カテゴリー別アーカイブ: 看護部

「令和元年度 徳島県防災訓練」参加報告~AMDA災害派遣チームとして~ 1

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「防災の日」の9月1日に徳島県阿南市で中央構造線を震源とする直下型地震を想定した総合防災訓練が実施されました。 この訓練は、南海トラフ地震を想定し、地域住民、県、自衛隊、消防、保健所、 医療チームなどが参加する大規模なものでした。188機関から約900名が参加されたとのことです。

その中で私たちはAMDAの災害派遣チームの一員として、同じくAMDAより派遣さ れた医師とチームとなり避難所での応急処置対応を担う事となりました。そこ には負傷メイクを施された患者が運ばれ、トリアージ後、各エリア別で応急処 置を行い、重傷者を救急隊員に引き継ぐというシミュレーションを行いました が、その様子を住民の方向けに場面ごとに丁寧な解説をつけての訓練でした。

反省会の中では「災害医療」についてのレクチャーも行われ、「災害救急」と は違い、長いスパンでの活動が必要ということも学び、大変貴重な経験となり ました。


倉敷平成病院 病棟師長 I

第29回看護セミナー「災害看護を考える~被災者、支援者のこころのケア~」開催報告

カテゴリー: 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

 

昨年7月の西日本豪雨災害を受け、7月6日(土)に「災害看護を考える~被災者、支援者のこころのケア~」というテーマで、第29回看護セミナーを開催しました。
外部参加者70名を含む計408名の参加がありました。

 話題提供では当院より「ボランティア、支援活動に参加して」と題し、災害時の状況が報告されました。
実際の支援活動に参加して、問題解決に向けた努力や様々なジレンマ、災害直後の助け合いの重要性を共有することができました。

 

特別講演では岡山県看護協会の災害看護の研修などに関わられている、関西医科大学看護学部教授 近藤麻理先生に「看護職も被災者の一人であるという発想から、支援者へのケアを考える」というタイトルでご講演いただきました。「災害時は自分の命を守る」、「平時から対応について家庭や職場で話しておくこと」や「相互扶助」の大切さ、災害時に必要な物や適切な行動について講演して下さり大変参考になりました。
その中で「決して自分を犠牲にしないで下さい。生き残るのだという強い意志を持つことが大事」という言葉が印象に残っています。私自身、今回の講演を聴き、改めて自分の危機意識が低かったと感じ、いつ起こるか分からない災害に備え、常に最悪の事態を想定しておくことが必要であると痛感しました。
また災害時、救助やケアを注視しがちですが、被災者となる看護師と支援者となる看護師の間に生まれる葛藤やジレンマを管理者としてどう支えていくかということも考えておく必要があると感じました。

看護部K

看護学生対象病院合同説明会に参加しました

カテゴリー: 看護部, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

平成31年3月16日(土)にイオンモール岡山にて開催された、文化放送ナースナビ主催の病院合同説明会に参加しました。

今回の就職説明会には300人を超える看護学生の皆さんにお越しいただき、当院からは看護師2名と人事課2名で参加いたしました。たくさんの学生さんが当院のブースへ話を聞きに来てくださり、倉敷平成病院ならではの特徴などをお伝えさせていただきました。

ブースでもご案内をしましたが、当院では4月~6月にかけて看護学生対象の病院見学会を開催いたします。より詳しく全仁会グループについてのご説明をさせていただき、実際に病棟などの雰囲気もお伝えをさせていただきます。今回ブースに来ていただいた学生はもちろん、少しでもご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

4月13日(土)の見学会では先輩看護師にも来ていただき、座談会を開催する予定です。
お気軽にお申込みください。

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

人事課 U

平成30年西日本豪雨ボランティアに参加して

カテゴリー: 看護部, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

このたびの西日本豪雨で被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
 7月13日私は、健康調査のためボランティア活動に参加しました。市役所でボランティアの登録を済ませサンワーク総社へ向かいました。避難所は1階と2階に分かれており私は1階の避難所の方々を担当させてもらいました。まず避難者一人一人の申し送りを受けたあと避難者に関わっていきました。日中は自宅の片づけなどで被災地へ出かけておられているかたもおられました。避難所はご高齢の避難者が約半数以上で、夫婦や家族で過ごされている方が多くおられました。
健康調査をしながらお話を聞くと、今後の不安から涙を浮かべる方や歯がゆい現状に怒りを訴える方もいました。
私が関わった避難者の方で週3回人工透析を受けながら生活されている方がいました。その方はASOと足の潰瘍のため疼痛が強くなんとか歩行ができる状態でした。病状的にも自宅の片づけには行くことができずご家族が毎日タクシーで片付けへ行かれていました。
前回の透析の時は避難所の送迎で透析に行かれたようですが、その日は送迎は依頼されておらずどのような手段で病院まで行ったか確認するよう申し送りがありました。透析から戻って来られ話を聞くと病院まで歩いて行ったとのことでした。病院までは100mほどの距離でしたが、下肢の疼痛のため歩いて、休憩をしてを繰り返しながら30分以上かけ行ったと話されていました。足の痛みに耐えながら猛暑の中歩いて行ったことを知り、何かいい方法はないかと考えながら、その時は話を聞くことしかできませんでした。
ボランティア終了前の最後の申し送りでそのことを伝えるとボランティアに来られていた医師が「車椅子やスタッフが車でどこかへ移動するときに一緒に病院まで送迎してもらうとか何か方法を考えますね」と言ってくださいました。

日々仕事をしながら分かっていたことではありますが、若い人や健康な方には大丈夫なことが高齢者や健康障害がある方には難しいことがあることを目の当たりにしました。

アムダのスタッフを中心に、たくさんある問題を少しずつ解決できるよう全員で連携を図っていました。今回の活動を通してたくさんの学びや人の温かさを感じました。
復興には時間がかかると思いますが微力ながらできることに取り組んでいきたいと思います。まだまだ暑い日が続いているので熱中症など体調管理に十分ご注意してください。

2階病棟 看護副主任 A

※写真はアムダよりご提供いただきました

第28回 看護セミナー 開催報告

カテゴリー: お知らせ, 看護部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

6月23日(土)に看護セミナーを開催いたしました。

今回のテーマは『本人の意思を尊重した選択の支援  ~ 多職種でつなぐ ~』。

特別講演では調布市医師会訪問看護ステーションの訪問看護認定看護師である井上京子先生をお招きし、「医療や介護の現場でのもやもやにちょっと立ち止まってみませんか?」というテーマでご講演いただきました。

倫理的問題にも気づかない「するーさん」を滅らし、「何か変」と感じる「もやもやさん」という倫理的視点をもった仲間を増やすことが第一段階で、自主学習グループについてのお話がありました。話し合いができる職場の雰囲気づくりが大切だと感じました。

意思決定支援に関しては、日頃から「人生の最期をどう過ごすか」を話し合っておくこと、ご家族に判断を委ねられた場合、本人にとっての最善を考えること、どの選択肢を選んでも正解はないとのことでした。


また会の後半では、当グループの訪問看護ステーション、通所リハビリからそれぞれ事例を発表していただきました。ご本人の意思を尊重しながら、ご家族も含め、多職種で在宅生活をサポートした事例でした。

参加者の皆さんも自分自身の将来のこと、ご家族のことと重ね合わせて考えるきっかけになったのではないでしょうか。

セミナーの参加者は395名。今回のテーマに多くの方々が関心を持っていたということが実証されました。このセミナーが無事終了できましたことを心より感謝いたします。

3東  I

看護学生対象 病院見学会2018開催報告

カテゴリー: 看護部, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

平成30年6月23日(土)10時より、倉敷在宅総合ケアセンター4階多目的ホールにて、看護学生対象の病院見学会を開催しました。当日はの概要・施設説明、看護部長より看護部の教育体制についての説明がありました。その後、実際に病棟見学にご案内をしました。お昼には2年目の先輩看護師と一緒に昼食をとりながらの座談会を行いました。最初は皆さん緊張しているようでしたが、だんだんと会話が弾み笑顔も見受けられました。実際の現場で働く看護師の経験やアドバイスを聞くいい機会になったと思います。今回の見学会で少しでも当グループの魅力が伝わり、就職活動の参考になれば幸いです。

また、現在平成31年度入職の看護師採用試験へのご応募を受け付けています。

<平成30年度採用試験日程>

7月25日(水)AM10:00~
8月1日(水)AM10:00~    計2回の実施

※ご応募される方は試験日の1週間前までに提出書類をそろえて人事課宛にご送付ください。
ご応募お待ちしております。

人事課 宇都宮

第28回看護セミナー開催のご案内

カテゴリー: お知らせ, 看護部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

この度、下記の日程で、『第28回看護セミナー』を開催いたします。
今年のテーマは、『本人の意思を尊重した選択の支援~多職種でつなぐ~』です。
特別講演では講師に、公益社団法人調布市医師会 訪問看護ステーション 訪問看護認定看護師 井上京子先生をお招きし、『臨床(医療や介護)の現場での もやもや にちょっと立ち止まってみませんか?』という内容でお話頂きます。
また今回はヘイセイ訪問看護ステーション、倉敷老健通所リハビリテーションより事例紹介をさせて頂く予定です。
入場無料でどなたでもご来場いただけます。
是非皆さんご参加ください。

 

 

〇日時:平成30年6月23日(土) 14時~16時(受付:13時30分~)
〇場所:倉敷平成病院1階 リハビリセンター
〇お問合先:倉敷平成病院看護セミナー事務局
〒710-0826 倉敷市老松町4-3-38
TEL:086-427-1111 FAX:08-427-8500
e-mail:heisei@heisei.or.jp
※テーマにご興味をお持ちの方でしたら、どなたでも参加頂けます。
入場無料・要お申込

ご来場をお待ちしております。

秘書・広報課

5/12㈯・5/16㈬・6/23㈯に看護学生対象の病院見学会を実施します

カテゴリー: お知らせ, 看護部, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

この度、倉敷平成病院・関連施設をより知っていただく事を目的に、下記の通り『病院見学会』を実施致します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

◎日   時:平成30年 5月12日(土)・5月16日(水)・6月23日(土)
※6/23は午前中の見学会終了後、看護セミナーを実施(別途申し込み必要)

◎内   容:全仁会グループの施設説明・教育体制について・採用試験について
※6/23は昼食をご用意しております!

◎締   切:各日程1週間前までに、お電話・メールにてお申込み下さい

看護師募集サイトからもお申し込みができます。

●お申込み・お問合せ先●
社会医療法人全仁会 倉敷平成病院 人事課 日笠(ひかさ)・宇都宮(うとみや)
TEL:086-427-1111 FAX:086-427-8001 MAIL:s_hikasa@heisei.or.jp

看護学生対象 病院見学会開催報告

カテゴリー: 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

 平成30年4月14日(土)10時より、倉敷在宅総合ケアセンター4階多目的ホールにて、看護学生対象の病院見学会を開催しました。当日ご参加いただきました看護学生の皆さん、誠にありがとうございました。見学会では、人事課より全仁会グループの概要や特徴について、看護部長より看護部の教育体制についての説明がありました。その後、実際に病棟見学にご案内しました。各病棟の特徴や雰囲気を感じていただけたと思います。お昼には2年目の先輩看護師と一緒に昼食をとりながらの座談会を開催しました。各テーブルで会話も弾み笑顔も見受けられました。実際の現場で働いている看護師の生の声を聞くいい機会になったのではと思います。見学会は終始和やかな雰囲気でした。今回の見学会がご参加いただいた皆様の就職活動の参考になれば幸いです。

当院では現在、平成31年度入職の看護師採用試験(7月25日(水)・8月1日(水)に実施予定)の受付を行っています。ご希望の方は応募要項をご確認の上ご応募ください。

また、看護学生対象の見学会を5月12日(土)・5月16日(水)・6月23日(土)にも実施します。ご興味のある方はお気軽に人事課までお問い合わせください。

詳細は看護師募集サイトでもご確認いただけます。
よろしくお願い申し上げます。

人事課 宇都宮