カテゴリー別アーカイブ: 倉敷老健

在宅支援に向けての取組み

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急に温度も下がり、寒い日が続きますが皆様体調はお変わりないでしょうか?
今回は倉敷老健 入所施設の在宅支援への取り組みのひとつをご紹介したいと思います。
このコロナ禍で面会、外出、外泊制限が厳しい中、入所後の本人の状態が分からず在宅復帰に不安を抱えているケースが多くあります。病院から老健に入所された方は尚更です。
当たり前の事ですが、ご入所の方は住み慣れた我が家・地域へ帰り生活をしたいと思われています。それを実現する為には、ご本人のリハビリ、生活の課題をクリアしていく事はもちろんですが、支援するご家族の方に今のご本人の状態を理解して頂くことが必要だと思います。
老健では主に在宅復帰を視野にいれている方を対象に入所後、1ヶ月位経過したのちに、リハビリ面談と称して、ご家族、担当リハビリスタッフ、相談員で面談する機会を設けています。そこで、現在の身体機能、認知機能、生活の様子等、口頭・書面・iPadを使って動画で分かりやすく伝えるようにしています。
その上で、どの部分は自立で行えており、どの部分に支援が必要か、自宅の住環境を整える方法、さまざまな介護保険のサービスがある事を情報提供させて頂いています。
この面談をする事がご家族の安心材料になり、結果、ご入所の方が望まれる住み慣れた自宅へ帰る事が実現するお手伝いができたらと思います。

倉敷老健 ケアマネジャー T

老健での秋

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日に日に寒さが増し、少しずつ紅葉も始まった頃でしょうか。秋といえば「読書の秋」「食欲の秋」「運動の秋」など「○○の秋」と称して様々な事が取り上げられています。
本日は、その「○○の秋」と題しまして、倉敷老健での様々な活動をご紹介します。

倉敷老健では、感染対策に配慮しながらも日々、ご入所の方と様々な活動に取り組んでいます。
まずは、倉敷老健にとって欠かせない、「運動の秋」
多種多様な機械や道具を使ってリハビリを行っています。中でも、自転車を漕ぐトレーニングは順番を待つことがあるほど人気です。皆さん真剣な表情で、しっかりとペダルを漕いでいます。

次に紹介するのは、「創作の秋」
壁にある大きなボードをご入所の方の作品が華やかに飾っています。「私にはできんわ~」と言いながらも、しっかりと細かい作業で綺麗な貼り絵や立体的な飾りまで、あっという間に完成させています。

そして、最後は「旅の秋」
老健では、毎月1回、動画配信サービス「旅すけ」を観覧しています。旅すけでは、生中継で全国の観光名所や、歴史にゆかりのある場所を芸人さんが散策しながら案内してくれます。ご入所の方にも好評で、「あ~行ったことある所だわ~。懐かしい」と言う声や、「こんな所もあるのね~。おもしろいわ」等の感想をいただいています。また、随所に歌体操が盛り込まれており、ご入所の方も笑顔で体を動かしています。

最後に、まだまだコロナ禍ではありますが、十分な感染対策を行った上で、少しずつ出来る活動も増えてきています。これからインフルエンザやノロウイルスといった、様々な感染症が増える時期になりますが、感染対策に配慮しつつより一層、余暇活動の充実を目指していきたいと思います。

倉敷老健 介護士 S・A

老健看護師として

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朝夕、涼しくなり秋の気配を感じるようになりました。
10月は神無月とも言われ、出雲大社で全国の神様が集まって話し合いをされるそうですが、
どんな話をされているのでしょうか?コロナ禍も治まりきらず、猛暑・台風など自然災害で大きな被害も出ました。この事柄についても話し合いがされているのでしょうか?
神頼みだけでなく、私たちも、感染対策をしつつ楽しむ術を見つけたり、災害に備え
日頃から準備をするなど、出来ることをしていきましょう。
私事ですが、今回、倉敷平成病院で開催された第32回看護セミナーでコロナ禍での老健看護師の役割についてお話をする機会を頂きました。老健看護師として、利用者様に何が出来るか、出来ないと立ち止まっているのではなく、今までとは違う視点で前に進める工夫や方法を考えると、少しずつですが改善策(方法)が見いだせるようになりました。これからも、利用者様に安全安楽に過ごしていただけるよう、職員一同、知恵を絞って頑張っていきたいと思います。

 

 

倉敷老健 看護師KM

行事を少しずつ再開しています

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毎年暑い、暑いと言われていますが今年はまた特別暑かったように思います。暑い夏を乗り切るため、ご入所の方に、こまめな水分補給や、睡眠・栄養を十分にとっていただくように心がけてきました。

老健では、新型コロナウイルスの感染対策を徹底しながら少しずつ行事を再開しています。6月からは毎月第4水曜日に、30分程度ではありますが歌会を再開し、みんなで体を動かしたりと楽しい時間を持てるようにしました。参加されているご入所の方は、マスクをしていても分かるくらい笑顔でリズムに乗っている人、手拍子をする人など、とても和やかな時間を過ごすことができています。

 

入所者の方が作成してくれた海の仲間たちのちぎり絵です。 かわいい海の仲間たちに毎日癒やされています。

朝・晩に鈴虫の鳴き声が聞こえ始め、少しずつ秋の訪れを感じはじめました。
今年の十五夜は9月10日。一年で最も月が美しく見える特別な日です。心豊かで楽しい時間をお過ごしください。

倉敷老健:看護師K

夏の飾り物

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8月に入り、毎日暑い日が続いています。

倉敷老健では年中エアコンが効いているのですが、感染対策の為、換気もおこなっていることもあり、入所者さんからも「暑いなあ」という声も時折聞かれるようになりました。
世間では、熱中症予報が出たりコロナ感染者数が増えたりで、入所されている方が外の空気を吸うことが難しい状況にあります。そのような中でも季節の移ろいを感じていただけるよう、日々のケアや体操の合間を縫って入所者さまと夏の創作活動を行っています。
8月に入って、ひまわりの飾りやサマーリースを作っていて、完成すれば施設内に飾る予定にしています。また涼しい色合いの飾りをあしらった写真立てを作成し、その中にご本人の写真を入れて飾っています。
先日も作成した写真立ての中に、ご本人がリハビリで歩行練習を頑張って行っている写真を入れてご家族にプレゼントしたところ、大変喜んでいただけました。
最近は、感染症対策でご家族や地域の方に施設内に気軽に入っていただくことが難しいこともあり、面会に来られたご家族の方に、リハビリ進行状況や訓練場面の様子を動画を用いて説明するようにもなりました。
入所者さんの施設生活が少しでも楽しいものになり、充実した生活を送られていることをご家族にも伝えられるよう、うまく橋渡しができればいいなと考えています。

写真たて

ひまわり

サマーリース

倉敷老健 N・K

倉敷老健ではリハビリと交流を推進しています

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例年より遅い梅雨入りで、湿度が高く雨の多い季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
老健へご入所の皆様はそのような気候に負けず、一日も早い在宅生活復帰を目指し、リハビリを中心とした生活を送られています。

一階リハビリ室では平行棒歩行やペダル漕ぎを行い体幹の安定や下肢筋力の維持・向上を目指した訓練をされています。またフロアでは、梅雨にちなんだ貼り絵で楽しみながら手指機能や認知機能の維持・向上に取り組まれています。

 

6月は倉敷中央高等学校福祉科3年生の学生さん3名が実習に来られました。
 慣れない環境で始めは戸惑う姿も見られましたが、日を追うごとにご入所の方々と笑顔で交流できるようになりました。現場での介護知識や技術を身につけようと熱心に聞き取り、時には介助を行い自信をつけ学校に戻っていかれました。

彼らの姿を見て、私たちも初心忘れるべからずでご入所の皆さまに喜ばれるケアを実践していきたいと改めて思いました。

倉敷老健 介護福祉士 O

梅雨の時期を楽しく過ごすために・・

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新緑に包まれた5月も終わり、6月になりました。
6月の異名として広く知られているのが「水無月(みなづき)」です。
梅雨時で雨が降りやすいにも関わらず、「水が無い」と表すのを不思議に感じたことのある方も多いのではないでしょうか。水無月の「無」は、「の」にあたる連体助詞「な」であるため、「水の月」という意味になります。
今まで水が無かった田んぼに水を注ぎ入れる頃であることから、「水無月」や「水月(みなづき・すいげつ)」「水張月(みずはりづき)」と呼ばれるようになりました。この時期の雨は稲が実を結ぶために重要なものであるため、豊作を願う人々の思いがこの呼び名に表れている、ともいわれています。
私自身も、なぜ「水無月」と言うのかな?と疑問に思っていた1人でした。皆さんはご存じでしたか?

さて、コロナ禍で、なかなか外出の機会も無い中、雨の多い日が続くと、気分が憂鬱になってきますね。
倉敷老健2階フロアでは、ご入所の方に楽しく生活を送ってもらえるように、今月より「歌会」を再開します。まだ、大人数での合唱は行えませんが、季節に合わせた歌やご入所の方の思い出深い歌などを聴いてもらい梅雨時期の憂鬱な気分を解消できるようにしていきたいと思っています。

また、インターネット回線を使っての「旅介チャンネル」「歌や体操」などのレクリエーションも行っています。
これからも、コロナ禍でも行えるレクリエーションを考えて実施して、楽しく過ごせる倉敷老健を目指していきます。皆さんも、屋内で行える趣味や習い事などを行って、水無月の長雨を楽しく乗り切っていきましょう。

   老健 介護福祉士 I

こどもの日

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5月になり待ちに待ったゴールデンウィークがありました。最近の傾向ではお天気に恵まれない日が多いように思いますが、大人も子供もお休みと聞くと嬉しいものです。そんなGWに「こどもの日」があります。

もともと5月5日は「端午の節句」で、男の子の健やかな成長や幸せを祈って、お祝いする日でした。
1948年に、5月5日は「子どもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」お休みの日と決められてから、端午の節句の日が、こどもの日にもなったそうです。そのため本来は男の子のための日でしたが、今では子ども達みんなをお祝いするようになったそうです。私が子供の頃の「こどもの日」は男の子を祝うものと思っていたので、3姉妹の我が家にはあまり関係ない行事ではありましたが、鯉のぼりの形をしたお菓子を買ってもらい、柏餅を食べていたという思い出が残っています。

中国の言い伝えによれば、黄河をさかのぼり、「龍門」と呼ばれる滝をのぼりきった鯉は、龍になって天にのぼることができるとされています。子供たちが元気に育ち、幸せになれるようにという願いをこめて、ご入所の方が鯉のぼりを制作してくださいました。
制作中には昔の話などを聞かせてもらい、楽しい時間を過ごす事ができました。
(鱗は兜でできています)

                                  倉敷老健 A

春が来た

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新型コロナの第6波が長引いている影響で残念ながら春のおやつバイキングは断念しましたが、給食サービスの皆様のご協力により3月23日(水)に春をイメージした和菓子とケーキをセットにした『豪華おやつデー』を開催しました。

少しでも春の雰囲気が味わえるように、フロア毎に桜や菜の花の創作に取り組み、壁に飾られた作品を眺めながら楽しいひと時を過ごすことができました。

 

今年は曇りや雨の予報が多く心配していましたが、ちょうど晴れた日に倉敷平成病院の駐車場へお邪魔して桜を見せて頂きました。久しぶりに暖かい陽差しを浴びながらご入所の方の笑顔も咲いて、待ちわびた春を満喫できました。

倉敷老健入所  リハビリ

春よ来い

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2月には冬季オリンピックがあり盛り上がっているうちにあっという間に3月になりました。しかし、寒い日がまだまだ続き世間では新型コロナがまだまだ落ち着かず・・・
気分がどんよりしてしまいます。
ここ倉敷老健でも新型コロナ感染力の強さの影響で利用者さんと楽しく過ごすはずの「節分」「ひな祭り」と季節の行事会が中止になるばかりで「いつになったら楽しいことができるんだろう」と日々そんなことを考えてしまいます。

 

今、壁にはメインのお雛様たちはおらず・・頑張って利用者さんが作成してくれています。
早くいつものような行事会ができることを祈りつつ、そして春になって桜が咲いてみんなでお花見ができることを待つばかりです。

老健看護師 K