カテゴリー別アーカイブ: ケアプラン室

季節の変わり目は体調の変化に注意!

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だんだんと暖かくなり、過ごしやすい日々となりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私たちケアマネジャーは毎月ご利用の方のご自宅に訪問し、ご本人やご家族と面談させていただいています。
その中で、暖かくなった事で外出の機会が増え、活動量が増えている方がおられる一方で、身体の不調を訴える方も多くいらっしゃいます。

春になると「やる気がでない」「頭痛がする」「日中眠くなる」などといった経験はないでしょうか?このような症状は、自律神経の乱れによって引き起こされています。
自律神経には、体を活動的にする交感神経とリラックスさせる副交感神経があり、2つがバランスをとりながら、心臓や腸、胃、血管などの臓器の働きを司っています。この自律神経、自分の意思ではコントロールできず、ちょっとしたストレスでもバランスが乱れてしまいます。気圧の変動によっても、自律神経のバランスを崩しやすくなります。

春は日々の気温差が大きく、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動が多い季節です。寒暖差に対応しようと、自律神経の一つである交感神経が優位に働くと、エネルギー消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなります。

予防と対策として
①食事は欠食なく、バランスよくとりましょう!
②ゆっくり長くできる運動を行い、こまめに体を動かしましょう!
③入浴はシャワーだけではなく、できるだけ湯船に浸かりましょう!
④睡眠をしっかりとりましょう!
⑤衣服で温度調整をしましょう!
⑥花粉対策をしましょう!

春は気候の変化だけでなく、生活の環境も大きく変化する時期です。自律神経を整えて、春の不調を乗り越えて、気持ちのよい季節を楽しく過ごしましょう!

ケアプラン室 K

『ケアニン』を通して

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春爛漫。桜が咲き誇り、すっかり春の景色となりました。
倉敷平成病院駐車場の桜もとても綺麗に咲いています。

『ケアニン』という映画をご存じでしょうか?

新人介護福祉士が主人公の介護現場の現実を描いた『ケアニン~あなたでよかった~』(17)、在宅医療と介護をテーマにしたスピンオフ作品『ピア~まちをつなぐもの~』(19)、新人介護福祉士の3年後を描いた『ケアニン~こころに咲く花~』(20)とシリーズ化されている映画です。

1作目は見たことがありませんが、ケアニンシリーズの最新作『ケアニン~こころに咲く花~』(20)を先日みる機会がありました。日本で一番多い施設形態、“特別養護老人ホーム”を舞台に、施設職員、経営者、利用者、その家族、等々、それぞれの思いや葛藤が丁寧に描かれており、心惹かれる作品でした。私は現在ケアマネジャーをしており、この映画の主人公とは違う職種ですが、主人公の様に、ご利用の方やそのご家族に寄り添い続けられるようにありたいと改めて思いました。

ケアプラン室には現在12名のケアマネジャーが在籍しており、ご利用者様が住み慣れたご自宅で安心して生活できるよう、お手伝いさせて頂いています。介護でお困りの事があれば、お気軽にご相談ください。

ケアプラン室 O

くらしきまち歩き、さと歩きマップ

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3月に入り暖かな日差しが届くようになりました。気候が良くなると、皆さん外出を楽しみたいところですが、未だ感染症が収束せず、岡山県全域にも「まん延防止等重点措置」が出ている状況です。皆さん不要不急の外出を控えるなど、日常生活でも我慢の日々が続いているのではないでしょうか。

支援センターの開催する元気教室(倉敷西公民館、倉敷労働会館)も現在はお休みとなっており、今後の感染状況を見ながら再開は検討しているところです。しかし、このような状況だからと言って、自宅に閉じこもってばかりいると、足腰が弱ったり、意欲低下が心配されます。そこで、今回は老松・中洲地区の愛育委員さんが発行している『くらしきまち歩き、さと歩きマップ』をご紹介したいと思います。このマップは、今年度のセンター通信(初夏号)でもご紹介しました。皆さん気候の良くなってきた今、まち歩きをしてみてはいかがでしょうか!!

センター通信は、「地域の方々とつながっていたい」「地域の役立つ情報を共有したい」との思いで、今年度より年二回発行しています。皆さん是非ご覧下さい。

老松マップ PDFはこちら

中洲マップ PDFはこちら

 

老松・中洲高齢者支援センター S.

仲睦まじく

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新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

1月は、旧暦の月名で、「睦月」と呼ばれます。「睦月」の由来については諸説ありますが、お正月に家族や親戚が集まって、仲睦まじく過ごす「睦び月(むつびつき)」であることから、「睦月」となったという説が有力とされているそうです。
令和2年から3年にかけては、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、介護系のサービス事業所においても県外在住の方との接触を控えて頂くお願いや、接触があった場合はサービス利用を控えていただくお願いをしている事業所が多く、ご家族と会えず寂しい思いをされていたご利用者が多い状況でした。
感染状況が落ち着いているこの年末年始は、その制限も緩和されている事業所が多く、久しぶりの再会を楽しみにされているご利用者が多く見受けられていました。
皆様が仲睦まじく、良いお正月を過ごされた事と、とても嬉しく思っています。

新型コロナウイルス感染症は変異を繰り返しており、まだまだ油断できない状況が続きそうですが、ケアプラン室ではしっかりと感染対策を行いながら、ご利用者やご家族が安心して在宅生活を送って頂けるよう、お手伝い致します。
介護の事でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

ケアプラン室 I

言葉を大切に

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介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格は5年更新制となっており所定の研修を受けることが義務付けられています。先般、その研修を私も受けてきました。コロナ禍のなか開催されるかどうか心配でしたが、日程の延期や講義のオンライン化など感染状況を鑑みながら事務局が適切に対応して下さったおかげで無事に修了することができました。

介護支援専門員の研修は、通常、かなりの時間がグループワークに割かれます。グループはたいてい6人1組、朝から夕方まで延々と事例検討を行います。年齢も経験も考え方も異なる初対面同士のグループワークは毎回とても緊張しますが、次第に打ち解けて最終日には解散が名残惜しくなることも珍しくありません。ですが今回は感染防止のため対面での意見交換はほとんどなく、各自が記入した演習シートを前後左右の4人で回覧するといった異例のワークでした。いつもなら意見交換を通じて気付きや発見が得られグループそのものが深化していくのですが、今回はどちらかと言えば個人ワークに近いものでした。それでも他の人が書いたシートを読むと表現の仕方やまとめ方、言葉の選び方など勉強になることがとても多く、自分もこんな風に的確に表現できたら・・・と感じることが数多くありました。演習シートの交換を重ねるにつれ、比較的すんなり考えをまとめてスラスラ書かれたものか、なかなか考えがまとまらず苦労しながら書かれたものか、そんなことも読み取れるようになりました。

普段の業務では、ご利用者の方、ご家族の方、サービス事業所の方など、さまざまな方とお目にかかったり電話を通じて直接お話することが多いのですが、書面でのやり取りも決して少なくありません。書き言葉で伝えたことを受け取った相手がどのように感じるか、今一度振り返り、相手の立場に立って言葉を大切にしながら丁寧にお伝えしていくことを心がけたいと改めて感じました。

当ケアプラン室には現在12名の介護支援専門員が在籍しています。介護のことでお困りのことがありましたらお気軽にご相談下さい。

                               ケアプラン室 A

試験まであと5日

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毎年10月には、介護支援専門員の試験(介護支援専門員実務研修受講試験)が行われています。
受験資格は、医師・看護師・准看護師・歯科衛生士・社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士・作業療法士・理学療法士・栄養士などの資格を持ち、5年以上の実務経験が必要です。

合格し手続きを行うと、要介護者や要支援者の人が、自立した日常生活を営むために必要な支援に関する専門的知識・技術を有するものとして、介護支援専門員証の交付を受けます。業務は、居宅と施設に、大きく分けられており、要介護者や要支援者の相談や、心身の状況に応じたサービスを受けられるように、ケアプラン(介護サービス等の提供についての計画)の作成や、市町村・サービス事業・施設等との連絡調整を行います。
また、要介護者や要支援者の人が、自立した日常生活を営むために必要な支援に関する専門的知識・技術を有するものとして、介護支援専門員証の交付を受けています。

岡山県の介護支援専門員の状況は、男性20,5%、女性79,5%と女性が多く、平均年齢は53歳となっています。(60歳以上18,2%、50歳~59歳35,2%、40~49歳32,8%、39歳以下13,7%)
昨年は、921人が受験し135人が合格(合格率14,6%)しています。

現在、当院のケアプラン室には、30代前半~60代前半の女性14人(主任ケアマネ保持者6人)が在籍しています。経験年数も、4年~15年以上で、10年以上の経験者が半数以上を占めています。居宅において、要介護者や要支援者の相談を受け、ケアプランを作成するとともに、居宅サービス事業者等との連絡調整や、入所を必要とする場合の介護保険施設への紹介などを行っています。全仁会の「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」という理念にそって、日々頑張っています。

今年の介護支援専門員の試験(介護支援専門員実務研修受講試験)は、10月10日(日)です。受験予定の皆さん、合格までのラストスパート、頑張ってください。是非、一緒に働きましょう。全仁会の職員がお待ちしています。

ケアプラン室 W

夏の暑さを乗り切る工夫について

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今年は梅雨が早く終わり、暑い日が続いていますね。
そして感染対策のためマスクを着用しているため、より暑さを感じる気がします。
私たちケアマネジャーは、高齢者の方々のご自宅を訪問していますが、マスクをしていると水分補給が少なくなる傾向があるので、水分補給や室温調整については気を付けて頂くようお声かけしています。

暑い夏を少しでも快適に過ごせるように水分補給や室温調整以外で、できることはないか調べてみました。

*体の中で冷やすと体温が下がりやすい場所
冷却効果が高いのは、脈拍がとれるような皮膚の薄いところで、手首、首、肘の内側や膝の裏側、こめかみなどを冷やすと効率良くクーリングできます。冷やし方は、保冷剤をバンダナ等に包んで巻いたり、濡らしたタオルをあてるだけでも良いです。

*体温を下げる食べ物
暑い時期に採れる夏野菜(スイカ、ナス、ゴーヤ、キュウリ等)の多くはカリウムと水分を豊富に含み、利尿作用に優れているのが特徴で尿と一緒に体の熱も逃すため体温を効果的に下げてくれます。ピクルスにすれば、酢に含まれる疲労回復効果も期待できます。

*皮膚温度を下げる服の素材
汗は、蒸発時に熱を奪って気化します。そのため、皮膚温度を下げたり、体温調整をするのには「発汗」が欠かせません。
汗が蒸発しやすい衣服を着ること、袖口や襟元にゆとりのあるデザインなら、衣服の中に風が通って放熱しやすくなります。
素材は、通気性、吸湿性の高い麻がおすすめです。亜麻で作られたリネンと呼ばれる布製品は、肌触りも良く人気です。
その他、麻と同じく植物繊維の綿やさらっとした手触りのレーヨンも汗をしっかり吸収してくれます。

涼しく過ごす工夫は、体の中からと外からの両方ありました。
ご自分やご家族が快適に過ごせるように、冷やし過ぎに気を付けて試してみてはいかがでしょうか?

ケアプラン室は、感染対策を行いながら、祝日もお盆も窓口や電話での相談を受けています。介護のことでお困りのことがありましたら、お気軽にご相談下さい。

ケアプラン室 S

やってみよう!

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太陽がまぶしく輝き、夏の到来を感じさせる季節となりました。
コロナ禍の中、新しい生活様式が定着しつつありますが、活動自粛の為、運動不足を感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
そこで今日は簡単な体操をお伝えしようと思います。

まず両手のひらを、前に向けて指を広げます。
次に左手の親指を曲げます。次に右手でグーを作り、親指を下に向け小さく上下に2回動かします。

さて、皆様できましたでしょうか?

実はこれはケアマネジャー(介護支援専門員)という手話表現になります。(他にも色々な表現があります。)
左手はケという文字を表し、「ケア」と言う言葉の頭文字を意味します。
右手については本来この右手のポーズを両手で行うことで「調整する」という意味になります。

つまり「ケアを調整する人」=「ケアマネジャー」という意味になります。
私たちケアマネジャーは介護保険に関する相談支援やサービス調整等を行っています。

介護保険をまだご利用でない方も、既にご利用の方も、いつでもお気軽にご相談頂ければと思います。
よろしくお願い致します。

ケアプラン室 M

 

 

花を咲かせましょう

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木々の若葉が目に眩しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私事ではございますが、我が家には今月4歳になったばかりの活発ボーイがいます。この活発ボーイは1歳の頃からトマトや苺が大好き。野菜や果物が育つのを生で感じてほしいと思い、昨年夏より我が家の小さなベランダでプランター家庭菜園を始めました。
とはいえ、家庭菜園の初心者。トマトは水をやりすぎない方が良いとネットで検索したにも関わらず、水をやり過ぎてしまい、少しの量しかできませんでした。

次に昨年秋頃に、苺と紫陽花、パンジーを植えました。しかし冬の寒波、2月に降った雪の影響で、木や葉が凍りつき、紫陽花とパンジーの葉が枯れてしまいました。もうダメかなと諦めかけていたため、水やりもあまりしていなかったのですが、3月の春の訪れと共に紫陽花、パンジーは息を吹き返しました!4月下旬には苺も小さいですが赤く色づき、活発ボーイは嬉しそうに“美味しい!”と言いながら食べていました。

今回の家庭菜園で感じたことは、“植物は冬の寒さにも負けず、じっと耐えて花が咲く時期を待っている。しっかりと根をはって、いつか花を咲かせると諦めていない。”ということ。
人生においても共通する事があると思います。信念を持ち、コツコツと毎日頑張って暮らしていれば、いつかは自分なりの花を咲かせる事ができる、私も揺るぎない気持ちを持ち強く生きていきたいと感じました。

倉敷平成病院は、「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」という理念を掲げています。
私が所属しているケアプラン室においても、ケアマネジャー一人一人が、誠実に信念を持って何時いかなる時でもご利用の方に対応しようと日々の業務に努めています。専門職として、ご利用の方と向き合い、意向に沿った支援を日々行う事で、ご利用の方にいつか大きな花が咲くと信じ、精進していきます。今後ともケアプラン室をよろしくお願い致します。

ケアプラン室 H

介護報酬の改定による介護タクシーのご利用について

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桜が満開の季節となりました。

この四月は、介護報酬の改定があります。
今回は、「感染症や災害への対応力強化」「地域包括ケアシステムの推進」「自立支援・重度化防止の取り組み」「介護人材の確保・介護現場の革新」「制度の安定性・持続可能性」の5本柱が、改定の内容です。
今日は、今回の改定でみなさんに少し身近な、通院に関わりのある内容を一つご紹介します。

これまでは、自宅からA病院へ行き、その後B病院に行く時は、A病院からB病院へは、介護保険での介護タクシー利用はできませんでした。しかし、今回の改定で自宅からA病院、A病院からB病院、B病院から自宅という場合、それぞれの移動に介護保険で介護タクシーを利用することが可能となりました。
また、通所サービス利用中に具合が悪くなり、自宅に帰らず、そのまま介護タクシーを利用して病院へ行った場合も、今までは、介護保険での介護タクシーは利用できませんでした。しかし、今回の改定で、通所サービスから病院を受診し、その後、自宅に帰った場合は、それぞれの移動にも、介護保険で介護タクシーを利用することが可能となりました。
ただし、どちらも、同一の事業所が行うことが条件となっています。

ご利用の方やご家族には、改定の度に書類に署名をいただいたり、料金が変わったりと、いろいろご迷惑をおかけしますが、介護タクシーの利用のように、ご利用の方の負担軽減や利便性が向上される内容もあります。

ご不明な点は、ケアマネージャーにご相談ください。

  ケアプラン室 B