健康教室への参加を通して

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

皆様、こんにちは!
予防リハビリでは高齢者支援センター(地域包括支援センター)からの依頼を受け、地域の公民館などで行われている健康教室への講師派遣を行っております。

先日もご依頼を頂いた健康教室に2名の講師を派遣し、講義や運動を実施しました。講義では、介護予防に関して重要なフレイル予防をテーマに、その症状やリスク要因についてお話をしました。
 講義の後は、実際に予防リハビリでもプログラムとしてご利用者様に提供している「エアロビクス」や「デュアルタスクトレーニング」を、参加してくださった皆様と一緒に実施しました。
エアロビクスは有酸素運動の一種で、体力向上や代謝改善に効果的と言われています。デュアルタスクトレーニングは二重課題トレーニングとも言われ、歩きながら手の運動課題も実施するといった運動で、認知症予防や転倒予防に効果があると言われています。いずれの運動も、介護予防分野では積極的に実施が推奨されている運動です。

参加してくださった方からは、「とても勉強になりました。」「こういう機会があるのはありがたいわ。」「みんなでやれて楽しかった。」といった嬉しい感想を頂きました。この3年間は新型コロナウィルス感染症予防のため、健康教室自体が中止となったり、開催するにあたっても、開催時間短縮や参加者人数制限、実施する運動内容の制約などがあったりと、地域の皆様との関りが行いにくい状況でした。

今回は5類引き下げ後の開催であったことから、制限も緩和され、これまでと比べるとコロナ禍前の状況に戻ったという実感がありました。それと同時に、やはり地域における社会参加・交流を通して、人と人との繋がりが介護予防にとっては必要不可欠だと感じました。これからも支援センターの方々とも協力しながら、地域に貢献できるよう取り組んでいきたいと思います。

理学療法士 S

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院 通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

写真はイメージです(出典 写真AC)