カテゴリー別アーカイブ: 通所リハビリテーション

通所リハビリの共同作品「コスモスとトンボ」(平成30年9月)を飾りました

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雨の9月スタートですね。さて、今月の作品「コスモスとトンボ」を飾りました。コスモスはちぎり絵のものと、梱包用のビニール紐を使って作ったものと2種類を組み合わせました。

「これがコスモスになるんか?!」と言われながら、皆さん細かい作業を頑張って下さいました。
ビニール紐を一枚ずつ広げるのが難しそうでしたが、周りの方と、お話されながら綺麗に仕上げて頂きました。コスモスに見えるでしょうか。

また、トンボはつまようじに赤色の毛糸を巻き付けて、からだにしています。これも細かい作業で
なかなか大変でしたが、完成すると「ぇえトンボができたなぁ~」と喜ばれていました。

通所リハのある、在宅総合ケアセンター1階のエレベーター横の掲示板には素敵な「ぶどう」が出来上がっています。また見に来てくださいね。

通所リハ介護福祉士 K

通所リハビリテーション(1フロアのご紹介)

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 暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?今年は特に厳しい暑さとなっているため、こまめに水分補給をするなど、熱中症対策に努めましょう。

8月は通所リハビリのフロアの中で最も規模の大きい1フロアのご紹介です。
コンセプトは“どのような状態でも、その方に応じた専門的リハビリテーションが提供できるプログラム・環境が整っている空間”を掲げています。
当フロアは1日平均利用者数が100名を越えており、自立されている方から重度の介助が必要な方まで様々な方がいらっしゃいます。よって単にプログラム(集団体操・脳トレ・創作・歌など)を実施するにしても難易度が高くて参加できない方や諦めてしまう方、逆に難易度が低すぎて効果を実感できない方がでてきます。
そこで当フロアの工夫として、利用者さまの身体機能を考慮して機能別に小集団に分け、その方に合った難易度のプログラムを提供しています。また内容に関しても専門リハビリスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が直接関与するため質の高いサービスを提供しています。
今後もこのコンセプトに基づき、最良なリハビリテーションを提供していきたいと考えています。

次回は、通所リハビリテーションでリハビリスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)がどのような関わりをしているのか具体的にご紹介したいと思います。
興味がある方はぜひ見学・体験をお待ちしております。

通所リハビリテーション I

通所リハビリの共同作品「朝顔が咲いたよ」(平成30年8月)を飾りました

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7月豪雨で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
一か月前には思いもよらなかった事態になっており、復興に向け私たちも微力ながら取り組んでいきたいと考えております。
 さて、8月の作品を外来に飾りました「朝顔が咲いたよ」とタイトルを付けました。
今回の作品は、花びらの感じが出るように、朝顔の花の部分を障子紙で作りました。丸く形どって、切り、折って、絵の具に浸して染めるのですが、絵の具に浸した後、紙を開くのが大変でした。実物をご覧いただくと花びらの曲がり具合などが立体的になっています。背景は、すだれにみえるように塗ってみました。
是非外来にお越しの際はご覧いただければと思います。
現在、倉敷平成病院では10月28日開催の「のぞみの会」の手作りポスターなど様々な作品が飾られています。猛暑を吹き飛ばす元気な配色のものが多く、楽しんでいただけるのではないかと思っています。

通所リハビリ 介護福祉士 K

平成30年度第3回老松保育園絵本読み聞かせボランティア報告

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平成30年7月19日(木)、通所リハビリの方2名による絵本の読み聞かせを老松保育園のばら・すみれ組さんの2歳児を対象として行いました。この日は田邊園長先生はじめ3人の保育士さんと約20名の園児が参加してくれました。また当日は、35度を超える猛暑の中、園庭では、園児たちが元気いっぱいに水遊びをしていて大変にぎやかでした。
今回は、Hさん(87歳)とKさん(86歳)のお二人が参加しました。
Kさんは『おやおや おやさい』を読んで下さいました。絵本に出てくる色々な野菜に夢中になり、「私、トマトが好き~」「私、ナスが好き」「あ、大根だ!」などと園児たちは大きな声で答えてくれました。
次に、Hさんが『ありとすいか』を読んで下さいました。園児たちは絵本に見入り、絵本の中に出てくるアリの数を一緒に数えて、最後までしっかりとお話を聞いていました。絵本に出てくるアリたちが巣にすいかを運びこむシーンでは、「がんばれ!」と元気いっぱいの掛け声をかけてくれました。
読み聞かせが終わると最後に園児たちが2人に手作りの首飾りをプレゼントしてくれました。
HさんもKさんも「全部の力を発揮できて良かった。読み聞かせに来て楽しい時間を過ごすことができました。」「子供たちが『おばあちゃん好き』と言ってくれて、緊張がほどけました。」などとの言葉を頂きました。
老松保育園の方々ありがとうございました。来月もよろしくお願いいたします

※平成30年度は5~9月まで月1回の計5回の開催を予定しています。
※了承を得て写真掲載しています。
倉敷老健 通所リハビリ 介護福祉士 N

倉敷老健通所リハビリテーション(6フロアのご紹介)

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先週の週末にかけての記録的な豪雨のなか甚大な被害が各地で起こっています。 ご利用者様ならびにご家族・ご親族の方など被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

梅雨が明け、暑い日が続き始めましたが、体調お変わりなく過ごされていますか?
7月は介護予防を目的とした生活動作が自立している方にご利用いただいているフロアのご紹介です。
こちらのフロアでは地域の方から「あそこで運動したら楽しそう!」と思っていただけるようなプログラム作り、スケジュールの調整を行っています。前年度に引き続き、健康意欲が高く、ジム感覚で過ごしたいと思われている方を対象に体操の時間を充実させ、内容も部位別に筋力をつけるトレーニングや痛みの緩和を図るストレッチ、転倒予防や、排泄トレーニングなどの介護予防に着目したものとなっています。
また、脳活性プログラムとして脳トレプリントやコグニサイズを行っています。コグニサイズとは、運動と認知課題を同時に行うことで、脳をより活性化させ認知症予防を図るというもので、皆様に前向きに取り組んでいただき‘笑い’を共有出来たらと担当職員は小ネタ探しの日々です(笑)失敗しても笑いが生まれ、成功したら嬉しく次の課題に挑戦する!!当フロアおすすめの有意義な時間です。♪今後は栄養面へのアプローチも考えています。

運動だけではなく、夕方は落ち着いて過ごせるよう、選択式でプログラムを提供しています。賢人パズルと呼ばれる脳を鍛える積み木やブロック、大人のぬりえ、造花でフラワーアレンジメントも始めました。

フラワーアレンジメントは作る際に花の配置を考えたり組み合わせを考えたりとたくさんのアイデアが必要となります。製作を通して認知機能の維持や改善のためのリハビリ効果が期待できます。そして、花の形や色、香り(今回は造花の紹介なので香りはありませんが)は人間の心理に大きく関わっているとされます。例えば、赤は脳を刺激する、青は自律神経のバランスを整える、白は血圧を安定させる、ピンクは優しさや幸福をイメージするとされる色でリラックス効果が期待できます。このように、脳活性だけでなく色によって心理状態などを落ち着かせるといった効果もあります。

 

運動、脳トレ、リラックス効果など、ご自身の目的や目標、時間に合ったプログラムが選択しやすいフロアとなっているのではないかと思います。
ぜひ、お気軽にご連絡ください。見学、体験等お待ちしております☆

介護福祉士 S.H

 

通所リハビリの共同作品「ひまわり」(平成30年7月)を飾りました

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こんにちは!通所リハビリです。7月になりました。関東甲信地方は例年よりも22日早い、6月29日の梅雨明け宣言がなされました。今月の通所リハビリの作品も、夏を感じさせる1枚となりました。
真っ青な青空に満開のひまわりす。
立体的にひまわりを折るのがとても難しかったのですが、皆さん「あーでもないこーでもない(笑)」と頑張ってくださいました。
外来にご来院の際は、是非ご覧ください。

通所リハビリ 介護福祉士 K

平成30年度第2回老松保育園絵本読み聞かせボランティア報告~世代を超えて、地域とつながる~

6月19日(火)、通所リハビリの方2名と老松保育園の2歳児を対象とした絵本の読み聞かせを行いました。

今回は、Tさん(75歳)とKさん(82歳)のお2人が参加されました。
Tさんが『バスにのって』を読んでくださり、子供たちは真剣にお話を聞いていました。Sさんは『くだものいろいろかくれんぼ』を読んでくださいました。お話の中にたくさんの果物がでてきて、Sさんの「この果物何か分かるかな~?」の問い合わせには、「りんご」「バナナ」「ぶどう」「もも」「メロン」と大きな声で園児たちは答えてくれました。
最後におふたりへ園児からの手作りの首飾りをプレゼントして頂き、「みんなからのプレゼント大事にするね」と、とても喜ばれていました。Tさんから「はじめは緊張していたけど子供たちが喜んでいる姿をみて嬉しく思います。終わって安心しています」とのお言葉を頂きました。
今年度の読み聞かせはあと3回を予定しています。これからもご利用の方と保育園の園児の皆さんと有意義な会となるよう努めてまいります。

 


※平成30年度は5~9月まで月1回の計5回の開催を予定しています。
※了承を得て写真掲載しています。

倉敷老健 通所リハビリ 介護福祉士 N

生活に介助が必要な方に対する取り組み~通所リハビリより

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倉敷老健 通所リハビリテーションです。
生活に介助が必要な方に対する様々な取り組みについてご紹介します。

「重度化防止」
2フロアには状態の重たい方も多く、個別性を重視した専門職によるチームアプローチと、ご家族とのコミュニケーションを心掛けています。この部屋は、専従の介護福祉士、看護師、リハビリスタッフなど様々な専門職が連携し、個人の状態を評価し、具体的な目標と計画を立て、医学的な根拠や効果が認められた方法に基づく介護とリハビリに取り組んでいます。ご家族との連絡にはノートを用い、ご利用者の通所でのご様子を適宜お伝えしたり、自宅での介護に関する相談に対応したりしています。

「お口の健康づくり」
①お口をきれいにする快刺激はごえんの予防につながる
心地よい刺激は生活にメリハリをつけ、ごえん予防に必要なごっくんや、力強い咳で異物を吐き出すなどの反射を出やすくします。入れ歯の方や、歯のない方などさまざまなお口の状態に合わせて、ご自分でうがいができない方には歯ブラシやスポンジブラシを使い、安全に配慮しお口のケアを行っています。

②食べていない口が意外に汚い
口から食事をしていないから口の中も汚れていないだろうと思われがちですが決してそうではありません。食べていない口はつばが出にくくなり、本来、つばのもつ口の中をきれいにする作用が低下し、食べているとき以上に口の中は汚れやすいのです。また、汚れたつばや異物が気管に入ると重症な肺炎を起こしてしまうこともあります。

③えんげ体操でごえんを予防
えんげとは舌や口の周り、首などの筋肉を使って食べ物や飲み物をのどの方へ送り込み、のどを通過した食べ物をさらに食道へ送り込む運動のことです。えんげ体操とはこの動作に必要な筋肉の体操です。この体操は食べる準備であり、安全に、より美味しく食べるために行います。中にはご自分で体を動かすことが難しい方もおられます。その時は職員がご利用者のお顔に触れてマッサージやお口のケアを行います。それによってつばが出やすくなり、ごえんを予防することができます。

「全身状態の管理」
① ご利用者の体調をていねいに観察
顔色や表情、活気があるか、血圧、体温、肌の色つや、発赤はないか、食欲、排泄の状況等を日々観察記録し、変わった様子がないか常に状態観察をしています。

② 脱水予防への取り組み
高齢者は自分が脱水症状になっていることに気づかないまま日常生活を送っています。そこで通所ご利用中の飲水量と尿量を測定し、実際に、どれほどの水分を摂ることができているか把握し、尿量が少なくなっているご利用者に水分を追加し脱水予防に務めています。

③ 定期的な体重測定
体重と聞いて皆さんは「増えたら困るわ~。ダイエットしなきゃ。」と思われる方が大半だと思われますが、実は高齢者にとって体重の減少は命に関わる危険なサインなのです。
体重の減少の原因として、病気の進行や認知の低下、代謝の低下、摂食障害、お口の環境の悪化、精神的ストレス等があげられます。日頃から体重の管理を行うことで体調の変化に気付くことができます。

「ポジショニング」
自分の身体を思うように動かすことができない方に対して、特殊な枕を使い、安全で快適な姿勢を補助することです。ポジショニングにより、床ずれや関節の制限が生じにくく、より長く車椅子に座って過ごすことができます。当施設では、それぞれのご利用者にあったポジショニングをチームで検討し、提供しています。

このように通所リハビリテーションでは生活に介助が必要な方が穏やかに生活できるように様々な取り組みを行っています。ご利用者に快適に過ごしていただくのはもちろん、ご家族に安心して任せていただけるようにとの思いで職務に励んでおります。ご家族から「笑顔や発語がみられるようになった。」「わからないことが聞けて不安な気持ちが和らいだ。」などのお言葉を頂くと大変嬉しいです。より多くの方が気軽に通所リハビリテーションを利用できるよう、今後も地域の為・社会の為に日々の業務に取り組んでいきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

倉敷老健 通所リハビリテーション
(介護福祉士) A.W   (言語聴覚士) M.H

※許可を得て写真を掲載しています

第1500回歌声広場開催報告 ~歌い継がれて30年~

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平成30年5月23日のこの日、歌声広場が30年を経て、1500回目を迎えました。
歌声広場の歴史は、昭和63年2月25日に第1回目が倉敷平成病院2階、現生活習慣病センターにて開催されました。会の特徴としてご利用者様が歌いやすくなるように伴奏は生演奏、スクリーンを使用し歌詞や映像を見ながら歌うことにより、心身に刺激を与え、また歌を通じて心豊かな時間を集団の中で共有することが出来ます。
高尾武男代表に開会の言葉を頂きまして1500回がスタートしました。演奏は高尾公子副理事長、医療秘書課の佐々木さん、ボランティアの山下さんにピアノ・キーボードを、金光副部長にはギターを、「見る歌聴く歌」では音楽療法士の江島先生にバイオリン、田渕先生にピアノをグランドガーデンの藤原さんには歌を、そして通所リハビリから松岡君に和太鼓を演奏して頂きました。全仁会グループ全体で会を盛り上げました。
今回の選曲は、今月の歌から「茶摘み」、現在、将棋ブームにちなんだ「王将」、2020年の東京オリンピックを応援する気持ちで「東京五輪音頭」、見る歌聴く歌では、「花は咲く」、ほか「南国土佐を後にして」「川の流れのように」の計6曲。会場全体が生演奏と歌声に包まれ、ご利用者様とスタッフの間に一体感が生まれました。アンコールもありました。最後は大濱施設長よりご挨拶を頂き閉会しました。
この度、30年を経て1500回を迎えるにあたり参加者やスタッフを含め、数多くの方々が関わり、協力して下さいました。今年のスローガンは「全仁会DNA 手を繋ぐ」です。
私たちも歌声広場を通じて地域の方、全仁会グループ職員、ボランティアの方などと手を繋ぎ、1回1回積み重ねていきたいと思います。最後になりましたが、会の準備にご協力いただきました関係部署の皆さま。本当にありがとうございました。

通所リハビリ 介護福祉士 O

通所リハビリの共同作品「ぜっとくんと虹」(平成30年6月)を飾りました

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6月になりました。梅雨の時期ですが、沖縄から四国までは例年より一週間程度早く梅雨入りが発表されました。中国地方は例年6月第一週頃との予測となっていますが昨年は6月20日梅雨入り、7月13日梅雨明けでした。

さて、今回の作品では、全仁会マスコットキャラクターのぜっとくんも登場し、アジサイと虹で梅雨の合間の一日を表現しました。
虹は、パレットのような、明るい色彩の和紙を使いました。ただ、どこにも余白が無いようにバランスよく貼るのは、とても難しかったです。
あじさいは折り紙が得意な方が3人ほどおられて、「どうかしら?こうかしら?」と言われながら折ってくださいました。
外来にお越しの際は是非ご覧ください。

通所リハビリ