カテゴリー別アーカイブ: ヘイセイホームヘルプステーション

ヘルパーの仕事って、どんな仕事?

皆さんこんにちは!
寒い冬が過ぎ、過ごしやすい季節になりましたが、いかがお過ごしですか?
今回は、知っているようで知らない事も多い、ホームヘルパーの仕事についてお話したいと思います。

ホームヘルパーとは、ご利用の方が日常生活上困難なことを援助し、穏やかに住み慣れた自宅で過ごすことができるようお助けする、言わばお助けマンです!!!
ご利用の方の担当ケアマネジャーなどが作成した、ケアプランに沿ってホームヘルプサービスを提供します。

ヘルパーが行うサービスは、主に2つになります。
・身体介護サービス
身体が動きにくく動作に支障が出る場合、身体的な介助として以下のものがあります。食事、入浴、排せつ、着替え等、直接身体に触れて行う介助や、自立支援のための見守り的援助など。
・生活援助サービス
日常生活を送るうえで必要な家事サポート。
調理、掃除、洗濯、買い物、薬受け取りなど。

ホームヘルパーは「介護初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」など資格を保有している、言わば自宅に来てくれる介護のプロと言えます!(ホームヘルパーに自宅に来てもらうには、介護保険サービスを使う必要があります)

<ホームヘルパーを頼む前に知っておきたい注意点>
ここまで説明すると、生活にまつわる殆どのことをやってもらえるように感じますが、ヘルパーのサービスには制限があります。介護保険を利用して受ける訪問介護サービスは、あくまでも日常生活においてどうしても必要であり、本人のためのものに限られています。

例えば…
インスリン注射などの医療行為や、散髪やマッサージも対象外です。
買い物についても、内容によって対応できない場合もあります。普段の食材や日用品はOKですが、お酒やタバコといった嗜好品はNGです。その他お歳暮や、仏壇に供える生花の購入も対象外になります。
人にやってもらうとありがたい庭の草むしりや、日曜大工なども対象外になります。
*また、介護保険を使わない自費サービスもありますのでご相談ください。

私たちホームヘルパーは、ご利用の方々がいきいきと毎日を過ごせるよう日々の生活を支え、一日一日が充実していくことを共に喜びあえるようこれからも頑張っていきます!!!

 

ヘイセイホームヘルプステーション 訪問介護 H

寒暖差が激しい季節です!

こんにちは!ヘイセイホームヘルプステーション 介護タクシーです。

少し暖かくなってきたかと思うと、また凍えるような寒さに襲われる季節の変わり目ですね。新型コロナウイルスの影響もあって、車いすを利用して生活されている方は、特に外出することをためらいがちになると思われます。

介護タクシーでは、車イスのまま車の乗り降りができるという特徴があります。スロープを兼ね備え、介護に特化した福祉車両の介護タクシーは、通常のタクシーやご家庭の乗用車では移動の難しい車イスに乗られた方、または寝たきりの方などの移動を可能にしてくれます。車イスをお持ちでない方でも、状況に応じて適した種類の車イスを、無料貸し出しができます。

また、高齢者や障害を持っておられる方の移動を支援するに際し、ドライバーは普通自動車二種免許の他、ホームヘルパーの資格を取得しているため、ご家族や付添いの方が介助を行う必要はありません。

通院や入退転院時のご利用だけではなく、お出かけにためらいがちな車いす生活の中に、介護タクシーを取り入れることによってお買い物や行楽など、外出の幅を広げられる可能性があります。

例えばこの2月中旬、倉敷市内にお住いのご利用の方から『3月から入院しないといけないから、髪をスッキリさせたい』と、ご依頼がありました。車イスに乗られたまま付添いのご家族様と市内の美容院へお送りし、カットとカラーが終わってからお迎えに伺いました。『頭が軽くなったので気持ちが良くなった』と、満面の笑みで言っていただけたので大変嬉しかったです。ありがとうございました。

このように、ヘイセイ介護タクシーは、ちょっとした気分転換にも便利に使うことができます。
お気軽にご用命ください。

ヘイセイホームヘルプステーション 介護タクシー I

介護保険制度の理念と見直し

こんにちは、ヘイセイホームヘルプステーションです。昨冬の折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
新年が始まり、あっという間に1ヶ月が過ぎようとしていますね。

今回は前回のブログでご紹介した介護保険制度についてさらに詳しくお話しさせていただきたいと思います。

前回は介護保険制度が創設された背景と目的についてお話ししましたが、今回は介護保険制度の理念と見直しについてお話しします。

介護保険のサービスは、利用者主体のサービスであり、自立した生活を営むことができるよう配慮することが介護保険法によってうたわれています。
利用者が自分に合ったサービスを選択できることや、サービスの提供に民間事業者が参加し、サービスの多様化を実現すること、高齢者の自立支援を行うことなどが介護保険制度の理念となっています。

介護保険法(介護保険制度)1997年12月に公布され、制度自体は2000年4月からスタートしました。
制度はあらゆるニーズに対応すべく、3年ごとに介護保険法の見直しと改正が行われています。
そして、今年度(2021年)はその改正の時期にあたり、4月に新しい介護保険法が施行される予定です。

私自身も介護保険制度を理解して業務を行っていく中で、今回の改正について新しいことも勉強し学びつつ皆様のお力になれるよう日々精進していきます。

事務部門 H

福祉用具からのお知らせ

今年も残り僅かとなりました。今年は例年よりも1年が早く経ったように思います。皆さんはいかがだったでしょうか。

さて介護保険におけるレンタル価格の適正化を図るため、平成30年10月から全国平均貸与価格および上限価格が公表されています。

その後も何度かの見直しがあり、令和3年4月に次回の見直しが予定されています。
我が社も見直しに伴い、いくつかの商品で貸与価格の変更を予定しています。
それに合わせ、新しいカタログも発行する予定です。

 

新商品もありますので、興味のある商品はお気軽にお声掛けください。
来年に入りましたら順次対応して参りますので、ケアマネージャーさんやご利用者の皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。

ヘイセイホームヘルプステーション福祉用具では福祉用具レンタルの他、各種介護用品販売や住宅改修に幅広く対応しています。お気軽にご相談ください。

お知らせですが、9月より福祉用具に職員が1人増えました。合わせて宜しくお願いします。

ヘイセイホームヘルプステーション 福祉用具  K

入浴と呼吸法で身体も心もリフレッシュ

朝晩の冷え込みが厳しくなり、吹き込む風が冷たい今日この頃。いかがお過ごしでしょうか?

今年に入ってからコロナウイルスの影響により、外出の機会も減り思うように動けない、好きなことが出来ないとストレスを感じている方も多いと思います。
そこで、ストレスが溜まり易い毎日をリフレッシュすべく、私が入浴時に実践している方法を紹介したいと思います。

それは、入浴だけでとてもリラックスできますが、入浴時に腹式呼吸をするというもの。
お風呂は、緊張した神経を和らげる効果があり、それプラス腹式呼吸をしてゆっくりと息を吐くことで、自律神経を調節する(副交感神経を優位にする)働きや、全身の筋肉を弛緩させる働きがあり、とてもリラックス出来るという一石二鳥効果。そして、横隔膜を上下させ、腹圧が変化することにより便通を改善する働きがあるという事。しかも、時間がない人でもお風呂のついでに出来るという手軽さ。非常におススメです。(心臓の弱い方は無理をせず行って下さい)

これは、病院の研修(ストレスの緩和)でも学んだし、今通っているヨガでも行う呼吸方法です。
呼吸は鼻から行い、吸う息に7秒、吐く息にも7秒。できなければ、短くても大丈夫。
ゆっくりと大きく呼吸をするのが目的です。意識すべきは、息を吸うときには空気が鼻を通過しお腹に流れ込んでいき膨れていくイメージ。吐くときは、お腹の中から鼻を通過しお腹が凹んでいくのを意識しながら、呼吸に集中する事。
これを30回行います。回数は目安なのでこだわらずリラックスできたなと感じればOK。
腹式呼吸、最初は上手くいかなくても、毎日すれば徐々に出来るようになってきます。
何か嫌な事や気になっている事、心配事や日々の忙しさなど、一旦全てを忘れてしまい何も考えず、その時だけは全神経を呼吸に集中して下さい。
重要なのは、その呼吸している時だけ何もかもを忘れ、気持ちのリセットをする時間を作る事です。これだけで身体や心がとてもリラックスすることができます。

半信半疑で始めたこの呼吸法。やり始めて約2年。途中、ヨガを習いだしてからも腹式呼吸が登場し、確信しました。これは間違いない。
呼吸法をやりだしてからは、体調が非常に良く風邪も引かなくなりました。今現在も継続中。(これは個人の感想ですが、騙されたと思ってやってみてはと思います。)

入浴での呼吸法でストレス解消。心身共にリフレッシュして、寒い冬やコロナウイルスに負けず寒い冬を乗り越えましょう。
さて、今日も頑張って働こうっと。

訪問入浴 H

いつまでも住み慣れた場所で・・・

こんにちは。日増しに秋が深まり朝晩は寒さを感じる事が多くなってきましたね。

今回は訪問介護についての紹介です。訪問介護では主に買物や調理、掃除等の生活に関わる援助入浴や排泄等の身体に関わる介護の二つに分かれています。
どちらも共通していることはお一人お一人が今出来ることを出来る限り続けられる。または増やすことができるようにヘルパーとしてケアをしています。
例えば生活の援助で調理を希望された場合、腕が痛くて食材を切る事は難しいけれど、他は出来るから下準備をお願いしたい。

膝や腰の痛みがあるので浴室等のかがんで行う掃除をして欲しい等内容は様々です。

また、遠方やご家庭の事情により中々会う事が出来ないご家族にも安心して頂けるように会話や表情、身体や自宅の状態等普段と変わった様子はないかを観察し、必要に応じて担当のケアマネージャーやご家族等に連絡しています。

住み慣れたご自宅で安心して暮らしたいというご利用の方々の思いに添えるよう、今日も私たちヘルパーは元気に一軒一軒訪問して参ります。

訪問介護 O

※写真はイメージです

 

秋彼岸明けました!

こんにちは。ヘイセイ介護タクシーです。

『暑さ寒さも彼岸まで』の言葉通り、残暑もおさまり朝晩涼しくなってきましたね。今年の夏は特に猛暑が続いたため、過ごしやすくなってきた今日この頃です。

ヘイセイ介護タクシーは、通院、転院、または入退院時のご利用だけではなく、買い物、行楽、または日常行動などの送迎にもご利用いただけます。
ご自宅からスーパーへ買い物に出かける、お花見や紅葉など季節を感じられる所に出かける、友人と食事をするために出かける、理美容室に出かける、または選挙の投票に出かけるなど、様々なご利用方法が可能です。

例えば、倉敷市内にお住いの利用者様から『今が旬の日本イチジクを食べたいから寄ってくれる?』と依頼があったので、倉敷市西田にあるイチジクの無人販売所に立ち寄り、陳列された日本イチジクを5パック購入されました。『イチジクを砂糖、ハチミツと一緒に鍋で煮込み、冷めたらシャインマスカットを添えて凍らせると美味しいのよ。出来たら一つあげるね』と笑顔で言っていただきました。次の通院介助時に、お約束通り一つ頂きましたところ、今まで食べたことがないくらい美味しかったです。本当にありがとうございました。

このように、ヘイセイ介護タクシーは、ちょっとしたお買い物にも便利に使うことができます。
何なりとスタッフまでご相談ください。親切・丁寧にお答えいたします。

ヘイセイホームヘルプステーション 介護タクシー I

ヘルプステーション ~より良い在宅生活のお手伝いをします!~

こんにちは、ヘイセイホームヘルプステーションです。
天気予報によれば先週までの猛暑も今週に入ると少し落ち着く…はずでしたが、まだまだ暑い日が続いていますね。

今年は梅雨が長引いたかと思えば8月に入ってから連日の猛暑…、そして新型コロナウイルス感染も収束が見えず、感染予防策と自粛生活の継続…と、例年とは少し違う夏になりました。

そういえば、例年は「お盆で家族が帰省するから」「帰省者の車で近所に駐車場所が確保できないから」等の理由でヘルパーの利用(主に生活援助)についてはキャンセルの申し出をいただくことが少なからずありますが、今年はそのような申し出も数少なく、いつの間にかお盆が過ぎていたという印象があります。
病院や施設での面会制限だけでなく、在宅生活においても家族と会えない寂しい夏を過された方が多くいらっしゃるかもしれません。

全仁会グループの各施設では、三つの密を避けつつ、工夫を凝らして例年とは違う形でイベントを行っている様子が報告されていますね。
私たち在宅サービス部門には、そのようなイベントはありません。ご利用の方の心に寄り添い、皆様の日常生活を支えることが私たちの役割です。
ヘイセイホームヘルプステーションの訪問介護・訪問入浴介護は祝日もお盆も通常営業。この夏も感染対策は徹底しつつ、通常どおりにサービスを提供しております。

お盆にちなんで、もう一つ。
「家族が帰省するから客間や仏間の掃除をして欲しい」「仏壇をきれいにしてほしい」といった要望をいただくことがあります。
介護保険の訪問介護サービスの場合、「ご利用の方本人の日常生活に関すること」のみが援助の対象と決められているため、ご本人が普段は使用しない部屋等の掃除はその対象となりませんので注意が必要です。

ただし、上記のようなご要望の場合、介護保険サービスではなく、事業所独自の自費介護サービスとして対応することができます。利用をご検討の方は、まずはご担当の居宅介護支援事業所・高齢者支援センターへご相談ください。

ヘイセイホームヘルプステーションは、ご利用の皆様のより良い在宅生活のため、きめ細かく幅広く対応いたします!

事務担当 よ

ベッドの“リモコン”使っていますか?

こんにちは。暑さが日に日に増し、本格的な夏を迎えました。

突然ですが、電動ベッドの“リモコン”使っていますか?

ベッドには大きく二つの役割があり、一つはご利用の方の起居・床上動作を助けるためのもので、これは起き上がりの補助であったり、ベッド上での介護を受けられるなどの機能があります。
もう一つは安眠・良眠を得るためのものです。水平で寝ていると息苦しい場合でも、少し背上げをするだけで呼吸が楽になり、ぐっすり眠れるようになります。

もちろん立ち座りしやすい高さに設定するだけで、楽に動けるようになっているご利用の方はたくさんいらっしゃいます。しかし、「最近、寝起きするのがしんどくなった」とか、
「介護中に腰を痛めてしまった」等困っている方もおられ、ベッドのリモコンについて聞いてみると「リモコンは使っていない」と言われる方が多くいらっしゃいます。

電動ベッドにはさまざまな機能があります。少しベッドの機能を使って動作するだけで、今よりも動作が楽になったり、また介助時の負担軽減、腰痛予防にも繋がります。
ぜひ試してみてください。
使い方や、ご不明な点がある際にはご相談ください。
皆様が少しでも安全に、楽に動作が出来ますように。

ヘルプステーション 福祉用具 N

訪問入浴の熱中症対策

梅雨に入り、じめじめと蒸し暑い日が続いていますね。今年はコロナの感染防止もあり、この暑い時期でもマスク着用が欠かせません。訪問入浴でも、入浴作業中、外での作業でもマスク着用しています。この時期のマスク着用は初めての事です。マスク着用時は、より熱中症に注意が必要です。息が持つ熱を上手く発散できず、体内に熱をため込み体温が上がってしまうとの事です。
訪問入浴では、この上がった体温をどう下げているか…というと車内の冷房は勿論ですがクーラーボックスを購入してもらい、冷たいタオルを準備しいつでも使えるようにしています。首の後ろにあて溜まった熱を上手く発散しています。これだけで、私たち訪問入浴スタッフは毎年倒れる事なく、北へ~南へと入浴車を走らせています。

訪問入浴   Yちゃん