通所リハビリ新プログラムのご紹介

今回、通所リハビリでの新しいプログラムについてご紹介いたします。今回、通所リハビリでの新しいプログラムについてご紹介いたします。

新しいプログラムとは 外出したいけど…、運動はしたいけど出来るか不安、大人数が苦手、楽しみを持ちたいなどのお悩みをお持ちの方々に、チェアヨガ、音楽プログラム、カフェタイムのプログラムを楽しみながら、心と体を元気にする90分。サロンのような感覚でご参加いただけるプログラムになっています。

プログラム内容

●チェアヨガ(椅子に座って行うヨガ)
ヨガと聞いて難しいのでは?と思うかもしれませんが、一般的なヨガとは違い椅子が体を支えてくれるため、体の硬い方や痛みや不調を抱えた方でも無理なく行えます。呼吸、姿勢、瞑想を組み合わせて心身の緊張をほぐし心の安定とやすらぎを得ます。肩こりや腰痛・冷えなどの病気の予防や改善、自律神経の調整など効果が期待できます。参加された方からは、「伸びを感じることが出来た。」「呼吸はリラックスできる。家でもやってみたい。」などという声もあります。ご自身の無理がない、痛みがない、呼吸が深く出来る、心地よいと感じる範囲で、チェアヨガを楽しみながらリラックスして頂いてます。

●音楽プログラム
動きを覚えながらリズムに合わせて体を動かしていきます。単に体を動かすだけでなく「動きを覚える」「音楽に合わせる」ということを行うことで脳も元気にします。また、楽しみながら行うことで心も元気にします。心身機能や認知機能の低下の予防、精神状態の安定などに効果が期待できます。親しみのある、聴いたことがある音楽を流すので、口ずさみながら体を動かしたり、楽器を使用した際には「普段楽器を触る機会がほとんどないのでやってみたかった。」「音を鳴らすのが楽しい。」と言われ、音楽に合わせてリフレッシュされています。

●カフェタイム
体を動かした後は、お茶を飲みながらゆったりと一息。皆さまとお話や健康講座など最後まで楽しんで頂いてます。

週1回リハビリ専門職による身体評価、3ヵ月に1回の体力測定を行い、体の悩みや状態の相談やアドバイスをさせて頂いています。朝のちょっとの時間ゆったり体を動かし、お茶を飲みながらお話してみませんか?ぜひ、お気軽にご連絡ください。皆様のご利用お待ちしております。

介護福祉士 S.N

クリスマスツリーの飾りつけ

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

12月に入り、あちらこちらでイルミネーションが輝いていますね。世間はクリスマスモード一色。ピースガーデン倉敷ショートステイでもクリスマスツリーの飾り付けをご利用の皆さんと一緒に行いました。
いつもなら、「これはあそこがええよ」「クリスマスはこんな事をした」等会話が弾みながら飾りつけをします。今年はコロナ禍という事もあり、ソーシャルディスタンスを保ちながら、お一人お一人に飾りを選んでいただき、飾りつけをしていただきました。
飾りをつけ終わり、最後に電球のスイッチを点灯した瞬間、キラキラとした灯りがとても綺麗で「綺麗だね、ずっと見ていたい」など皆さん一斉に歓声があがりました。

今年はコロナ禍の為、色々なイベントが中止になってしまっています。ショートステイでもプログラムを考慮しながら、楽しんで頂き少しでも季節を感じてもらうイベントを企画しています。
12月20日には今年最後のイベントとして「クリスマス会」を実施します。サンタクロースが何処からかやって来て、素敵なプレゼントと笑顔をきっと届けてくれる事でしょう。楽しみに待っていて下さいね。

ピースガーデン倉敷ショートステイ 介護士K

 

請求業務研修会に参加しました

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

寒さも少しずつ厳しくなり、本格的な冬を感じられる頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日、医療請求に関する研修会に参加させていただきました。
訪問看護では、介護保険だけでなく、小児や難病の方へ医療保険での訪問も行っています。
請求業務では保険証の確認から始まり、訪問看護指示書の期間、訪問日、医師への報告日など、毎月の請求にはたくさんのチェックが必要となります。またお誕生日を迎えられ月の途中で保険の種類が変更となる場合や、公費制度を利用するため申請を行う場合など、負担割合の変更や負担額等に間違いが無いよう確認を行います。
毎月行っている請求業務ではありますが、改めて基本から学ぶことで今までを振り返り、また今後の業務に生かしていけるようになったと思います。
今回はオンライン受講であった為、回線が途切れたり声が聞こえなくなったりとトラブルもありましたが、このような研修会があれば積極的に参加していきたいと思いました。

寒くなるこれからは、コロナだけでなくインフルエンザもありますので、今一度気を引き締めていきましょう。

訪問看護ステーション N

第55回のぞみの会 YouTube動画 第3弾を配信

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

第55回のぞみの会「病気に打ち勝つ! 健康体操」
自宅でできる健康体操をご紹介します。
自分のペースに合わせて実施してみてください。

次回は、12月21日(月)「免疫力を高めようーバランスの良い食事ー」を更新予定です。

第55回のぞみの会実行委員会

 

ブレスト・アウェアネスという考え方 ~乳がんの早期発見・死亡率減少をめざして~

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

先日、第30回日本乳癌検診学会が現地とWebでのハイブリッドで開催されました。今年は仙台での開催でしたが、こんな状況下なので残念ながらWeb参加となりました。
会の中では、いろいろな乳がん検診にまつわる新しい話題が演題として発表されるのですが、中でも“ブレスト・アウェアネス”という言葉をよく耳にしました。私自身最初は言葉の意味がよく分からなかったのですが、ブレスト・アウェアネスとは“乳房を意識すること“だそうです。特に従来の自己触診の推奨とは違っていて、乳房の状態がいつもと変わりないかに気を付ける生活習慣を身につけるということのようでした。

乳癌検診学会からは、ブレスト・アウェアネスとして具体的に以下の4項目が提唱されています。
1.自分の乳房の状態を知るために、日頃から自身の乳房を、見て、触って、感じる(乳房の健康チェック)
2.気をつけなければいけない乳房の変化を知る(しこりや血性の乳頭分泌など)
3.乳房の変化を自覚したら、すぐ、医師に相談する(医療機関に行く)
4.40歳になったら乳がん検診を受診する(対策型(市町村等の)乳がん検診の受診)

私自身も自己触診は、正しくやらなくてはという思いもありなんとなくハードルが高く、ちょっと億劫であまり実践できていなかったのですが、これなら気軽にやってみられそうな気がしました。それと検診で異常なしという結果であっても、微小な乳がんは拾い切れていない可能性もありますし、検診と検診の間に急成長してしまう性質の乳がんもあるので、検診を受けたと安心せず自分の乳房を時々気にしておくということが大事なのだと思います。また、なにかいつもと違うように感じることがあれば、躊躇せずにとりあえず医療機関に相談するということも大切です。月1回のペースでブレスト・アウェアネスを実践することで乳がんの早期発見につながり、死亡率が減少するというデータあるそうです。

ちまたではクリスマスムードが高まっていますが、今年はいつもとは違うクリスマスになりそうですね。おうち時間が増えて家族や友人等の大切さを実感した方も多いと思います。このブレスト・アウェアネスを実践することは自分を大切に思い、いたわるということだけでなく、まわりまわってあなたを大切に思ってくれる方をつらくさせないことにもつながっていくと思います。この時期に自分や周りの方々のための未来へのクリスマスプレゼントとしてブレスト・アウェアネスという新しい生活習慣をはじめてみてはいかがでしょうか。

放射線部 Y.Y

貧血とHIF-PH(低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素)阻害薬

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

貧血は、血液成分である赤血球や、ヘモグロビンが低下する病気です。赤血球は全身に酸素を運ぶ役割があるので、赤血球やヘモグロビン(赤色素)がうまく機能しないと、酸素を運ぶことができなくなり貧血の症状が現れます。貧血の約9割は鉄不足による鉄欠乏性貧血ですが、貧血の原因は他にもあり、対処方法が異なります。病院でもらう採血検査結果に、RBC(赤血球)、Hb(ヘモグロビン)、MCV(平均赤血球容積)、MCH(平均赤血球血色素量)などの数値が記載されていると思います。これらの数値からも、貧血の原因がおおまかに推測されます。
(1) MCVが低値、MCHが低値: 鉄欠乏、慢性炎症、鉄芽球性によるもの
(2) MCVが正常、MCHが正常: 出血、再生不良性貧血、腎性貧血などによるもの
(3) MCVが高値、MCHが正常~高値: ビタミン欠乏、葉酸欠乏、過剰飲酒によるもの

上記(2)の貧血のうち、腎臓機能障害がある場合は、腎性貧血が疑われます。腎性貧血とは、腎臓で作られるエリスロポエチンという物質の産生が減少して起こる貧血です。エリスロポエチンは造血ホルモンとも言われ、エリスロポエチンが減少すると赤血球産生が減少して貧血が起こります。腎臓機能障害の原因には、慢性腎不全、糖尿病性腎症、高血圧、慢性糸球体腎炎などがあります。

腎性貧血の治療には、「ダルベポエチン(ネスプ)」「ミルセラ」のような、赤血球造血刺激因子製剤(ESA製剤)の皮下注射が使用されています。このESA製剤は、エリスロポエチンが作用して、赤血球産生を促しますが、注射薬ということで、身体的負担が大きいなどの問題もあります。

近年、HIF-PH(低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素)阻害薬という新しい飲み薬が開発されました。HIF-PHを阻害して転写因子HIF-αの分解を抑え、HIF経路を活性化させることで、生体が低酸素状態に曝露されたときと同様に赤血球造血が刺激されるというメカニズムだそうです。なんだか難しい話ですが、この、「身体が低酸素状態になると、腎臓がエリスロポエチンというホルモンを分泌して赤血球を増やし、酸素の運搬能力を上げようとする」という現象の原因分子として発見されたHIFについては、米ジョンズ・ホプキンズ大学のセメンザ(Gregg L. Semenza)教授,英オックスフォード大学のラトクリフ(Sir Peter J. Ratcliffe)教授,米ハーバード大学のケーリン(William G. Kaelin)教授らに、「細胞が周囲の酸素レベルを感知し,それに応答する仕組み」を解明したことで、2019年にノーベル生理学・医学賞が送られています。

HIF-PH阻害薬は新しい薬なので、適正使用のために、細かい制限があります。腎性貧血の治療中で、注射薬で治療をされていて負担を感じられている方は、専門の先生に相談してみてください。

いっちー

からだを温める工夫をしましょう

師走に入り、駆け足で今年が過ぎ去ろうとしています。
日に日に外の寒さは増し、からだを動かすこともだんだん億劫になり、お家の中に籠りがちに。からだを動かす機会が減り、思考力が低下しているようにも思います。
体温が1℃下がると免疫力も30%低下するという説もあるそうですよ。寒さはからだにとって良いことはあまりなさそうですね。

暖房器具で温まるのも良いですが、出来れば普段から自然とからだを温めるような工夫も必要に思います。

ショートステイでは、朝は皆で体操をし、その後世の中のニュースを共有します。午後には、レクリエーションを行い、1日を通してコミュニケーションとり、心身ともに自然と温かくなるよう日々心がけています。

コロナ禍で、人との交流が難しくなっている昨今。感染対策・予防を行いながら、今年・来年以降も、皆さまの素敵な笑顔と賑やかな声に出会えるよう、職員一同努めて参ります。
残りわずかですが、よいお年をお迎えください。

ケアセンターショート:O

「インスリン リスプロ注」の採用について 糖尿病療養指導士より

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

現在はジェネリック医薬品の普及が進んでいます。最近では「オーソライズドジェネリック」と呼ばれる、先発医薬品と全く同じ製品を、ジェネリック医薬品として安価に入手できるような機会も増えてきました。

「バイオテクノロジー応用医薬品(バイオ医薬品)」にも、ジェネリックの流れが押し寄せています。バイオ医薬品には、ヒトインスリン、抗体製剤、ワクチン、血液由来医薬品、血液製剤、アレルゲン抽出物など多くの種類があります。バイオ医薬品では、「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」ではなく、「バイオシミラー(バイオ後続品)」と呼びます。バイオシミラーは、複雑な構造をしているため、先行バイオ医薬品との同一性を示すことが非常に困難です。品質特性、有効性、安全性について、先行品との同等性や同質性を検証する臨床試験が課され、製造販売後にも、免疫原性の問題などの安全性プロファイルなどを調査するための製造販売後調査など、多くの検証が義務付けられています。

2015年に、「インスリン グラルギン(先行品製品名ランタス)」がインスリン製剤初のバイオシミラーとして発売され、当院でも採用しています。治療効果や安全性に関する問題は発生していません。2020年には、「インスリン リスプロ(先行品製品名ヒューマログ)」が発売され、安価で高品質な治療薬として、当院でも採用を開始しました。

最近は、ジェネリックを希望される患者さんも徐々に増えています。保険医療では、健康保険により医療費の1~3割が自己負担となり、残りは保険で支払われます。保険料は、もちろん税金で賄われているのですが、国の財政は赤字ですから、将来大人になるお子さんや、お孫さんに「つけ」を残して、将来支払ってもらう、ということでもあります。子供たちの未来の負担をちょっとでも減らすために、皆で医療費抑制に取り組みましょう。

糖尿病療養指導士&薬剤師 いっちー

 

※画像は素材写真です

温泉気分? ドリームの湯

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

庭園の紅葉を眺めながら、晩秋御膳。
栗と銀杏がたっぷり入った炊き込みご飯に、デザートには今年、庭園で収穫した柿。
美味しいごはんに大満足頂いた後は…

庭園の紅葉を眺めながら、足湯のサービス。
温泉の元を混ぜたお湯に足をつけ、いい香りと温かい足元に、つい、眠気が…

『美味しい物お腹いっぱい食べて、こんなに気持ち良かったら、眠くなるわー』
『ほんとに温泉に来たみたい。最高じゃわ。』

喜んで頂き、こちらも嬉しくなります。
仕上げは、保湿クリームを付けてのマッサージです。

『こんなん初めてしてもらった。バチが当たるわー』

最後におまけは、足湯をしながら、おやつのマンゴープリン♪

『は~。幸せ~。』

企画→実行は大変ですが、皆さんの喜ぶ顔に、私たちも癒されました。

デイサービス ドリーム まだまだ楽しいプログラムを企画していきます!!

デイサービス ドリーム 介護士 K