【院内保育へクリスマスプレゼントを届けました】


12月25日(水)、回復期リハビリ病棟にご入院されている患者さん3名と一緒に院内保育を訪問し、創作のクリスマスプレゼントを届けました。
行く前は、「患者さんたちも喜んでくれるかな」と少し心配していましたが、実際に保育の子どもたちが「ありがとう!家に持って帰るね」と笑顔で喜んでくれる姿を見て「頑張って作ったかいがあった」と、とても嬉しそうにされていました。また、「孫を思い出して可愛い」と話される方もおられ、入院生活でなかなか家族とゆっくり会えない中で、院内保育との交流が心温まるひとときになったようでした。
リースやツリーの制作について、「院内保育の子どもたちにプレゼントする」という目的があったことで、患者さんたちはいつも以上に意欲的に取り組み、達成感を感じながら楽しんでいただけたと感じています。
また来年もこのようなイベントを通じて交流を深められたら素敵だと思います。ご協力くださった院内保育の皆様、代表で受け渡しに行ってくださった患者さん、そして創作を手伝ってくださった患者さんたち、皆様のおかげで素敵なクリスマスとなりました。本当にありがとうございました。
リハビリテーション部 公認心理師 Y

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【回復期リハビリテーション病棟にてクリスマス会開催】

12月24日(火)14時~15時、倉敷平成病院 回復期リハビリテーション病棟にて「クリスマス会」を開催しました。感染対策の影響で中止していたため、久しぶりの病棟全体での集まりとなりました。

デイルームには大勢の入院患者さんが集まり、スタッフを含めると約50名が参加。ピアノ、フルート、ギターの生演奏が病棟内に響き渡り、患者さんたちはいつも以上に楽しそうな表情をされていました。

司会は公認心理士のYさん。冒頭では日付や場所の確認が行われ、続いてクリスマスソングの生演奏が始まりました。演奏されたのは、「ジングルベル」「きよしこの夜」「サンタが町にやってきた」の3曲からなるクリスマスメドレーです。生演奏が始まると、患者さんたちは目を輝かせながら手拍子を打ち、会場は一体感に包まれました。

5分間の休憩時間中には、ピアノで山下達郎さんの「クリスマスイブ」が演奏され、会場はクリスマスの特別な雰囲気に包まれました。

後半では、「上を向いて歩こう」と「赤鼻のトナカイ」を手作りマラカスでリズム合奏しながら合唱を行いました。患者さんたちの歌声とマラカスの音がデイルームいっぱいに響き渡り、楽しそうな笑顔があふれていました。中には感動して涙ぐむ方もいらっしゃり、心温まる時間となりました。

 会終了後には「懐かしい」という声が多く聞かれ、皆さんが昔を思い出されている様子が印象的でした。普段は見られないような特別な笑顔が見られ、スタッフにとっても非常に充実した時間となりました。メリークリスマス。

 4階西病棟 介護福祉士 M

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グループホームのぞみ【朝の日課~歩行訓練~】

こんにちは
グループホームのぞみです。
寒さも厳しくなり、今年もわずかとなりました。
そんな寒い冬になっても、のぞみ家の皆さんは、毎日運動に取り組んでおられます。歩行訓練でも、屋外の駐車場を周回したり、階段を昇ったりと、寒さに負けずに、元気いっぱいで頑張っています。

ピースガーデン倉敷4階 グループホームのぞみ Y.I

【第16回 岡山県回復期リハビリテーション病棟協会 研究会 開催報告】

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

令和6年11月30日(土)、倉敷平成病院救急棟4階を会場に、第16回岡山県回復期リハビリテーション病棟協会研究会が開催されました(主催:岡山県回復期リハビリテーション病棟協会、後援:岡山県病院協会、岡山県看護協会、岡山県栄養士会、岡山県理学療法士会、岡山県作業療法士会、岡山県言語聴覚士会、岡山県ソーシャルワーカー協会)。当日は122名が参加し、盛況のうちに終了いたしました。

今回の研究会では、「エビデンスとテクノロジーを活用した回復期リハビリテーション医療の未来」 をテーマに、東京湾岸リハビリテーション病院 院長の近藤国嗣先生をお招きし、ご講演いただきました。
ご講演では、能動的な訓練やリハビリテーションの量の確保がいかに重要であるか、またロボットなどの先端技術を活用したリハビリテーションの可能性について、数値や動画を用いながら幅広くお話しいただきました。
参加者のアンケートには、
「非常に有意義な時間だった」
「自院でできていることと、まだ改善が必要な点が明確になった」
「リハビリテーションにおけるマインドを再確認し、時間を忘れるほど学びが多かった」
といった前向きな感想が多く寄せられました。

事務局としても、エビデンスに基づくリハビリの重要性を改めて感じ、大変学びの多い時間となりました。この研究会の開催にあたりご協力いただいた皆様、ご参加いただいた方々に心より感謝申し上げます。
岡山県回復期リハビリテーション病棟協会事務局は、今後も継続的にこのような研究会を開催してまいります。来年もぜひご参加ください。

岡山県回復期リハビリテーション病棟協会事務局

(※岡山県回復期リハビリテーション病棟協会は、回復期リハビリテーション病棟を有する県内23病院で構成されています。令和6年度は倉敷平成病院が事務局を担当しています。)

やってきました健康チェック週間!

師走の慌ただしい季節、皆さまいかがお過ごしでしょうか?予防リハビリでは3か月に一度利用者様の健康チェック週間を設けています。12月はこの健康チェック実施月となっており、認知機能検査と身体機能の検査を実施しました。健康チェック週間が近づくと事前に利用者様にアナウンスするのですが、「よし、前回よりもいい成績を出すぞ」と意気込まれる方もいれば、「私はどの日に健康チェックを受けるのかしら。心づもりして来なくちゃ」と内心穏やかでない方もちらほらおられます。日頃の予防リハビリでの運動やご自宅での自主トレーニングの成果を確認できる場ということもあり、利用者の皆さんも張り切って取り組まれています。

健康チェックでは同日に認知機能検査「ファイブコグ」と身体機能検査を実施しています。

〇認知機能検査「ファイブコグ」

 

 

スクリーンを使用して1度に15名程度で同時に検査を受けて頂きます。実施時間は45分程度です。検査内容は記憶・注意・言語・視空間認知・思考の5つの認知領域と手先の運動機能を測定するものです。検査後、1ヶ月程度で結果をお返しします。その際に、生活面での注意点やアドバイスをさせて頂きます。検査やテストという言葉を耳にすると構えてしまいがちですが、順位を付けるわけでも優劣を付けるわけでもありません。検査の結果をもとに自分の得意、不得意が分かり、日々の活動や生活の中で何に気をつければよいかを知ることができます。

〇身体機能検査
以下の5項目の身体機能検査を実施しています。
・握力:握りこむ手の力を測定します。その人の最大の筋力(全身の筋力)とも言われています。
・片足立ち:運動能力全般(筋力、柔軟性、バランス能力、耐久性など)を評価できる特徴があり
ます。
・5回立ち座り:下肢筋力の評価に有効です。
・TUG(Timed Up & Go Test):下肢筋力、バランス能力、歩行能力、易転倒性といった日常生活
機能との関連が高く、高齢者の身体機能評価として広く用いられています。
・5m歩行速度:移動能力、歩行能力を測定します。

 

 

検査結果は1年間の経過をグラフ化してお返しします。少しずつ能力が向上しておられる方や現状をしっかりと維持出来ている方が多くおられます。どのポイントを伸ばせばよりバランスや歩行能力の向上に役立つかなど、結果も一緒に確認しながら日頃の運動や自主トレーニングに取り入れています。

予防リハビリでは、「自分の健康管理を自分で行う」ことを大事にしています。この健康チェックを行う事で、運動の効果を実感して頂く事が出来るため、運動へのモチベーションの向上や運動習慣の定着に繋がります。実際に、利用者様はご自身でいつまでも元気ですごそうという意欲がとても高いです。私たちスタッフも利用者様の目標とすることをサポート出来たらと考えています。もし予防リハビリに興味を持って下さいましたら一度お問い合わせ下さい。

予防リハビリ 作業療法士N

◎お問合せ◎
社会医療法人全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

【個人情報管理研修会を開催報告】

カテゴリー: 事務部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

2024年12月18日(水)に個人情報管理委員会主催の個人情報管理研修会を開催いたしました。今回、高梁中央病院 医事課の滝澤宏和先生をお招きし、「個人情報の基礎と対策」をテーマにご講演いただきました。

研修会では、「個人情報とは何なのか」という定義の話しから、医療現場で職員が個人情報保護のために気をつけるべきことや、実際に個人情報漏洩が起こったときに想定される被害と対処について等、具体的な事例も交えてわかりやすく説明してくださいました。

個人情報の対象となる情報は日々拡大しており、さらに医療現場で取り扱っている病歴や既往歴は「要配慮個人情報」として、個人情報の中でもワンランク上の機微情報として位置づけられています。そのため、業務・家庭生活において、普段から個人情報を扱っているのだと意識することがとても重要であると改めて認識させられました。

個人情報漏洩が起こると、漏洩された個人はもちろん漏洩した組織も大きな損害を被ります。医療従事者として「個人情報は患者様からの預かりものである」ということを常に念頭におき、今回の研修会で学んだことを活かして、今回の研修会で学んだ内容を活かし、全仁会全体で個人情報漏洩防止に努めてまいります。

個人情報管理委員会 事務局 H

#倉敷平成病院 #委員会活動 #個人情報管理研修会 #要配慮個人情報 #質の高い医療の基盤

現地開催での家族教室再開を振り返って

寒さも日毎に増す今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回は、今年の7月から11月にかけて開催した、認知症疾患医療センター主催の家族教室についてお話ししたいと思います。

当院での家族教室は、認知症疾患センターを受診している患者さんのご家族を対象に、月1回、各専門職(医師、看護師、MSW、リハビリテーションスタッフ、栄養士、公認心理師)からの講義を行っています。講義の後には、各回のテーマに合わせて意見を出し合うグループワークも行っています。

新型コロナウイルス感染症の流行でしばらく休止していましたが、昨年よりWEB配信という形で再開し、今年は久方ぶりに現地開催をすることができました。7月から計5回、ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

ご参加いただいた方からは、「ここに来る前より少し自信につながった」「学んだことを少しずつ日常生活に取り入れていきたい」(一部抜粋)などの感想をいただきました。今回の家族教室が、ご家族のよりよい関係作りの一助となれればとてもうれしいです。

私個人としては、初めて運営に携わった家族教室でした。グループワークでは、患者さんのご家族が抱えておられる気持ちや悩み、経験談などを共有していただいたり、困りごとについて対応方法を一緒に考えることで、自分自身の学びにもなりました。今後の臨床活動に活かしていきたいです。

次回の開催については改めてご案内する予定です。関心のある方は是非、気軽にお申し込みいただければ幸いです。

公認心理師T

イラスト:いらすとや

当院秘書課主任の上野節子さんが執筆した原稿が、医事業務総合情報誌『医事業務』NO.681号(2024年12月1日号)に掲載されました。

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

 『医事業務』(産労総合研究所)は、変化の激しい医療情勢を敏感にとらえ、医事業務の効率化と的確な推進を支援する情報誌です。このたび、上野主任の執筆原稿「UMLで図式化!医療秘書の業務プロセス作成」が、特集1「業務プロセスを見直そう」の事例1として紹介されましたのでご報告いたします。

本稿では、当院脳神経内科もの忘れ外来における、新たな認知症治療薬レカネマブの導入プロセスマネジメントの事例が紹介されています。レカネマブは2023年9月に新薬として初認可され、同年12月に発売されました。

この導入に際し、他院および院内多職種と協働し、UMLを活用して業務プロセスを図式化することで、効率的かつ迅速な導入が可能となった取り組みです。
このプロセスマネジメントの成果により、2024年4月からの開始予定だった治療が、前倒しで3月から実施可能となりました。これにより患者さんへの迅速な対応が実現したことは、当院のチーム医療の成果を示す事例でもあります。

是非本誌をご一読ください。

秘書広報部