第33回フェンシング競技会ひろしま平和カップに医務サポートとして参加しました

2025年4月5日(土)〜6日(日)、エフピコアリーナふくやまにて開催されました「第33回フェンシング競技会 ひろしま平和カップ」に、当センターの理学療法士・濱田が大会医務スタッフとしてサポートを行いました。

本大会には、全国22都府県から幼年〜中学3年生まで、総勢340名の選手が参加しました。

大会期間中には、パリ五輪・女子フルーレ団体で銅メダルを獲得した日本代表・宮脇花綸選手(三菱電機株式会社)による特別セミナーも開催され、子どもたちにとって貴重な学びの機会となりました。

フェンシング競技では、足関節捻挫や肉離れ、剣との接触による外傷、手首の障害など、フェンシング特有のスポーツ外傷が発生しやすい一方で、競技人口の少なさから医療的サポート体制が十分に整っていないのが現状です。今大会でも、足関節捻挫や剣による挫傷が数例見られましたが、迅速な対応により大きなトラブルなく大会を終えることができました。

当センターでは今後も、フェンシング競技への医療サポートを継続し、スポーツ現場での安全と選手のパフォーマンス向上に貢献してまいります。

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スポーツリハビリテーションセンター H

【「失語症の日」記念 第2回岡山県サロン合同交流会開催のお知らせ】

皆さん、4月25日が何の日かご存じでしょうか?
実は「し(4)つ(2)ご(5)」の語呂合わせにちなんで、毎年4月25日は「失語症の日」とされています。全国各地で、失語症に関する啓発や交流行事が開催されています。
岡山県では昨年に続き、第2回 岡山県サロン合同交流会を令和7年4月27日(土)に倉敷平成病院にて開催いたします。

当日は、県内各地で活動している失語症サロンの皆さまが集まり、ポスター発表やグループ交流、コーラス鑑賞などを予定しています。失語症当事者の方々をはじめ、ご家族、失語症者向け意思疎通支援者、言語聴覚士など多くの関係者が、交流を深める機会となります。
失語症はコミュニケーションの障害ですが、簡潔に短く話す、話の要点を書き下すなど工夫をすることでコミュニケーションが可能です。
今回の交流会が、失語症への理解を深め、誰もが安心して思いを伝え合える温かな場となれば幸いです。

倉敷平成病院 言語聴覚士 副主任 H

※第2回サロン案内PDFデータ

※岡山県失語症者向け意思疎通支援サービスについて(外部ページ)

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エアロビクスをリニューアルしました

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

みなさんこんにちは。春風の心地よい季節になりました。
春は、冬の寒さで運動不足になりがちな身体をリフレッシュし、新しい季節を健康にスタートするためにぴったりの時期と言えます。
運動不足解消のため、春に始める運動のおすすめの一つとして、今回は予防リハビリでプログラムとして行っているエアロビクス(以下、エアロビ)をリニューアルしたのでご紹介したいと思います。

エアロビは有酸素運動の一つで、心肺機能の向上、生活習慣病の予防や改善、転倒予防が期待できる運動です。また、脳の前頭前野や海馬が活性化し、集中力や記憶力などの認知症予防に繋がることも明らかになっています。
予防リハビリでは、10時頃にエアロビプログラムを実施しています。アップテンポで明るい曲を複数使用することで、ご利用の方からも「朝から気分が上がる」との声をいただいています。今回のリニューアルでは、立位の動きを取り入れ、下肢の筋力強化や転倒予防が図れる内容で作成しています。また、以前のエアロビでご利用の方からの反応が良かった同じ動きの繰り返しについても今回多めに取り入れ、覚えやすく取り組みやすい内容となっています。2パターンを月替わりで実施しており、2月にパターンA、3月にパターンBを実施し、ご利用の方から「座ってするのと立ってするのと両方の運動ができるのがいいね」「しっかり動けるように覚えます!」と前向きな声が聞かれました。

予防リハビリでは、随時見学を受け付けております。今回ご紹介したエアロビクスの他にも、身体機能や認知機能維持向上のために様々なプログラムに取り組んでいただくことができます。一日しっかり身体を動かしたい方や、ご自身のやりたいことに時間を使いつつ、身体ケアも短時間で集中的に行いたい方など、個々に合ったお時間でご利用いただくこともできます。いつでもお気軽にお問合せください。

介護福祉士 N

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院 通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128 相談担当:妹尾(せのお)
※営業時間:9:00~17:00

※写真は許可を得て掲載しています。

「片頭痛について考える」勉強会参加報告

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

令和7年4月16日(水)倉敷平成病院とオンラインで、「片頭痛について考える」講演会が開催されました(主催大塚製薬株式会社)。会場では約30名程の出席でした。
特別講演では、座長を倉敷平成病院 薬剤部市川部長が努め、「明日から役立つ片頭痛のお話」と題して、倉敷平成病院 脳神経内科部長 菱川望先生が講演しました。


頭痛に悩んでいても、「たかが頭痛くらいで」と病院に受診されず、市販薬を使って我慢していらっしゃる方も多いのではないかと思います。
いつもと異なった痛みを感じられる方や、頻回に鎮痛剤を服用している方は、たかが頭痛と考えず、緊急性のある病気を伴っている可能性もありますので、我慢せず脳神経内科、或いは脳神経外科を受診してみてください。
片頭痛には急性期治療と予防療法があります。内服薬や注射治療で予防しながら、頭痛の回数や重症度が軽くなるよう、一人一人にあった治療を選択しています。当院の外来では専用の頭痛ダイアリーを活用し、日々の頭痛の状態を共有しながら診療を行っています。

 正しい頭痛治療を行うことで、頭痛発作時だけでなく、発作間欠期においても頭痛のことが気にならなくなったり、日常生活を思う存分楽しめるようになったりするなど、日常生活全体の質の改善も期待できます。とのことでした。

 私達、医師事務作業補助者も診療の場面で患者さんを適切に支援できるよう、今後も勉強会などを通じ知識を深めていきたいと感じました。

                             秘書課 主任 U

5月より認知症新治療薬「ケサンラ」治療を開始予定

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

令和7年3月27日、認知症新治療薬「ケサンラ」の薬剤説明会が日本イーライリリー(株)より執り行われました。
4月18日には院内キックオフ会議を施行し、当院認知症疾患医療センターでは、令和7年5月より「ケサンラ」の治療を開始予定です。

「ケサンラ」治療においては、頭部MRI検査や認知機能検査、アミロイドPET検査等を行い、治療条件に該当した方に導入が可能となっています。
近年、アルツハイマー病に対する社会の理解は進み、新薬開発などにより治療の選択肢が広がっており、「ケサンラ」もその一つとなっています。「ケサンラ」は認知症症状の進行をゆるやかにする効果が期待されます。
治療のこと、不安なことがあれば是非ご相談ください。

ケサンラ®による治療を受けられる患者さん向けサイト

秘書課(医療秘書) S.U

【令和6年度 倉敷平成病院 消防訓練 実施報告】

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

令和7年3月28日(金)14時~15時にかけて、倉敷平成病院にて消防訓練を実施いたしました。

当院は、防火管理者の選任が必要な規模の医療施設であり、火災時の被害を最小限に抑えるために、定期的に「通報・消火・避難」を含む消防訓練を行っております。

今回は「夜間に病棟で火災が発生した」という想定のもと、職員32名が参加し、避難訓練を実施しました。
訓練では、火災報知機の発報後、迅速に火元を確認し、周囲の職員へ状況を共有。初期消火を行うとともに、火元に近い病室の患者さんから安全な経路を判断しながら避難誘導を行いました。火災発生時の「初期消火」と「迅速な避難誘導」は、患者さんの安全を守るうえで非常に重要な行動です。

今回の訓練を通して、消火器の設置場所や使用方法を再確認するとともに、緊急時に落ち着いて行動できるよう、職員一人ひとりが防災意識をより一層高めることができました。

倉敷平成病院では、今後も定期的な訓練を通じて「安心・安全な病院づくり」に努めてまいります。地域の皆さまにも信頼いただける医療機関であり続けられるよう、これからも日々取り組んでまいります。

防災委員(施設搬送管理課) O

通所リハビリをご案内します!

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

日に日に春の訪れを感じます今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
通所リハビリは最近、多くの見学希望を頂いており、新規の利用者様も増えています。
みなさま通所リハビリを利用する目的は様々です。

「退院後もとぎれなく専門的なリハビリを受けたい」
「体力や足腰の筋力低下を感じたり、転倒することが増えたためデイケアで改善を図りたい」
「認知機能の低下や閉じこもりがちの生活を改善させるためデイケアを利用したい」
「主治医やケアマネからデイケアを勧められた」 などなど

ご希望がありましたら、いつでも見学・体験対応をさせていただきます。
ここで簡単にですが、当通所リハビリのご案内をさせていただきます。

来所すると最初にご案内するフロアです。最大定員はなんと180名!
4つのユニットに分かれており、各ユニットで集団体操や脳トレ、健康講座など提供しています。では、フロアを出てトレーニング室へ移動します。
廊下は広く歩きやすくなっています。フロアを移動することが歩行訓練になります。
移動中も歩行姿勢、歩行スピード、適切な歩行補助具の検討など専門的な視点で評価、アドバイスいたします。
車椅子をご利用の方も安全に移動が可能です。

こちらがトレーニング室です。
トレーニング室では理学療法士、作業療法士による個別リハビリの実施に加え、トレーナーと呼ばれる介護職員がご利用者様の運動のサポートを行っています。
マシーンは全12台、エルゴメーター(自転車)は7台、マッサージ機器も複数ご準備し、ご利用の方が自由にご使用していただける環境となっています。

実際見学し体験いただくとより具体的なイメージが出来ると思います。
見学・体験いただいた方からは、
「倉敷にこんな穴場なところがあったんじゃな、いいな!」
「なんか明るい雰囲気」
「マシンがいっぱいあってすごい!」
「リハビリの人に体も診てもらって、運動のアドバイスももらえるのね」
など概ね皆さん良い印象を持ってくださり、より健康になる自分を想像されています。

実際に利用をお考えでしたら、希望の時間で送迎が可能か、具体的な利用時間などもご提示します。皆様の生活を支える拠点になれるよう、スタッフ一同、質の向上にも努めております。ご興味のある方はぜひお問い合わせをお待ちしています。

通所リハ 作業療法士 N

◎問い合わせ◎
倉敷老健通所リハビリテーション(倉敷在宅総合ケアセンター2階) 
TEL:086-427-1192

 

阿知須共立病院さんが倉敷平成病院のナースコール見学に来院されました

カテゴリー: 看護部, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

当院は全国的にもかなり早い段階でナースコール(NC)をPHSからスマホへ切替を行っており、毎年、病院見学のご相談を頂いています。今回は、システムベンダーを通じて、山口県の阿知須共立病院より3月26日に当院へ見学にご訪問くださいました。
 阿知須共立病院では既にメドコム(旧日病モバイル)の仕組みが稼働中であるとのことでしたが、システムの更新検討に伴い、切替を考えているとのことで当院のシステム(Acute)の運用状況についての確認に来られました。
またナースコール機能も有しているが、院内の携帯電話としての用途を主として使用されているとのことでした。
メドコムの仕組みは所謂クラウド環境での仕組みとなっており、院内においては電波状況の問題が課題とのことでした(毎年、近隣で大型のフェスが開催されることもあり、その際には通信そのものが繫がりにくくなるとも云われていました)
一方、当院のAcuteは院内にサーバーを設置するオンプレミス型の仕組みで、電話交換機(PBX)と連携させての運用環境となっています。このため、院内での通信環境には問題はありません。
双方の仕組みには一長一短ありますので、病院の運用に合わせて最適な仕組みを構築していく必要があります。

近年ではどの病院に於いても院内外でシームレスにスマホを利用していきたいとの要望が高くなってきています。当院も次のシステム更新時には検討事項でありましたので、お互いの運用状況の情報交換に繫がる良い時間となりました。

また、ナースコールの機能確認では、プッシュツートーク(トランシーバー機能)の有用性についての関心が高いこと。スマホ化によって写真・動画による医師との情報共有が簡便に行える様になり『医療の質の向上』に繫がっていることを再認識させて頂く場にもなりました。

今回の病院見学が阿知須共立病院のより良いシステム構築の一助になれば幸いです。

医療事務部 副部長 S

2024年には高梁中央病院さんが当院のナースコールシステムを見学にこられました。

2023年には寺岡記念病院さんが当院のナースコールシステムをご見学にこられました