原因不明のめまいの鍼灸治験

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは!ヘイセイ鍼灸治療院のmarupeiです!今回は、めまいやフワフワしている感じ、難聴と耳鳴りなどの症状の事例を報告したいと思います。

Mさんは5年前に左側の突発性難聴にかかり左耳が聞こえなくなりました。併発して耳鳴りもするようになりました。その3年後、ストレスの影響もあってか朝起きると天井が回るようなめまいが起こるようになりました。毎日ではないですが朝起きた時に天井が回っていると1日中、目が回っているような感覚がすると言われていました。病院で検査しても異常はなく、鍼灸で少しでも症状が改善すればと思って来院されました。顔色や舌、脈などから、Mさんの体質を脾気虚と腎陽虚と判断しました。脾の気を補う為に「陰交」というツボにお灸をしました。腎に冷えがあったので補腎を目的とし「復溜」「太渓」というツボを主軸として選穴し全身の治療をしていきました。

Mさん自身鍼灸治療は初めてでしたが、実際に治療を受けてみると「思っていたより意外と痛くない」らしく全身の治療はスムーズに終了しました。1回目の治療後に入眠しやすくなり、そこから週に1回、合計6回治療した現在は「朝起きた時に天井が回ることがここ2週間なくなっている」と言われました。Mさんはゴルフが趣味らしく、今まではゴルフの日にめまいが起こるとキャンセルせざるを得なかったけれど、最近行ったゴルフでは不安無く行くことができたそうです。また、ゴルフの後はいつも右足の筋肉が引きつるようになるけれど、前回行ったゴルフ後には筋肉が引きつるような症状が起きなかったそうです。
鍼と灸の治療で全身のバランスを調節した為か、いい治療効果が得られた事例だと思います。まだMさんの難聴と耳鳴りの症状は残っているので、徐々に治ってくれるよう治療に尽力します。

僕のゴルフのスコアも鍼灸治療でいい方向に伸びてくれるといいのですが,,,余談を失礼いたしました。
すでに1年の1/3が過ぎてしまいましたが、朝晩は寒く、昼は暑いこの時期。体調管理は難しいですが、衣服で上手く体温調節をして体調を崩さないように、新社会人の皆さんのフレッシュさに負けないよう元気に生活を送りましょう!

ヘイセイ鍼灸治療院 marupei

大阪大学脳神経外科教授貴島晴彦先生と助教谷直樹先生が倉敷ニューロモデュレーションセンターを視察され、手術見学と意見交流会を開催しました。

4月18日(水)大阪大学脳神経外科教授貴島晴彦先生と助教の谷直樹先生が、倉敷平成病院を訪問され、上利崇センター長が行うDBS手術(パーキンソン病に対する脳深部刺激療法)の見学と意見交換会を開催しました。

貴島先生より「上利先生の手術を見学して、大変参考になりました。ありがとうございます」とのお言葉をいただきました。
貴島晴彦教授と谷直樹助教は大阪大学脳神経外科にて機能的脳神経外科を専門にされておられます。
大阪大学脳神経外科は約50年もの歴史を持たれ「高度な医療を幅広い分野で提供。 臨床の視点を持った研究、研究の視点を持った臨床」を教室の特徴に掲げておられます。

このような方々と交流を持てたことを大変ありがたく思いますし、交流を通して得られたことを、今後の診療にしっかり活かしてまいります。

ニューロモデュレーションセンター スタッフ

健康診断を受けました

先月、健康診断受けました。全仁会の職員は、倉敷平成病院4階にある平成脳ドックセンターで受けます。健診って何となく緊張しませんか?
体重は増えてないかな…。コレステロールは下がってるかな…。血圧も高いしな~って
色々考えてると測定値が高くなったりしませんか?。そんな時は、待合のソファーに
腰掛て天井を見てみると、なんと景色が…!
天井がドーム状になっていて、真ん中はガラス窓があり光が射し込み、廻りには素敵な壁画が描かれているんです。
画家の作野旦平氏が神話の世界の人の姿を借りたりして、四季を表現されています。柔らかい色彩で描かれていて穏やかな気分にさせてくれますよ。
いつもは雑誌を読んだりテレビに目を向けているんだけど、ある時、何気なく上を見上げたら「すごい!なんて綺麗な絵なんだろう」って不思議な感覚になった事を覚えています。

それからは健診の度に眺めています。
良かったら皆さんも見上げてみて下さい!癒されますよ(笑)

訪問看護 看護師  komame

※作野丹平氏(1931-2000)。武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)を卒業後、イタリアでフレスコ画とモザイクを学ぶ。主な作品には、浦辺鎮太郎氏が手がけた倉敷市民会館のガラスモザイク、目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社)のガラスモザイク、遠山記念館(埼玉県川島町)の天井フレスコ画、宝塚カトリック教会のステンドグラスなど。

マンモグラフィ認定講習会を受講してきました。

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

先日マンモグラフィ認定講習会を受講してきました。
3日間講習と筆記試験と読影試験とがあり無事合格することができました。
ここで認定試験についてどのようなものなのか説明していきたいと思います。
特定非営利活動法人日本乳がん検診精度管理中央機構(精中機構)は、マンモグラフィの精度管理システムの一環として教育研修の実施と認定試験を行っています。
「認定講習会」では、乳房の臨床・病理・読影・画像管理・機器管理・現像管理・デジタル画像などの幅広い知識はもちろん、なによりも精度管理業務の経験が問われています。
認定試験はマンモグラフィ検診精度管理中央委員会主催または共催の講習会を受けないと受験出来ません。試験評価はA,B,C,Dの4段階にランク分けされ、A,Bの人を検診マンモグラフィ読影医師または撮影診療放射線技師・医師と認定します。B以下の人でランクアップ希望者は6ヶ月以上の研修・研鑽を積んだ後、ランクアップ試験を受験することができます。
認定には資格更新制度があり、最低でも5年に1回は、講習および試験を受けることが義務付けられています。

乳がん罹患数は年々増加傾向にあり、いまや12人に1人が乳がんに罹るといわれています。乳がんは、早期発見して適切な治療を受ければ、ほぼ完全に治すことができます。
早期発見のためにも、マンモグラフィ検診の導入が進められていますが、ただ単にマンモグラフィを撮影すればよいわけではありません。
マンモグラフィが効果を発揮するには、高い撮影技術と高度な読影力が不可欠です。
すなわち、良い検診を受けるには、撮影技師・読影医師の教育・研修と使用する撮影装置の精度管理が適切に行われている施設である必要があります。
判断材料のひとつとして、厚生省(現厚生労働省)が乳がん検診の精度維持・向上のために認めた委員会『マンモグラフィ検診精度管理中央委員会』の認定制度があります精度の高いマンモグラフィ撮影の為に日々、画質管理や装置の日常点検を行っております。
当院のマンモグラフィ検査は すべて女性が撮影させて頂きますので、安心して受診していただけます。

放射線部 A.M

慢性腎臓病予防のために

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

今年度から「人間ドック」、「協会けんぽ 生活習慣病予防健診」、「特定健診の詳細な健診」の血液検査項目に『eGFR』が追加されました。

『eGFR』とは腎臓の糸球体が血液をどの程度ろ過できているのか、腎臓の働きを推算して数値化したもので数値が低いほど腎臓の働きが低下していることを示します。

腎臓は血液中の老廃物を尿中に排泄して取り除く働きをしており、腎臓の働きは糖尿病や高血圧、肥満、脂質異常症、高尿酸血症、喫煙、加齢などに関係しています。慢性腎臓病は自覚症状がほとんどなく、かなり進行してから初めて症状が現れます。そのため早期に発見するためには、毎年、健診を受けることが大切です。

『平成脳ドックセンター』にて人間ドック、各種健診のご予約を承っておりますので、ご希望の方はお早目のご予約をお願い致します。

ご予約の際やご不明な点などございましたら

直通電話086-427-1115(月~金曜8:30~17:15・土曜8:30~12:30)へ

お問い合わせください。お待ちしております。

ドックセンター とっきぃ

グランドガーデン南町にて川崎医科大学混声合唱団フェッセル慰問コンサート開催報告

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

平成30年3月17日(土)午後、グランドガーデン南町に春をを届けてくれるかのように、「川崎医科大学混声合唱団フェッセル」の皆様が慰問コンサートに来て下さいました。

フェッセルというのは、ドイツ語で“絆”を指す言葉とのことで、部員の皆様もとても仲睦まじく、合唱も大変息の合った絆で素晴らしい合唱を披露して頂きました。

唱歌メドレーでは春夏秋冬の唱歌を混声で(男女それぞれで高低音のパートがおり、合唱に含みを持たせる)、春の小川・こいのぼり・夏は来ぬ・村祭り・雪・ふるさと等全11曲を披露され、ご入居の方々も一緒になって歌いながら楽しまれていました。
感想を伺ったところ、「言葉にならないほどよかった」と、大変喜んでくださっていました。続いての混声合唱では、東日本大震災後の復興をテーマとした“つながり”を含む全3曲を披露して頂きました。
川崎医科大学混声合唱団フェッセルの皆様ありがとうございました。

 

 

 

※許可を得て写真掲載しています。

グランドガーデン南町 F

第95回 糖尿病料理教室

カテゴリー: 栄養科, 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

4月7日(土)倉敷生活習慣病センターにおいて「第95回糖尿病料理教室」を開催しました。
今回は洋風お花見弁当を作りました。病院の桜は葉桜となってしまいましたが、桜模様のお弁当箱に春らしいメニューを詰めて、お花見気分を味わいました。爪楊枝や竹串に花や蝶々型にかたどった紙を飾ったり、折り紙で箸置きを作るなど料理以外の小物にも思考を凝らし、春満載のお弁当に仕上げました。
次回は6月2日(土)開催予定です。初夏らしいメニューを揃えて、皆様の参加をお待ちしております。

♥デザートタイム♥

パイ生地を春巻きの皮で代用してお弁当と一緒に持ち運びしやすいデザートを作りました。りんごといちご&あんこの2個で約80kcalです。

 

【本日のメニュー】

○わんぱくサンド:レタス・トマト・たまねぎ・えび・人参ラペを挟んで具だくさんのサンドイッチに仕上げました。
○鮭のアーモンド焼き:鮭にスライスアーモンドをまぶし、香ばしく焼きました。
◎豆腐ナゲット: 豆腐と鶏ミンチにこんにゃくやきのこ、野菜を入れてかさ増ししたふわふわナゲットです。
◎アラカルト:旬の筍はアンチョビソースで、ブロッコリーはしょうがとすりゴマであっさりと。
◎洋風きんぴら:カレー粉、オイスターソースで味付けした洋風のきんぴらごぼうです。
◎レース人参・桜大根:花型人参はストローで穴を抜いてレースっぽく、桜型大根は桜の塩漬けで風味つけしました。
◎アップルパイ:春巻きの皮で包んでパリッと焼いた簡単時短スイーツです。

計562kcal
たんぱく質25.6g、脂質15.1g、炭水化物82.0g、糖質70.1g、食物線維11.9g

※メニューご希望の方は倉敷生活習慣病センター受付にてお訊ね下さい。

 

管理栄養士 H

~春のお花見バスツアーに参加して~

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

 

花冷えの日もありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

デイサービスドリームではケアハウスと合同で4月5日にお花見食事ツアーへ行って来ました。

場所は岡山いこいの村で、お買い物は一本松展望園を利用させて頂きました。参加人数は、利用者様36名・職員7名の総勢43名でした。

その日の天候は、朝からどんよりと曇っており、桜は前日の雨で葉桜ではあったので、大丈夫かなと思っていました。
でもいざ出発すると、最初こそ誰もあまり話をしてなかったものの、次第に話し声や笑い声が聞こえてきました。バスの中では、利用者様向けの昔懐かしおなじみの曲を流していました。その曲を聴いて口ずさんでいた方も居られ車内は楽しい雰囲気に包まれました。利用者様と職員との交流も和気藹々と楽しく、自然と会話の輪が広がりました。車窓から山桜やツツジを見え、思っていた以上にお花見でき、あっという間の1時間でした。

いこいの村に着き、待ちに待ったお食事タイムです。
お食事は皆一緒で、いきいきお刺身御膳でした。内容は三種類のお刺身と、鶏肉のすき焼きがメインでした。事前予約でビールや日本酒を頼まれていた方はもとより、料理を見てワインを頼まれ、ほろ酔い気分になられた方も居られました。

皆様は外の桜や海・島を眺めながら、自然と笑顔になり食事も進み、「ここから見える景色綺麗だね」「ここのお刺身美味しいね」等、会話も弾み、ペロリと平らげておられました。

道の駅一本松展望園に途中下車して、それぞれに果物や漬物・饅頭等、「あんた何買うん?」「それよりこっちがええんじゃない?」等、笑顔で口々に言われながら、買い物を楽しまれていました。一路ケアハウスへ向けて帰路に着きました。

帰りのバスの中でも、眠られていた方は殆どおられず、それぞれに話を楽しそうにされていました。帰りの天候は、皆の心の様に晴れ渡っていました。無事何事もなく、帰所出来安心しました。

後日、参加された利用者様に感想を聞くと、笑顔で「行って良かったよ」「食事が良かった」、毎年参加の方からは「来年は行く所を変えよう」等、様々でした。

一日という時間ではありましたが、桜は満開を過ぎ、雨も降りお花見はどうなるかなと不安でした。準備時、自然を相手に計画を立てるのに大変だなあと感じました。利用者様にとって、楽しい時間に止まらず、特別な時間になっていたら嬉しいですが、皆様の笑顔が自分にとっては特別な時間となりました。この度はお花見食事ツアーに参加させて頂き、ありがとうございました。

デイサービスドリーム 介護職О

第3回S8の会~S8&BurstDR参加報告

4月7・8日の2日間ハイアットリージェンシー福岡で「第3回S8の会~S8&BurstDR~」が開催されました。当院からは上利センター長・看護師・理学療法士・臨床心理士・臨床工学技士の5名が発表を行ないました。
この会は脊髄刺激療法(SCS)に特化したセミナーです。「S8」とはSCSで使用するプレートタイプの電極です。S8を普及するために開催した会ですが、昨年6月よりBurstDRというSCSにおいて新たな刺激システムの提供が始まりました。今回はS8とBurstDRの普及に開催されました。

参加者は西日本にてSCSを実施する医師など19名が参加し、2日間で16題の発表がありました。1日目は上利センター長より、「S8リードとBurstDR刺激の融合 有効活用」 について講演があり、当院におけるBurstDR治療成績、S8とBurstDRを組み合わせると治療効果が大きく上がることについて講演がありました。
2日目は当院のスタッフが発表しました。多くの質問があり、活発な意見交換を行ないました。倉敷ニューロモデュレーションセンターではチーム全体で患者の治療を行なっています。このセミナーでは医師以外の職種の参加は当院のみでした。チームで治療すること医師の負担が減り、治療効果が増すと話す先生が多くいました。


当院はいち早くBurstDR導入し、昨年度は40件の手術を行い、治療を実施しています。症例数は全国でもトップクラスです。治療効果は大きいですが、まだ臨床で使用する施設は限られています。当院での実績を紹介する機会もあり、治療に関する情報共有する場となりました。
倉敷ニューロモデュレーションセンターが開設され1年を迎えました。200例近くの手術を実施し治療にあたりました。さらに講演や学会に参加しセンターについて多くの方に情報提供しました。今後もチーム全体で治療にあたり、患者の期待に応えることができるよう努力していきたいです。今後ともよろしくお願いします。

臨床工学士 M

春到来!!

寒い冬も過ぎ気持ちのいい春ですね!
今年は昨年より早く桜が開花し、あっという間に満開となりましたね。

私の所属しているショートステイでも3/29と4/1にご利用の方々と一緒にお花見をしました。
病院の隣にある建物のケアセンターからも桜の花が咲いているのは見えますが、平成病院の駐車場の桜の花の下まで行き、皆で記念撮影をしたりしました。

遠くから見るとほんのり薄い桃色にも見えますが、ソメイヨシノを近くで花びらをしっかり観察してみると花びらは白色で一つの枝にびっしりと集まって咲いていました。それを見てご利用の方は「10歳若返ったー!」「枝を切って持って帰りたくなるくらい綺麗だった」と喜ばれており、桜は満開からたった1週間で散り始めるため儚いですが、私自身も皆と一緒に満開の桜を見ることが出来て良かったなぁと嬉しくなりました。

また、桜の木の下にはシロツメクサがたくさん生えているのでご利用の方と一緒に目を凝らして四つ葉のクローバーを探してみました。残念ながら見つけることが出来ませんでしたが、なんだか本当に子供の頃に戻ったような気持ちになりました。

私は一眼レフで写真を撮るのが趣味なので記念撮影のためにカメラを構えると、ついつい写真を撮るのに気合いが入ってしまいそうになりました(笑)

ご利用の方々との日常会話の中でも色々な場所に出かけて写真を撮った話をすると「見せて!」と言っていただくので写真を見せると「綺麗だなぁ。見せてくれてありがとう」と言ってくださり、写真は見る人を幸せな気持ちに出来るので、もっといい写真を撮りたいなと思いました。

これからは桜以外にもたくさん花も咲き、心も温まる季節となりますね。
春本番、うららかな季節を楽しみましょう(*^_^*)♪

ケアセンターショートステイ 介護福祉士 S.Y