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【倉敷南高等学校放送無線部に当院臨床検査部が取材協力しました】

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

10月30日、倉敷南高等学校放送無線部の取材依頼に、当院臨床検査部が協力いたしました。同部は、岡山県高等学校秋季放送コンテストに出品するため、「地元の話題」をテーマに番組を制作中で、当院のブログ記事をきっかけに臨床検査部門への取材が実現しました。

番組の企画立案、取材交渉から編集まで全て生徒たち自身で行っており、今回は2年生3人、1年生1人の計4人が顧問の先生に引率されて来院しました。放送無線部全体では20名の部員が活動しているそうです。

現在、番組は11月16日15時の提出締め切りに向けて編集中とのことで、内容についての詳細は控えさせていただきますが、部員の皆さんの健闘をお祈り申し上げます。
また、部員のお一人は将来の夢として臨床検査技師を目指しているとのことで、取材の合間には進路や仕事についても話が弾みました。

始終緊張気味の生徒さん達でしたが、集合写真では笑顔を見せてくれました。今後のさらなる活躍を応援しております。倉敷平成病院としても様々な形で地域貢献できることに喜びを感じるこの頃です。

広報課

#倉敷南高等学校 #放送無線部 #岡山県高等学校秋季放送コンテスト #番組制作 #応援
#地域と共に #倉敷平成病院

高梁中央病院さんが倉敷平成病院のナースコール見学に来院されました

カテゴリー: 看護部, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

当院は全国的にもかなり早い段階でナースコール(NC)をPHSからスマホへ切替を行っています。
以前に、岡山県の医療情報技師会の勉強会でNC導入についての報告を行っていた経緯もあり、高梁中央病院のシステム管理ご担当者から相談を頂き、10月3日(木)に当院のNC見学に来られました。

高梁中央病院からは戸田 桂介理事長はじめ、看護師、事務の6名で来院されました。当院からは看護師2名、情報管理部門担当者1名と私の4名で対応いたしました。
最初にNCの運用に関する疑問点等の質問事項にお答えし、現場(2F病棟)での実機での動作確認を行いました。
質問は、PHSからスマホへの切り替えに伴うメリットや、スタッフの操作(使いやすさ)に関することに対して多くいただきました。高梁中央病院では、NCと院内内線電話機能を併用したいとのご意向で、通話の品質状況について大変気にかけておられました。
当院ではNCの仕組みにプラスアルファの機能として、コミュニケーションツールを導入しています。これにより、プッシュツートーク(トランシーバー機能)を有することが出来ており、看護師の大きな業務変化に繫がっており、この点についてもとても興味を示されていました。
現場では実際に看護主任が実機を操作して説明を行い、NCの使用感についても入念に確認をされていました。
ナースコールのスマホ化は、システムそのものよりもネットワーク部分の構築が最重要ポイントです。当院も稼動当初は、ネットワークの部分で看護部の方々にはご迷惑をおかけしました。患者様の命に直結するシステムでもありますので、今回の病院見学が高梁中央病院のより良いシステム構築の一助になれば幸いです。

医療事務部 副部長 S

※倉敷平成病院ではケアコムのナースコールシステムを導入しています。

2023年には寺岡記念病院さんが当院のナースコールシステムをご見学にこられました

第59回のぞみの会だよりー11ー開催報告午後の部

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

午後からのふれあい広場では、スポーツリハビリ体験や、認知症疾患医療センターのもの忘れチェック、健康相談や、創作コーナー、シールラリーと盛り沢山であっという間の1時間30分でした。

ご来場いただいた方々と声を掛け合いながらふれあう中で、医療・福祉の原点を垣間見るひとときとなりました。
また来年さらに充実した「第60回のぞみの会」で皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。

副院長・のぞみの会実行委員会委員長 S

第59回のぞみの会だよりー10ー開催報告 午前の部

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

第59回のぞみの会を10月27日(日)9時30分~14時で開催いたしました。今回は6年振りの昼食、ふれあい広場開催の形式でした。心配した雨も開催中は降らず、430名の方々がご参加下さり、盛況に終えることができました。

今年のテーマは『元気で自分らしく生きる~全仁会の予防と医療~』でした。
高尾聡一郎理事長の開会挨拶でまた皆さんとこうしてお会いできることを喜び合いました。
勉強会は脳神経外科部長山下圭一先生が「脳卒中の外科治療-時には手術も役に立つ―」と題して、脳卒中を予防するためのポイントまた治療法について、ことわざを例えに分かりやすくお話くださいました。
また、形成外科部長安井史明先生は「より良く生きるために形成外科にできること」と題して、形成外科領域について、皮膚のできもの(ガンも含む)の手術、顔面の手術、ヤケド、床ずれなど体表面のキズ、フットケア、美容関連について症例を示しながらご講演くださいました。

また特別講演では高尾聡一郎理事長が「全仁会のトータルヘルスケア」と題して、「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応する」全仁会グループについて倉敷平成病院を中心に、ご説明くださいました。会場からは時に笑いが沸き起こるほど盛り上がりました。

体験発表では倉敷ニューロモデュレーションセンター牟礼センター長の解説を交え、脳卒中後の疼痛軽減のために、脊髄刺激療法を受けられた方が紹介されました。また教えちゃいます私の健康法では90歳を超えて元気に過ごされる方の様子がスライドで紹介されました。編み物が得意な方の手作りアクリルたわしも大人気でした。
リラックスタイムでは予防リハビリスタッフが認知症予防のコグニサイズとストレッチを指導し、会場全体で楽しく取り組みました。医師紹介では、27名の常勤医が登壇し一言ずつスピーチを行いました。

今回新しい取り組みで大変ご好評いただいたのは、くらしき作陽大学音楽学部学生さんで構成された「アンサンブルギフト」による木管五重奏の生演奏で、当院の取り組みをスライドショーで紹介しました。(第2弾 午後の部へつづく)

副院長・のぞみの会実行委員会委員長 S

#倉敷平成病院 #のぞみの会 #感動をありがとう #元気で自分らしく生きる #全仁会の予防と医療

第59回のぞみの会が開催されました

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさん、こんにちは。急に朝晩の冷え込みが強くなってきましたが、体調を崩していませんでしょうか?私は9月末に育休から復帰し、毎日が一瞬で終わっています。仕事と育児と家事を両立させている方たちを尊敬する日々です。

先日、10月27日(日)に第59回のぞみの会が開催されました。
例年通りの規模での開催はコロナ禍後初めてだったので、久しぶりにのぞみの会のにぎわいを感じることができました。

臨床検査部では、先着25名の方に動脈硬化度検査、体液量・細胞外液量検査、聴力検査を実施しました。

動脈硬化度検査(CAVI/ABI)は、動脈の硬さを調べる検査で、動脈硬化が進行するほど高い値になります。
体組成測定検査(インボディ)は、体の水分量、タンパク質や体脂肪量、筋肉量、基礎代謝量などが測定できます。
(気導)聴力検査は、どのくらいの音まで聞こえるかを測定します。

多くの方が検査受付に来てくださり、すぐに先着25名枠ががいっぱいになってしまいました。
聴力検査を受けられた方の中には、自分で思っているよりも検査結果から聞こえていないことがわかり、「耳鼻咽喉科を受診してみる」と言われた方もおられました。
検査を受けられた方からは「気になっていたから検査をしてもらえて安心した」「ありがとう、来年もまた来るね!」と言っていただくことができました。

動脈硬化が気になるな…と思ったら生活習慣病センターを、聞こえが悪くなっている気がする…と思ったら耳鼻咽喉科を受診し、検査を受けてみてください。

臨床検査部 Y.A

第13回日本認知症予防学会学術集会参加報告

第13回日本認知症予防学会学術集会が「人として輝き続ける社会の実現を目指して」をテーマに2024年9月27日(金)~29日(日)パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて開催され、当院からは5名が参加しました。
涌谷陽介認知症疾患医療センター長は、「認知症の多職種協働、専門職の躍動」についての座長と、「もの忘れ外来初診者におけるレカネマブ投与基準適合者の検討」についてポスターセッションをされました。

菱川望脳神経内科部長は「認知症関連疾患、認知症とCOVID-19」について評価委員を務められました。

■ポスター発表:「認知症における比喩理解と認知機能の関係―ADとDLBとの比較―」
藤本憲正(ST・CP科課長)
言語聴覚士からは、軽度アルツハイマー型認知症(AD)者とレビー小体型認知症(DLB)者のコミュニケーション障害は存在するのか?を比喩理解課題を用いて検証し、またそれはどのような認知機能と関連するのか?について発表しました。いずれも健常者よりも比喩理解課題成績は低下し、ADは失語症状と遂行機能障害によって低下する可能性、DLBは遂行機能障害によって低下する可能性が示唆されました。会場参加による発表は感染対策緩和以降初めてで、久しぶりの発表前段階の疲労感、発表直前の緊張感、発表後の達成感を思い出すことが出来ました。

■口演発表:「非薬物療法によるBPSDへのアプローチ―不安への対応でBPSDが落ち着いた一事例-」
安信 陽菜(ST・CP科 公認心理師)
公認心理師からは、病棟で関わった患者さんの事例を発表し、認知症の行動・心理症状への対応や、昨年度から開始した園芸活動について紹介しました。学会では認知症領域で働く公認心理師の取り組みを共有できただけでなく、他の病院・施設の方の報告を拝聴することで、今後公認心理師の強みを活かし、患者さんとどのように関わっていくか、改めて考えるきっかけとなりました。学会で得たアイディアを参考にしつつ、今後もチーム全員で患者さんと関わることを大切にして業務に励んでいきたいと思います。

口演発表:「通所リハビリテーションにおける軽度認知障害に対する認知症予防の取り組み」
坂本千尋(倉敷老健 通所リハビリテーション介護主任)
通所リハビリテーションにおける軽度認知障害に対する認知症予防の取り組みについて、予防リハビリとの合同研究の内容を発表しました。研究期間が短かったため、思ったような結果は出ませんでしたが、今後もMCI予防の為に、取り組んで参ります。このような大きな会場での発表は初めてで、とても緊張しましたが、無事に発表する事が出来、このような機会を頂けたことに感謝致します。

 

第12回日本認知症予防学会学術集会参加報告

第11回日本認知症予防学会学術集会で倉敷平成病院より3名発表、涌谷センター長は浦上賞を受賞

第7回認知症予防学会にて浦上賞受賞

サルコペニア

朝夕には秋の訪れを感じられる季節となりました。食欲の秋やスポーツの秋とはよく言いますが、皆様はしっかりとお食事を摂って運動をすることができていますか?今回は食事量の低下や運動不足により引き起こされるサルコペニアについて話をしていきたいと思います。

〇サルコペニア(筋肉減少症)とは?
サルコペニアとは、加齢にともない食事量や運動量が減少することで引き起こされる、身体の骨格筋量が減少した状態のことです。65歳の以上の男女の20%程度がサルコペニア状態にあると言われています。サルコペニアは移動能力の低下、日常生活動作能力の低下をきたし、転倒や骨折のリスクを高めるだけでなく、様々な病気の罹患率を高めると言われています。

〇サルコペニアの簡易チェック
・指輪っかテスト
両手の人差し指と親指で輪っかを作るようにして、利き足ではない方のふくらはぎの最も太い部分を囲んでみましょう。ふくらはぎの方が輪っかより太い、または輪っかとふくらはぎの太さがちょうどの場合は筋肉量が十分あると考えられます。反対に輪っかとふくらはぎの間に隙間ができる場合は筋肉量が低下しており、サルコペニアである可能性が高い状態と言えます。


〇サルコペニアの予防と改善のためには?
身体の筋肉量を増やすためには、ただ運動をすれば良いという訳ではありません。食事量が少ない、または栄養バランスが整っていない食事内容のまま運動を行うと、逆に筋肉量が減少してしまう場合があります。
空腹状態や低栄養状態のまま運動を行うと、身体を動かすためのエネルギーが足りなくなってしまいます。そうなると身体の細胞は、既存の筋肉を分解してエネルギーに変えてしまいます。その結果、筋肉量を増やすために運動を行っているのに、逆に筋肉を分解して減らしてしまうということが起きます。
以上のことから、筋肉量を増やすためには栄養バランスの整った食事を摂った上で、筋力トレーニングを行うことが必要となります。特に筋肉を合成するためには、蛋白質の摂取が重要となります。毎食のメニューを決める際には蛋白質の多く含まれた食材を積極的に使用すると良いでしょう。

今回はサルコペニアについてお伝えしました。サルコペニアになると転倒や骨折のリスクが高くなるため、予防することが重要です。まずは指輪っかテストでご自身のサルコペニアのリスクをチェックされてみてはいかがでしょうか?

予防リハビリ K

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

イラストAC:介護の無料イラスト素材集 けあぴく

グループホーム 2024秋祭り開催 ご報告

厳しい残暑もようやく終わりを迎え、少しずつ秋めいてきた今日この頃、グループホームでは毎年恒例の秋祭りを10月15日に開催しました。
「わっしょい!わっしょい!」とご入居の方々のかけ声のもと、職員手作りの神輿を担ぎ、秋祭りがスタートしました。ヨーヨー釣りに真剣なまなざしで取り組む方、焼きそばやフランクフルトを夢中で頬張る方、みなさんそれぞれ思い思いの時間を過ごされていました。
お祭りの雰囲気を少しでも楽しんでいただけたのではないかと思います。

ピースガーデン倉敷4階 グループホームのぞみ M.S

第59回のぞみの会だよりー9ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

10月25日(金)で、第59回のぞみの会まで、ついにあと2日となりました。のぞみの会実行委員会をはじめ全仁会職員全員で、地域の皆様をお迎えする準備が整いつつあります。

4月から定期的に実行委員会で準備をしてまいりました。10月9日と23日には、管理職含め「拡大実行委員会」を開催し、ご来場の皆さまをお迎えする最終確認を行いました。

6年ぶりのフルサイズでの開催となり、今までの良かったところを生かしつつ、そこに新たな取り組みも加え、来場者の皆様に楽しんでいただき、地域の皆様に全仁会のことを知っていただき、好きになって頂く機会だと思っています。
第59回のぞみの会 「元気で自分らしく生きる~全仁会の予防と医療」皆様のご参加を心からお待ちしております。
心配されていたお天気もまずまずのようです。是非ご来場ください。

第59回のぞみの会実行委員 南町ケアプラン室 Y

 

 

家族会のご紹介

爽やかな秋風が心地よい日が続いておりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目でもあり、体調を崩しやすい時期になりますのでお気をつけ下さい。

本日は、当院で開催しております家族会についてご紹介させていただきます。

当院のもの忘れ外来に通っておられる方のご家族の方を中心としたコミュニケーションの場を持ちませんか?という主旨でご家族の方と倉敷平成病院スタッフにもサポートいただいて参加者全員で作る会です。ご本人のご参加も可能です。
毎月第3土曜日13:30~15:00まで病院で開催をしています。

元々は同グループのピースガーデン倉敷の交流センターを借りて開催していましたが、コロナが流行り、一時期はZOOMを用いてオンラインでの開催をしていました。今年からは開催場所を病院に移し再開しております。

内容としては、具体的なテーマは決めてはおりませんが、普段のご家庭の様子や近況報告、こんな時はどうしたらいいか?といった対応方法など、思い思いのことをテーマに話し合いながら意見交換を行っています。
実際に参加されている方の感想として、「認知症への考え方が変わりました」「認知症で大変なのは、自分の所だけじゃないんだと思い気持ちが少し楽になりました」など。
家族会に参加をしたからといって、必ず喋らないといけない訳でもありません。参加されて他の方の意見を聞いて帰られる方もおられます。
少しでも、皆様のより所になれるような家族会になればと思っていますのでお気軽にご参加いただければと思います。

認知症疾患医療センターとしても、随時ご相談を受け付けておりますので家族会に限らずお問い合わせください。

認知症疾患医療センター 精神保健福祉士 A