春の散歩会

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

ケアハウスドリームガーデン倉敷では、春と秋の天候の良い平日の朝9時から30分程度、倉敷川沿いの遊歩道をウォーキングする「朝の散歩会」を実施しています。

今年は、河津桜が咲き始めた3月22日からスタートしました。
参加者は3名~8名程度。朝と日中の寒暖差のある日もありますが、日向を歩くと春の日差しが暖かく、倉敷川にいる鯉や亀、鴨などの野鳥を見ながら、ご入居の方同士でいろいろな話をしながら歩いておられます。

帰居後は散歩中に見つけた四つ葉、五つ葉のクローバーを職員やご入居の方に嬉しそうに見せている方もおられ、お茶を飲みながら会話も弾んでいるようです。

夕方にも個人的に散歩を楽しまれている方もおられ、体力の低下を防ぐために雨の日は廊下を3往復するなど、自分なりのルールを決めておられるようです。
部屋に一人でいると外に出るのが億劫になってしまいがちですが、気候のよい5月くらいまでは朝の散歩会を続ける予定なので、体力を維持していただき、元気にケアハウスで過ごしていただきたいと思います。

管理栄養士 T

 

入職から1年を迎えて

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

新年度の慌ただしさも多少落ち着き,あっという間に葉桜の季節となりました。
新入職員として挨拶をしたのがつい先日のことのように感じられますが,気付けば“する側”から“される側”へと立場が変わっていました。小学生の6年間はとても長く感じていたものですが,今では時間の経過の早さに驚くことがとても多くなりました。
この時間観念に関する諸説の一つに『ジャネーの法則』というものがあるそうです。年月の長さに対する主観的評価は年齢に反比例するというもので,同じ時間の経過でも,年少者は長く,年長者は短く感じるようです。
私の好きな漫画の一つ『北斗の拳』の中での台詞,「わが生涯に一片の悔いなし」。私は自分の最期の時,この台詞を必ず言おうと決めています。このブログを書きながら,自分に残された時間を思うと少なからず焦燥感も募りましたが,普段の「時間の使い方」について見直し,限りある時間を有効に活用したいと改めて感じています。
本年度は,今まで苦手だと感じていたことにも積極的に挑み,また初心を忘れず,尊敬する人たちに一歩でも近づけるよう,自己研鑽を続けて生きたいと思います。
イラスト:イラストACより

リハビリテーション部 心理士 M

ヘイセイ訪問看護ステーションについて

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。
桜の花が散り、葉桜の時期となりました。皆様は、いかがお過ごしでしょうか。

今回、私が勤務しているヘイセイ訪問看護ステーションについて、お話しさせて下さい。

ステーションは、倉敷在宅総合ケアセンターの4階にあります。
訪問では、お宅に伺い、血圧・体温・脈拍などの測定、病状のチェック、排泄(オシメ交換など)・入浴などの介助、清拭(体ふき)・洗髪など、在宅酸素・カテーテルの管理、床ずれの処置、リハビリテーション、終末期の看護(在宅での看取り)などを、心を込めて、行わせていただいております。
ご利用の方々から「家に来てくれるので助かる」「いろいろ教えてもらって良かった」「また来てね。待っています」という、うれしい言葉をいただくこともあります。その思いを胸に、毎日仕事に励んでいます。

・ご利用いただける方:
在宅療養の方でかかりつけ医が訪問看護を必要と認めた方

・申し込み:
1、かかりつけ医
2、居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)
3、ヘイセイ訪問看護ステーション
1~3のいずれかに、ご相談下さい。

・スタッフ
看護師10名、理学療法士8名、作業療法士4名、言語聴覚士2名、事務職員2名

・問い合わせ ヘイセイ訪問看護ステーション
 (倉敷市老松町4-4-7) 電話086-427-3251

お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。
※画像:イラストAC

ヘイセイ訪問看護ステーション スッタッフT

 

【山陽新聞メディカ269号  倉敷平成病院「のぞみの会」の記事が掲載されました】

令和5年4月20日(木)付けの山陽新聞朝刊 岡山医療ガイドメディカVol.269「のぞみの会」についての記事が掲載されました。
是非ご一読ください。

https://medica.sanyonews.jp/article/30098

患者さん、地域の方、職員との交流の場「のぞみの会」は、倉敷平成病院を会場として催しておりましたが、コロナ禍のため2020年から3年間、冊子と動画を使い情報発信しています。
冊子と動画は、倉敷平成病院のホームページよりご覧いただけます。

令和4年度は、もの忘れ外来の現状や認知症のさまざまな治療法の解説、耳が原因のめまいについての症状、めまい解消のための体操を紹介しています。また、救急受診の流れや、オーラルフレイルを予防する知識や、倉敷平成病院を中心とする全仁会グループの介護系施設紹介など盛りだくさんの内容です。

動画も是非、ご覧ください。

秘書・広報部 Y

季節に合わせたレクリエーション

朝と夜でまだ気温差はありますが、日中は暖かくなり過ごしやすい季節になりました。

また、5月よりコロナウイルスが5類感染症になり、入院措置や外出自粛は求められなくなります。
ですが、ケアセンターショートステイでは引き続き感染対策を行い、レクリエーション活動を行っていきます。

写真は先日お花見をした時のものです。
なかなか外に出る機会がなく室内での生活が長くなってしまいますが、外に出ることでご利用の方々も笑顔になりとても楽しそうでした。
来年もご利用の皆さんと一緒にお花見ができるようお待ちしております。

感染対策を行いながらレクリエーションの内容も季節を感じられるものを取り入れ、小集団・集団どちらにも対応できるように考え皆さまに楽しんでいただけるよう取り組んでいきたいと思います。

介護福祉士 H

書籍紹介

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

今回は心理療法の一つ『認知行動療法』に関する書籍をご紹介したいと思います。
まずはじめに認知行動療法とは,心理学の理論である認知行動理論に基づいて,非適応的な振る舞いや考え方を合理的に修正し,セルフコントールを体系的に学ぶとともに,患者が自立した生活を送ることができるよう援助する心理学的治療法です*。
もとはアメリカの精神科医 Aaron T Beckによりうつ病に対する精神療法として開発されたものですが,うつ病以外にも,不安障害や,統合失調症など様々な疾患に効果があるとされています。
現在,我が国は少子高齢化社会を迎え,認知症患者の増加に伴い,必然的に支援者(介護者)も増加傾向にあるものと思います。また,人をケアする職業の人(対人援助職)のストレスは,他の職種と比べ深刻になりやすいとされています。そこで今回は,当事者である患者様の心のケア向けというよりも,患者様(当事者)を支える支援者の方自身のセルフケアを主な目的として書かれた書籍をご紹介します。
紹介書籍①『ケアする人も楽になる 認知行動療法入門 BOOK1』 伊藤絵美 著
紹介書籍②『ケアする人も楽になる 認知行動療法入門 BOOK2』 伊藤絵美 著
BOOK2では,支援者にとってストレスフルな様々な事例があげられ,一つ一つの事例に対し認知行動療法による技法を用いた解決方法が示されています。私個人としてはBOOK2をとても参考にしています。

社会生活を営む上で,友人や同僚らのサポートを受けつつも,“自分の身は自分で守る”ためのスキルを磨くということも同様に大切なことだと思います。
大切な家族やパートナーのためにも,少し自分自身の身体や心の健康に向き合う時間を設けてみても良いかもしれません。
また厚生労働省ホームページにも認知行動療法に関する資料が掲載されています。

引用文献
*坂野雄二.(2011).認知行動療法の基礎.金剛出版.

認知症疾患医療センター 心理士 M

「花粉皮膚炎」にご注意~花粉による肌荒れ予防の基本~

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

4月に入り、暖かく過ごしやすい季節となりました。春は一年の中で寒暖差が最も大きい季節ですね。

3月まではスギ花粉が多く飛びますが、4月からはヒノキ、そしてブタクサなど秋が終わるまで様々な花粉が飛んでいます。
花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどが一般的ですが、実は皮膚に影響を及ぼして目の周りやほほ、鼻、口の周り、首など花粉が付着しやすい場所がかゆくなったり、赤くなってガサガサに荒れたりといった症状を引き起こすこともあるのです。

花粉が原因で起こる肌荒れを、「花粉皮膚炎」といいます。冬の乾燥でバリア機能が弱った肌に、花粉が忍び込むことで発症します。マスクやティッシュの繊維が肌を摩擦し、肌のうるおいバリア機能をさらに低下させてしまうこともあります。
かゆみや肌荒れがひどい場合は皮膚科の受診をおすすめします。かゆみや炎症を抑える塗り薬のほか、必要に応じて抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬といった内服薬も症状の緩和、改善に有効的です。

花粉による肌荒れ予防の基本

①花粉から肌を守る
顔や首の肌に花粉が付着しないようにすることが重要です。
外出するときは、マスク、メガネ、つばの広い帽子、首を隠す服でしっかりガードしましょう。

② 肌のバリア機能を保つ
「刺激を与えない」と「乾燥させない」が効果的な対策です。化粧品による刺激や、洗顔の際に手でこするなどの物理的刺激をできるだけ減らして、角質を傷つけないようにします。また、洗顔後は保湿を十分に行いましょう。

③規則正しい生活
不規則な生活や睡眠不足、アンバランスな食事、過労やストレス、喫煙などは肌の大敵です。花粉症の時期はとくに気をつけましょう。

 

薬剤部 KF

※画像:写真AC

 

陽気が身体に及ぼす影響

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

早いものでもう4月になり、新年度が始まりました。みなさまは元気にお過ごしでしょうか。
鍼灸院は変わらず元気に過ごしております。

さて、春から夏にかけて陽気がどんどん強くなり増していきますが、東洋医学ではこの「陽気」も身体にとって悪影響を及ぼす邪気として捉える事があります。
温かくて過ごしやすいのに何がいけないのかと思うかもしれません。しかし、油断していると大きな症状が出てきてもおかしくないのです。

例えば、頭痛や嘔吐、ふらつきなどこの時期ひどくなる方がいるのではないでしょうか。
陽気は上昇する特性があります。お風呂のお湯が表面だけ熱くなるのはイメージできるでしょうか?それと同じで、身体の気が陽気により上昇し、逃げ場を失ったり、処理できなくなると先ほどのような症状がでます。元気であればそういった状況に対して打ち勝つことができますが、弱っていたり、気力が落ちている際には、大きく影響を受けてしまいます。

では、鍼灸での改善方法ですが、上昇した気を下げてあげれば良いので足のツボや指先のツボなど頭から遠い所を治療する事が多いです。更に、陽気に耐えうるだけの気力を補ってあげる事も大切になりますので、そういった施術を行う事になります。

紹介した事は一部ですが、鍼灸院で対応できそうに無い症状も実は効果があったりします。
お困りの事がありましたら、鍼灸院に相談だけでもしてみてください。

shima

※画像:イラストAC

ヘイセイ鍼灸治療院 電話:086-427-6688