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栄養科通信 Vol195 「楽しく糖尿病療養を続けていくために」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

糖尿病療養を長く続けるのは大変なことです。私たち管理栄養士がそのお手伝いのひとつとして糖尿病患者さんと一緒に行っていることを紹介します。

① 歩いて学ぶ糖尿病おかやま後楽園ウォークラリー
岡山県糖尿病協会やノボノルディスクファーマなどが共催していて県内の医師、看護師、薬剤師、栄養士などと、糖尿病患者さんがチームとなり約2時間の制限時間のなかで地図をもとに歩いて各チェックポイントで糖尿病にまつわるクイズに回答し、正解数とゴール時間を競うイベントです。毎年4月に開催されていて、去年私も参加して患者さんと一緒に後楽園を歩きました。患者さんの体調を見ながら適宜、水分補給のタイミングを作ったり、無理なく歩けるようにサポートを行うという役割もあるのですが、各チェックポイントで患者さんと一緒にクイズの答えを考えたり、運動療法の大切さも同時に学べるなど有意義な時間でした。過去には当院チームが1位になったこともありますが、今回は入賞できませんでした。次は頑張りたいです。

② 糖尿病料理教室
2ヶ月に1回、糖尿病患者さんやその家族を対象に開催しており、次回126回を迎える長寿イベントです。コロナ禍で中止していた期間もありましたが、再開の要望が多かったため感染対策に気をつけながら短時間で実施しています。管理栄養士が行事や旬などのテーマにそって献立を考えるのですが、去年のクリスマスには身体をあたためる効果のある食材(にんにく、しょうがなど)を使ったメニューに、サラダやデザートのデコレーションも凝ってかわいらしく仕上げました。主食、主菜、副菜をバランスよく揃えることで、糖尿病患者さんにヘルシーでも満足感のある食事ができることを体験してもらっています。日々の食生活に活かしてもらえるよう私たち管理栄養士も工夫しており、毎回好評をいただいています。
どちらも患者さんがより身近に感じられ、管理栄養士として新たな気づきができる場となっています。これからも患者さんが糖尿病療養を楽しく継続できるようなサポートをしていきたいと思います。

管理栄養士 M.T

しっかり熱中症対策しましょう

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

8月になり暑い時期が続きますが、皆様お障りなくお過ごしでしょうか?8月になり暑い時期が続きますが、皆様お障りなくお過ごしでしょうか?
夏はイベントも多く、キャンプや海など活動も多くなる季節ですね。今回は熱中症対策について効果的な方法をご紹介させていただきます。

どうして熱中症になるの?
人間には、暑ければ汗をかくなど、36℃前後に体温を調整する機能があります。
高温多湿な場所に長時間いたり脱水状態になったりすると、この機能にエラーが発生し、身体に熱が籠り、臓器が正常に働かなくなります。この状態を熱中症と言います。
手足が痺れる、眩暈がする、足が攣るなどは熱中症の初期症状です。すぐに涼しい場所に移動し、水分補給をしましょう。

年々平均気温は上昇しており、対策もアップデートしていく必要があります。水分補給をする、帽子で直射日光を避けるなどの基本対策のほか、野外では身体を冷やして予防するのも効果的です。皮膚を濡らしてから風を当てると気化熱現象で効率よく冷えるので、濡れタオルやハンディファンを活用してみてください。

身体の中でも特に冷やしたいのは太い血管が走っている首と脇です。首・脇を冷やすことで冷えた血液が全身を循環するので、効率よく深部体温を下げることができます。
首…首の両脇には脳へ血液を運ぶ、頸動脈があります。保冷剤や濡れタオル、ネッククーラーを当てて冷やすのがお勧めです。
脇…袖付つきの服なら腕の内側上腕を冷やしても効果があります。保冷剤や缶・ペットボトルなどの冷たい飲み物を脇に挟んでも手軽に冷やすことができます。

このような症状があったら早急に医療機関へ
✔頭痛がする
✔だるさや吐き気がある
✔意識がもうろうとしている
✔身体が熱い
✔呼びかけに対して返事がおかしい

熱中症は野外で起こるばかりでなく、約半数は屋内で発症しています。屋内では温度と湿度の確認が大事で、室温が28℃程度、湿度が50~60%に保たれているか確認してみてください。
自覚がないまま脱水状態になるのを防ぐためにもこまめに水分補給を行いましょう。

予防リハビリテーションでは夏バテ防止の為に、食欲が落ちている時にでも食べやすい食材を用いた簡単レシピの紹介や毎年夏バテ予防に関する健康講座を行っています。体験の際にもご相談に対応しておりますので、ご興味をお持ちの方は担当者までご連絡下さい。
しっかり対策を行って元気で夏を乗り切っていきましょう。

介護福祉士S

◎お問合せ◎社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

9月以降の元気教室について

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

毎日暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。令和6年度もあと少しで折り返しを迎えようとしています。時が経つのは本当に早いですね。

本日のブログでは、当支援センターが主催して行っている元気教室の後半の日程をご案内させていただこうと思います。

8月はお休みとなっております。

9月、10月の予定は、倉敷在宅総合ケアセンターにて合同開催とします。

皆様のご参加をお待ちしております。(参加費無料 予約不要)

教室についてのお問い合わせ先:倉敷市老松・中洲高齢者支援センター

倉敷市老松町4-4-7 ☎(086427-1191

倉敷老健での看取り

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは 介護老人保健施設 倉敷老健です。
皆様、暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

今回は倉敷老健で行っている看取りの対応についてお話をさせていただきます。
老健は基本的には在宅復帰の施設であり、もちろんリハビリや体調管理をしながら介護者の方にも休息をとって頂き住み慣れた地域で長く過ごせる事を目的とした施設です。
しかし、超高齢化社会に伴い当老健をご利用して頂く方も、年々ご高齢の方や体調の不安定な方が増えてきています。今までも状態が悪くなった時に、すぐに病院に行くのではなく過ごし慣れた老健で看取りまでお願いをしたいというご家族の声も多くありました。

当老健では令和5年12月よりターミナルケア加算というものを算定し、医師より看取り期であると判断された場合、病状説明を実施し、ご希望される方には老健での看取りを行っています。
もちろん病院ではないので医療的にできることも限られています。しかし、ご本人・ご家族の意向を聞きながら心穏やかに過ごして頂けるように心掛けています。
今までも何名かの方を、看取り、お見送りさせて頂きました。お亡くなりになる数日前に満開の桜の木の前で、リハビリ・介護スタッフがご入所の方をリクライニング車椅子にお乗せし、介護者である旦那様と一緒に記念写真を撮りました。
ずっと仲の良いご夫婦で、大変な時期を在宅介護で旦那様が介護された上で老健に入所された方です。最後の2ショットになりましたが素敵な写真で旦那様も喜ばれ、見ているこちらも目頭が熱くなりました。

いつまでもお元気にお過ごしいただきたいという思いが一番ですが、その時期が近づいてきた時に老健での看取りが選択肢のひとつとしてご提案できる体制が整ったことは大変意義があるのではないかと思っています。

これからも、当老健でのご永眠を望まれる方に対し、人生の大切な最期を、ご本人・ご家族の気持ちにできる限り寄り添うことができたら・・・と職員一同心から思っております。

倉敷老健 介護支援専門員 主任 T

短冊に願いを込めて

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

日本には季節の行事がいろいろありますが、七夕はロマンチックだと思いませんか? 七夕は「星祭り」とも呼ばれ、旧暦の7月7日に行われてきました。現在使っている新暦にすると、今年の七夕は8月10日だそうです。

ケアハウスでは毎年笹竹に七夕の飾り付けをしています。
今年も飾りはご入居の方にお願いして、折り紙で輪飾りや三角つなぎなどいろいろな飾りを作っていただきました。
短冊はどなたでも自由に書けるように用意し、たくさんのお願い事が集まりました。そして、集まった飾りと短冊はご入居の方と一緒に飾りました。
飾り付けをしたあと、思っていたより飾りが少ないと気にされた方が新たに飾りを作ってくださり、華やかな七夕飾りになりました。

短冊には「世界が平和になりますように」「災害のない1年でありますように」「皆が健康で長生きできますように」など幸せや健康を願うものが多くありました。
昨年はコロナ感染症に関するものも多くありましたが、5類感染症に移行になったこともあり、今年はコロナ感染症に関する短冊はありませんでした。

昔は七夕の夜に「七夕送り」として笹飾りを川や海に流していました。川に流すことによってお清めとなり、海に出てずっと行くと水平線から天の川にたどり着くと言われていました。
また、七夕の笹を燃やすことで、短冊に書いた願い事が煙になって天まで昇っていき神様が願いを叶えてくれるとも言われていました。

しかし、現在は伝統行事とはいえ無断で川に流すことはできません。そこで、「清め包み」として白い紙に包んで捨てたり、神社で「お焚き上げ」をしてもらったりするといいそうです。
皆様のお願い事が叶うといいですね。

ケアハウス 介護福祉士 S.T

夏の園芸療法収穫のご報告

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさま、こんにちは。
夏本番、毎日暑い日が続いています。回復期リハビリテーション病棟での園芸活動についてご報告です。
今年の夏は、桃太郎トマト、ピーマン、ナスの苗植えを5月頃から行い、患者さまに毎週水やりを行っていただき、6月の下旬から収穫できるようになりました。
トマトはたくさんの実が付くもののなかなか赤くならず、患者さまと毎日のようにプランターに通い心配していましたが、赤く色づき無事に収穫することができました。みなさま、日々お野菜の成長を見守りながら、成長や収穫をとても楽しみに過ごされていました。
テレビで天気予報の確認を行い、「明日は雨じゃから水やりはせんでええかな?暑くなるからしとこうか」など積極的に園芸活動に参加してくださいました。収穫したお野菜は、「おいしく食べれた?何をして食べたの?焼いたり味噌炒めがおいしいかな」とお話が盛り上がりました。ピーマンは収穫してもしてもたくさんお野菜がなり、当分収穫の楽しみが続きそうです。
暑い日が続きますが、熱中症対策をしっかりと行い、夏を乗り越えましょう。
写真は7月19日に収穫したときのものです。

リハビリテーション部 公認心理師A

水戸ブレインハートセンター 院長 畑山徹 先生 ご来院されました

カテゴリー: 医師, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

7月17日(水)、水戸ブレインハートセンターの院長であり、脳神経外科医の畑山徹 先生がご来院されました。
先生は第17回日本脳神経減圧術学会 会長も務めておられます。

畑山先生は、今年5月に当院脳神経外科の常勤医として着任した山下圭一先生が、以前水戸ブレインハートセンターに勤めていたご縁で、今回三叉神経痛患者さんへの微小血管減圧術(手術)を山下先生と共に行われました。

三叉神経痛とは、顔面に生じる片側性・短時間の激しい痛みで、“最も激しい痛み”の一つと言われている病です。

また、今回行った微小血管減圧術とは、後ろ頭に500円玉程度の孔をあけ、そこから手術用顕微鏡を用いてアプローチし、圧迫している血管を神経に当たらないように移動させることで高い治癒率を誇る手術です。
※詳しくは7/22(月)の山陽新聞メディカをご覧ください。

手術後、畑山先生から「山下先生には、水戸ブレインハートセンター勤務時にもたくさんの三叉神経痛患者さんを診てもらっていました。岡山でもその技術を役立ててほしいです。その中でも再発等難しい症例がありましたら、私も協力していきたいと思います」とお言葉をいただきました。

畑山先生、ありがとうございました。

秘書・広報部

第59回のぞみの会だよりー2ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

先日のぞみの会実行委員による、毎年恒例のポスターコンクールが行われました。
ポスターはすべてスタッフ手作りで、細部にこだわったポスターです。
ポスターは全部で46枚あり、院内に掲示されています。
皆様ご来院の際には足を止めて見ていただけるとうれしいです。

7/19(金)は第59回のぞみの会まであと100日のカウントダウンスタートの日でした。この日から倉敷平成病院受付はじめ、倉敷老健など全仁会グループの施設にて案内が始まっています。パリオリンピックもまもなく開幕ですし、いよいよだなと気が引き締まる思いです。

「第59回のぞみの会」は、10/27(日)の開催に向けて実行委員会を中心に準備が始まっています。今年は実に6年ぶり、倉敷平成病院増改築後初の1,000人規模の開催を目指しています。
皆さまのお越しを心よりお待ちしています。

こんにちは 第59回のぞみの会実行委員広報たんとうです。

皆さんのご来場を心待ちにしています。

ポスターは総務部が作成したものです。

第59回のぞみの会実行委員 広報チーム 鍼灸治療院 T

グループホームのぞみ~近所にお買い物~

7月21日には梅雨も明け、毎日暑い日が続いています。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

コロナ禍では外出も控えておりましたが、最近やっとご近所のスーパーに買い物で外出できるようになりました。 お隣のスーパーにて、お好みのものを選んでご購入いただきました。
「ご自身で選ぶ」という行為に皆さんとても真剣にそして楽しんでおられました。

「何にしようかな?美味しそう」と、悩まれながらも、実際に品物を手に取って選ばれておられました。

食後のおやつでアイスクリームを購入された方、夕食を取りやめてご購入されたお寿司を召し上がられた方、思い思いに買い物を楽しんでおられました。

日々の栄養バランスも大切ですが、ご自身の好きなものを選ぶということはとても大切なことだと改めて感じました

皆さんにも大好評でしたので、折を見て実施していきたいと思っています。

※お店の許可を得て撮影しています。

ピースガーデン倉敷 4階 グループホームのぞみ I

 

第51回 倉敷天領祭り 「OH!代官ばやし踊り」に参加

カテゴリー: お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

7月20日(土)、今年も倉敷天領夏祭りに参加しました。


当日はお天気にも恵まれ、立っているだけでも汗が流れるような暑さの中、職員と職員家族総勢約60名がピンクの法被を身にまとい、「OH!代官ばやし踊り」を元気に披露しました。


倉敷美観地区から倉敷駅方面へと踊りながら進行し、メイン会場のあちてらす前にあるステージでは各チームが行う約1分間のアピールタイムがあります。


倉敷平成病院チームは初参加の新入職員が中心となり、SNSで流行している『カンカンダンス』をアレンジしたダンスを披露しました。頭に付けたかわいいパンダ耳のカチューシャとキレのあるフレッシュなダンスで会場が大変盛り上がりました。


沿道からの沢山の声援に力をもらい、元気に踊りきることができました。応援、ありがとうございました。


レクリエーション委員会 Y