でゆっくりと子どもたちに分かりやすいテンポで読み聞かせされていました。

最後に子どもたちから手作りのネックレスをプレゼントされ、握手をしたりハイタッチをしたりとなごやかな時間を過ごしました。何度も何度も握手を求めてきてくれる子どもたちにお二人とも大喜びのご様子が印象的でした。「かわいいねぇ」「絵本は楽しかったかな」と沢山子どもたちに話しかけていらっしゃいました。

「曾孫とふれあっているよう」と、この交流を通して、たくさんの元気をいただいたようでした。
老松保育園の方々ありがとうございました。来月もよろしくお願いいたします。

※令和元年度は5~9月まで月1回の計5回の開催を予定しています。
※了承を得て写真掲載しています。

(広報・広報課 A)

コグニサイズ

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通所リハビリの1フロアでの取り組みについてご紹介です。

通所リハビリは利用者の身体・認知レベルに合わせて4つの部屋に分かれて、それぞれのスケジュールで過ごしています。1フロアは1日平均利用者数が90名程度の大規模なフロアです。大人数のフロアですが数年前より、利用者の身体機能にあわせて、3つのユニットに分かれています。日中は少人数に分かれた3つのユニット内で、それぞれ利用者のレベルに応じた体操やレクリエーションを提供しています。今年度は、よりリハビリ意識をもってプログラムが提供できるように、担当の介護スタッフが体操やレクリエーションの役割・目的などの勉強会を開き、理解を深めながらプログラムを行っている所です。

みなさん、「コグニサイズ」と聞いたらどんなものか、知っているでしょうか?最近は多くの部署で取り入れられていると思うので、どんなものか知っているかと思います。いままでは通所リハビリでも個々では行っていましたが、今年度改めてフロア全体で取り組むことになりました。

コグニサイズとは、国立長寿医療センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称です。どんな運動や認知課題でもよいとされていますが、次の2点が考慮されている内容が必要です。

①運動は全身を使った中強度のもの(軽く息がはずむ・脈拍数が上昇する程度)

②運動と同時に実施する認知課題によって、運動の方法や認知課題自体をたまに間違えてしまう程度の負荷がかかっているもの(難易度の高い認知課題)

以上2点に気を付けながら、1フロアの利用者が「できそうだけど、ちょっと難しい!」

と感じられる課題を話し合いながら作成し行っています。

実際に行ってみると、最初の動作は簡単なのでほとんどの方が出来ますが、動作が増えたり、複雑になってくると「ありゃ?!まちごぉ~たぁ!!」「もう!できんわぁ~(笑)」と言いながらも皆さん笑顔で取り組んでいます。

スタッフは、「簡単すぎては意味がないので、間違えても大丈夫ですよぉ~」「間違えている今!脳が若返っています!」「スタッフの私も間違えましたぁ~(笑)」など言いながら進行していき、一緒にコグニサイズを楽しんでいます。

いつも集団体操は行っていない利用者が、コグニサイズはちょっとですがやっていたり、あまり表情のない方が笑顔で行われていたりと、コグニサイズを全体で取り組むようになって、よかったなぁと思います。

利用者様が自宅で出来るだけ長く、自分らしい生活を過ごせるようなサポートが行えるように1フロアのスタッフは考えています。「体操!」と言ったら高齢者の方には負担に感じられる方もいるので、コグニサイズのように楽しみながら身体を動かす機会を今後も増やせていけたらなぁと思います。

通所リハビリの1フロアは大人数で圧倒されるイメージですが、運動・脳トレ・リラックスタイムから創作・ゲーム・ボランティアまで、たくさんのプログラムを提供できるので、ご自分の好きな時間が見つけられるかと思います。ぜひ、お気軽にご連絡ください。見学・体験等お待ちしています。

通所リハ T

通所リハビリの共同作品「夏」(令和元年8月)を飾りました

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今月の作品のテーマは「夏」です。
夏といえば海!!
背景の色は青い海をイメージしており、その近くにハイビスカスの花とヤシの木があります。
その中にはフラダンスの踊り子がいます。まさにバカンスですね!
最初は「難しいわ」や「わからないわ」と言いながら取り組んでいたご利用の方も、だんだんと積極的に参加するようになりました。
さらに、自分から「こうしたらいいんじゃない?」や「これをしてもいい?」と言って下さっり、難しそうにしている他のご利用の方のお手伝いを自ら進んでしてくださったりと全体の雰囲気が変わってきました。
このように通所リハビリテーションご利用の皆様が協力して一生懸命取り組まれた作品です。
ご覧いただいている方に少しでも伝わると嬉しく思います!

                        通所リハ 介護福祉士 H