日別アーカイブ: 2015年2月21日(土曜日)

食品添加物について

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。突然ですが、皆さんは食品を手にしたとき原材料の記載を見ていますか?最近、食の安全性が問われるような問題が多く発生していますが、今すぐできる身近な安全対策として食品添加物があります。
食品添加物とは、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または加工・保存の目的で使用されるものです。使用することによって、保存期間が長くなり食中毒を防ぐことができたり、見栄えがよくなったりと様々なメリットがあります。デメリットとしては、糖分、塩分、油分の過剰摂取や大量に摂取することで体に悪影響を及ぼす可能性があるということです。現在、日本では約400種類ほどあり、人の健康を損なう恐れのない場合に限って使用が認められております。しかし、一度認められれば永久に安全という訳ではなく、毎年検査が行われ、危険だと判断されれば使用を禁止されたり制限されたりする可能性もあります。つまり、もしかしたら明日から「発がん性により禁止」ということになるかもしれないのです。
食品添加物はあらゆる食品に入っており、完全に摂取を避けることは難しいです。少しでも摂取を避ける手段として3つ紹介したいと思います。1つ目は「食品を選ぶ際に原材料の記載をよく見る」です。数字・~酸・アルファベット・長いカタカナなどは要注意です。2つ目は、「調理前に洗う」です。表面についた食品添加物はお湯に通すだけで落とすことができます。3つ目は、「解毒する」です。よく噛むことで、唾液中の成分が毒性を消してくれます。また、ビタミンや食物繊維を摂り、よく水を飲むことも効果的です。
このように、少し意識を変えてみるだけで健康を守ることにつながるので、ぜひ実践してみてください。

臨床検査部 A.M