日別アーカイブ: 2021年8月17日(火曜日)

創立者の逝去に関するお知らせ

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

弊院の創立者であり、
全仁会グループ 代表 社会医療法人全仁会 名誉理事長 社会福祉法人全仁会 理事長 である
髙尾武男が 2021年8月11日永眠いたしました。 享年77歳

ここに生前のご厚誼に深謝いたしますとともに、謹んでお知らせいたします。

「救急から在宅まで 何時いかなる時でも対応します」

理念を掲げ、限りないQOLを求め 患者本位の医療を実践 追求した人生でした

全仁会は その魂を胸に刻み 職員一同 一層精進してまいります

虫刺されについて

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

暑い時期が続き、虫さん達もまだまだ活発に活動しています。虫に刺されると当分痕が残ってしまうため、原因や治療法を知りたいと思い調べてみました!

虫刺されの皮膚症状には、大きくわけると「痛み」と「かゆみ」があります。
「痛み」には、虫が皮膚を刺したり咬んだりすることによる物理的な痛みと、皮膚に注入される物質の化学的刺激による痛みがあります。
「かゆみ」には、虫の刺咬を受けた直後からかゆみ、発赤、ジンマシンなどが出現し、数時間で軽快する即時型反応と、虫の刺咬を受けた1~2日後にかゆみ、発赤、ぶつぶつ、水ぶくれなどが出現して、数日~1週間で軽快する、という遅延型反応があります。
これらの反応は、虫に刺された頻度やその人の体質によって症状の現われ方に個人差が大きいのが特徴です。

何かに刺されたらまずこすらず冷水で洗い、よく冷やします。
蚊による虫刺されなど軽症であれば市販のかゆみ止め外用薬でもよいですが、赤みやかゆみが強い場合はステロイド外用薬が必要です。症状が強い場合は抗ヒスタミン薬やステロイドの内服薬が必要になるので、皮膚科を受診するのがよいでしょう。特に毛虫、ムカデやハチなどによる虫刺されはかゆみが強く、症状が長引きます。掻いてしまうと細菌による二次感染を起こしたり、痕が残ったりすることがあるので、掻く前に充分な強さのステロイド外用剤を使ってしっかり炎症を抑えるのが早くきれいに治すための近道です。

虫刺されを予防するには、まずは虫に刺されない対策が必要です。室内での被害を防ぐためには、定期的に掃除する、燻煙剤を活用するなどして、ダニやノミの発生を防ぎましょう。外で活動をする時には、注意すべき虫などの情報を収集し危険を避ける、虫よけスプレーや蚊取り線香など虫よけグッズを活用する、肌の露出を少なくするなど、虫に刺されないように対策をとりましょう。

薬剤部 NM