カテゴリー別アーカイブ: 放射線部

バランスが大事

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TV等のニュースでご存じの方も多いかと思われますが、今年は例年よりも少し早めの梅雨の時期に入った地域もある模様です。梅雨時期は突入が早いと終わるのも早いだろうと思いきや、なんと逆に長くなるそうです。
梅雨の時期は晴れて蒸し暑い日もあれば雨が降り続く日もあり、朝晩の寒暖差で体調を崩しやすいことが多いと言われています。また、低気圧により体のあらゆる機能に関連する自律神経系である交感神経と副交感神経の調整がうまくいかなくなり、だるさや頭痛、めまいなどの症状が出やすくなります。
こういったことを少しでも防ぐためには、規則正しい生活リズムと良質な睡眠をとることで自律神経系のバランスを整えること、バランスの良い食事をして疲労回復につなげること、ウォーキングやストレッチなどでも良いので適度な運動をして血の巡りを良くして汗をかくこと、空調は温度を下げすぎないこと、いつもより多めを意識するくらいで水分補給をすることなどが大切とのことです。

さて、私たち放射線技師の働く放射線部内には種々の放射線機器やPCなど機械物が多く、気温や湿度をある程度一定に保っておかなければ不具合を発生してしまいます。毎日の整備に加えて温度や湿度管理も重要になってきます。

人間も機械もバランスの良い管理が重要ですね。

梅雨の明けた先に待つ暑い夏に向けて、体調を整えながら梅雨を乗り切りましょう!

 

放射線部 千

脂肪について

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みなさん、こんにちは。 昨年から引き続き、コロナウイルスが流行し大変過ごしづらい日々を送っていると思います。 ワクチン接種も始まりましたが、気を抜かず手洗い、うがい、マスク着用を徹底し体調管理に気をつけてください。 さて、コロナウイルスが流行し早1年が経ちました。 私自身も自粛生活を続けていくうちに運動する機会も以前と比べ、減ってきました。 それが原因か分かりませんが、以前と比べるとお腹周りの脂肪が増えたように思えます。 そこで、今回は脂肪について書いていきます。

まず、脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪の2種類があります。 食事などから摂取した糖や脂質などの栄養が消費できずに余ってしまうと、それらは脂肪となって蓄積されます。 そのうち、お腹を中心とした内臓のまわりについた脂肪を「内臓脂肪」、 皮膚のすぐ下や腹筋の外側につく脂肪を「皮下脂肪」といいます。

それぞれの特徴も記しておきます。
①内臓脂肪肥満
・上半身に多く脂肪がつく。
・脂肪がつきやすく、減らしやすい。
・血圧、血糖、コレステロールなど複数の健康リスクを抱えやすい。
・男性に多い肥満タイプ。
・閉経後の女性も次第にたまりやすくなる。

②皮下脂肪肥満
・下半身に多く脂肪がつく。
・脂肪が徐々につき、減らしにくい。
・女性に多い肥満タイプ。

また、生きていくために必要な基礎代謝量が身体機能の低下とともに減少されてしまうため、 年齢とともに摂取した栄養を消費しきれなくなり、脂肪がつきやすくなってしまいます。 内臓脂肪はため込む原因になりやすい、食生活や運動などの生活習慣を改善することで 減らしていけることがわかっています。 気になる方は当院でも検査や対策ができますので、ぜひお越しください。

スーパー

 

花粉症対策

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三月も中旬に差し掛かり、春の暖かさを感じる日も増えてきたように思いますが、朝晩は冷え込む日も多く、まだまだ防寒対策も忘れてはならないなと感じます。これから暖かくなっていくようですが、体調管理には気を付けてくださいね。
コロナウイルスの影響もあり、マスクをする、手指消毒をするなどといった新しい生活様式を人々が実践するようになったため、冬の時期に流行するその他の感染症の発症が抑えられている現状があります。しかし、この時期に多くの人を悩ます症状の一つに花粉症が挙げられます。私自身、三月に入ったあたりから目の痒みやくしゃみに非常に悩まされており、さらに鼻水、鼻づまりなどの症状が発症しないかドキドキしながら生活している現状です。
多くの人が花粉症の治療のため医療機関を受診されていると思いますが、今回は各個人でできる花粉症対策を調べましたので、ご紹介します。

①マスク、眼鏡の着用
原因となる花粉少しでも体の中に入れないよう、着用することが重要です。花粉症用のマスクでは花粉が約1/6、花粉症用の眼鏡では1/4に減少することが分かっています。

②花粉情報の活用
花粉情報に注意し、花粉飛散の多い日は外出を避け、家にいる場合でも飛散の多いときは窓の開け閉めに注意しましょう。もし外出する場合は花粉のつきやすい素材のコートを着ることは避け、帰宅後はすぐにかおを洗い、うがいをすることで少しでも症状を軽くすることができます。

③生活習慣の改善
鼻粘膜の状態を良くするように、悪化の因子であるストレス、睡眠不足、お酒の飲みすぎなどを抑えることが必要です。軽い運動などは花粉防御をした上では推奨されます。

いかがでしたか。簡単なことばかりでしたが、以上のことに自分自身も注意しつつ生活していくことが大事だなと感じました。セルフケアと薬による治療などを含め、花粉症の季節を少しでも快適に過ごせるように努力してみてくださいね。
放射線部 K・T

新型コロナウイルスとインフルエンザの症状違いと対策

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新型コロナウイルスが流行し始めてもうすぐ1年が経ちますね。マスクをつけることが当たり前になり、みんなが感染対策に気をつかうようになりました。そのおかげで例年この時期流行するインフルエンザは激減しています。そこで今日は新型コロナウイルスとインフルエンザの症状違いと対策を簡単に紹介したいと思います。
新型コロナウイルス
・38度前後の熱が4日以上続く
・くしゃみ、鼻水は少ない
・倦怠感は弱いが3日以上続く傾向がある
・息切れがあり、下痢や腹痛もある
・味覚・嗅覚異常が出ることがある
インフルエンザ
・39度以上の高い熱が出るが1、2日で解熱する
・くしゃみ、鼻水があり、せきは少ない
・筋肉痛、関節痛がある
・つよい倦怠感が出るが1、2日で終わる
・息切れ、下痢、腹痛はほとんどない。
息切れやくしゃみで症状に差があるのはなぜかというと、新型コロナは肺(下気道)に炎症を起こすので息切れが出るようです。インフルエンザはのど(上気道)の炎症なので鼻水、くしゃみが出るとされています。
どちらも予防方法としては、マスク着用と手洗い、アルコール消毒を励行し、多人数での会食を避けることです。我慢することが1年以上続きストレスもたまってきていることでしょう。はやく元通りの生活に戻れるようにひとりひとりが引き続き感染対策に努めること、みんなで我慢することが大切です。もうしばらく頑張りましょう。

放射線部 T

 

MR撮影装置のアップグレード

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当院に2台あるMR装置のうち1台が修理サポート終了になる事から2020年12月11日~27日の間新規MR装置への更新工事を行いました。
今回の更新工事は今まで使用していたMR装置のマグネット部分を再利用する事で従来より短期間で更新する事が出来ました。撮影技術ソフトも最新式を使用しており撮影時間も従来より短くなっています。

 

 

PHILIPSさんにより古いMR装置が解体されていきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残ったマグネット部分(磁場は発生していない状態です)

 

 

 

 

Achieva dStream に更新されました

 

 

 

 

放射線部 くー

ブレスト・アウェアネスという考え方 ~乳がんの早期発見・死亡率減少をめざして~

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先日、第30回日本乳癌検診学会が現地とWebでのハイブリッドで開催されました。今年は仙台での開催でしたが、こんな状況下なので残念ながらWeb参加となりました。
会の中では、いろいろな乳がん検診にまつわる新しい話題が演題として発表されるのですが、中でも“ブレスト・アウェアネス”という言葉をよく耳にしました。私自身最初は言葉の意味がよく分からなかったのですが、ブレスト・アウェアネスとは“乳房を意識すること“だそうです。特に従来の自己触診の推奨とは違っていて、乳房の状態がいつもと変わりないかに気を付ける生活習慣を身につけるということのようでした。

乳癌検診学会からは、ブレスト・アウェアネスとして具体的に以下の4項目が提唱されています。
1.自分の乳房の状態を知るために、日頃から自身の乳房を、見て、触って、感じる(乳房の健康チェック)
2.気をつけなければいけない乳房の変化を知る(しこりや血性の乳頭分泌など)
3.乳房の変化を自覚したら、すぐ、医師に相談する(医療機関に行く)
4.40歳になったら乳がん検診を受診する(対策型(市町村等の)乳がん検診の受診)

私自身も自己触診は、正しくやらなくてはという思いもありなんとなくハードルが高く、ちょっと億劫であまり実践できていなかったのですが、これなら気軽にやってみられそうな気がしました。それと検診で異常なしという結果であっても、微小な乳がんは拾い切れていない可能性もありますし、検診と検診の間に急成長してしまう性質の乳がんもあるので、検診を受けたと安心せず自分の乳房を時々気にしておくということが大事なのだと思います。また、なにかいつもと違うように感じることがあれば、躊躇せずにとりあえず医療機関に相談するということも大切です。月1回のペースでブレスト・アウェアネスを実践することで乳がんの早期発見につながり、死亡率が減少するというデータあるそうです。

ちまたではクリスマスムードが高まっていますが、今年はいつもとは違うクリスマスになりそうですね。おうち時間が増えて家族や友人等の大切さを実感した方も多いと思います。このブレスト・アウェアネスを実践することは自分を大切に思い、いたわるということだけでなく、まわりまわってあなたを大切に思ってくれる方をつらくさせないことにもつながっていくと思います。この時期に自分や周りの方々のための未来へのクリスマスプレゼントとしてブレスト・アウェアネスという新しい生活習慣をはじめてみてはいかがでしょうか。

放射線部 Y.Y

フレイルに気を付けましょう。

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11月も中旬になり、朝晩と日中の気温差が大きくなって木々も色づいてきました。皆様体調お変わりないですか?
岡山県でも連日コロナウイルスの感染者が出ていると報道されています。外出自粛で家で過ごされている高齢者の方が多いと思います。注意しなければいけないのが“フレイル”の進行です。
“フレイル”とは加齢に伴って筋力が衰え、疲れやすくなり家に閉じこもりがちになるなど、心身の活力・筋肉・認知機能・社会との繋がりが低下した状態をいいます。
私は78歳になる義母と同居しています。義母は昨年の2月に腰椎圧迫骨折、今年のお正月に右肩脱臼・腱板断裂をしてからは家に閉じこもりがちで、外出に誘ってもなかなか出かけようとしませんでした。この頃は歩く速度も遅く買い物にも一緒に出掛けることができませんでした。介護保険の申請をして要支援2の認定を受け8月からデイサービスを利用し始めました。この頃から段々と活動的になり、デイサービスのない日でもお友達と頻繫に散歩をするようになりました。
先日久しぶりに義母と一緒に買い物に行く機会があり、驚いたことがありました。義母の歩く速度が速くなり私と並んで歩いていたのです。話を聞くと、散歩の時にしっかり手を振って時には歌いながら速足で歩くようにしているそうです。3か月程でこんなにも変わるんだなあと驚いたのと、元気になった義母をみて嬉しく思いました。
“フレイル”は健常から要介護へ移行する中間の段階と言われ、“フレイル”の時期を経て徐々に要介護状態に陥ると考えられています。しかし、適切に支援を受けることで健常な状態に戻ることができる時期ともされています。
平成病院でもデイサービスをはじめ、いろいろなサービスを受ける施設が整っています。気になることやお困りの事がありましたらお気軽にご相談ください。
紅葉が綺麗な時期になりました!寒さ対策・感染対策をして紅葉を見ながら散歩してみてはいかがでしょうか?

放射線部  Tomo

子どものマスクについて

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こんにちは。
朝晩冷えることが多くなってきましたが、みなさん風邪など引かれていないでしょうか?
例年マスクを着用する人が増え始める時期ですが、今年は新型コロナウィルスの流行の影響もあり街中ほとんどの人がマスクをしていて、していない人を探す方が難しいくらいです。
新型コロナウィルスが流行し始めた頃、私は“子供のマスク着用”について悩んでいました。うちには一歳の子供がいます。一度マスクを着けさせてみたのですが、気持ち悪いのかすぐに外してしまい、外出中ずっと着けさせておくなんて不可能でした。
調べてみると、世界保健機関(WHO)は適切にマスクを使用できないことなどから、5歳以下の子供は必ずしもマスク着用にこだわらなくてよいとしています。また、米国疾病予防管理センター(CDC)は、マスクは呼吸をしにくくさせ呼吸や心臓への負担になる、マスクそのものやおう吐物による窒息のリスクが高まる、顔色や口唇色、表情の変化など、体調異変への気づきが遅れる、などの理由から2歳未満の子供にはマスクを使用させないほうがよいとしています。
この背景には、世界の新型コロナウィルスの小児への感染状況から、子どもが感染することは少なくそのほとんどが同居する家族からの感染であることや子どもの重症例はきわめて少ないことなど、小児への感染拡大の脅威が少ないとわかってきたことが一因としてあるようです。
マスクを正しく、危険なく着用できるようになるまでは無理に着用させず、手洗いなど他の感染対策で子供たちを守ってあげればいいようですね。
感染症を家庭に持ち込まないよう、家族で協力して感染対策を行い、元気に寒い季節を乗り越えましょう。

 放射線部 T.F

安心してマンモグラフィ検査を受けてもらうために

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新型コロナウイルスの感染を予防するため、「新しい生活様式」の実践が求められています。私もマスクの着用、こまめな手洗いや手指消毒、人との距離を空ける、など日常生活で気を付けていますし、皆さん気を付けておられると思います。
放射線技師として病院で検査を行っていると、患者さんと距離を空けていては適切な検査を行うことはできません。特にマンモグラフィ検査は受診者の方と撮影する技師の距離がとても近く、直接乳房に触れさせてもらう検査なので、不安に思われる方がおられるかもしれません。当院では、安心して検査を受けてもらうため、日本乳癌検診学会による「乳がん検診にあたっての新型コロナウイルス(COVIT-19)への対応の手引き」を基に、以下のような感染症対策の上でマンモグラフィ検査を行っています。
・撮影技師のマスク着用、受診者毎の手指消毒
・撮影機器の受診者の方が触れる場所は受診者毎にアルコールで清拭消毒
・撮影技師の体調管理
・問診による受診者の体調不良の把握
他にも気になることや不安なことがありましたら遠慮なく撮影技師にお伝えください。

新型コロナウイルスの影響により、がん検診の受診件数が減少しており、がん発見の遅れが懸念されているようです。乳がんは日本の女性が罹患するがんの第一位であり、マンモグラフィによる乳がん検診も、適切な感染防止対策を施し、進めていくことが大切だと思います。多くの方に安心してマンモグラフィ検査を受けに来てもらえるよう、撮影技師として気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

放射線部 M.T

暑さでMRI装置も悲鳴

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この頃は毎日ように暑くなってきました。夏本番です。
先日検査中に室外に設置されているMRI機器の冷水装置のアラームが発動し操作室にある赤い警告回転灯が回り始めました。若い技師ははじめての事で何事かとビックリです。私にとってはこの数年この時期になると起こる恒例行事なので、いつものごとく外に出て冷水装置のフィルターを外しホースで水をかけます。外気温が高すぎて冷水装置が熱くなってしまっているからです。しばらくすると冷水装置の温度も下がりアラームも解除され通常稼働に戻ります。ものの15分位の作業ですが日焼け止めなど塗ってない腕は赤くなってしまうくらいのすごい日差しでした。以前はこんな事はなかったのですがやはり年々気温が上がっているのかなあ?と感じるこの頃です。

放射線部 くー