身体活動を高めよう!

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

みなさんは、【身体活動】という言葉、聞いたことはありますか?

WHOの「身体活動・座位行動ガイドライン」には、定期的な身体活動は、心血管疾患、2型糖尿病、特定のがんなどの非感染性疾患(NCDs)の予防や、認知機能の低下やうつ病・不安の症状の予防など、精神的な健康にも有益だと書かれています。

では、【身体活動】と聞いて、何をイメージしますか?
ウォーキング、筋力トレーニング、体操 などをイメージされた方も多いと思います。
これらは、【身体活動】の中の『運動』を指します。
運動が大切なのはわかっているけど、続けるのって大変なんだよね…そう思われている方も多いでしょう。

実は、みなさんが日常的に行っている労働、家事、通勤・通学なども、『生活活動』という身体活動の一部です。
具体的には…買い物・洗濯物を干すなどの家事、犬の散歩・子供と屋外で遊ぶなどの生活上の活動、通勤・営業の外回り・階段昇降・荷物運搬・農作業・漁業活動などの仕事上の活動など、とにかく、座って作業している以外のことは、ぜーんぶ【身体活動】なんです!

そう聞くと、少し取り組めそうではありませんか?
毎日の家事をこなすこと、日々の仕事を続けること。それこそが、病気のリスクを減らす一因になり得るのです!加えて、テレビの合間にスクワット、歯磨きしながら踵あげ、などの『運動』が行えたら、よりgoodですね!

運動の継続には、周囲の人の力を借りることも有効です。家族や友人を誘って、少し体を動かす時間を増やしてみるのもおすすめです^^♪
  

訪問看護 理学療法士 Y.K

食欲旺盛

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

寒さの中にも春の訪れを感じる頃となりました。いかがお過ごしでしょうか。

今回は食欲旺盛についての症例を紹介します。
50代女性、8年程前から食欲が増していき、10キロ程体重が増加してしまったため過剰な食欲の改善のために来院されました。
普段の食事の後にも食欲が抑えられず必要以上に食べてしまっていました。日常生活での体調は特に悪くなく、お酒も飲まれません。ストレスを強く感じることもあまりないようでした。

食欲旺盛なことから、胃熱(いねつ)という状態を起こしているのではないかと考えました。胃熱とはストレスや過食により胃が熱を持ってしまい働きが活発になってしまう状態のことです。胃が活動的になることで食欲が増していきます。今回のように、強くストレスがかかり過食してしまうこと以外にも、脂っこい食事や慢性的に過食が続く事でも胃熱は起こってきます。
反対に胃が冷えている状態だと胃の働きが悪くなってしまい食べたものを上手く消化出来ず食欲不振になりやすくなります。

そこで、胃の熱を抑えて、正常な働きができるように治療をしていきました。
体の熱を取り除くのには指先や足先といった末端に近いツボが効果的です。
一度の治療で今まであった食欲が治まっていくのがわかりました。週に一度の治療を一か月続けたところ、今まであった食欲がほとんど治まり体重も減り始めました。胃の活動が活発で過剰な食欲に悩まされていましたが、食欲も抑えられ通常の食生活に戻すことができたためと考えられます。
現在も週に一度来院され、再度食欲が増してしまわないように治療を続けられています。

今回の症例では胃が過剰に活動的になってしまった状態の治療であるため、ダイエットのための痩せるツボや治療ではありませんが、痛みだけではなく、このような症状にも精一杯対応させて頂きますのでお困りごとや不安事があればお気軽にご相談ください。
寒さはまだ続きますが体調を崩されないようご自愛ください。

ヘイセイ鍼灸治療院 鍼灸師 F

イラスト:イラストac

第77回全国高校バスケットボール選手権大会 帯同報告~スポーツリハビリテーションセンターより~

令和6年12月23日(月)~29日(日)に開催された第77回全国高校バスケットボール選手権大会に岡山県代表のトレーナーとして当院スポーツリハビリテーションセンターのスタッフ1名が帯同しました。1回戦は100点ゲームで勝利しました。2回戦は強豪との対戦となり惜敗しました。選手は全国大会を経験する度に成長し、最後には勝利という大きな成果を上げることができ、最後まで諦めない姿は多くの人に感動を与えてくれたと思います。そういった環境を共有できることがスポーツ分野に携わる者の醍醐味かと思います。このような体験を多くのスタッフに経験してもらえることを切に願います。

スポーツリハビリテーションセンター O

 

 

【倉敷老健ご入所中の守安様が100歳の誕生日を迎えられました】

カテゴリー: 倉敷老健, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

 倉敷老健にご入所中の守安綾子様が、1月8日にめでたく100歳のお誕生日を迎えられました。そして翌日1月9日には、総社市の片岡市長がお祝いに駆けつけてくださり、ご家族もご一緒にお祝いをいたしました。

守安さまは、ご高齢のため、日によってはベッドでお過ごしになることもありますが、この日は朝から支度をされ、市長のご来所を心待ちにされていました。会では、片岡市長から心のこもったお祝いの言葉と記念品が贈られ、渡辺施設長からも祝辞が贈られると、会場は温かな拍手と笑顔に包まれました。守安様も「ありがとうございます」と笑顔でお応えになり、そのお姿にご家族も喜んでおられました。
守安様は、「昔からよく体を動かしていました。風邪なんて一度もひいたことがないんですよ」と、お元気の秘訣を語られました。
これからも守安様が健やかで穏やかな毎日をすごされますよう、職員一同、心を込めてケアさせていただきます。
倉敷老健 相談員 K

(総社市の広報誌「広報そうじゃ2025年2月号」に守安様が紹介されました。電子書籍ポータルサイト okayama ebooks(オカヤマイーブックス)からご覧いただけます。
https://www.okayama-ebooks.jp/?post_type=bookinfo&p=26577

※お写真掲載の許可をいただいています。

#倉敷平成病院 #倉敷老健 #100歳 #ご長寿 #おめでとうございます #総社市 #心を込めて

旅行を楽しむために

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

一月は行く、二月は逃げる、三月は去ると言われますが、早いもので、一月が終わろうとしています。

年末年始は最大9連休だったこともあり、多くの方が帰省をしたり、海外旅行に行かれたりしたのではないでしょうか。
また、厳しい寒さも、日中は少しずつ和らいできており、これから旅行を計画している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

糖尿病治療中に旅行を計画する場合、注意すべき点がいくつかあります。

①低血糖対策
普段より運動量が増えたり、食事内容の偏りが生じたりすることで、低血糖を起こす可能性があります。低血糖に備えて、捕食やブドウ糖、グルカゴン点鼻液(商品名:バクスミー)を処方されている場合にはグルカゴン点鼻液を持参し、家族や同行者にも事前に知らせるようにしましょう。

②薬の保管
インスリンなどの注射薬は高温になる場所や直射日光が当たる場所で保管すると、変性を起こし、その機能が失われます。その結果、薬の効果が得られなくなってしまう可能性があります。逆に、凍ってしまった場合も、期待する効果が得られなくなる可能性があります。また、飛行機で海外旅行に行かれる際は、ロストバゲージの可能性も考えて、手荷物として治療薬や血糖自己測定器を機内に持ち込むことなどに留意する必要があります。

③シックデイルール
糖尿病治療中に発熱や下痢、嘔吐などを起こしたり、食事が十分にとれなかったりする状態をシックデイと言います。シックデイの時は血糖をうまくコントロールすることができない場合もあります。もし、旅行中に体調を崩してしまった時に、適切に対応できるように、シックデイルールについて理解しておく必要があります。
●水分を補給:脱水症状を起こしやすくなるので、1日に少なくとも1L以上の水分をとる。
●食事をとる:何も食べない状態は避ける。少ししか食べられないときは、こまめにとる。冷たい牛乳や炭酸飲料はひかえる。
●血糖値を測定:こまめに自己測定する。

 

他にも、旅行に際して留意すべき点がいくつかあるので、旅行に行く際は、必ず医療従事者に相談するようにしましょう。

糖尿病療養指導士 薬剤師 H.N

 

イラスト:イラストac

令和7年のお正月三が日~グループホームのぞみ~

明けましておめでとうございます。グループホームのぞみです。

寒さが一段と厳しくなり、インフルエンザが猛威を振るっている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年の正月三が日は天候にも恵まれ、元旦には初日の出を拝むことができました。また、お正月恒例の福笑いやこま回し、書き初めなどを楽しみながら、穏やかな三が日を過ごしました。

本年も皆様が健康で安全に、そして穏やかな生活を送れるよう、精一杯支援させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

ピースガーデン倉敷4階 グループホームのぞみ  M.I

免疫力の大切さ

お正月も終わり、日常生活が戻ってきました。皆さん、体調等崩されていないでしょうか。
世間ではインフルエンザが流行していますが、普段から免疫力を上げておくことで防げる体調不良もあるかもしれません。
免疫力を高める方法は大きく分けて食生活の改善、運動、睡眠、ストレス管理の4つがあります。三食バランスの取れた食事を心掛け、抗酸化作用のある栄養素を多く含む緑黄色野菜やヨーグルト等の発酵食品、タンパク質(肉・魚等)を摂取することで免疫力を高める効果が期待できます。
自分に合った運動を習慣化し、運動によって体を温めることで、免疫細胞が活性化されます。また質の高い睡眠も免疫力を高める要因になります。後はストレスを溜めない、ストレスを発散させることが大事になります。ストレスは免疫力を低下させる大きな原因になるため、自分に合ったリラックス方法を見つけて実践していきたいです。
私は休日に子供とサッカーをして体を動かしたりして、ストレスを発散させています。まだまだ寒い時期が続きますが、免疫力を高めて感染症にかからず、元気に過ごしていきたいです。
イラスト:イラストAC

地域医療連携センター A

 

【ファジアーノ岡山 J1昇格おめでとうございます!】

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:


倉敷平成病院は2014年シーズンよりファジアーノ岡山を応援しています(2017年シーズンから、ホームグラウンドでの「担架」を担当)。このたび、1月7日にファジアーノ岡山スポーツクラブの増井哲哉さんがご来院され、2024シーズンを終えてのご報告をしてくださいました。「全員で勝つ」を合言葉に、プレーオフ5位からのJ1昇格という活躍には、私たちも大変感動しました。

改めまして、J1昇格おめでとうございます。J1の舞台でも熱い気持ちで応援してまいります。

#倉敷平成病院 #ファジアーノ岡山 #子どもたちに夢を #全員で勝つ

【倉敷平成病院 平垣STが認定言語聴覚士(失語・高次機能障害領域)に認定されました】

この度、倉敷平成病院 言語聴覚士の平垣義志也さん(回復期リハビリテーション病棟担当)が、日本言語聴覚士協会が認定する上位資格「認定言語聴覚士(失語・高次機能障害領域)」に認定されました。
認定言語聴覚士についてはこちら

認定言語聴覚士は、専門領域ごとに高い専門性を認定する資格です。失語・高次機能障害領域での認定言語聴覚士は岡山県内で4人目、当院では初の認定となります。

平垣さんは、「この領域にはもともと興味があり、学んだ知識を患者さんに還元できるのが魅力です。最先端の知識と技術を身につけたいという思いで資格取得を目指しました」と語られました。また、「学ぶことは楽しいですが、仕事の合間に勉強時間を作るのは大変でした。今後も学会発表などを通じて学びを続け、知識を更新していきたいです」と今後の抱負を述べられました。

当院では、質の高いリハビリテーションを提供するため、職員一人ひとりが患者さんのためにスキルアップに取り組んでいます。平垣さん、認定おめでとうございます。

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