平成30年7月西日本豪雨復興支援ボランティアに参加して

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

はじめに、先日の西日本豪雨で被災された方々に心からお見舞い申しあげると共に. 復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍される事をお祈りいたします。
この度、当院の職員や職員家族も被災し未曾有の被害をもたらした豪雨災害を受け、倉敷平成病院の職員として何か出来る事がないか、院内からも多くの声が上がり有志を募りチームを組んで7月12~15日で復興支援ボランティアに参加して参りました。

玉島の職業訓練校に設置された災害ボランティアセンターで登録を済ませ、そこでマッチングを受けボランティアの派遣依頼のある場所へと赴きます。派遣される場所は毎回違いましたが共通して言えることは、まず現地へ入るまでの道が渋滞していること、そして過酷な環境下で作業をすることです。現場は報道では伝わらない悪臭や埃、加えて気温36度を超える暑さが体力と共に水分を奪っていきます。こまめな水分摂取と塩分補給を行わなければすぐに熱中症になってしまいそうです。
参加したボランティア同士で声を掛け合い、体調管理にはいつも以上に注意を払いました。加えて我々以上に体調を心配してくれたのは被災された方々でした。ボランティア用に用意した飲物やおにぎりを持たせてくれた方もいました。とてもありがたかったです。

家や車と共に多くのものを失ってしまった方々が少しでも前向きになれるようにと微力ながらボランティアとして参加して参りましたが、同じ倉敷市内でこれほど大きな爪痕を残したこの災害を教訓に我々、倉敷平成病院としても防災対策に取り組むと共に今後、このような災害が起きる事が無い事を切に願います。

倉敷平成病院 総務部副主任M

※倉敷平成病院をはじめとする全仁会グループでは、この度の豪雨災害にあたり、被災者の方の救急受入れに万全を尽くすと共に、避難所への医療ボランティア、また真備地区へのボランティア派遣、AMDAでの医療派遣等を行っております。また、各施設にて募金の呼びかけを行っています。
連日の猛暑で日常生活も大変ですが、我々一人ひとりがたとえわずかでもできることを取り組んでまいります。