「養生訓」の教え

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは!!暖かくなり気持ちの良い日が続いていますね。しかし油断禁物、これから梅雨や気温がどんどん上がって、また過ごしにくい時期がやってきます。なんとか、養生をして体調が悪くならないようにしたいものです。

 

さて、今回鍼灸院が紹介したいのは本です。作者は貝原益軒(かいはらえきけん)という、江戸前・中期の儒者です。なんとこの方、江戸時代の寿命が50歳以下だったと言われているなか、85歳まで生きたすごい方なのです。長生きした事もすごいのですが、この方が書いた本がまたすごいのです。その名も「養生訓(ようじょうくん)」現代でも通用する健康指導本です。
ところで、皆さんは自分なりの健康法を持っているのではないでしょうか。さらに言えば、これは健康に良い、悪いという知識が備わっているのではないですか??今では当たり前の健康知識の事を、江戸時代に書かれた養生訓には、もう書いてあるのです。それは、食事や睡眠、行動の仕方や精神の保ち方など、多岐にわたり素晴らしい指導が残されています。実は、その中に鍼灸の事も書かれており、こうしたら良い、これはやってはいけないなど、当時の健康法として鍼灸が広く使われ、庶民の役に立っていたのだなと感心しました。ヘイセイ鍼灸治療院でも、養生訓の教えを取り入れ、施術に応用している部分があり、先人の教えに感謝ですね。しかし、この本を読んでいくと私自身の生活は、いかに堕落して恥ずかしいものか、痛感します。反省。
私の事はさておき、どのような内容が書かれているのか気になる方は、ヘイセイ鍼灸院で聞いてもらうのも良し、インターネットでも文を読む事ができます。現代語訳され読みやすくなっているし、内容も現代に通用します。ぜひ養生訓を読んでみて、あなたの健康維持に役立ててみてはいかがでしょうか。

ヘイセイ鍼灸治療院 甄 立学
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