カテゴリー別アーカイブ: 通所リハビリテーション

ウィルスに負けない身体つくり! 自宅内エクササイズ

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皆さんこんにちは
今、テレビでも連日放送されているようにコロナウィルスが流行してきています。
当施設においても体温測定、マスク着用、消毒の徹底、定期的な換気等により感染予防
対策行っております。
ご利用者の方も感染予防の一貫で外出の機会も減り身体を動かす機会が減ってきてい
ます。そのなかでも重要なのが運動になります。運動の効果は ①筋力の向上 ②基礎
代謝の向上 ③血液・体液循環の改善など免疫力を高くするなどがありますので、今回
は、ご自宅でいても簡単にできる運動を3つ紹介したいと思います。

運動1.椅子に座ってつま先の上げ下げ

①足は肩幅に広げて、少し前に出します
②5秒かけて上げ、5秒かけて下げるを繰り返します
③回数は10回程度

運動2. 椅子に座ってかかとの上げ下げ

①足は肩幅に広げます
②5秒かけて上げ、5秒かけて下げるを繰り返します
③回数は10回程度

運動3.スクワット

①手すりや動ないものを手で保持し足は肩幅より少し広めに姿勢はまっすぐ
②ゆっくり深呼吸しながら背中が丸くならにないように注意します
③膝を曲げお尻をゆっくりと降ろしていきます
④その後、深呼吸しながら膝をゆっくりと伸ばしていきます。
⑤回数は5~10回

※すべての運動は、腰部や足首など痛みがある方は無理のない範囲で行ってください。

運動した後は、しっかりと食事や睡眠をとって頂き、ウィルスに負けない健康な体を作っていきましょう!!
倉敷老健 通所リハビリ 作業療法士 S

通所リハビリの共同作品「春」(令和2年4月)を飾りました

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今月の作品のテーマは「春」です。
たくさんのチューリップの花と風車が印象的な作品になっています。

一番大変だったのは、たくさんのチューリップの葉を細かく張り付けるところです。
ご利用の方に細かい葉をたくさん作ってのり付けしていただき、職員と一緒に配置を考えながら貼り付けました。
チューリップの花も一度折っていただいたものをバランスの良い花になるように整えてくださる方や「ここにもう少しこれを貼りたい」と言って積極的に意見を言ってくださる方などがおられ、ご利用の方が主体となって作成しています。

風車も羽の部分やレンガの部分細かい作業で大変でしたが、ご利用の方がこだわりを持って取り組んでくださいました。

どこかオランダのような雰囲気が漂っており、この作品を見ているとついついお散歩をしたくなってしまいますよね!!
皆様はいかがでしょうか??

 

通所リハビリテーション 介護福祉士 H

通所リハビリの共同作品「春」(令和2年3月)を飾りました

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今月の作品のテーマは「春」です。
春と言えば【桜】ということで今回は枝垂桜を作成しました。
桜をたくさん作り、重ね合わせて立体的に仕上げています。その桜をかわいい毛糸で繋げて枝垂桜にしました。全体的に和風な印象ですね!!
最初は桜だけを重ねて作成していましたが、「もっと立体的にしたら可愛いかも」との意見をいただき、お花紙を丸めて土台にしました。
真ん中にある川は金色・水色・緑色の折り紙でちぎり絵をし、緩やかな流れを表現しています。

暖かな春のイメージが浮かぶ作品に仕上がりました!
これから暖かくなっていくと良いですね。

       通所リハビリテーション 介護福祉士 H

セラバンド体操でいつまでも元気ハツラツ!

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みなさんこんにちは。風の冷たい日が続いていますが体調はいかがでしょうか?
風の冷たい日でも通所リハビリでは、元気に大きな声で数を数えながら楽しく体操をしています。
さて、今日は、通所リハビリで行っているセラバンド体操についてお話します。

セラバンドとは、ゴム製の運動道具で手に持ち使用したり足をくくりつけたりと様々な使い方が出来ます。また、トレーニング中怪我をしにくく初心者の方や高齢の方でも安全に筋力向上、維持することができます。

セラバンドの特徴や使い方を紹介します。

①難易度(負荷量)を調節ができる。
ゴムを長く持つたり短く持つことにより運動負荷を調節しやすくその日の体調や身体の様子に合わせながら運動が出来ます。負荷を強くする場合はセラバンドが手から抜けないように注意し、連続で10回~20回程度連続で行えるようになったら手に巻き付ける回数を増やしていきましょう。

②鍛えたい部分を意識してできる。
ゴムを上げ下げしたり引っ張ったりすることで常に負荷がかかり鍛えたい部位に常に意識しやすくなりトレーニング効果を得やすくなります。また、ゆっくり動かす事により運動強度が最大になります。反動をつけずに深呼吸に合わせながらゆっくりしたスピードで伸ばしたり戻したりしましょう。

③インナーマッスルを鍛えましょう。
セラバンドを使用して体を鍛えることにより、肩関節の痛みや足が上りやすくなり肩こりの軽減や転倒予防になります。楽しく無理せず運動を続けていきましょう。
セラバンド体操を始めた頃ご利用者さんより、ゴムがなかなか伸ばせない、重たい物が持てなくって困るという声がありましたが楽しく体操を続けるうちにご利用者さんよりゴムを楽に伸ばせるようになった。重たい物を持てるようになった、筋肉がついてきたと笑顔で話をして下さるご利用者さんが増えてきました。まだまだ寒い日が続きますが、みなさんもセラバンド体操で筋力アップして元気ハツラツに過ごしてはいかがでしょうか?

通所リハビリ 介護士 Y

通所リハビリの共同作品「椿リース」(令和2年2月)を飾りました

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今月の作品のテーマは「椿リース」です。
最初は赤い椿のリースのみのデザインでしたが、「それだけでは寂しいんじゃない?」との意見がありました。
そのため、急遽白い椿を追加すると可愛らしいけれど上品な作品が仕上がりました。

創作中、花びらを立体的にするためにはどのくらい曲げればよいのか、それをどのように組み合わせればきれいに椿の花が完成するのか。また、真ん中の黄色い部分がどうすれば本物っぽくなるのかなどたくさん苦労しました。

花びらは画用紙をハート形にカットして一枚ずつ下側に切れ目を入れ、少し丸くなるようにしてホッチキスで留めています。その花びらをバランスよくなるように様子を見ながら5枚組み合わせて椿の花が完成します。最後に真ん中に黄色い部分を取り付けますが、それは大変細かい作業でした。しかし、ご利用の皆さんはとても集中して真剣に取り組まれていました。
葉っぱも立体的になるように少し丸められています。

仕上げの貼り付けの際も、この立体的な作品をどうすれば良さを活かしつつ頑丈にできるのか悩みました。

今回の作品は制作、組み合わせ、貼り付けなどたくさんの苦労がありましたが、ご利用の方や職員の知恵を出し合い、工夫がちりばめられています。

皆さんはこの作品を見て、どう思われますでしょうか?

 

              通所リハビリテーション 介護福祉士 H

心もカラダも元気に~大人の音読は、お手軽健康法!

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通所リハビリでフロアでは、様々な専門的なリハビリプログラムを提供しています。今回はその中で、新しいプログラムとしてはじめた音読プログラムを紹介したと思います。音読は医師もおすすめしており、さまざまな医学的効果があると言われています。リハビリの効果を簡単に説明すると、

・気持ちが落ち着く…気持ちを落ち着かせる効果のあるセロトニンが、音読をすると多く分泌する。
・やる気が出る…やる気や自制心を司る作用がある脳の前頭葉が刺激できる。
・ストレス解消…大きな声を出すことでストレスホルモンが少なくなるだけでなく、内臓の動きも活性化する。
・脳の活性化…黙読とは違い、音読は声に出して文章を読むことがプラスされる。視覚と聴覚の両方を同時に行うことで、脳の活性化に効果がある。
・誤嚥性肺炎の予防…年齢とともに衰えていく喉の筋肉を自然に鍛えることができる。
というようなたくさんの効果が期待されています。

音読の内容も利用者の方の興味や状態に合わせた内容を提供しています。
当初は、今日はみなさんで音読をします!と伝えると、ぇえー?どうやってするんなぁ?なんなぁー?といでした。初めてのことに対しては、消極的な利用者さんが多いです。

しかしプリントを配ると、あっ、昔読んだことあるわぁ~。懐かしいなぁ~。と言われる方がいて、その声を聞いてか、私にもプリント頂戴っ!と数人の方も参加下さいました。

準備体操が終わって、いよいよ開始。スタッフに続いて、声を出して読んでいって下さいね!初めてのことなのでスタッフも、どの程度で切って読めばいいかなかなか掴めずでしたが、優しい利用者さんはきちんとついてきて下さいました。笑。そして何回か行っていくうちに、皆さん大きな声でそろって声が聞こえてきました。

今では音読しますと伝えると、今日は何の話しなぁ?とご利用の皆さまも楽しみにされている様子です。
使ったプリントは持ち帰りが自由なので、自宅に持ち帰って孫に聞かせてやろうと、自宅でも楽しまれている方もいらっしゃいます。

普段あまり喋らない方も、音読の時間は一緒に読んでくださったり、失語症の方も声を出してくれていたりと、新しく始めたプログラム

でいつもなかなか参加していただけない方が行ってくれていると、やってよかったなと思います。転倒のリスクや認知レベルを考え、なかなか難しいからと、以前は全体での身体を動かすゲームも行っていなかった時期がありましたが、ゲームを笑顔でやっている利用者さんを見ると、私も楽しくなります。

今後も介護士として、より専門的で楽しみながらリハビリになるプログラムを提供しみなさんを笑顔にしていけたら!!と思います。

通所リハビリ K

通所リハビリの共同作品「新年の喜び」(令和2年1月)を飾りました

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今月の作品のテーマは「新年の喜び」です。
ツツジの花と桜、鴬と今年の干支のネズミがデザインされています。
ネズミと鴬はちぎり絵にして、立体的にかわいらしくなっています。
ツツジの花や桜は形に切ったり丸めたり貼ったりと細かい作業が多くなっていますが、ご利用の方は真剣に取り組まれていました。
「こんな風にしたらきれいじゃない?」と言いながら楽しそうに創作されていました。

全体的な色合いは明るく、元気に走り回るネズミの姿には新年の喜びが表現されていますよね!

皆様にはどのように見えるでしょうか?

                    通所リハビリテーション 介護福祉士H

通所リハビリでのインフルエンザへの取り組み

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朝晩すっかり冷えるようになり、布団から出るのが段々億劫になる季節になってきました。この時期から流行するのがインフルエンザです。

ここでは通所ではインフルエンザの予防に関しての取り組みをご紹介したいと思います。

まず、第一に菌の持ち込みをしない為の消毒です。
通所リハビリは毎日約150~170人くらいの利用者が出入りします。その為、感染の拡大に十分注意しないといけません。そこでフロア入り口の前に消毒液(アルコールジェルタイプ)を設置し、来所された方は必ず手の消毒を行ってもらうように徹底しています。

次に空気の入れ替え(換気)です。密閉された空間だと菌はどんどん蔓延してしまうため、通所では1時間に5分程度、空気の入れ替えを行っています。12月~3月は、寒さにより換気がおろそかになりやすい為、意識していくため職員に全体通知をおこない、換気の際は、利用者様に必要性を伝えながら行っています。毎トイレ後や食事前の石鹸での手洗いを職員自ら行い、利用者様に声かけを行っています。

最後に、物品の消毒です。物品からの二次感染も問題です。そこで12時の昼食前・15時のおやつ前に手指消毒を行い、また手すりやドアノブ、各机をアルコールタオルで拭き、勤務終了後の掃除の時間に、同じくアルコールタオルで机・椅子・リハビリ器具等を一つずつ丁寧に拭いています。これにより物品からの二次感染を防いでいます。
来所時、血圧測定と検温の実施、咳、鼻水等の風邪症状や体調不良の確認を行っています。
職員は、感染予防の為、11月よりマスク着用、流行期には利用者様にマスク着用をお願いしています。

このようにして通所リハビリでは、インフルエンザに「かからない」「うつさない」「広げない」を実践していますインフルエンザはこれからの季節、どんどん流行するため、予防と蔓延防止に努めていきたいと思います。
また、通所リハビリに体調不良なく、元気に笑顔で利用され、通所リハビリに通って元気になれるように、職員一同、頑張っていきたいと思います。

介護福祉士  N

通所リハビリの共同作品「冬の森」(令和元年12月)を飾りました

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今月の作品のテーマは『冬の森』です。
冬を連想させるような雪の結晶や雪に覆われたような白い大きな木が印象的な作品となっています。
また、その大きな木に吸い寄せられるように集まってきた可愛らしい動物たちが素敵です。

雪の結晶はご利用の方が型紙を使い、千代紙に鉛筆で型取ってたくさん切ってくださいました。
動物は印刷されたものを切っていただきましたが、どちらの作業も非常に細かい為、
ご利用の方はかなり集中して取り組んでおられました。
1つ仕上げるのに、ほとんどの方は5分以上かかっていました。

全体の仕上げの際も、積極的に「これはここに貼ったらどう?」や「ここが寂しいから何か貼ろうよ」などとたくさんの意見を出してくださいました。

ご利用の方と職員が知恵を出し合い、最高の作品に仕上がったと思います。
いかがでしょうか?

通所リハビリテーション 介護福祉士 H

第5回いきいき健康タイム開催報告

令和元年11月20日(水)13時30分~15時 倉敷在宅総合ケアセンター4階にて、第5回いきいき健康タイムを開催しました。

いきいき健康タイムは、倉敷平成病院の介護系施設が共同で開催している健康教室です。過去の開催は非常にご好評を頂き、今回で第5回目を開催することが出来ました。

今回は、講義・体操・特別企画の3本立てで行いました。初めは、「インフルエンザの基礎知識」について講義がありました。インフルエンザとは呼吸器感染症で、日本では毎年1000万人(10人に1人)が感染しています。インフルエンザの主な症状は突然、38度~40度の高熱がでます。特別な治療がなくとも健康な成人では自然治癒しますが免疫力の低下した高齢者では合併症に注意が必要です。気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こす事もあり、高齢者や乳幼児では命にかかわることもあります。この講義ではインフルエンザを予防するために必要なこと、インフルエンザに罹った後の対応などが分かり易く説明され、みなさん頷きながら熱心に聞かれていました。

講義の後は、運動プログラムとしてスクエアステップを行いました。スクエアステップとは、マス目に合わせて、内、内、外、外など様々なパターンでステップを踏んでいく、転倒予防、認知機能活性化になると言われているエクササイズです。手で順にグー、チョキ、パーをしながらのステップなど、難易度の高いものにも挑戦していただきました。初めて実践する方がほとんどでしたが、楽しく頭を使いながら笑顔で運動をしていただくことができました。

また、今回は最後に特別企画として2つのブースを用意させていただきました。1つ目は広島国際大学の先生をお招きし、歩行年齢測定を行いました。特別なカメラで歩行を分析し短時間で現在の歩行状態や歩行年齢が分かるという優れものです。参加いただいた方も熱心に結果に耳を傾け聞いていました。もうひとつのブースでは腰HALという装着することによって運動効果を高めるロボットスーツをつけ運動を行なっていただきました。歩行年齢測定も腰HALのどちらも最先端の器械を使用したリハビリになり、参加された方からは、「時代は進んでいるね」と大変興味をお持ちになられたようでした。

今回は22名の方にご参加頂き、アンケートでも、「楽しかった」「色々なことが知れて良かった」と有り難いお言葉を頂くことができました。

次回のいきいき健康タイムは令和2年2月12日(水)の開催を予定しています。第6回は「栄養と動ける体つくり」についての講義と昨年も実施し好評を頂いた「笑いヨガ」の体験となっています。後日ホームページ等でもご案内をさせていただきますので、参加ご希望の方がおられましたら、【いきいき健康タイム事務局(ローズガーデン倉敷内)TEL:086-435-2111】までご連絡お待ちしております。

倉敷老健通所リハビリ  作業療法士 S