カテゴリー別アーカイブ: ケアハウス

~ケアハウスの春の訪れ~

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倉敷市八軒屋にあるドリームガーデン倉敷の周辺は田園風景が広がり、近くには倉敷川が流れ、川沿いには今年も河津桜やソメイヨシノが綺麗に咲いていました。

そして今の時期は敷地内でもツツジやパンジーなどが綺麗に咲き始めています。散歩に出かけられたご入居の方々からも「散歩に出かけると綺麗な花を見て癒されるわ!」「ツツジやパンジーが見頃よ!」と、教えてくださる方もおられ、私自身もケアハウスに配属され、季節の花を目にする時間が増えました。

この時期に見る機会が多いツツジについて少し調べてみました。ツツジの全般的な花言葉は「節度」「慎み」という意味を持っており、控えめな花言葉が、日本の花っぽさを感じますね。またツツジは花の色によっても花言葉が異なり、赤のツツジは「恋の喜び」。 白のツツジは「初恋」と言われています。

新型コロナウイルス感染症は第7波に突入したと言われていますが、施設職員としては、更に感染対策を引き締めていくと共に、ご入居の方々の”コロナ禍での楽しみ方についても考えていきたいと思います。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 事務員T

春を楽しむために、まずは第一歩。

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春の日差しがきらめく頃となりました。
うららかな陽気に誘われて、近くを散策したくなりますね。
しかし、いざ動こうとするとなんだか体がだるい、少しの距離歩いただけでも疲れがたまるといったことはありませんか? もしかしたら、冬の間の運動不足のサインかもしれませんね。

特に歩行は、「トイレに行く」「買い物に行く」「外出する」など、日常生活において基本的かつ重要な動作。自分らしい生活を送るためには、歩く力を維持・向上していく事が大切です。

まずは、ストレッチや筋トレで体をほぐしていきましょう。椅子に座っての脚上げや踵・つま先上げで足に軽く負荷をかけていきます。足踏み運動もウォーキングと同じ効果があるとされ、凝り固まった筋肉に良い刺激を与えます。痛みがある方は無理せず、出来る範囲で行って下さい。

水分摂取をしてから行う事も忘れずに。運動前・中・後にこまめに水分補給をすることは、運動の質を高めてくれるだけでなく、脱水や熱中症を防ぐ効果があります。

ストレッチで身体がほぐれたら、春を感じるために外へ出てみませんか?
倉敷川沿いの遊歩道がケアハウスご入居の皆様お馴染みの散歩スポット。
3月から4月にかけて、空を見上げれば河津桜・ソメイヨシノが、足元にはつくしが春の訪れを知らせてくれています。

散歩やウォ―キング、ストレッチなど手軽に始められるものも、健康づくりの第一歩。
冬の間に固まった体をほぐし、今年の春も元気に過ごしていきましょう。

介護福祉士 F

二年ぶりの開催 ~ 冬の味覚『かに料理』お食事ツアー ~

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コロナ禍で2年近く続いた自粛生活も11月頃から少しずつ緩和され、街も活気づいてきています。
ケアハウスにおけるご入居の方々への面会制限、外出・外泊制限も、マスク着用など感染対策を徹底したうえで緩和することとしました。また、休止していた『カルチャー教室』の再開、『お買い物ツアー』への参加、一番ご要望が多かった『お食事ツアー』も企画することとしました。

 

感染対策が施された安全安心な個室でお食事ができる『倉敷甲羅本店』で冬の味覚『かに料理』を楽しんでいただくお食事ツアーを計画。
ポスター掲示をすると次々と申し込みがあり、「この料理もいいなぁ」「こっちの料理も美味しそう!」「久しぶりの外食、楽しみ!」と大人気、5日ほどで定員となりました。

12月10日の当日は快晴に恵まれ、皆様の顔には自然と笑みが浮かびます。
「久しぶりに外出するわ!」
「食事ツアーも2年ぶりよねぇ」
「やっぱりいつもと違って外で食事ができるのはいいね」
「初めての参加、誘ってもらえてよかった。」と皆様興奮気味。

食事が始まると会話も減り、皆様「かに」に集中。次々と運ばれてくる温かい料理に舌鼓を打たれ、
「これ美味しいよ」
「茶碗蒸しも天ぷらも温かくて美味しい」
「次は何が来るのかなぁ」など楽しく談話されながら食事を召し上がられ、皆様からは満面の笑みがこぼれていました。

気の早い方からは、
「今度はお肉がいいなぁ」
「焼き肉なら香洛園が美味しいよ」
「寿司もいいなぁ」など次回のお食事ツアーを心待ちにされています。

この度、二年ぶりに開催できた『お食事ツアー』は、ご参加下さった方々には大変喜んでいただけ、皆様の満面の笑みを見ることができた職員も嬉しい気持ちになれました。

「オミクロン株」の感染拡大も心配される中、これからも続くコロナ対策と向き合いながら、ご入居の皆様の生活が楽しいものになるよう、試行錯誤しながら企画・運営をしていきたいと思います。

今年も残すところあと僅かとなりました。来年も、皆様にとって健やかで実り多き一年となりますことをお祈りいたします。良いお年をお迎え下さい。

ケアハウスドリームガーデン倉敷 管理栄養士 のんたん

思いを繋ぐ~開設27年目を迎えて~

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平成7年10月1日にケアハウスドリームガーデン倉敷が誕生し、開設27年目を迎えました。平成7年と言えば、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件など痛ましい災害や事件があり、また野茂英雄投手がアメリカ大リーグへ挑戦など勇気づけられる出来事がありました。

そんな中ケアハウスドリームガーデン倉敷は開設され、プライバシーを守る2ルーム構造、段差のないバリアフリー、ジャグジー付きの大浴場、多目的大ホールや野菜・花作りができる園庭、そして定員が100名という大規模施設ということもあり、当時は全国から多くの医療福祉関係者が見学に来られました。

開設時のパンフレットの中に初代施設長よりこのようなメッセージが書かれています。
「人と生まれて生涯を閉じるその瞬間まで、人それぞれに夢を育て実り豊かに生きている場所があれば・・・そんな願いから全仁会はケアハウスドリームガーデン倉敷を作りました。充実した暮らしでより多くの幸せを求めていかれることが、そのまま私たちの生きがいでもあるのです。」(一部抜粋)


高齢化や核家族化、抱えておられるご病気の事、地域や社会が取り巻く環境など様々な問題や不安が複雑化している中で、この想いを繋ぎながらこの「ケアハウスドリームガーデン倉敷に入って良かった」と思って頂ける様、初心に戻って、微力ではありますが取り組んで参りたいと思います。

 

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 生活相談員 S

感染対策に「芸術の秋」

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日中の暑さもようやく和らぎ、涼しげな虫の声に、秋の深まりを感じる季節になりました。

秋の気候は環境的なストレスが少ないため過ごしやすく、芸術を楽しむゆとりがあります。

葉が色づき紅葉する風景は美しく、視覚的にもとても癒されます。

本来であれば、「食欲の秋」、「行楽の秋」、「芸術の秋」など、様々な活動が盛んになる時期ですが、今年もコロナ禍の影響でいろいろな催しが中止になるなど、少し寂しい状況です。

ドリームガーデン倉敷では、コロナ禍でも秋を楽しんでいただけるよう、油絵、切り絵、書道など、ご入居様自身が作成した様々な芸術作品を数多く展示しています。

それぞれの作品の完成度は、非常に高く、数か月後にはまた新しい作品が掲げられています。

作成の現場は、デイサービス利用時やご自身の居室内など様々で、作品に真剣な眼差しを向けながら作業されています。

数々の芸術作品に包まれたその廊下は、ご入居の皆様の心を癒してくれることでしょう。

これから冬にかけて、季節性インフルエンザの流行期を迎えます。引き続き感染防止対策に十分留意しながら、素敵な秋を満喫してください。

ケアハウスドリームガーデン倉敷 AS

ケアハウスの野菜だより

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今年は梅雨明けが早く7月から既に35℃以上の猛暑日が続き、暑い夏になると思いきや、8月中旬からは梅雨に逆戻りの連日大雨となり、異常気象の極みとなりました。

そんな中、ケアハウスドリームガーデン倉敷の敷地内では花に代わって野菜の収穫が始まりました。

ケアハウスの菜園では、歴代ご入居の男性方が丁寧に、そしてたくましく土地を耕し、野菜作りに励んでこられましたが、今年から新たに野菜作りを始められた男性は、お手製の見事なゴーヤの棚を作成されており、その甲斐あって立派なゴーヤが実っています。小さいものから大きなものまで、黄緑色のきれいなゴーヤは色々な形があり、見ていて飽きません。

また、別の男性の方はピーマンやきゅうり、そしてプチトマトを作っておられます。

きゅうりはこれまた太くて長く、とても立派です。ピーマンは表面が艶々で何とも深い緑色が美しく、そのまま置物にしたい衝動にかられます。そしてまるで飾り物のようにかわいいプチトマトは、黄緑色から上品な赤色のグラデーションが素晴らしいです。
野菜には色んな種類、形、大きさ、色等々・・・があり、見るだけでも楽しいですね。


花や木々、そして野菜など、緑豊かな自然に囲まれたケアハウスで、これからも ご入居の皆様とともに歩んでいきたいと思います。

 

ケアハウス施設長

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 ~ケアハウスの夏~

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まだまだ暑い日が続き、熱中症対策に奮闘する日々が続いていますが、皆様はいかがお過ごしですか?
ケアハウスで夏といえば、例年は『夏祭り』ですが、昨年から続いているコロナのため今年も開催することができず、ご入居の皆様はとても残念がられていました。(来年こそは開催できますように!イベント好きの職員も「ドリーム座」での出演ができずムラムラしています。)
そこで、今年は、いつもと違う「ケアハウスの夏」をご紹介します。

梅雨が明けると、ケアハウスの庭園のあちこちの木々には、数年間土の中で過ごしてきた蝉の幼虫が数日の短い命を輝かせるため行列をなしてよじ登り羽化します。「♪ミーン、ミンミンミンミー♪」とミンミンゼミが、「♪ジージー、ジリジリジリジリ♪」とアブラゼミが一斉に鳴きはじめ、大合唱を響かせ、暑さを倍増させてくれます。そんなケアハウスの夏の風物詩をはじめて体験されるご入居の方々は、蝉の抜け殻の行列にびっくりしながら写真に収め、「うるさ過ぎておちおち昼寝もできないなぁ」とも。一方、ベテランのご入居の方は、「今年も始まったなぁ」と毎年の大合唱にあきれ顔で慣れたものです。

園芸好きな男性のご入居の方は、毎年「朝顔」を育てられ、皆様の目を楽しませてくださいます。今年は「朝顔」に加え「夕顔」にも挑戦。毎日、丹精込めて朝昼晩と何回も水やりをされ、「朝顔」は色とりどりの花を毎日たくさん咲かせています。一方、「夕顔」は、たくさんの蕾を付けるのですが夕方になっても咲かず、翌朝にはその蕾もすぼんでいます。気温が高いと咲かないようでどうやら涼しい夜に咲き、なかなか花を見せてくれない恥ずかしがり屋の「夕顔」に皆様はがっかり。
そんなある日のいつもより涼しい夕方、待望の「夕顔」が真っ白な大輪の花を咲かせたのです。「夕顔が咲いているよ!」と皆様に知らせる方、「綺麗な花!」、「朝顔より大きいね!」と初対面の「夕顔」に皆様は大興奮です。

北庭園の畑では、野菜作りが好きなご入居の方々が、いろんな夏野菜を作られています。たくさん収穫できた時は、ケアハウスへ食材としてご提供してくださり、美味しくいただいています。
今年は、本格的な手作りのゴーヤ棚が初お目見えし、涼しげな葉っぱで木陰を作り出し、たくさんのゴーヤが実っています。

まだまだ厳しい暑さが続きます。コロナと共存する新たな日常生活の楽しみを提供できるよう、試行錯誤しながら企画していきたいと思います。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 のんたん

ひと時の団らん ~紫陽花の壁画づくり~

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初夏の風にすがすがしさを感じる季節となりました。

ケアハウスでは多目的ホールの大きな壁(縦2.2m横5m)に毎月壁画を飾っています。
6月の壁画は、4月からこつこつと準備を続け、6月1日に晴れてお目見え。今年は立体感のある紫陽花を加えました。感染対策とソーシャルディスタンスを保ちながら、ご協力いただける方と紫陽花の花びらを折る人、階段の色を塗る人などそれぞれの役割に分かれて作っていきました。「これで合っているかしら」「かどが上手く折れない」と久々の折り紙に苦戦しながらも1枚1枚作成。花の土台には不織布を使い、紫陽花ならではのボリュームと柔らかに咲き誇る姿を表現しました。夏本番になる前、梅雨の風物詩に季節を感じられます。

小さな花がひしめき合って咲いているように見えることから、紫陽花には、「団らん」「和気あいあい」「家族」の花言葉もあるそうです。
猫たちも登場し、“つかの間の小さな団欒を感じられる”そんな場所にできたかなと思います。
来月は花火。元気で明るく、季節の移ろいを楽しめるように、ケアハウスでも健康維持の体操や壁画づくりなど、今出来ることを続けていきたいと思います。

介護福祉士 F

 

緊急事態宣言に伴う面会制限について

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ドリームガーデン倉敷の、色とりどりの「さつき」や「つつじ」が咲き競う季節になりましたが、この度岡山県下に2度目の緊急事態宣言が発令されました。それに伴い、全仁会グループの施設・入所系では新型コロナウイルス感染防止の為「面会禁止」の対応を取らざる得なくなりました。
ケアハウスでも、久しぶりにご家族と会う約束をされていた方が、玄関の窓越しに手を振り、お話しが出来なかったことに「この時期ですから仕方ないですね」と残念がられていました。ご家族様からお届け物がある場合は、事務所職員がお預かりをし、ご入居の皆様へお届けを致します。また、例外としてケアハウス職員から要請があって来所された場合や、病院受診の付き添い、送迎等については可能としています。但し、職員の指示に従って頂き、玄関でお待ち頂くようお願いも致しています。面会禁止となっていますが、事前にお申し込みを頂ければ、タブレット(zoom)を使ったオンライン面会も実施可能となっています。
本来でしたら、この季節「合同バス旅行」や「カラオケ大会」、「夏祭り」の企画準備など行事が目白押しのはずでしたが、まだまだ油断できない状況だと認識しています。
自粛生活に「疲れ」を感じる方もおられますが、改めて「気を引き締めて」日々の職務にあたりたいと思います。


ケアハウス 生活相談員 S

ケアハウスドリームガーデン倉敷のお花便り

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今年は例年よりも桜の時期が早く、4月も後半になると木々はすっかり新緑に模様替えとなっています。

ケアハウスドリームガーデン倉敷ではこの時期、桜に代わってツツジが綺麗に咲き始めており、敷地に入ってすぐ目の前に咲くツツジが皆様を出迎えてくれます。

敷地内のツツジは本数も多く、ケアハウスでは桜と並んでシンボル的なお花になっています。その他にも、駐車場の脇に咲く花や、ご入居の方々が育てられているお花畑も一斉に咲き始めており、まさに今が見頃となっています。

散歩に出かけられたご入居の皆様も、帰居された際には「ツツジが見頃よ!」「パンジーが綺麗よ!」と、教えて下さる方もおられ、私たち職員も意識して見てみるようにしています。

新型コロナウイルス感染症は第4波に突入したと言われていますが、高齢者施設職員としては、更に感染対策を引き締めていくと共に、ご入居の皆様の”コロナ禍での生活の質“についても考えていきたいと思います。

ケアハウス施設長