免疫力を高めるために!

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:
桜が散り、5月となると少しずつ暖かい日が続く季節となりましたが、皆さんのお体の調子はいかがでしょうか。現在、世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大し、日本でも感染者が増加してきています。不安が募る日々が続いており、とくに免疫力が低下している人が感染しやすいため、高齢者や幼児などは特に注意が必要です。
そこで今回は、今日から出来る免疫力の高め方についてお話しいたします。
免疫力とは分かりやすくいえば「病気などに対抗し身体を守ろうとする力」のことです。免疫力は20歳代前後でピークを迎え、その後は徐々に低下していきます。また、現代人は生活習慣の悪化やストレスにより免疫力が下がっている人も多いと言われています。免疫力が低下しているとウイルスなどに対抗できず、感染を引き起こします。
<免疫力チェック>
・ 食事が不規則(朝食抜き、深夜の食事等)  ・タバコを吸う
・ 肉、魚、野菜のバランスが偏っている    ・寒がりでもあり、暑がりでもある
・ 運動不足、睡眠不足            ・ストレスがある
・ 趣味がない                ・体温が35.9度以下上記に挙げているものはチェック項目の一部ですが、いくつ当てはまったでしょうか。3つ以上あれば免疫力が低下している可能性が高いため、注意が必要です。
ここで、当予防リハビリでも指導している今日から出来る免疫力の高め方をお伝えします。
<4つのポイント>
① 質のよい睡眠
・寝る2時間前は食べない。 ・湯船に浸かり、身体を温める。
・寝る前の携帯やテレビの使用は避ける。
②運動(筋力トレーニング)
・ 大きい筋肉を鍛える。
③腸内環境を整える
・ 食物繊維豊富な食品、発酵食品、ヨーグルトや乳性品を摂取する。
④笑顔を増やす(ストレス軽減)
・朝の洗顔の際に1度でも鏡に向かって笑顔の練習をする。
当予防リハビリではこのような最新の情報を利用者さんにお伝えしたり、ご自宅の中でも可能な運動指導などを行い、予防に取り組んでいます。
現在は感染拡大防止のため、見学の受け入れは一時休止していますが、新規の利用者様は随時募集しています。興味をお持ちの方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。
最後に…
免疫力を高めることで感染率を低くし、手洗いや換気を随時行いながら、できるだけ人の多いところへ行かないことが重要です。自分自身のため、そして周りの大切な人のために1人1人が徹底して対策をしていきましょう。
理学療法士 A
◎ お問合せ◎
社会医療法人 全仁会

倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)

 

TEL:086-427-1128(相談担当 大段)
※営業時間9:00 ~ 17:00

サエラ薬局さまより防護服などの医療資材をご寄贈いただきました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

このたび、当院の門前薬局であるサエラ薬局さまより、防護服、N95マスクなどのご寄贈をいただきました。
新型コロナウイルス感染症による影響で、医療資材の供給が難しい状況が続いています。貴重な品にもかかわらずご配慮いただきましたことに心より感謝申し上げます。

今後も感染管理を徹底しながら、地域の皆様に医療を提供できるよう努めてまいります。大切に使います。ありがとうございました。

秘書広報課

 

はじめまして!

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

照りつける日差しにも夏の気配が感じられるこのごろ、皆様お変わりありませんでしょうか??

さて、私たち新入職員が入職してから今日で1ヶ月が経とうとしています。
1日が早く1ヶ月があっという間に過ぎ、とても驚いています。
今年はコロナウイルスの影響で2泊3日の宿泊研修が中止になり、2週間の自宅待機を経てからの異例の入職となりました。
慣れない環境、そして例年とは異なる状況に不安や戸惑いでいっぱいでしたが、優しい先輩や相談できる同期に支えられながら毎日を過ごしています。

7月からは当直業務も始まるので、当直業務に向けてしっかりと業務をこなしていけるようにがんばりたいです!

まだまだ分からないことや失敗していまい落ち込むこともたくさんありますが、日々勉強し、皆様から信頼される臨床検査技師を目指してこれからも努力していきますので宜しくお願いします!

臨床検査部 Y・K

「眼」のストレッチ

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは、皆様いかがお過ごしでしょうか?
「令和」が始まりこれから!と言うときに、新型コロナウイルスに翻弄され、不安な日々を過ごしたり心も体も疲れていませんか?せっかく「春」が来たというのに、ウイルスの広まりはすさまじく全国で「緊急事態宣言」が出され外出自粛の毎日。1日でも早く新型コロナウイルス感染症が収束して、マスクがとれてお互いの「笑顔」が見られると良いですね・・・^^
さて、自宅で過ごすことが多くなりTVやスマホなどどうしても近くの物を見て過ごすこと増えていいませんか?

今日はそんな「眼」の疲れをとる「眼」のストレッチを紹介します。
※眼を動かすためには6つの大きな筋肉が頑張っています。この筋肉、同じ距離ばかり見ているとどうしても硬くなり、焦点を合わせにくくなります。文字が見えにくくなるだけでなく転倒にもつながります。

①両目をギュッとつむる
②ぱっとひらいてゆっくり上を向く
③ゆっくり下を向く
④ゆっくり左を向く
⑤ゆっくり右を向く

 

少しすっきりしましたか?時々思い出して行ってみてくださいね^^

では最後にいくつか季節を感じる俳句を紹介します。

囀りやベンチにいつも誰かゐて
飛びさうな鶯餅を母に買ふ
備前焼の一輪挿しに小判草
水野 幸子

外へ出られない日々が続きますが、季節は少しずつ変化しています。
体調に気をつけて、心穏やかに過ごせますように・・・。
平成病院では、新型コロナウイルス感染拡大防止策として「3密」を避ける「電話診療」のご案内をしています。
(詳しくはHPまたは電話でお問い合わせください)来院に不安のある方は是非ご活用してください。

                                                                                                  認知症疾患医療センター 看護師 W

栄養科通信vol.153「新茶について」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

「夏も近づく八十八夜~野にも山にも若葉が茂る」という歌の歌詞は誰もが耳にしたことがあると思います。この歌詞にある八十八夜とは立春から数えて八十八日目にあたる日のことで、2020年は5月1日です。この時期は茶摘みの最盛期であり、八十八夜に摘み採られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されています。
そこで今回は「新茶」について紹介したいと思います。

「新茶」とは、その年の最初に生育した新芽を摘み採ってつくったお茶のことです。
鹿児島などの温暖な地域から摘み採りが始まり桜前線と同様に徐々に北上していきます。
新茶の特徴は、何といっても若葉の「さわやかですがすがしい香り」にあります。また、新茶は「二番茶」「三番茶」に比べて苦渋みのあるカテキンやカフェインが少なく、旨み、甘みの成分であるアミノ酸が多い傾向にあります。
アミノ酸はお茶の旨みに寄与する成分で、お茶に含まれるアミノ酸の半分以上がテアニンです。茶葉に含まれるアミノ酸は、他にもグルタミン酸、アスパラギン酸、アルギニン、セリンなどがあり、お茶の旨みにはこれらのアミノ酸に加えて、有機酸やポリフェノールなど複数の成分が総合的に寄与していると考えられます。

◎アミノ酸(テアニン)の保健作用について
お茶の浸出液のカフェイン濃度は約0.01~0.02%で、お茶を1杯飲むと15~30mgのカフェインを摂ることになります。この量のカフェインですと、かなり強い興奮作用を示すはずなのですが、実際には穏やかな興奮作用でとどまります。これは、テアニンにカフェイン興奮抑制作用があるためで、劇的な作用を適度な作用に変えるあたりは、お茶がもつ天然・自然の妙といえるでしょう。
テアニンが脳の神経細胞を保護する働きをもつことは、細胞実験を行った結果、明らかになりました。また、テアニンを飲んだ場合の人間の脳波を測定すると、リラックスしている状態のときに多く出現するα波が上昇することも判明しています(伊藤園の中央研究所の調査による)。

さわやかな香りとほどよい渋みを楽しみたい場合には、やや熱めの湯でさっと抽出するとよいでしょう。逆に湯を70度くらいまで冷ましてからじっくりと抽出すると、旨みの多い味わいになります。家にいる時間が長い今だからこそ、新茶をいれてほっと一息ついてみるのはどうでしょうか?
参考:伊藤園 お茶百科 http://www.ocha.tv/

管理栄養士Y.N

「ウイルスの次にやってくるもの」(日本赤十字社動画)

暖冬の後、遅い春がやってきたかと思ったら、4月は肌寒い日が多かったですね。5月に入った途端に急に気温が上がって、気持ちの良い風が感じられるようになりました。でも、数か月前、外食もままならないG.W(ゴールデンウイーク)を迎えることになるとは誰も予想していなかったのでは。。。
全仁会の全職員が、医療・介護に携わる者として感染を拡大させてはいけない、という意識のもと、不要不急の外出を控え、『ステイホーム』で、お休みの日も自宅で過ごす日々を続けています。私自身はもともとインドアなタイプなので、家で本を読んだり音楽を聴いたり古いドラマを見たりして、楽しく過ごせています。

さて、新型コロナウイルスの感染予防には、手洗いと“三密”を避けること、が最も有効であることはみなさん既によくご存知のことと思います。しかし、今出来る感染予防対策をしっかりとやっていても、ウイルスは目に見えないため、いろいろ不安に感じることも多いですね。テレビを見れば、コロナの話題ばかりですし…。
そんな人間が感じる不安について、ちょっとおもしろい動画がありました。
日本赤十字社が制作した「ウイルスの次にやってくるもの」。3分ほどの動画です。
日本赤十字社の広報室の方のコメントを一部紹介します。

『新型コロナウイルスは、“体の感染症”、“心の感染症”、“社会の感染症”の3つの顔を持っており、これらが負のスパイラルとしてつながることで更なる感染の拡大につながっていくことを伝えるため、今回のアニメーションでの表現を企図しました。(一部抜粋)』
“体の感染症”は病気そのもの、“心の感染症”は不安と怖れ、“社会の感染症”は嫌悪・偏見・差別を指します。

『この感染症の問題のひとつは、嫌悪や差別が、感染者や感染が疑われる方など、『人』に向かっていくことです。本当に戦わなくてはいけない相手は、『人』ではなく『ウイルス』と、ひとりひとりの心の中にある『恐怖』です。』

動画では、目に見えない“恐怖”が人間を飲み込み、
「ウイルスが広まったのはあいつのせいだ!」と人々の心を分断し、さらには、
「もしも感染していたらどうする?」
「あんな風に言われたらどうする?」と脅し、結果として、体調が悪くても隠してしまい、誰が感染したか分からなくなる……という負のスパイラルが表現されています。誰でもコロナウイルスは怖い。でも、人は恐怖よりも強く、賢いのです。

「恐怖は誰の心の中にもいる。だから励ましあおう。応援しあおう。(中略)恐怖に振り回されずに、正しく知り、正しく恐れて、今日、わたしたちにできることをそれぞれの場所で」と動画は締めくくられています。

外出の自粛が長期化するとストレスが溜まってきます。医療や介護の現場では日々いろいろな課題が出てきます。でも、そのストレスや怒り、恐怖を“人”に向けることなく、正しい知識を得て、冷静な対応、穏やかな対応を心掛けたいものです。そして、休みの日は“家時間”を楽しみたいと思います。

ケアプラン室 A

※画像は日本赤十字社の動画をキャプチャしたものです。

 

AMDAよりマスクと消毒用エタノールをご寄贈いただきました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

5月1日、AMDA(アムダ)よりマスクと消毒用エタノールをご寄贈いただきました。AMDAではこの度の事象を「目には見えない災害」と捉え、これまで備蓄していたマスクに加え、国内外のネットワークを通じてご協力いただいたものをご寄贈下さったとのことです。

特定非営利活動法人アムダ(AMDA、Association of Medical Doctors of Asia)は、1984年に設立し岡山市に本部を置くNGO・国際医療ボランティア組織。相互扶助の精神に基づき、災害や紛争発生時、医療・保健衛生分野を中心に緊急人道支援活動を展開しています。
倉敷平成病院は2016年10月にAMDA連携協定を締結。以来、南海トラフ巨大地震を想定した訓練に継続的に参加。2018年の西日本豪雨災害にあたっても救護ボランティア活動等で参加しています。

AMDAの皆さま、善意のマスクと消毒用エタノール、大切に使います。ありがとうございました。

秘書広報課

倉敷老健に新人介護職員が入職しました

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

令和2年4月に新人の介護職員が入職し、倉敷老健入所へ4人、通所リハビリへ1人配属されました。
今年は例年と異なり、新型コロナウイルス感染症が拡大しているため対策を検討した結果、入職前の全職種宿泊研修は中止となりました。入職後の研修も席間をあけたり、換気をしたり、接触を少なくするため座学を中心にしたりと、研修担当者は感染予防を重視し、工夫しながら研修を行いました。

初日と2日目は他職種を含めた全仁会グループ全体で研修を行い、医療安全、感染対策、個人情報保護、一次救命処置などを学びました。

3日目からは部署ごとの研修となり、老健で3日間かけて排泄や誤嚥、転倒・転落、身体拘束、口腔ケア、観察、記録、入浴、接遇、老健でのリハビリなど、マスクや手指消毒を行いながら実施しました。

現在は研修を終え、フロアで入所の方の介護を指導者から指導を受けながら行っています。
ご入所の方、またご家族の方に少しでも安心していただけるように、看護と介護が協力しあって対応させていただきます。新人職員とともにどうかよろしくお願い致します。

事務T

通所リハビリの共同作品制作中止のお知らせ

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

毎月外来の待合室に通所リハビリをご利用の方が作られた作品を展示し、当院のSNS等でも紹介してまいりました。しかし、新型コロナウイルスの感染予防のため、共同制作を行うことが困難な状況となり、しばらくの間中止することとなりました。
通所リハビリからのSNS投稿は投稿は今月が一端最後の投稿となります。
作品を楽しみにしてくださっていた方、ありがとうございました。

※写真は通所リハビリをご利用の方が一つ一つ丹精込めて作られた作品です。

通所リハビリ

感染対策

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

いよいよゴ-ルデンウィ-ク!と言いたいところですが、新型コロナウィルスの影響により普段通りの生活ができなくなっていると思います。皆様いかがお過ごしでしょうか?

私達歯科でも今までの状況とは全く異なり、新型コロナウィルス感染対策に最善を尽くし、エアロゾル感染予防には特に力を入れています。

歯科でのエアロゾルとは、唾液、血液、義歯などの切削片、タ-ビンなど回転器具の冷却水などを含む霧状の汚染水などです。特に虫歯などに使用するタ-ビンからの冷却水は広範囲に飛び散ると言われています。
そのため空気中に飛散し感染する可能性がある事から、当院でも口腔外バキュ-ムを使用し対応しています。常に診療室の窓も開け換気をよくし、診療中にこのエアゾルが拡散しないよう口腔外バキュ-ムで吸引し続けています。
また、その他できる限りの新型コロナウィルス感染対策に取り組み、今後も診療を行っていきます。

1日も早く今までの普通の生活に戻れますよう、先ずはゴ-ルデンウィ-クの外出自粛を徹底し、新型コロナウィルスの危機を一緒に乗り越えましょう!

                         歯科 かば子

イラスト出典:イラストAC