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入職して9ヶ月

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

初めまして。新人理学療法士のHです。

早いもので気が付けば12月、朝晩はすっかり冷え込むようになりました。
今日はクリスマスイブですね!皆様いかがお過ごしでしょうか?昨年に引き続き今年も新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごされる方が多いのではないでしょうか。サンタクロースは新型コロナウイルスにも負けず、良い子のところにはちゃんと来るそうです。安心ですね。

さて、私は先日母校で国家試験対策について在校生に話しをする機会がありました。
去年の今頃は国家試験に向けて朝から晩まで学校で勉強をしていました。勉強すればするほど分からないことが増えていき、なかなか思うように点数が伸びず不安が募るばかりでした。そんな時に私を支えてくれたのは、一緒に頑張る仲間の存在でした。分からないところを教え合うことでどんどん理解力が深まっていきました。また、日々刺激を受け勉強に励むことが出来ました。
お互いに励まし合いながら国家試験に向けて勉強をしていた時期を振り返ると、現在同じ理学療法士として仕事が出来ていることをとても感慨深く思います。

新人職員として4月に入職し9ヶ月が過ぎようとしています。まだまだ知識不足で自分の未熟さを痛感することが多くありますが、的確なアドバイスをくださる先輩や気軽に相談し合える同期に恵まれ、日々精力的に業務に取り組むことができています。
これからも先輩や同期と高め合いながら、患者さんにより良いリハビリテーションを提供できるよう研鑽を積み重ねていこうと思います。

皆様、素敵なクリスマスイブをお過ごしください。

理学療法士H

師走を迎え、一年を振り返って

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

師走も半ばを過ぎ、連日厳しい寒さが続いています。年内も余日わずかとなり、今年もまさに暮れようとしている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

感染対策のため、換気を行っているよくなるデイ南町の室内には、冷たい師走の風が流れています。しかし、そんな寒さにも負けず、ご利用の方々は、朝、日中、夕方と、元気に体操や脳トレプリント、各プログラム活動に励まれています。

さて、皆様にとって今年はどのような一年だったでしょうか。

私自身、この一年は業務において大変成長を感じられる一年だったように思います。コロナ禍のため、イベント活動や日々のプログラム活動にはまだまだ制限が必要な状況です。が、そのような中でもご利用の方々に達成感や楽しみを感じてもらえる企画・活動の検討に努めて参りました。一緒にレクリエーションを楽しんだり、その折々の季節を感じられる創作活動に挑戦したりと、ご利用の方々と充実した時間を過ごすことができました。「楽しかったわ」「いい作品ができたわ。お部屋に飾るよ」等、ご利用の方々の一言一言が嬉しく、胸に響きます。

また、今年は事例検討の経験もさせていただきました。この経験を経て、ご利用の方々の真なるニーズの把握を行うことの重要性について学びました。日頃、自分が何気なく行っているご利用の方との会話がいかに重要かを実感しました。自分自身の介護観も明確となり、福祉の専門職として今後さらに飛躍していきたいと思える経験となりました。一方で、介護技術や緊急時の対応等、まだまだ強化すべき点も多くあります。自身の業務の在り方や今年一年の経験を振り返り、自分の強みはさらに活かし、弱みや強化すべき点は研鑽を積み、知識や技術の向上に努めていきたいです。

来年以降も皆様の笑顔と元気な姿に出会えるよう、業務に励んで参ります。

来る新年が皆様にとって健やかで輝かしいものとなりますように。

よいお年をお迎えください。

デイサービスよくなるデイ南町 生活相談員 M

楽しくウォーキング

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

ウォーキングは気軽にできてダイエットや生活習慣病の予防・改善、自律神経を整えるなど健康維持になります。

一般的に1日8000歩が健康促進にちょうどよいといわれていますが、なかなか簡単に達成できるものではありません。

最近は携帯でも歩いた歩数や距離によって設定された目標を達成すると特典のあるアプリもあるので上手に利用するのもお勧めです。

私も以前から普通の歩数計を使用していましたが、毎日1日の歩数を確認することもなく、一応自分なりの目標も設定していましたが達成できるような意識は特にしていませんでした。

その後、自分にもメリットがあるアプリを見つけてからは目標を達成するためにいろいろと意識するようになりました。

例えば、お店などの駐車場を少し遠くに止めてみるとか、いつもなら車で行っている近所の場所まで歩いて行ってみようかなと目標達成後に楽しみがあると無理なく歩数を増やすことができました。

それでも達成できない日は家で足踏み運動をしています。

足踏み運動はダイエットに効果的な有酸素運動になります。家でできるのでお天気の影響もなく、テレビなどを見ながらでもできるので簡単に続けられると思います。

運動をしたいと思っているけどなかなか始められない方は、ぜひ自分なりの特典を見つけて楽しくウォーキングをしてみてはいかがでしょうか。

脳ドックセンター O

コロナ下での乳がん検診

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

このところコロナウィルスの波も小康状態を保っており、岡山でも感染者ゼロの日が出てきています。クリスマスを控え、街も昨年に比べにぎやかなようです。ただ、新しい株の出現もあり、まだ収束までには時間がかかりそうです。

乳がん検診の世界においても、2020年度は受診者の減少がみられ、がんの発見が遅れることが危惧されています。やはりリスクを避けるために検診による外出を控えておられる方もいらっしゃるのだと思います。感染拡大当初はウィルスの性質がよくわからなかったので検診も一時休止していた時期がありましたが、現在は学会からの対応の手引きも出され、安全に検診が受けられるような体制になっています。

当院でも日本乳癌検診学会から出されている“乳がん検診にあたっての新型コロナウィルス感染症への対応の手引きVer.2.1”に則り、マンモグラフィに携わるスタッフにおいては
①就業前の検温
②マスク・ゴーグルの着用
③検査終了ごとの手指消毒
④検査終了ごとに受診者の皮膚が接触した部位の消毒を行い、安心して検査を受けていただける体制を整えております。

乳がんは早期発見で10年後の生存率が9割以上のがんです。また自分で触って発見することができるがんです。
検診を受けることに加え、ブレスト・アウェアネス(乳房を時々意識して、以前と変わりないか確認する習慣)によりご自分の乳房を気にして変化に早く気付くことで、病気の早期発見・早期治療につながります。乳がんにわずらわされる方が少しでも減るよう、これからも安心・安全・質の高いマンモグラフィ検診を提供していきたいと思います。

※昨年のブログでも乳がん検診について記しています。よろしければご覧ください。

放射線部 Y.Y

第56回のぞみの会YouTube動画 第7弾を配信

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

『第56回のぞみの会』の第7弾が本日12月20日(月)先ほどから配信開始となりました。
今回は「作品紹介『ギャラリーのぞみ』」です。

例年の のぞみの会で人気のコーナー『ギャラリーのぞみ』が動画と冊子に登場です。
全仁会グループ内の施設である倉敷老健・通所リハビリ・ケアセンターショート・リハビリステーションピース・グランドガーデン・よくなるデイ南町・ヘルプステーション南町・ケアハウスの8施設の皆様が、レクリエーションや創作活動などで作られた作品をご紹介しています。

次回はとうとう最終回です。12月27日(月)「新救急棟紹介 『ぜっとくんと歩く病院探検』」と「閉会のご挨拶」、2本の動画配信を予定しています。どうぞお楽しみに。

第56回のぞみの会実行委員

神経性皮膚炎の鍼灸治験例

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

50代の女性で、肩こりで月2回程度、長年当鍼灸院に通っている方がおられます。
ある日の治療中、火鍼(かしん)の話になり、「火鍼を使って帯状疱疹、皮下脂肪腫やイボなども治療できますよ」とお話ししましたら、彼女は「では、こんな症状でも治療できますか」と言いながら衣服をずらしました。
すると、両側の前腸骨棘のあたりの皮膚に、左右対称的に直径3センチほどの丸い発疹が見えました。色が赤黒く、やや盛り上がって表面がサラサラした感じでした。
発疹の様子から見れば、以前に見た神経性皮膚炎の様子に非常に似ていることから、私は「これは神経性皮膚炎ですね」と言いました。
詳しく聞いてみたら、実はこの患者さんは長年この皮膚の症状に悩まされていました。かゆみが強くて、度々睡眠中にかゆみによって目覚めるそうです。特に病院で診てもらったことはありませんが、まさか鍼灸で治療できると思わず、今までこの症状に関して相談されることもありませんでした。
私は初めに普通の鍼灸鍼で発疹の周りに数本刺してみましたが、あまりかゆみの改善が見られなかった。そして患者さんと相談して同意を得たうえで火鍼を使って治療してみることにしました。

一回治療した後、少しかゆみの軽減が見られ、さらに3回治療した後、かゆみはほとんど消えました。局部に増厚した皮膚も薄くなり、色も黒ずんだ赤みから薄い暗紅色に変わりました。夜にかゆみで目覚めることもなくなり、長年の悩みはなくなり、患者さんからは大変喜ばれました。
火鍼は古代に使われていた九種類の鍼灸鍼の一種です。耐熱金属で作られたもので、治療する際に、アルコールランプで鍼を赤くなるまで焼いて、熱いうちに瞬時に皮膚に刺入してすぐ取り出します。一部の難治性の病症に非常に良い効果が得られる場合があります。

ヘイセイ鍼灸治療院  甄 立学

ヘイセイ鍼灸治療院 電話:086-427-6688

令和3―4年末年始 倉敷平成病院外来診療と面会のご案内

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

 

令和3年度年末年始の診療ですが、12月29日(水)(終日)の診療をもちまして、年内の外来診療は終了となります。

年末年始の万が一の急な怪我や体調不良がありましたらご連絡ください。(☎086-427-1111)

緊急対応をしている場合もございますので救急外来は待ち時間が長くなる場合もあります。事前にお電話での受診確認をおすすめしております。

令和4年は1月4日(火)より通常通り外来診療を行います。

尚、12月30日(木)~1月3日(月)は入院患者さんとの面会を【面会制限】から【面会禁止】とします。

ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

秘書広報課

あわてんぼうのサンタさん登場

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

今年も残りわずかになり、毎日忙しく過ごされているのではないでしょうか。街はイルミネーション一色。常にクリスマスの音楽が流れ、ついつい口ずさんでしまいますね。

12月14日(火)、ショートステイでは今年最後のイベントとしてクリスマス会を開催しました。
催し物として職員による「あわてんぼうのサンタクロース」の寸劇を行いました。あわてんぼうなサンタクロースのクリスマス前の慌ただしさを、職員オリジナルの脚本で演出し、ご入所の方にも職員にも笑顔溢れる楽しいひと時となりました。

 

寸劇の内容は寝坊のサンタクロースのパジャマ姿から始まり、実際にそりをトナカイが引っ張りサンタクロースを誘導。あの曲に合わせて煙突に落ちる一幕まで… ご入所の方にもサンタ帽子やトナカイカチューシャを付けてもらい、音楽に合わせてリズムを取ってもらいました。

おやつの時間には、イチゴのショートケーキとチョコレートケーキを選んでいただける様にし、ジュースで乾杯!皆さま喜んで召し上がられ、一年の締めくくりにふさわしい楽しいイベントとなりました。

ところで皆さんはトナカイ一匹ごとに名前が付いている事を知っていましたか? 赤鼻のトナカイの名前は「ルドルフ」と言うそうです。今年は世界的にサンタクロースが不足しているそうです。当日、皆さんの所にも素敵なプレゼントが届くと良いですね。

ピースガーデン倉敷ショートステイ 介護士 Y

 

糖尿病治療と「ケトアシドーシス」について

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

日本糖尿病学会から、SGLT2阻害薬について、「周術期におけるストレスや絶食により、ケトアシドーシスが惹起される危険性があるため、手術が予定されている場合には術前3日前から休薬し、食事が十分摂取できるようになってから再開する」と2020年12月に提言されてから1年が経過しました。「ケトアシドーシス」というのは、どのような状態のことでしょうか。

まず、「糖尿病性ケトアシドーシス」は、糖尿病の高血糖性の急性代謝失調で、インスリンが不足した場合や、コルチゾールやアドレナリンなどのインスリン拮抗ホルモンが増えてインスリンの作用が弱まった場合などに発症します。インスリンの作用が弱まると血液中のブドウ糖を利用できなくなり、代わりに脂肪酸を分解してエネルギーをつくり出す仕組みが身体に備わっています。これにより、脂肪酸の分解副産物である「アセト酢酸」、「β-ヒドロキシ酪酸」などのケトン体が血液中に増え、ケトーシスという状態になります。ケトン体は酸なので血液が酸性に傾き、「ケトアシドーシス」と呼ばれる状態を引き起こします。1型糖尿病ではインスリンがもともと体内で不足しているので「ケトアシドーシス」の発症リスクが高く、「糖尿病ケトアシドーシス」は1型糖尿病に多くみられる代謝異常です。

一方、「SGLT2阻害薬」は、2型糖尿病の治療にも使用される薬です。尿中に一度排泄されたブドウ糖の再吸収を抑制するので、血液中のブドウ糖を尿と一緒に体外に出して血糖値を下げる作用があります。食事を摂れない状態では、尿中へのブドウ糖排泄が促進されるために体内のブドウ糖が不足し、代替エネルギーを作り出すために脂質代謝が亢進するので「ケトアシドーシス」が引き起こされます。「SGLT2阻害薬」服用中は、薬の作用により血糖値が高くならないので、「正常血糖ケトアシドーシス」が起こり、気づくのが遅れることがあります。この場合は、治療初期から十分なブドウ糖とインスリンの補充が必要です。

「ケトアシドーシス」の主な臨床症状は、悪心、嘔吐、食欲減退、過度の口渇、倦怠感などです。このような初期症状を知っておき、異常があれば、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。日常生活においては、「シックデイ」と呼ばれる、発熱や嘔吐下痢を発症した状態のときには注意が必要です。また、過度の糖質制限ダイエットにも注意が必要です。

ただし、「SGLT2阻害薬」が特別に危ない薬ということではありません。1型糖尿病にも使用できる、体重を減少させる、心不全による死亡率を低下させる、慢性腎不全の進行を遅らせる、など、新しい効果も解明されて多くの患者さんに恩恵があります。もともと糖尿病はブドウ糖の代謝異常ですから、食事や運動といった生活習慣とは密接な関係があり、すべての薬で特徴や注意が異なります。まずは、自分の薬を理解すること、そして、正しい生活習慣を送り、特に冬場は感染症などによる体調変化に注意することで、危険な状態を回避できます。私たちと一緒に、糖尿病治療に取り組みましょう。

薬剤師 いっちー

師走を迎えて

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

気付くといつの間にか12月も中旬に。来週22日は二十四節気の一つ、冬至です。昼の長さが一番短い日、柚湯に浸かって一年の疲れを癒す日です。今年は皆様にとってどんな一年でしたか?相変わらずのコロナ禍で行動自粛、感染対策の厳守生活の中で、手も足も伸ばせない窮屈な、ストレスの溜まりやすい長い一年間ではなかったでしょうか。それでもようやく日本では感染者数の低下した状態が続くようになり一段落です。オミクロン株の不気味な存在は報じられていますが、ここはゆっくりとお湯に浸かり、一年の疲れや垢を落としましょう。一昨年のちょうど今頃(2019年11月28日)、ブログの担当を依頼され、新年を迎えるにあたって十分な体力作りをして元気に過ごしていきましょうと具体策を書かせてもらいました。

1)昼寝30分/日
2)朝食を十分に摂ること
3)日光浴15分/日、散歩
4)体操、筋トレ、バランス練習
5)歌を歌う など。

今年はここまで無事乗りこえてきた皆様一人ひとりの頑張りに敬意を表し、来るべく年に新たな一歩を確実に踏み出せるよう、ゆっくりと心と身体の休息をとりましょう、と記して終えたいと思います。

訪問看護PT T.O.