ケアマネジャーの現場から

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

寒さも一段落し、ようやく桃の節句の季節となりました。 訪問車での移動中、やわらかな日差しに春の訪れを感じます。
私達ケアマネジャーは、毎月最低1回はご利用の方々のご自宅に訪問し、
・ご自宅での様子(状態に変化はないか等)を伺う。
・日々の生活の中でお困りごとはないか。
・サービスは問題なく提供されているか。
またご本人、ご家族様は満足されているか。
などを確認させて頂き、必要に応じてケアプランの見直しや変更を提案しています。

数日前、息子さん家族と同居中の80才代の認知症の女性宅を訪問した時の事です。 認知症の進行に伴い、日常生活全般において見守りや介助が必要になっており、 主介護者のお嫁さんの負担が大きくなっている中、家族全員分の洗濯物をたたむ事を おばあちゃんの役割として続けてもらっている・・とお嫁さんが話して下さいました。
自分の身のまわりの事も声かけや介助してもらえないと出来ない状態でどうやって?と問うと、
『まぎらわしいソックスや、柄で使用場所を分けているタオルなんかは抜いて渡すんよ。 間違えられたらかえって手間だし腹も立つ。「違うが!」って怒ってしまうしね。自分の為にしてるんよ』 ・・・と。 いえいえ違いますよお嫁さん!!そのお嫁さんの配慮がおばあちゃんの自信となり 『みんながありがとうって言ってくれるんよ。』と喜びに繋がっているんですよ。
 介護されているご家族から、日々多くの事を学ばせて頂いています。
倉敷在宅総合ケアセンターでは、16名のケアマネジャーが、加齢や病気などで 介護が必要になってしまった方々が、介護保険のサービスを利用しながら、住み慣れた ご自宅で安心して暮らす事が出来るようお手伝いさせて頂いています。 お気軽にご相談ください。

倉敷在宅総合ケアセンター ケアマネジャー I