倉敷平成病院喫茶「スマイルキッチン」(サービス棟2階)の令和4年度年末年始営業のご案内です。
年末 12月29日(木)まで通常営業。
12月30日~1月3日の間はお休みです。
1月4日(水)より通常営業いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
秘書・広報課
倉敷平成病院喫茶「スマイルキッチン」(サービス棟2階)の令和4年度年末年始営業のご案内です。
年末 12月29日(木)まで通常営業。
12月30日~1月3日の間はお休みです。
1月4日(水)より通常営業いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
秘書・広報課
令和4年11月5日(土)開催 『第35回神経セミナー』
今回は「やさしく学ぶパーキンソン病」をテーマに、藤田医科大学脳神経内科教授 渡辺 宏久先生を講師にお迎えし、「パーキンソン病の診断と治療」というタイトルでお話しいただきました。
医療関係者の方はもちろんのこと、一般市民の皆さまにもわかりやすく、ためになるお話がうかがえるものと思います。是非動画をご視聴下さい。
倉敷平成病院で毎年秋に開催されている「神経セミナー」ですが、今年も昨年に引き続き感染対策に留意し、11月5日(土)に参加者約50名で開催されました。
またこれを YouTubed動画配信(11月末公開予定)いたします。
講師に藤田医科大学脳神経内科教授 渡辺 宏久先生をお迎えし、「パーキンソン病の診断と治療」をご講演いただきました。渡辺先生は、藤田医科大学パーキンソン病センターのセンター長も兼任されており、パーキンソン病診療ガイドライン2018や認知症疾患診療ガイドライン2017の委員を歴任されておられます。
講演は「パーキンソン病の診断」「運動症状の治療」「非運動症状の治療」「Emotional well-beingの重要性」の4つの視点からお話下さいました。
世界初のパーキンソン病患者さんのビデオ等、貴重な動画資料がいくつも紹介されました。また、パーキンソン病発症の機序とされる、神経細胞の脱落の状態等をMRI画像やDATスキャン画像を示されながらご説明下さいました。現時点では、保険未適応ではありますが、嗅覚検査がパーキンソン病の鑑別診断に有用であり、研究を進めておられるなどのお話も大変興味深く拝聴しました。
パーキンソン病の内服治療について、日進月歩で新しい薬剤が開発されており、薬が効かなくなるウェアリングオフ現象やジスキネジアの発現を遅らせるような工夫などについてもご講演下さいました。薬の服薬時間や服薬の仕方によって効果が異なることもご説明下さり、大学での研究だけでなく臨床の現場も大切にされている姿勢を感じ取りました。
「Emotional well-beingの重要性」の項目では、パーキンソン病の患者さんは、仕事の役割や家族との関係、友人との関係等で悩まれる傾向にあること、また就労期間が短くなる傾向にあることなどが説明されました。これは地域連携やチーム医療で、問題点に早く気付くことや適切な合併症の管理を行うこと、非薬物療法や生活の工夫といった教育・情報提供が大切とのご説明でした。
最後の質疑応答の時間で、渡辺先生は、「パーキンソン病治療での運動・栄養・内科的治療・外科的治療を車の四輪のように重要と考えている」とお話下さいました。しかし、その四輪車を動かすのに、最も重要なのは「患者さん本人の気持ち」ということでした。ドーパミンが一番よく出るのは患者さんが笑顔の時、「やるぞ」という気持ちの時とのことです。
そして、病気のことを説明した初回よりも、その不安を抱えて対面する2回目の診察を大切にされており、患者さんの訴えをしっかり聞く時間を持つようにされているとのことでした。
「今の精一杯の治療に比べ、近い将来の精一杯の治療は間違いなく大きく前に進んでいます」という言葉を紹介され、研究と臨床の第一線で活躍されておられる先生の、前向きな姿勢に大変感銘を受けました。
講演の2時間を大変短く感じる内容の濃い神経セミナーでした。近日中に講演内容の動画を公開いたします。是非ご視聴下さい。
秘書広報課
※YouTubeに動画がアップされましたら改めてご案内いたします。
当院 言語聴覚士による『とろみの付け方とポイント』動画をYouTubeにアップしました。
倉敷平成病院をはじめ、全仁会グループには合わせて21名の言語聴覚士が在籍しています。(2022年10月現在)
言語聴覚士の役割の1つに、嚥下障害(飲み込み能力の低下)のある方に対し、訓練や食事・水分の調整のお手伝いをすることがあります。
今回は嚥下障害により水分にとろみが必要な方と、介護をされるご家族や周囲の方に向けた『とろみの付け方とポイント』に焦点を当てた動画を作成しました。(約2分30秒)
基本の飲み物へのとろみの付け方をはじめ、とろみが付きづらい乳製品を扱う際のポイント、失敗例などを紹介しています。
ぜひご覧いただき、参考にしてみてください。
秘書・広報課
「10 10」を横に倒すと眉と目の形になることから。10月10日は「目の愛護デー」であることは、皆さんよくご存じのことでしょう。
人が得る情報の80%は、眼から入るといわれています。“物をしっかり見る”ということは、人間の日常生活においてきわめて重要です。情報化が年々進んでいる現代において、視覚はますますその重要性を増しています。
一方で、眼に対するストレスも激化の一途を辿っています。子供がスマートフォンを見る時間は増え、小児における近視の増加が問題となっています。大人もIT装置に囲まれ、眼を酷使することによって、眼の疲れや不調を訴える方が増えています。(日本眼科学会からのメッセージより抜粋)
また、近年、「アイフレイル」という言葉ができています。
「フレイル」とは「加齢に伴い身体の様々な機能が低下することによって、健康障害に陥りやすい状態」を指す概念で、運動機能に使われています。
「アイフレイル」は『加齢に伴って眼が衰えてきたうえに、様々な外的ストレスが加わることによって目の機能が低下した状態、また、そのリスクが高い状態』を指します。
加齢とともに、眼球は構造的にも、機能的にも様々な面で衰えてきます。
その状態に何らかのストレスが加わると視機能の障害がでてきます。
最初は無症状であることも多いのですが、時に見にくさや不快感として自覚することもあるでしょう。その状態を放置していると、更に衰えが進み、見え方の低下を常に自覚するようになります。更に進行し、重度な障害に陥ると、回復は難しくなります。早期に発見できれば、適切な予防・治療が可能となり、進行を遅らせること、症状を緩和させることが期待できます。
ずっと一緒に頑張ってきた目の健康を振り返り、これからも快適な見え方を維持することで、目の健康寿命を延ばしましょう。(日本眼科啓発会議サイトより)
#白内障
#緑内障
#糖尿病網膜症
#加齢黄斑変性
などの目の病気の名前を聞かれたことがある方も多いと思います。早期発見・早期治療で進行を遅らせることができます。倉敷平成病院では2階に「眼科」を開設しています。気になった方はご相談下さい
秘書広報課
9月の連休を利用して、当院歯科の診察室をリニューアルしました。平成13年7月に当院に歯科が開設され、約21年が経ちます。改めて振り返ると20年以上経つのですね。
今回、壁は白色を基調に、また床も明るい木目調に変更し、全体的に広く感じられるようになっています。歯科レントゲン室は、壁を白とペールトーンの薄緑色との縦ストライプ柄ですっきりした印象になっています。
こちらの診察室で診療を開始して約1週間ですが、患者さんからも大変好評をいただいております。
倉敷平成病院歯科は、病院2階フロアで診療しております。是非一度足を運んでみてください。
秘書広報課
#倉敷平成病院 #歯科 #定期的な歯科健診を #ブログ倉敷平成病院だよりにも執筆中
#倉敷平成病院歯科 #いい歯で過ごそう
10月3日(月)より、インフルエンザ予防接種を実施いたします。
高校生以上の方が対象です。
予約制ではございません。
詳細は下に掲載しているポスターをご確認ください。
定期受診時に限り、ポスターに記載されている受付時間以外でも対応可能です。
受付の際に受付職員までお申し出ください。
尚、ワクチンの在庫が無くなり次第終了となります。何卒ご了承くださいませ。
2022年9月20日(火)18:15~放送の KSB瀬戸内海放送「News Park KSB」に倉敷平成病院管理栄養士小野詠子科長が「食欲の秋はほんと?」について取材協力しました。
管理栄養士の視点から「秋」の食生活で気を付ける点についてお話いたしました。
9月16日(金)に取材を受ける様子。
秋になると、サンマや果物など美味しいものが沢山。食欲の秋はホントなのでしょうか?管理栄養士がお答えします。
是非ご覧ください。
秘書広報課
8月28日(日)、就実大学(岡山市中区)にて、小児がんを経験したお子さんの成長過程で問題となる生活習慣病など晩期合併症を知り、予防しようという食育クッキングイベントが開催され、当院小野栄養科科長(管理栄養士)が講師をつとめました。
小児がん患者家族会「あゆみの会」の小中高校生計6名が参加され、栄養バランスの取れた昼食メニューを考案し、共に調理することを通じて、規則正しい食事や生活を整えることが予防には大切だということを紹介しました。
生活習慣病予防のために、魚と野菜を食べる・バランス良く・減塩に慣れるをテーマにしたメニューとして、【おにぎらず・味噌汁(塩分濃度測定)・サバ缶ハンバーグ・サラダチキン・フルーツ寒天】の5品を紹介されたそうです。
「おにぎらずはご飯と肉、卵、野菜をまとめて食べられ、フルーツ寒天もラップで包んで一緒にお弁当として持って行けます。将来一人暮らしをした時のために、簡単に作れてバランスよく食べられるものを考えました。子どもたちは手際よく調理でき、驚きました。作った味噌汁の塩分濃度を測ってみると、0.3~0.7%と薄味で(標準0.8%)、自分の身体は自分で守るという意識があるのだと思いました。」とお話されていました。
料理は子どもたちだけで作り、出来上がりをお弁当箱に詰めて親御さんに見てもらい、一緒に食べられたそうです。
このような活動を通じて、子ども達の力になれればと思います。
この様子は、8月29日(月)の山陽新聞にも紹介されました。
※晩期合併症とは
現在、⼩児がんは治癒する病になってきました。しかし、子どもは発育途中であることなどから、成⻑や時間の経過に伴って、がん(腫瘍しゅよう)そのものや、薬物療法、放射線治療など治療の影響によって合併症が起こることがあります。これを「晩期合併症」といいます。晩期合併症は、⼩児や若年のがんで特に問題となる現象です。
(国立がん研究センターHPより)
秘書広報課