歯と口の健康週間

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初夏の暑さを感じる毎日。我が家のバラも元気よくたくさんの花をつけています。

6月4日~10日は歯と口の健康週間です。日本歯科医師会によると

「おいしい」と「元気」を支える丈夫な歯

を平成29年度の標語とし、啓発活動を行っているそうです。

 

20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物をかみ砕くことができると言われていて、80歳で20本以上歯を残そうと「8020運動」が提唱されました。現在では8020達成者が37%にも上るそうです。ちなみに8020運動が開始された当初の達成者は10%以下だそうです。

最近は口腔ケアの必要性も広く認知されて、お口への関心も高くなっています。お口の健康を保つことは、体の健康にもつながります。定期的にお口の検診を受けられることをお勧めします。

また、お口の健康を保つには、毎日のセルフケアがとても大切です。歯磨きのポイントは、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシの毛先を当てることです。力を入れてゴシゴシこするのは歯ぐきを傷つけてしまい逆効果です。鉛筆を持つように歯ブラシを持ち、やさしくマッサージするように磨くことが効果的です。

歯科衛生士 まろ

倉敷ニューロモデュレーションセンター「大脳皮質運動野刺激術」を実施しました

このたび、倉敷ニューロモデュレーションセンターでは5月29日に大脳皮質運動野刺激術(motor cortex stimulation MCS)を実施しましたのでご報告いたします。
MCSは硬膜の上に電極を留置して微弱な電気を流すことで大脳皮質知覚領と視床で発生している異常活動が抑制され疼痛の軽減が期待する特殊な手術です。
正確な手技が必要となるため、手術用ナビゲーションという医療機器を使用します。
CTやMRI画像をナビゲーションに登録し、画面が表示されるとナビゲーションに装着しているカメラから赤外線センサを術者が持つ器具が感知し、ナビゲーション画面に現れます。画面を見ながら、どこの骨を削るか、適切な場所に電極を置くことができるように案内してくれます。
近年では脳腫瘍や脊椎手術で使用されている最新の医療機器です。

当院で初めて使用し問題なく手術が終了しました。翌日、上利センター長、作業療法士、臨床工学技士にて刺激開始と上肢評価を行い、痛みは軽減し手の動きが良くなっています。今後も実施できるようにチームの一員として治療に望みたいです。

臨床工学技科 T

ケアプラン室のご紹介

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こんにちは!!
私たちケアプラン室は現在14名のケアマネジャーで活動しています。

女性の多い職場で、4月から産休に入った人、5月から育休明けで復帰した人と、
人数が増減することもありますが、みんなパワフルに助け合って楽しく日々業務に励んでいます。

毎月担当している利用者さんのご自宅に訪問し、状態確認や相談、」サービスの調整などを
主業務として行っています。

今回は倉敷平成病院での外来相談コーナーの紹介をさせていただきます。

ケアプラン室から毎日交代で倉敷平成病院の外来の一室で相談を受け付けています。
最近あった質問事例をご紹介させていただきます。

Q1.「物忘れ症状が気になるけどどうしたらいいの?」(娘さんと来院) 
→  介護保険制度のお話しから申請手続きのお手伝いをさせていただきました。

 Q2.「最近足腰が弱って転ぶことが多くなった!
     手すりとお風呂の椅子を買おうと思うどこで買ったらいいかわからない…」
→  介護保険の制度を利用して、1割(2割)の負担で準備することができることを説明し、
取り付け位置や商品の選定について体に合った物が選べるようにアドバイス、
手続きのお手伝いをさせていただきました。

外来相談コーナー ☆
日時:  月~金(平日) 9:00~12:30
場所: 平成病院 1階 外来受付横

医療、介護についての御相談を承っております。
お気軽に声をかけてください。

ケアプラン室 М

倉敷老健 リハビリマシン導入

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

 さあ今日から6月。比較的過ごしやすかった5月が終わり、湿気に体力を奪われる梅雨の時期となりました。脱水症状を見過ごして、体調が悪くなっている方はいませんか?こまめな水分補給と早めの休養で夏バテを予防しましょう!!
さて今回は、倉敷老健に新しく導入されたリハビリマシンについて紹介します。タッチフィット デュオ(オージー技研)という商品で、1台で足と腕・体幹(腹筋)の2種類の筋力強化が出来るマシンです。タッチパネルで簡単に運動負荷(抵抗)や回数,休憩時間などが設定できます。休憩しながら3~5セット繰り返して運動しますが開始と休憩の合図に音楽が鳴るので、ご自分で操作して自主トレとして取り組まれる方もおられます。これまでもゴムチューブやダンベルを使用した運動をしてもらっていましたが、腕の力だけでなく体幹(腹筋)を同時に発揮できる運動になっているので効果が高い印象です。
また、隣にはレストレーター(低床の足こぎバイク)が並んでいるので、お隣同士でお話しながら楽しく取り組んでおられる姿も見かけるようになり、運動だけでなくコミュニケーションの場として活用できて嬉しく思っています。これからも心も体も元気に、少しでも入所者の皆さんの健康長寿のお手伝いが出来るよう努めていきます。

※写真の掲載は、ご本人の了解を得ています
倉敷老健 リハビリ職員 D

2017春の日帰りバス旅行開催報告

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

5月10日(水)に、ケアハウスドリームガーデン倉敷 ローズガーデン倉敷 グランドガーデン南町の3施設合同で山陰・松江城のお濠を舟で遊覧する「松江堀川巡り」日帰りバス旅行に行ってきました。
当日は薄曇りの天候でしたが、何とか雨は降らず総勢41名(職員含む)で出発です。壮大な宍戸湖に出迎えられ、松江市街地に入り小泉八雲生家や松江城を眺めているとあっという間に乗船場に到着。いよいよ「堀川巡り」です。4隻に分かれて船頭の威勢のいいガイドを聞きながらゆったりとお濠を進みます。普段の目線と違い水面から眺める景色は、新鮮かつ何処か懐かしくもある風景で、皆さんの表情がとても楽しそうでした。堀川には17つもの橋がかけられており、うち4つは橋桁がとても低く舟の屋根を下げて乗船している皆さんも身を屈めないと通れません。船頭の「ひかえおろ~」という掛け声に合わせ屋根すれすれでくぐる時に身を屈めると、皆さん童心に帰って探検をしている時のようなワクワクした顔になっていました。流れる景色は、木々が生い茂った自然豊かな風景からビルが立ち並ぶ市街地、城下町の名残ある街並みへと変わり、それぞれに趣がありました。約50分の遊覧もあっという間に終わってしまいました。
遊覧後は、皆さんお待ちかねの食事の時間です。松江堀川地ビール館で、名物の松江地ビール「ビアへるん」、しまね和牛やしじみ汁、出雲名物割子そばなどの山陰名物を取り揃えた内容で皆さん「美味しい!」と大好評。それぞれお好みの味を堪能されていました。
帰路は、しばし心地よい疲れとバスに揺られながら倉敷へ。途中ローズガーデン介護福祉士の山本主任と本地さん出演の実演DVDを見ながらの笑いヨガに車内は笑いと活気で大盛り上がりし、皆元気に笑顔で帰ってくることができました。現地での滞在時間が短く、移動距離が長いという冒険でしたが、歩行移動距離が短く疲れが少なかったのではと思います。車内の活動も、参加者の元気を復活させました。次の旅行も皆さんに参加して良かったと感じていただける旅行を計画します。

ケアハウスドリームガーデン倉敷 介護副主任M

グランドガーデン南町 5月誕生日会

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

5月9日(火)外はあいにくの雨でしたが、グランドガーデン南町では誕生日会が開催されました。

 

5月は3名の誕生日の方がおられ、代表挨拶では、名前を呼ばれると自ら前へ出られ、御礼のお言葉と「これからも頑張ります。応援宜しく願いします」と力強いお言葉を頂きました。会場からは大きな拍手が沸き、会食がスタートしました。食事は初鰹のちらし寿司・炊き合わせ・すまし汁・メロンと「見て美しく、食べて美味しく」初夏を感じられるメニューでした。2部は歌声広場です。前半は、高尾公子副理事長と職員の藤原さんの伴奏に合わせて5月にちなんだ曲「こいのぼり」などを合唱しました。後半はリクエストの曲を多田先生のアコーディオン演奏で合唱し、豪華な歌声広場になりました。閉会しても雨は止んでいませんでした。来月は本格的な梅雨の季節になります。梅雨は1年のうちでも特に体調を壊しやすい季節です。
体調管理・食中毒に注意し夏に備えましょう。

グランドガーデン南町 R

こんにちは!ヘイセイ訪問入浴です。

まだ、5月だというのに最近の暑さ、異常ですね。
そろそろ、首巻タオルを毎回替えないと冷たいです。汗かいてるんですね。
入浴介護中にほとばしる汗をぬぐうタオル、毎年大活躍です。
それにしても、お風呂っていいですよね。汗かいた後なんか最高!!
皆さんもそうでしょう?お風呂に入ると、たとえシャワー浴でもさっぱり!!
でも、、、寝たきりの人は、汗かいてもその場ですぐには入れないのです。
1週間に1回か2回、中には2週間に1回、1ヵ月に1回の方も、、、、。
だからこそ、その1回を大切にしたいのです。3日分、1週間分、2週間分、
あるいは、1か月分に相当する1回のお風呂!あ~気持ち良かった!!と
満足して頂けるよう、日々工夫しながら、一人ひとりに合った入浴サービスを
提供できるよう、頑張ってます。
足の先から頭の天辺までピッカピカになるよう、3人で力を合わせるのです。
入浴後のさっぱりされた顔、今年もきっと熱い夏を乗り切って頂けること
でしょう。
そして、今日もヘイセイ入浴車は東へ、西へ、南へ、北へ 走ってま~す。

ヘイセイホームヘルプステーション 訪問入浴のうぐいすばあば

食中毒に注意!!

先日、真夏日を記録した場所もあり、日中気温が高くなってきました。
沖縄が梅雨入りをし、これから鬱陶しい季節となります。

これからの時期、気をつけていきたいのが食中毒です。

食中毒の予防ポイントを上げたいと思います。

細菌などを食べ物に付けない
手にはさまざまな雑菌が付着しています。
食中毒の原因菌やウイルスを食べ物につけないように必ず手を洗いましょう。

食べ物に付着した細菌を増やさない
食べ物に付着した菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です。
しかし、冷蔵庫には内容量や開閉の頻度によって庫内温度が変わるため
細菌も少なからず増殖します。過信しすぎないように注意が必要です。

食べ物や調理器具に付着した細菌やウイルスをやっつける
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。特に肉料理は中心まで
よく加熱することが大切です。中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です。

≪ お弁当の防腐材代わりになる食材は? ≫
梅干、シソ、カレー粉、お酢をかけると食材が傷みにくくなります。
ほぐして入れると更に効果が向上します。お弁当に冷凍したひとくちゼリーを入れることにより保冷材代わりになり食べる頃には溶けてデザート代わりになります。また、冷凍の枝豆をいれる事もおすすめです。なるべく直射日光の当たらない涼しいところに保管して早く食べるようにしましょう。

少しでも参考になればと思います。

食中毒には気を付けて、鬱陶しい季節を、乗り越えましょう。

医療福祉相談室 H

感謝の気持ちを忘れずに

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

日に日に暑さが増してくる今日この頃です。

ピースガーデン倉敷に入職して一年と半年が経ちました。
私は今、2階にある地域密着型特別養護老人ホームで介護福祉士として勤務しています。

毎日を楽しく入居者の方々と過ごさせていただいていますが、私自身緊張しやすく、勤務中にもその態度が入居者の方々に伝わってしまい心配を掛けてしまうことがあります。ある入居者さんから「そんなに緊張しなくてもいいわよ。」と笑顔で言われた時には、緊張も少しほどけ、気持ちにもゆとりが持てました。

そんな自分に反省して、「日々成長していこう!!!」と心を入れ替えて入居者の方々と接していき、お話しをしていく中で戦時中の話や思い出話などをしてくださり、お一人お一人の人生の奥深さを感じています。

また、入居者の方々から、「寒いけど体調は大丈夫?」という言葉や、「今日も一日よろしくね!」などの温かい一言をいただいた時は、逆にこちらが励まされることが多々あります。

日々の感謝の気持ちを忘れずに入居者の方々と接していこうと改めて思いました。

 

介護士 M・Y

第1回DBS(脳深部刺激療法)説明会開催のご報告

5月20日(土)、倉敷在宅総合ケアセンター4階多目的ホールにて、第1回DBS(脳深部刺激療法)説明会を開催しました。事前にお申込みいただいた3組5名の患者さん、ご家族がご参加くださいました。

会の最初に、上利センター長より「パーキンソン病の脳深部刺激療法について」と題して、30分間の講義をしていただきました。この治療法の特色、また、パーキンソン病でもどのような方を対象として、どのような現象を対象としているのかということの説明がありました。

パーキンソン病は、中脳黒質のドパミン神経細胞の脱落を生じる変死疾患であり、ドパミンが不足することにより、運動の指令がうまく伝わらず、スムーズに動けなくなる病気です。50~60歳代で発症することが多く、日本人の約1000人に一人に発症しています。

パーキンソン病の4大症状は、振戦(ふるえ)、筋強剛(こわばり)、無動(動きがおそい)、姿勢保持障害(バランスがとりづらい)です。
治療は基本的に薬物療法になりますが、長期間内服することにより問題症状が出現する場合があります。その代表的なものに「ウェアリングオフ現象(くすりを内服してもすぐに効果がきれてしまう現象)」と「薬剤誘発性ジスキネジア(くすりを内服すると不随意運動が出現する現象)」があります。
脳深部刺激療法は、脳の運動野を司る部分に電極を埋め込み、電気刺激を実施することによりこれらの現象を抑える治療法です。近年は技術の進歩で埋め込む刺激装置が小型化されたことや、充電式の場合は1個でよいこと、また、具体的な入院治療のスケジュール等も紹介されました。

今年4月に開設された「倉敷ニューロモデュレーションセンター」ですが、毎週の外来予約・手術予定共に予想を上回るペースでの運営・実施となっています。今後もこの治療法の普及と啓蒙に努めていきたいと思っております。ご質問やご不明な点等もお気軽にお問い合わせください。
地域連携室 森