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第34回看護セミナー 開催報告

カテゴリー: 看護部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

9月7日(土)第34回看護セミナーを開催しました。今年はコロナ前と同様に会場での開催とし、約218名と多くの方に参加していただきました。

今回は「超高齢社会の今を考える その人らしく生活するために」というテーマで、超高齢社会である現在において、高齢者に対し自分達が提供している看護・介護の喜びや悩み、取り組みについて振り返りました。

まず、話題提供で、涌谷先生より「『あと何年生きる?』から始める認知症の人の意思決定支援」と題してご講演いただき、先生が外来で実際に行っている患者・家族との関わりを交えて、意思決定支援について分かりやすくお話ししてくださいました。

次に、当グループ、水島中央病院、倉敷紀念訪問ステーションより5事例の発表を行い、ご本人さん・家族の意思決定支援での成功体験やACPに対する意識調査に関する研究の発表をしていただきました。

その後、岡本看護部長を座長とし、涌谷先生、発表者の方とパネルディスカッションを行い、看護・介護の場においての意思決定支援の大切さ、認知症を有している患者の意思決定支援の難しさ、医療職と本人・家族の情報共有の大切さ、ACPについて話ができました。短い時間でしたが会場の参加者とともに、私たち看護師、介護士、コメディカルがどのような役割を果たしていけばよいのか考える機会となりました。

セミナーを通じ、ご本人さん・家族の意思決定支援では、多職種の連携が重要であることを学び、全仁会グループのみならず地域で支えていけるように他施設とも連携を密にし、高齢者が望む生活ができるよう支えていきたいと思います。

看護セミナー事務局 2階病棟師長 K

第59回のぞみの会だよりー6ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

今年の夏は猛暑となり、9月になっても残暑が厳しい日が続きますが、皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。
9月20日(金)で、第59回のぞみの会まで、あと37日となりました。
9月に入り、地域の皆さまに向けたご案内のポスターの掲示をお願いさせていただいています。ご協力していただいている皆さま、心より感謝申し上げます。

さて、のぞみの会の中でも皆さまが楽しみにして下さっている一つでもあるお弁当ですが、今年は「絆でつながり、のばす健康寿命弁当」という名前に決定しました。どのような中身になっているかは、ぜひ会場にお越しになって目で見て、味わってお確かめください。

第59回のぞみの会実行委員 南町ケアプラン室 Y

※ポスターは臨床検査部が作成しました。

※第59回のぞみの会 お申込みはこちらからどうぞ(Googleフォーム)

引き続き 熱中症対策を!!

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

9月になり、心なしか朝晩と涼しさを感じるようになってきましたが、まだまだ昼間は真夏の暑さ。厳しい残暑が続いています。みなさま体調崩されていませんか。

昨年の夏は「記録的猛暑」と言われましたが、今年の夏は昨年以上に暑く猛暑日が続いていますね。

私たちも毎日ネッククーラーやアイスベストを携帯し、暑さ対策をしてご自宅へ訪問しています。
残暑が厳しく、秋を感じられるのはまだまだ先となるようです。

残暑を少しでも快適に過ごすために、冷房を適切に使用し、こまめな水分補給など引き続き熱中症対策をしていきましょう。

特にご高齢の方は熱中症のリスクが高まります。冷房を使用されずそのままで過ごされている方のお話しをよく聞きます。

当ステーションでもご自宅に訪問させて頂いたときに声かけをさせてもらっていますが、周りの方も体調等こまめに気にかけ声をかけてあげてください。
まだまだ暑い日が続くそうです。みなさま体調に気をつけてお過ごしください。

訪問看護ステーション K

ショートステイ夏祭りを開催しました

9月に入っても暑い日が続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

ケアセンターショートステイでは、8月8日(木)に夏祭りを開催いたしました。当日の昼食は夏祭りのスペシャルランチをご用意し、ミニゲームの魚釣りや盆踊りなど、夏を感じていただける催し物を行いました。


また、ボランティアの方々がご利用の皆様に浴衣の着付けをしてくださったり、歌謡ショーを開いてくださったりし、大盛況のなか夏祭りを終えることが出来ました。

来年も開催する予定となっておりますので、ご期待ください!
通常のご利用につきましても皆様に快適に過ごしていただけるよう、これからも努めてまいります。

介護福祉士 T.K

令和6年度全国高等学校総合体育大会 帯同報告~スポーツリハビリテーションセンターより~

令和6年8月2日(金)~9日(金)に        福岡県で開催された令和6年度全国高等学校総合体育大会 の女子バスケットボール、女子ハンドボールのチームに当院 スポーツリハビリテーションセンターのスタッフ1名がトレーナーとして帯同しました。 両種目とも残念ながら初戦での敗退となりましたが、選手は今後のレベルアップに向けて課題を見つけることができた貴重な大会になったと思います。スポーツリハビリテーションセンターではこれから冬の大会に向けてフィジカルトレーニングを中心にサポートに取り組んでまいります。

当センターでは、年代・種目に関わらず地域のアスリートのスポーツ活動をサポートいたします。

 

◆リハビリテーションについて◆
〇時間:月~金  17時~ ※予約制 (保険診療)
※担当スタッフとご相談のうえ、ご予約をお取り下さい。
※リハビリテーションの実施については、医師の診察が必要です。
スポーツ外来(平川宏之医師)の診察は、水曜 午後です。

〇場所:倉敷平成病院 リハビリテーションセンター内

〇ご予約・お問合せ:086-427-1111 「リハビリセンター」へとお伝えください。
(予約受付  月~金/8:30~17:00 土/8:30~12:00 )

スポーツリハビリテーションセンター  T・O

 

第59回のぞみの会だよりー5ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

10月27日(日)開催の第59回のぞみの会まで、9月7日(土)で残り50日となります!

あと50日をスタッフ一丸となって、皆さまに楽しんでいただけるように、心を込めて準備していきたいと思っております。

今年は、6年ぶりに作品展示のコーナー「ギャラリーのぞみ」が開催されます。予防リハビリ・通所リハビリやドリームガーデン・グランドガーデンなどの施設系の方からお寄せいただいた作品を展示します。

また、外来患者様やご家族の方からの作品も大募集しています。手芸や写真・絵・生け花など大歓迎です。ぜひ、この機会に日頃の成果を発表してみませんか?

第59回のぞみの会実行委員 ローズガーデン倉敷 F

※第59回のぞみの会 お申込みはこちらからどうぞ(Googleフォーム)

※ポスターは臨床工学科が作成したものです。

アルツハイマー病の新しい治療と「新しい認知症観」

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

前回のブログで,アルツハイマー病の新しい治療のことを書きました.

当院は,岡山県の認知症疾患医療センターに指定されていることもあり,アルツハイマー病の新しい治療薬であるレカネマブ(レケンビ®︎)の投与体制を構築してまいりました.既に20名近くの方に投与を開始しています.

レカネマブ(レケンビ®︎)について,全仁会ニュースの4・5ページで紹介していますので,興味のある方はご覧ください.

http://www.heisei.or.jp/wp-content/themes/child/dl/zenjin-news/zenjinkai_news114.pdf

また,今週はじめ,令和6年1月に施行された認知症基本法に基づく「認知症施策推進基本計画」案が関係者会議で大筋で了承されたというニュースがありました.この会議には認知症の人も委員として加わって意見を述べ,認知症とともに希望を持って生きるという「新しい認知症観」が示され,さまざまな施策を認知症の本人の視点に立って進める姿勢が強調されています.とても長い詳細な計画案ですが,一読すると,これからの認知症に関わる国や各行政機関の方針や医療・介護の方向性など,いずれも私たちの生活に深く関わる新しい考え方が見えてきます.

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ninchisho_kankeisha/dai6/siryou.pdf

ぜひ,ご一読ください(スゴーーく長いけど...全部で31ページ...)

認知症疾患医療センター センター長 涌谷

イラスト:イラストAC

初めまして!新人ソーシャルワーカーです!

9月になりましたが、まだまだ暑い日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか?

私事ですが、4月に就職し5ヵ月が経ちました。医療ソーシャルワーカーになりたいと思い、社会福祉士の国家資格を取得し医療ソーシャルワーカーとしてスタートすることができました。入職してから疾病、社会資源、制度など全てに知識不足を感じ、調べたり先輩に教えてもらいながら、早く皆様のお役に立てれるようになりたいと思って勉強しています。
この5ヵ月間を振り返ると、医療ソーシャルワーカーにどのような視点が必要なのか考える場面が何度もありました。患者様・ご家族様が退院後どのようなことに困り、生活するうえで何が必要か、地域で生活する人の立場になって考える「生活者」の視点が重要であると考えています。
また、医療ソーシャルワーカーは、患者様の自己決定を尊重しその想いを他職種に伝えていく役割を担っており、伝わる伝え方が重要だと改めて感じています。そのためには、ご家族様やケアマネジャーから情報収集し、患者様の生活、価値観などを知ったうえでその人の生活背景を想像して他職種に伝えることが重要です。患者様やご家族様の想いを一番に考え、希望する生活へと繋いでいけるように他職種と連携しながら皆様の生活を支える一員になりたいと日々思っています。
私の目指す医療ソーシャルワーカーは、患者様・ご家族様に寄り添い続けることのできる医療ソーシャルワーカーです。今の私は、まだまだ知識・技術ともに不足しており、日々勉強しています。指導者にアドバイスをもらいながら、皆様のお役に立つことができるように精進していきます。

地域医療連携センター Y.S