顎関節症について

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

4月になり、暖かく過ごしやすい季節になって来ましたね!

新生活が始まったり、職場環境が変わったりして知らず知らずのうちに疲れやストレスが溜まりやすい時期でもあります。

疲れやストレスが溜まると、身体にも様々な変化が現れます。
皆さんは、顎がだるい(特に起床時)、口を開け閉めすると顎が痛い、カクカク音がする…といった症状が出たことはありませんか?
これらの症状は、顎関節症と呼ばれています。

顎関節症にはさまざまな原因があります。
その一つに、疲れやストレスが挙げられます。日中の食いしばりや就寝中の歯ぎしりが増え、顎関節や周囲の筋肉に負担がかかるのです。肩が凝りやすくなることもあります。

まずは日中の食いしばりをしていないか、意識してみましょう!何か作業に集中したり、力仕事をしていると、食いしばりをしていることがよくあります。
食いしばりに気付いたら、上の歯と下の歯を離してみて下さい。リラックスを心がけましょう!

就寝中の歯ぎしりは、ご家族に指摘されて気付くことが多いですが、ご自身で確認して頂く事も可能です。
朝起きると歯や顎が痛い、歯が平らにすり減っている、歯に細かいヒビが入っている、歯頸部(歯の付け根の細くなっているところ)がえぐれたように削れている、頬っぺたの内側の粘膜に白いスジができている方は、歯ぎしりをしている可能性があります。

就寝中の歯ぎしりは無意識のうちにしていることですから、コントロールが難しいですが、マウスピースを使用すると、歯や顎への負担が減り、症状が軽減されることもあります。

また、頬杖をつく、うつ伏せ寝をする、片側でばかり噛むといった癖も顎関節症の原因となります。

顎関節症は多くの場合、生活習慣や癖を見直す事で症状が改善されます。心当たりがないか、思い返してみて下さい。

マウスピースの作製は歯科で行なっていますので、気になる方は、是非一度ご相談下さいね!

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