カテゴリー別アーカイブ: 医療福祉相談室・メディカルソーシャルワーカー

わが街健康プロジェクト開催のご報告

2017年11月28日(火)倉敷市民会館で、心通う地域医療と題し、わが街健康プロジェクトが開催されました。
「肝疾患治療の変遷 ウイルス性肝炎から脂肪肝へ」
水島中央病院 院長 松尾龍一先生
「メタボ・ロコモ研究から見えてきた最新の健康長寿食」
重井医学研究所附属病院 診療部門長 池田 弘 先生
上記講演会と、健やかブースでの健康相談・健康測定・介護予防相談・脳トレなどへ200名近くのご参加を頂き、健康や医療機関との上手なつきあい方への関心をうかがえる会となりました。
当院かかりつけの方も参加され、多くの方に声をかけていただき運営側として楽しく参加させていただけました。
地域の医療をともに考える わが街健康プロジェクト 皆さんで参加してみませんか。
どなたでも参加いただけますので、次回2月16日(金)倉敷市民会館へ奮ってご参加下さい。

N.Y

「倉敷かけはしの会」に参加しました!

先日「倉敷かけはしの会」に参加しました!
「倉敷かけはしの会」は、倉敷地区の11病院のMSWが主体となり、居宅介護支援事業所や地域包括支援センターのケアマネジャー等と交流する会です。
私の参加した第3回では、「身寄りのない方への支援」というテーマで、グループワークを行いました。MSW・ケアマネジャーそれぞれの立場で、患者さんにより良い支援を行うための活発な意見交換ができ、有意義な時間を過ごすことができました。
今回得た情報等を今後の支援に活かしていけたらと考えています。

医療福祉相談室 ペーパードライバー

「RUN伴2017」に参加しました

 10月21日(土)「RUN伴2017」に参加しました。このイベントは、認知症の方や家族、支援者、様々な方が参加しひとつのタスキをつないで走ることで、1つの目標を達成し、認知症について取り組む地域同士がつながることで、認知症になっても誰もが安心して暮らせる地域を作っていく事を目的に各地域で開催されています。
倉敷平成病院からは涌谷先生をはじめ、合計6名の職員で、オレンジ色のTシャツを着て参加しました。当日は台風が近づいており、集合の時間になるにつれ雨が激しくなり、「雨に濡れながら走るのは、大変だな」と思っていましたが、応援に来て下さっている皆様がカッパやビニール袋で簡易のカッパをすぐに準備してくださり、万全の状態で走ることができました。

出発の時間を待ち、準備をしているとオレンジの服を着た集団が走って来る姿が見え、無事我々にタスキをつないでくれました。このタスキは当日の朝、新倉敷を出発したものでした。タスキに名前を書き、ぜっとくんと記念撮影後、いざ出発。病院~美観地区まで1.2キロを走りました。

初めて参加し、大雨の中でしたが、イベントに参加ができたのは、貴重な体験になりました。走った後はとても気持ちよく、また来年も参加したいと思いました。

南町ケアプラン室 H

RUN伴2017、倉敷平成病院応援お願いいたします

明日、10月21日(土)午前11時頃RUN伴2017が倉敷平成病院正面玄関をスタートします。
今年は、倉敷平成病院でタスキをうけとり、倉敷美観地区までを走ります。
当院の医師はじめ6名がタスキをつなぐ予定です。
天候が芳しくないようですが、完走めざしてがんばりますので、沿道の方々は応援いただければ幸いです。
昨年の様子はこちらになります。

秘書広報課

「幸福に老いる」とは?

朝晩涼しくなり、過ごしやすい季節になりました。
この季節になると、私は、いつも自分が書いた卒業論文のことを思い出します。
私は大学では、高齢者福祉に関する研究をしていました。
卒業論文のテーマに「幸福に老いる」という、無謀にも途方もないテーマを選んでしまい、四苦八苦しておりました。さすがの私も、書き始めて数日でその重さに気づき、急いでテーマの変更を考えましたが、先生から、「自分自身にとって実りある研究になるから、がんばってやってみなさい」との助言をいただき、ひとまずやってみることに決めました。
近所の施設やデイサービスにお邪魔して、利用者の方々に直接インタビューをしたり、実際に介護をする人たちからも話を聞きまわりました。国内外の論文を読みあさり、生活の大半を論文に費やす生活が続いていました。友達はみんな心配していましたが、大学の図書館で過ごしたあの日々は、今となってはいい思い出です。
金銭的な要因、趣味や余暇活動、同居家族の有無など、高齢社会が抱える問題にはじめて向き合いました。このテーマは、一介の学生が取り上げるにはあまりにも大きく、今思えば若さ故の無茶な冒険であったと恥じ入るばかりですが、一つだけ気づかされたことがありました。それは、孤独さを感じている人ほど、幸福感からは遠ざかっているということでした。社会の一員としてあり続けることを考えなければ、そこに幸福はない。それは高齢者も若年者も同じではないのか。高齢者だけを切り抜いて考えるその傾向にこそ、この問題の本質があったのではないのか。そんなありふれた言葉でまとめられた私の論文は、最初の壮大なテーマをどこかに置き忘れ、情熱だけが先走る、稚拙(ちせつ)で混沌(こんとん)としたものに仕上がっていましたが、先生は読んだ後に一度だけ頷いておられました。相談員として働きはじめて、もうずいぶん経ちましたが、良くも悪くも、私の原点はあの卒業論文の中にあったな、と思い出しながら、いつもこの季節を迎えます。

医療福祉相談室 蒼いザリガニ

倉敷病院情報システム研究会に参加しました

平成29年8月8日に倉敷中央病院で行われた倉敷病院情報システム研究会に参加してきました。今回は「地域連携の指標を学ぼう!」というテーマで
・入退院支援看護師の指標 しげい病院
・医療福祉相談室の指標 倉敷紀念病院
・地域連携事務の指標 倉敷成人病センター
以上からの発表がありました。その後グループワークを実施、意見交換が行われました。それぞれの病院が地域連携におけるどのようなデータをとり、どう共有し、どう活用しているか、とても参考になりました。データの内容については当院も含めどの病院も同じようなものを収集していることが分かりました(やはり必要としているところは共通点が多い)。しかし、その情報の共有方法や活用方法は病院によって違いがあることを感じました。まだ、共有、活用についてはグループワークにおいてもどの病院も課題であるという意見が多いように思います。共有、活用については今回の研究会で挙がった意見や感じたことを参考にして今後の業務に活かしていきたいと思います。

データ、数字・・・って苦手に思わず客観的指標として利用できるような頭を持ちたいですね。

地域連携室 M

労を惜しまず

みなさんこんにちは。

梅雨が明け、暑い日が続いていますがみなさん体調は崩されていませんか?

さて、私は4月からMSW(メディカルソーシャルワーカー)として入職しました
新人職員のMです。
入職してから4ヶ月が経ち、どんなことに対してもコツコツと努力することが必要だと感じる毎日です。社会人としての常識であったり、相談員としての専門的知識や技術などすべてにおいて学びがたくさんある日々を送っています。
自分の知識不足を感じ、常に勉強が必要であることや自ら新しい情報を収集していくことの習慣づけが大切だと強く思っています。
電話対応1つにしても尊敬語と丁寧語の使い分けや言葉遣いなど難しく感じる事がありますが、先輩の電話対応から学んだり、指導いただいた部分を1つ1つ意識するなどして少しでも早くMSWの一員として皆さんに頼られる存在になりたいと思っています。
そのためにも、「労を惜しまず」という言葉を胸に刻み、今後、自分の努力や成長がどのような場面で活かされていくのかを想像しながら1日1日を大切に頑張ろうと思う日々です。

医療福祉相談室 M

熱中症にご用心!!!

梅雨に入り、徐々に気温が上がってくる今日この頃。
そんな時に気を付けたいが熱中症です。
また、私も初めて知ったのですが、来月からはなんと「7月は熱中症予防強化月間」だそうです。
夏期には4万人前後の方が熱中症で救急搬送されるなど、多くの方が熱中症になっています。また、近年、熱中症は、職場や学校、スポーツ現場での発生だけではなく、夜間や屋内も含め、子供から高齢者まで幅広い年代層で発生しています。このため、熱中症に関する普及啓発等の効果をより一層高いものとするため、2013年6月4日(火)に開催した熱中症関係省庁連絡会議において、熱中症に罹る人が急増する7月(1日~31日)を「熱中症予防強化月間」と設定されたそうです。
★熱中所に注意が必要な日・場所は以下の7か所が挙げられています。
• 気温が高い
• 湿度が高い
• 風が弱い
• 日差しが強い
• 照り返しが強い
• 熱いものがそばにある
• 急に暑くなった
環境庁環境保健部環境安全課、熱中症環境保健マニュアル(2011年5月改訂版)より
 その他にも、規則正しい生活とバランスのとれた食事、こまめな水分補給が必要になります。
これから、ますます暑くなる季節、熱中症に負けず、元気に過ごしていただければと思います。
医療相談室 POOH

食中毒に注意!!

先日、真夏日を記録した場所もあり、日中気温が高くなってきました。
沖縄が梅雨入りをし、これから鬱陶しい季節となります。

これからの時期、気をつけていきたいのが食中毒です。

食中毒の予防ポイントを上げたいと思います。

細菌などを食べ物に付けない
手にはさまざまな雑菌が付着しています。
食中毒の原因菌やウイルスを食べ物につけないように必ず手を洗いましょう。

食べ物に付着した細菌を増やさない
食べ物に付着した菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です。
しかし、冷蔵庫には内容量や開閉の頻度によって庫内温度が変わるため
細菌も少なからず増殖します。過信しすぎないように注意が必要です。

食べ物や調理器具に付着した細菌やウイルスをやっつける
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。特に肉料理は中心まで
よく加熱することが大切です。中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です。

≪ お弁当の防腐材代わりになる食材は? ≫
梅干、シソ、カレー粉、お酢をかけると食材が傷みにくくなります。
ほぐして入れると更に効果が向上します。お弁当に冷凍したひとくちゼリーを入れることにより保冷材代わりになり食べる頃には溶けてデザート代わりになります。また、冷凍の枝豆をいれる事もおすすめです。なるべく直射日光の当たらない涼しいところに保管して早く食べるようにしましょう。

少しでも参考になればと思います。

食中毒には気を付けて、鬱陶しい季節を、乗り越えましょう。

医療福祉相談室 H

初心

4月も下旬となり、すっかり暖かくなりました。4月から新生活がスタートした皆さんも、新しい生活に少しずつ慣れてきた頃でしょうか。
早いもので私も当院へ入職して5年目に突入しました。毎年4月になると、「新しい気持ちで頑張ろう!」と思うのですが、花粉症のせいなのか、朝はなかなか起きられません(笑)。
そして、医療福祉相談室にも4月から新しい仲間が1名加わりました。新人さんのフレッシュな姿を見る度に「初心を忘れずに。」と思いながら業務に励んでいる今日この頃です。「患者さんの力になりたい。」と思って入職した4年前。まだまだ未熟ではありますが、今年度も患者さんのために頑張りたいと思います。

医療福祉相談室 T