信頼関係と「結果報告書」

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

昨年、県外に住む父が亡くなりました。亡くなった父の自宅をやむなく手放すことになりました。自宅の名義変更にあたり、不動産会社と相談しながら進めていき、信頼関係も築けました。その信頼する不動産会社担当者から司法書士の方を紹介していただき手続きに要する父の戸籍、相続人の戸籍など様々な重要書類を担当の司法書士へ送付しました。

後日、担当の司法書士から私宛に手紙が届きました。その手紙を手に取った時、何かわからない違和感を覚えました。「なんだろうこの『雑』な感じ?・・・」家に持ち入り落ち着いて手紙を見ると、まず、私の下の名前が一文字間違っていました①。まあまあと思い封を開け、文面を読むと、亡くなった父の下の名前が一文字間違っていました②。これはどうしたことだろうと思いながら、その後に続く文面を読み進めていくと、父の名前が入るであろう箇所に全く知らない方のお名前が入っていました③。これはもう「けしからん!ありえない!3か所も違う!」すぐに不動産会社、司法書士担当者へ連絡をしました。

私は脳ドックセンターを受診してくださった方々の「結果報告書」を作成しています。常にミスが無い様、正確にと細心の注意をはらい作成しています。今までは作成する側の目線でいましたが、この実体験から受け取る側の気持ちがよく分かりました。
受診者はご自身の大切な個人情報を私たち脳ドックセンターに信頼して預けてくださっていることの重大さを身をもって痛感しました。「結果報告書を」手にした時、読んだときの受診者の顔を思い浮かべながら今まで以上に誠心誠意で作成していこうと思いました。

                          脳ドックセンター ももっこ