夏の暑さを乗り切る工夫について

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

今年は梅雨が早く終わり、暑い日が続いていますね。
そして感染対策のためマスクを着用しているため、より暑さを感じる気がします。
私たちケアマネジャーは、高齢者の方々のご自宅を訪問していますが、マスクをしていると水分補給が少なくなる傾向があるので、水分補給や室温調整については気を付けて頂くようお声かけしています。

暑い夏を少しでも快適に過ごせるように水分補給や室温調整以外で、できることはないか調べてみました。

*体の中で冷やすと体温が下がりやすい場所
冷却効果が高いのは、脈拍がとれるような皮膚の薄いところで、手首、首、肘の内側や膝の裏側、こめかみなどを冷やすと効率良くクーリングできます。冷やし方は、保冷剤をバンダナ等に包んで巻いたり、濡らしたタオルをあてるだけでも良いです。

*体温を下げる食べ物
暑い時期に採れる夏野菜(スイカ、ナス、ゴーヤ、キュウリ等)の多くはカリウムと水分を豊富に含み、利尿作用に優れているのが特徴で尿と一緒に体の熱も逃すため体温を効果的に下げてくれます。ピクルスにすれば、酢に含まれる疲労回復効果も期待できます。

*皮膚温度を下げる服の素材
汗は、蒸発時に熱を奪って気化します。そのため、皮膚温度を下げたり、体温調整をするのには「発汗」が欠かせません。
汗が蒸発しやすい衣服を着ること、袖口や襟元にゆとりのあるデザインなら、衣服の中に風が通って放熱しやすくなります。
素材は、通気性、吸湿性の高い麻がおすすめです。亜麻で作られたリネンと呼ばれる布製品は、肌触りも良く人気です。
その他、麻と同じく植物繊維の綿やさらっとした手触りのレーヨンも汗をしっかり吸収してくれます。

涼しく過ごす工夫は、体の中からと外からの両方ありました。
ご自分やご家族が快適に過ごせるように、冷やし過ぎに気を付けて試してみてはいかがでしょうか?

ケアプラン室は、感染対策を行いながら、祝日もお盆も窓口や電話での相談を受けています。介護のことでお困りのことがありましたら、お気軽にご相談下さい。

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