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誰でも簡単!脳活性トレーニング

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

松の内もすぎ、いつもの平穏な日々に戻りつつあります。
皆様はどのようにお正月を過されましたか?

私は、長女の宿題の書初めを一緒に行いました。文字の大きさやバランスを考えて何度も何度も書き直し、気がつけば2時間も完成に時間を要していました。

皆様が、普段の生活の中で、文字を書くことや、記憶することだけに集中して取り組む場面は少ないと思います。いつも行動しながら記憶しなければならない場面の方が多いと思います。

ワーキングメモリー(作業記憶)という言葉を聞いたことはありますか?
生活の中の「メモを取るまででもないこと」を頭の中に一時的に記憶しておける能力のことを指します。ワーキングメモリーが低下すると、「あれ、何をしようとしていたんだっけ」や「あれ、会話が理解できない」といった生活場面においていろいろな支障をきたしてきます。会話や読み書き、計算などの基礎となる、私達の日常生活や学習を支える重要な能力となります。
例えば、おつりの計算の時に、紙で計算するのではなく、数を頭の中に描きながら計算する作業の事などを指します。

予防リハビリでは1日のプログラムの中に、読み書きや簡単な計算をもちいてワーキングメモリーのトレーニングを行っています。ワーキングメモリーを鍛えると、様々な情報を記憶した上で、物事を処理することができるようになります。1日1回、運動も大事ですが、脳トレをする時間も作り、心も体も元気に過ごしませんか?

予防リハビリでは要支援の認定をお持ちの方を対象にリハビリや脳活性を実施しています。気軽に見学、お問い合わせください。

(写真は本人の了承を得て掲載しております。)

介護福祉士 O

倉敷在宅総合ケアセンター1階 予防リハビリ
相談窓口:大段・大島 TEL:086-427-1128

低栄養について

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

新春とは申しながらまだ厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は廃用症候群の1つ、低栄養についてご紹介致します。
現在、高齢者の3人に1人が低栄養であると言われています。
低栄養とは、「健康を維持する上で必要なエネルギーやタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が不足した状態」を言います。
高齢になると、ものを上手に食べれなくなったり消化機能が落ちたりすることで、栄養や水分を十分に摂れなくなることがあるため、低栄養に注意が必要なのです。

低栄養に特徴的な症状
①体重減少
②筋肉量の減少
③下半身や腹部がむくみやすい
④皮膚の炎症と床ずれ
⑤骨折が起こりやすい
⑥運動能力の低下
⑦免疫力が落ちる
⑧低血糖による意識障害など

低栄養になると食欲が低下します。その為、さらに低栄養状態となり悪循環な状態になります。

また、食事と運動には密接な関係があることや、3食摂取することで生活リズムを作ったりします。そのため、食事は大切で「食事=生きる力」とも言われています。

そして、ただ食べるだけではダメで栄養状態には食品摂取の多様性と関連があると言われています。農林水産省でも食品摂取の多様化が推進されています。偏った食事をするのではなく色々な品目の食品を摂取する事が大切だということです。

通所リハビリを利用されている方も低栄養の方が多くいました。その為、通所リハビリではどの程度食品摂取出来ているか「10品目チェックシート」を用いチェックし個別に食事の大切さについての講義や不足している品目を使ったレシピの紹介をする取り組みを行ってきました。
その結果、特に肉類や魚介類などのタンパク質が不足している方が多くいました。タンパク質は運動(リハビリ)や筋肉強化を行う上で重要な栄養素となります。そのため、タンパク質を摂取する事を中心に栄養指導・レシピ紹介を行いました。

その結果、肉類や魚介類などのタンパク質を多く含む食品の摂取が増加しました。
リハビリ効果を最大限に発揮出来るよう今後も通所リハビリではただ運動するだけではなく利用者様の栄養状態の管理も行い身体機能維持・改善に努めて行こうと考えています。
通所リハビリテーションに興味がある方はお気軽にご連絡ください。ぜひ見学・体験をお待ちしております。

通所リハビリテーション 理学療法士M

 

日日是グレードアップ

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

明けましておめでとうございます。平成元号最後の年が明けました。生前中に三通りの元号を経験できそうです。昭和の終わり近い生まれは四~五通りの元号を知る方が多いことでしょう。少しだけ、羨ましい気持ちです。尚、年明け早々、地震が発生しています。今年こそは、否、未来永劫に天災や人災が無いことを心から祈っています。しかし、これも人間があらゆる局面においてグレードアップする機会を与えられているのかもしれません。

私は例年通りの格段に変化のない年末年始を送りましたが、昨年は公私ともに慌ただしい(というよりも、精神的に不安定な)日々を悶々として過ごしてきましたので、今年はそれらを払拭できる年となるよう精神の浄化を図ろうと思います。

さて、私たちの職務は診断の補助となる各種検査を行っていますが、提供した結果が精確であって、それが本当に診断の補助として、患者のためになっているのかと時折不安になることがあります。特に検体検査の場合はどのような検査項目であっても、真値はわからないのです。ある多くの項目は標準物質というもので検量線を作成し、基準となる物質(コントロールという)を測定し、結果が一定の範囲内(この範囲が意外と広い)にあれば患者さんの検体を測定して良いとしているのです。標準物質やコントロールでさえ、メーカーによって内容が異なっています。出発点から真値はないのですから、得られた結果値が真値である筈がありません。

ましてや、患者さんの生理的変動、採血方法、遠心方法、血清や血球の状態、測定機器の精度・再現性・・・と結果値に影響を及ぼす内容は枚挙に暇がありません。そのような理由から、提供した値はその時点での患者さんの状態をなるべく精確に表現できているのだろうか?と不安になるわけです。しかしながら、このような状況でも臨床検査は成り立っているのです。

なぜならば、この世の中に『絶対』は存在しないからです。つまり、この分野のみならず、全ての事象に絶対はあり得ないからです。

昔の真実や常識であったものが、変化してきていませんか?それが証明しています(ややこじつけですが)。更に、ひとつの項目だけで確実な診断(感度・特異度が共に100%であること)へと導くことのできるものはなく、結局は理学的所見や画像検査や複数の臨床検査項目を総動員して診断へと漕ぎ着けることになるからです。ですから、ひとつの項目が少々精確な値でなかったとしても、大半は大きな問題には繋がらないと考えられることになります。

それでも、やはりこの分野に身を置くものとしては提供するデータがより精確であるために総力を挙げて取り組んでいることをご承知いただければ有難いと思いつつ、それをバネにグレードアップしていこうと考えています。どうぞよろしくお願いします。

臨床検査部  光源頭

栄養科通信 vol.137『インフルエンザ予防の食事』

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

昨年11月、12月は比較的暖かったため、風邪を引く方も例年に比べ少ない印象でした。
しかし年末からの寒波の影響により年始からインフルエンザが流行しています。
インフルエンザにかからないために手洗い、うがい、人の多く集まる場所へ出かけるときはマスクをする・・・など基本的なことをしていてもかかってしまった!という方もいらっしゃると思います。
食生活の乱れによる栄養不足、過労、喫煙、ストレスは体力を落とし、ウィルスに対する免疫力を奪い、インフルエンザや風邪を引きやすくします。
栄養バランスのとれた食事、軽い運動などで体力をつけるとともに免疫力の向上が大切です。年末年始の暴飲暴食や運動不足、心当たりがありませんか?
インフルエンザ、風邪予防、またかかった場合早く回復するためにはビタミンの摂取が必須です。

●ビタミンC
ブロッコリー、レンコン、みかんなど冬の食材にはビタミンCが多くふくまれている食材が豊富です。ビタミンCはウィルス感染や寒さへの抵抗力をつけます。
●ビタミンA
ビタミンAを多く含む人参、ほうれん草、春菊を食べることによりウィルスの侵入口となる鼻やのどの粘膜を丈夫にします。
●ビタミンB群
風邪で発熱するとビタミンB群が失われ不足します。豚肉、青魚、海苔などを食べて補いましょう。

忙しい中であれこれと食材を揃えるのはなかなか大変です。これら3つのビタミンを意識して摂取するだけでも免疫力向上につながります。
飲み会やパーティーの料理となると、揚げ物や炭水化物に偏った食事になりがちです。
旬の野菜、果物をしっかり食べてウィルスに負けない体づくりをしましょう!

管理栄養士 S.N

誰もが住みやすい地域づくりのために

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

新年を迎えて一週間が経ちました。まだまだ寒い日が続いていますので
体調を崩さないよう気をつけていきたいですね!

さて、私の勤務する老松・中洲高齢者支援センターでは、
老松小学校と中洲小学校の学区に住む65歳以上の方の様々な相談や
介護予防を促進する活動を行っています。

中でも昨年度より力を入れているのは、認知症の基礎知識や対応の仕方について学ぶ
「認知症サポーター養成講座」です。これから多くの方々にぜひ受けてほしい講座です。

昨年は、65歳以上の方のみでなく高校生300名以上に講座を開催することができました。
「認知症について言葉しか知らなかったけど、
外で困っている人がいたら優しく声をかけようと思った。」や 「今おばあちゃんを介護している親にアドバイスしてあげようと思う。」など 素敵な感想を聞くことができました。今年は、小学校や町内会での開催が決まっており、 今後もどんどん開催していく予定です!

この先、超高齢社会から超超高齢化社会となる日本で、認知症の問題は避けては通れない ことだと思います。認知症予防と共に、認知症になった時、周囲の理解があることはとても 大切です。誰もが住みやすい地域づくりのために支援センターとして 今年もこつこつ頑張って行きたいと思います。

支援センター K

チーム医療の一員として

私の知り合いに、パーキンソン病の方がおられます。
病状が進行していくにつれ、内服も多剤服用されるようになりました。

昨年1月のブログでも医療秘書課(医師事務作業補助者)の仕事内容をご紹介しましたが、医師の事務作業を代行し、医師本来の診療に専念出来るよう補佐することが私たちの役割です。
その中に、入院回診記録の代行入力があり、回診に同行しています。回診時、その方が脳刺激装置植込術を受けられたことを知りました。
先日、外来でお会いしたところ、内服も減り、オフの時間も減ったとにこやかに話をしてくれました。
その時、私が何よりうれしかった事は、側にいつも寄り添っておられるご家族のお顔が、優しげで、いつもよりも冗談多くお話して下さった事です。
患者さんの状態が良くなられることは、患者さんだけでなく、ご家族も大変喜ばれる事なのだと改めて思いました。
ニューロモデュレーションセンターでは、一人の患者さんに、多くのスタッフが携わっています。医療秘書課は、直接患者さんにお会いして話をしていませんが、第一線で治療を行っている医師のサポートをすることで、円滑な診療が行え、患者さんや、ご家族の笑顔も引き出していきたいと思います。

医療秘書課 R

―謹賀新年- 倉敷老健

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
倉敷老健では毎年新年を迎えるにあたり玄関に門松を立てます。
門松は正月飾りで、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、年神様を家に迎え入れるための依り代(よりしろ:神霊がよりつくもの)で、またお正月にお迎えする年神様は、その年の幸運を運んで来てくれる大切な「祖神」とされているそうです。
鏡餅はお正月に年神様が訪れる依り代で御魂が宿るとされているそうです。
倉敷老健では、本当のお餅ではありませんが入所の方が心を込めて作った鏡餅を飾りました。年神様に今年も倉敷老健に是非お立ち寄り頂き、入所されている皆様が少しでも健康で心穏やかに過ごせますよう、どうか宜しくお願いいたします。

倉敷老健 K

 

通所リハビリの共同作品「亥」(平成31年1月)を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

明けましておめでとうございます。本日より、倉敷平成病院では通常診療が始まっています。
さて、今年最初の外来作品紹介ですが、干支にちなんで「亥」を作りました。
そして平面より立体にしたいので、風船を膨らませた上に新聞紙を貼り薄めた糊を刷毛でぬり何層にも重ね最後に障子紙を新聞紙が見えなくなるまで重ねました。
工夫した点は風船に何日もかけ張子のようにいのししを作り仕上げました。

在宅総合ケアセンターの1階には親子のかわいい亥が飾られていますので、ご来院の際には是非ご覧ください。

皆様にとって今年一年が穏やかなよい年となりますように心よりお祈り申し上げます

通所リハ M

 

歯磨きについて

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

明けましておめでとうございます。新年、お口の中も爽やかな気分で過ごしたいものですよね。そこで今回は歯磨きに関するお話をしたいと思います。

皆さんは1日に何回?多くの方が1日2回以上磨いているようですが、磨き残しが多いのが現実です。
歯と歯肉の境目、歯と歯が接している面、奥歯の裏側などには毛先が届きにくいため、特に意識して丁寧に磨いて頂く必要があります。

ある調査によると、通常の歯ブラシだけでの歯垢除去率はわずか6割だそうです。フロス(糸ようじ)や歯間ブラシといった歯間清掃用具を併用すると、歯垢除去率は9割近くに上がります。実際、多くの患者さまより、歯間清掃用具を使うことでお口の中がスッキリした!歯肉からの出血が減り状態が良くなった!などのお声を頂いています。

また、歯ブラシは古くなり毛先が開くと、同じ時間磨いていても、歯垢を十分に落とすことができません。歯ブラシの交換時期は、磨き方や使用回数によりさまざまですが、おおよそ1ヶ月〜1ヶ月半を目安に交換することをお勧めします。

新しい年、新しい歯ブラシでお口の中も気持ちよく過ごして頂ければ幸いです。本年もどうぞよろしくお願い致します。

歯科O

 

平成30年を振り返って

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

平成30年も残りわずかとなりました。
年末年始は大寒波到来ということもあり、かなり冷え込むと予想されていますので、体調管理には十分お気を付けください。

さて、平成30年を振り返りますと、今年の漢字にも選ばれたように、日本全国でたくさんの自然災害が発生し、岡山県も7月に西日本豪雨により大規模な被害を受けました。被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

採用活動におきましては、今年もたくさんの学生や就職希望者の方と出会うことができ、全仁会グループの魅力をお伝えすることができました。就職フェアや当院のホームページから興味を持っていただき、見学会や採用試験にご参加いただきまして誠にありがとうございました。来年もたくさんの方に全仁会グループの魅力が伝えられるように活動を行ってまいります。

病院・施設見学などご希望がありましたら、お気軽に人事課までお問い合わせください。

さて、平成30年の外来診療は本日で終了となります。
年末年始の万が一の急な怪我や体調不良がありましたら、まずはお電話でご連絡ください。(086-427-1111)
緊急対応をしている場合もございますので、救急外来は待ち時間が長くなる場合もあります。事前にお電話での受診確認をおすすめしております。

また、平成31年の外来診療は1月4日(金)より開始になります。

平成31年も何卒よろしくお願い申し上げます。

人事課 U