9月19日、世界アルツハイマーデー(9月21日)の前夜祭記念行事として、「第4回オレンジメモリーウォークin倉敷」が倉敷美観地区にて開催されました。
これは、認知症に対する理解を深め、認知症の方々やそのご家族を支援するイベントです。
認知症支援や理解を示す色とされている「オレンジ色」ののTシャツやバッジを身に着けて倉敷美観地区を歩くことで認知症に対する偏見をなくし、地域全体で支え合う意識を高める啓発活動です。
参加報告書によると今年は131名の方々がご参加されたとのことです。
倉敷平成病院認知症疾患医療センターは第1回から継続して参加しています。今回もゴールの倉敷アイビースクエアでは当認知症疾患医療センター涌谷センター長が来賓としてご挨拶をされました。
今年1月には「共生社会の実現を推進するための認知症基本法(認知症基本法)」が施行されました。これは、認知症の人が尊厳をもち、希望をもって暮らせる社会の実現に向けて、国の認知症へのこれからの取り組みをあきらかにした法律です。誰もが認知症の正しい知識をもち理解することで、偏見や差別がなくなり、認知症になっても安心して暮らせる社会が実現します。
(※公益社団法人認知症の人と家族の会ホームページより https://www.alzheimer.or.jp/)
認知症基本法 https://www.alzheimer.or.jp/?p=58136
私たち倉敷平成病院認知症疾患医療センターでも、様々な活動を通じて認知症への理解が深まる活動や支援を行っています。私自身、精神保健福祉士として、今後も認知症支援活動を通じて、より多くの人々が安心して暮らせる社会を作るために尽力していきたいと感じました。
倉敷平成病院認知症疾患医療センター 精神保健福祉士 K