カテゴリー別アーカイブ: 訪問看護ステーション

暑い夏に向けて

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新年度が始まり2ヶ月が経とうとしています。 今年は、気温の変化も激しく体調不良を訴える方が多い印象20160523があります。 初春は、当ステーションのスタッフも体調不良で急な休みがあったりと 毎日バタバタしていましたが、皆で協力して予定通り訪問することができました。 先週より急に日中の気温上昇がみられています。 こまめに水分補給をして、これからやってくる暑い夏に向けて体力をつけていきたいと 思います。

訪問看護 K

植物の力

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ブログ桜の花も終わり、ハナミズキの花が咲き始めました。
訪問看護の仕事をはじめて、四季の移り変わりを肌で感じることができ、寒い、暑いもありますが、季節の花を訪問中に眺めることができ、癒されています。
在宅療養されているご利用の方のお宅に訪問させて頂いていますが、それぞれの家庭で植物を育てられているのを目にします。介護の合間を縫って、育てていらっしゃるのでしょう。「こうして花が育って眺めるのが楽しいのよ」
脳梗塞で寝たきりとなったAさんの介護をされていた70代の奥さん。訪問で看護ケアを一緒に行い、終了したら庭の花を花瓶にさしているテーブルで一服。
「主人が寝たきりになって、友人が息抜きって旅行に誘ってくれて、出かけたこともあるけど、気になって楽しめなくて。自分のペースで介護するのが一番楽なの。こうして、介護のあと、花を眺めると元気をもらえるのよ。」
色とりどりの花を一緒に眺めながら、植物の育て方なども教えて頂きました。背筋がピンと伸びていて、早朝から掃除。時間を有効に活用されていました。見習うことがいっぱいでした…。
数年間、訪問を担当させて頂きましたが、Aさんは永眠され、訪問は終了となりました。我が家の庭にも、Aさんの奥さんから頂いた花の苗が育ち、成長を続けています。私も庭を眺めながら、元気を頂いています。

訪問看護 K.G

春よ来い(パート2)

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春2年前の2月26日に『外に出て深呼吸してみませんか?』と呼びかけて以来の登場です。
昨年の秋は珍しくゆっくりと過ぎ、久々に1年の良い時期を満喫することができました。その影響もあってか、お正月を過ぎても暖かい日が続き、1月中旬以降の寒さが今まで以上に強く感じられます。インフルエンザが思い出したかのように流行し、ようやくおさまる傾向が見えてみたようです。
今年も我が部署のワコード達は、2016そうじゃ吉備路マラソンに参加し、無事完走したようです。部署内にも徐々に活気が見られてきました。ちまたでも、春の選抜高校野球やプロ野球の開幕、横綱をかけた大関琴奨菊の出場する大相撲春場所、リオオリンピックの出場権をかけた試合結果など明るい話題で溢れているようです。
リハビリに訪問しても寒さの為、まだじっとしていたい人と、もうゴソゴソと動き始めている人といるようです。
そろそろ春めいた景色を楽しみに、近くの公園に散歩に出て体を動かしてみませんか。そして大きな声で叫びましょう。
春よ来い早く来い!!

訪問看護PT T.O

ご利用の皆さんに誠実なリハビリが出来るように

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ブログ夏に訪問看護ステーションに異動になり、気が付けばとても寒くなってきました。
早く暖かくならないかな、と考えながら車を運転し、訪問へ伺っています。
異動してからの事を振り返ってみると、大変なことも多いですが、ご利用の方との嬉しいこともたくさんあったことを思い出しました。
訪問開始から2ヶ月目にしてようやく名前を覚えてもらった事や、「あなた方に来てもらえて本当に良かった」と言って頂けた事、などなど。そして似顔絵を頂いたこともありました。
思っていた以上に本当にそっくりで、頂いた自分が1番びっくりしてしまいました。実物より可愛いんじゃない?(笑)、なんて言われたくらいです。嬉しくで部屋に飾っています。(自画像なので、友達が来るときは少し恥ずかしいので、しまっていますが…笑)
私たちが訪問に伺うのは、何かしらのケアやリハビリを望まれている方なので、絵を描くことに限らず、時間が掛かったり、周りの方の協力が必要な場合も多いです。
そして、そういった生活に少しでも変化を起こせたり、またその生活を維持できる事が、私たちが訪問させて頂く目的の1つかもしれないなとようやく分かってきたところです。
ご利用の皆さんがいつも私に返して下さる気持ち以上のリハビリや対応が出来るよう、訪問看護の一員として、これからも頑張りたいと思います。

訪問看護ステーション OT S.Y

低温火傷にご注意を!

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昨年の12月は暖冬でしたが、大寒を迎え寒さが段々と厳しくなってきました。訪問に出る際にも感染予防策と併せお天気情報や防寒対策に気を遣う季節になりました。
ブログカイロ最近訪問をしていて少し気になる事をお話します。低温火傷(電気アンカやカイロによる)や外反母趾で循環の悪い足の指が圧迫傷を形成しているのを(緊張、密着の増強で)見かける様になりました。感覚が鈍く気付いていない場合もあります。皆さんご注意を。ブログ足湯
電気アンカは足元から少し離すか何かでくるみましょう。カイロは直接肌に触れない様にして利用しましょう。外反母趾がある方は冬場も注意をして足の観察を。靴下や履物は暖かい足先を締め付けない物を選び、足湯(バブ浴)やマッサージ、趾間じゃスポンジやコットンを挟んで除圧を行いましょう。
冬場もどうかトラブルなくお過ごしくださいます様。

訪問看護 K.M

忘年会

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忘年会のシーズンですが皆様の胃袋は大丈夫でしょうか?
訪問看護ステーションでは今年はパーソナルクイズ(自分についてのクイズ)をしました。
日頃、話す機会の少ないスタッフのえっ!そうなんだあという意外な一面をみたりと親近感の増す会になりました。
tomato_nabeさて忘年会といえば二日酔いが気になりますよね。
次の日が仕事だったらなおさらです。カテキンが豊富な緑茶割りだったり、脂肪分の多いナッツ、くるみ、レーズンなどはアルコールの吸収が遅くなるそうです。
また、スープ類やなべ料理にすると水分も一緒に摂ることになり、アルコール濃度を下げることもできます。
2日酔いで次の日の仕事に支障がでないように楽しいひとときを過ごしたいものですね。

訪問看護 Ns C.M

当たり前のことが幸せだと感じるこの頃

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訪問看護今年は9月のお彼岸を過ぎたくらいから気温の差を感じ始め、「去年よりなんか寒く感じるのが早いですよね~」とご利用の方と言葉を交わす事が多くなりました。
10月に入って蝉が頑張って鳴いているのを聞きて、その一生懸命さに何となくしみじみしてしまいました・・・。

訪問車での移動中、日差しが肌に突き刺さりジリジリする感じはまだありますが、日陰になると風の冷たさが丁度良くなりました。
風が心地良く“秋風”を体感できるのは、訪問ならではと感じちゃいます(*^_^*)

私が訪問看護に異動となってから早6年が経ったのですが、毎年思う事、本当に何気ないことですが、それは見慣れた風景をまた今年も見ていることです。例えば、田植えが終わったと思いきや、もう稲刈りの時期なのだと、『また今年も見れたなぁ』と月日の早さを感じたり、反面少し切ない感じになったりしますね。でも、同じ光景がまた見れたと感謝し、当たり前の事が幸せなんだと思うこの頃です。

仕事をしている中でも、毎週ご利用の方と関らせて頂いて、変わらない笑顔が見られたと思ったら、痛みが出たり体調を崩したり、時には急に永眠されたりと突然の出来事があったりして・・・。何が起こるかは分からないですが、当たり前の毎日が、普通に過ごせることは幸せなことかもしれないですね。
ご利用の方やご家族の方の笑顔が変わらず見られるように、私なりに出来る事を頑張っていこうと思います。

暑さ、寒さで体調を崩さないよう、日々精進して参ります!!

訪問看護 Y.N

いつも頼られる訪問看護ステーションを!

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先月、経験した事例を紹介しましょう。
訪問看護毎週二回、訪問看護で入浴をしているMさん。脳梗塞の既往があり、また認知症が進んできていますが、妻の献身的介護で穏やかに過ごされていました。いつも通りに訪問に行くと椅子に座っていましたが、顔や姿を見るとすぐに何かが違うのを感じました。妻は接客中で、本人は認知症があるため、はっきりした事がわかりません。体温、血圧、脈などを測定しながら観察していくと、妻から「二日前に転んで頭を打った。昨日からよだれが出て、体が傾く」と。確かに椅子に座っていても、いつもより傾きが強く、片側の口角からよだれが出ていました。意識はあり会話は成立しますが、打撲による硬膜下血腫か脳卒中の症状かもしれないと考え、受診を促す事にしました。ケアマネージャーに連絡を入れ、介護タクシーと救急外来への連絡を依頼し、介護タクシーが来る間、念のため入院の用意を手伝いました(今飲んでいる薬を忘れやすいので注意をしましょう)。
介護タクシーが到着し、見送りました。主治医が診察となり、脳梗塞で即入院し治療が始まりました。妻からは「ありがたかったわ。何回入院しても気が動転してしまう」と感謝の言葉をもらいました。
訪問看護では、定期訪問以外に緊急で呼ばれる事も多く、緊急受診するケースもあります。いかに異常を早く感じ判断し、手配するかも、この手にかかっています。いつでも頼られる訪問看護でありたいと思っています。

訪問看護 Oちゃん

訪問リハビリの一こま~小児リハビリの現場より

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「こんにちはー。リハビリ伺いましたー。体調いかがですか?お母さんも、かわりない?まだ暑い日が続きますねぇ」

私が訪問リハビリに従事するようになり、4度目の夏が終わりを迎えようとしています。秋の虫がなきはじめ、あぁ、この夏も体調崩さずにすんだな。今度の冬は大丈夫かな。この人は夏より冬のほうが苦手だったなぁ…そんなふうに利用者さんの半年、一年、三年先のことに思いを馳せるようになったのは、訪問に異動してからのような気もします。

さて、倉敷平成病院には現在、小児科はありませんが、訪問看護ステーションでは脳性麻痺や筋ジストロフィーといった小児疾患をもつ利用者様のお宅にも訪問させていただいています。高齢者の利用者様と比べると、ケアマネジャーとの関わり方が異なるため、どこかでヘイセ写真イ訪問看護ステーションの存在を知っていただき、直接ご連絡いただいているケースもあるかと思います。

子供のリハビリって何するの?ときかれることもありますが、私は理学療法士の資格をもっており、提供できるのは理学療法です。その芯にあるのは、利用者様が高齢者でも若年者でもかわりありません。
未だ母になったことがない私に、何ができるのだろう、と悩むこともありますが、そんな私だからこそできることがあるはず。そう思って、日々の訪問にあたっています。お子さんが握りやすいような名前判子をつくってみたり、ペンホルダーをつくってみたり、業務後の時間を利用して、他のステーションで小児の訪問に従事しているスタッフと意見交換してみたり…。私よりもずっと長い間お子さんと向き合い、生活されているご家族のみなさんでも気づかないようなことに、理学療法士だから気づけることがあるはず。そんな思いで訪問させていただいています。「先生に教えてもらってはじめて知りました。この子、こんなことができるんですね。お父さんにも教えてあげなきゃ。」そう言って笑ってくださったお母さんに、私自身が救われたことは何度もあります。
人を支えるのは人であり、家族であり、地域であると思っています。ヘイセイ訪問看護ステーションが倉敷地区の皆様と支え合える存在となれるよう、今日も倉敷の街を走ります★

訪問リハビリ PT Q

「こんにちは!訪問看護です」

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梅雨があけて夏本番!!といった所でしょうか?暑さが日々強くなる毎日。訪問看護では正念場の季節です。
熱中症に注意しながら待ってて下さる利用者様のお宅へレッツゴー!!!
私の訪問担当の利用者様で認知症の独居の80歳代の方がおられます。私が訪問させてもらい始めて2年弱は過ぎたと思います。
週1回、30分訪問を続けています。年々ゆっくりではありますが、症状は進行しつつ も、年齢にしては失礼ですがとてもお元気な方で、ご自分のペースで日々過ごされています。自転車にも乗り、近くのスーパーに買い物へ行かれ、好きな物を料理されるそうです。
この利用者様の近くに親戚の方も住んでおられます。しかし、同じ家の中に誰もいないということは些細な事でも不安がつきものです。
「これでいいんだろうか?」確認がとれない不安・・・。今日は何日?今日の予定は?テレビがつかない?さて、どうしたら?
色々な思いが頭の中で浮かんでくることでしょう。ですが、それさえ時間の流れの中で忘れてしまっているんでしょうね?

roujin_ryouri_obaasan日々の生活のなかで起こりうる日常的な雑用、「一人だから大変なの・・・。自分がやらないと、誰もやってはくれないから・・・」
私は週1回訪問することで、この方の話に耳を傾けています。
訪問中も、同じ内容の話を繰り返し行うことも多いです。それを傾聴しくり返し同じように返事を行うようにしています。
私が帰った後も話の内容を忘れて同じ内容で不安となるかもしれませんが、次の1週間、この方が穏やかに過ごせるようにそして些細な事でも体調面の変化に気付けるようにこの方の訪問を続けています。
「あなたが来るのをお待ちしていました」と言い続けてくださるように。そして今の生活が維持できるように。

 

「こんにちは!訪問看護です」

 

訪問看護師  Y