脱水と熱中症について

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは! 通所リハビリです。東京オリンピックも開催され、各国の選手達の熱戦が繰り広げられています。また梅雨も明け蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 今回は蒸し暑い時期に気を付けたい、高齢の方の脱水と熱中症についてお伝えします。

【脱水とは】
脱水とは、体内の水が不足している状態のことです
軽度~中等度の症状・・・喉の渇き、発汗の減少、皮膚の弾力性の低下、尿の生産量の減少、重度の症状・・・喉の渇きが逆に減少、血圧の低下、立位時のふらつきや失神
予防方法…治療より予防が大切です。成人は1日に少なくともグラス6杯の水分を取る必要があります。暑い日や長時間の運動中や運動後は、沢山水分を取るようにしましょう。運動、体温の上昇、暑い気候によって、体が必要とする水分量が増えます。スポーツドリンクは激しい運動で失われる電解質を補うように調節されているため、脱水の予防になります。運動前後と運動中も電解質を含む飲料が良いでしょう(スポーツドリンク等)

 

【熱中症とは】
熱中症とは、日射病や熱射病など暑い環境に身体が対応できずに発生する症状のことです
軽度の症状・・・めまいやだるさ、気持ち悪さなどの症状が見られ、重くなるにつれて吐き気を強く感じたり意識障害をきたしたりすることがあります
重度の症状・・・高体温、意識が無い、全身の痙攣、真っ直ぐ歩けない
予防方法…こまめな水分補給、体調を整える、暑さを避けることを意識しましょう。野外では日傘や帽子を使用し、日陰に入ってこまめに休憩を取りましょう。屋内での熱中症にも注意が必要です。
今年はより一層脱水や熱中症に気をつけて元気でこの夏を乗り切りましょう!!

通所リハビリ 介護福祉士 K・A